政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 習近平が毛沢東になれない具体的な理由について、の話です。 忍者ブログ
27 . April
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13 . March
さてさて、前回は米朝会談で蚊帳の外にされた事が内外に示されて。
中国。習近平の落ち度が目立ってしまった。・・・と言う話でした。

うん。まあ。これはねぇ。
これは完全完璧に習近平の自爆だろうなぁ。と思いますね。やっぱり^^;
だって。
北朝鮮問題がどうなってしまうのか。交渉で解決するのか。
はたまた決裂して戦争に突入してしまうのか。そんな重大な時期。
それも朝鮮半島どころか。アジア全体の情勢が左右する。と言うような局面にあって。
国家主席の任期を撤廃します。第二の毛沢東になります。
中華帝国の皇帝を目指します。・・・って、丸きりのバカですからね^^;


とまあ、バカだ。バカだと言い続けていても仕方ありません。
本日は前回に引き続きまして、中国・・・と言うよりも。
習近平の今現在の状況についての話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に改めての確認です。
先頃に習近平が国家主席の任期撤廃を宣言した事と言うのは。
これは紛れも無く第二の毛沢東。中華帝国の皇帝を目指す事そのものであり。
今までのような名目上の独裁者では無く、完全無欠の独裁者になる事への宣言です。
ハッキリ言ってしまえば、習近平が遂に本性を見せたわけですね。


いやいや、ホントにね^^;
さすがに私としても・・・この時期で、この行動は予想外の展開でした。
えーと。これも以前にチラッとだけ書いたんですが。
確かにね。
現在の北朝鮮。朝鮮半島情勢においては中国は部外者のような立場であり。
その意味では正確に状況を把握していなかった。と言う部分もあったかと思います。

でも、それでもさ^^;

地理的。地政学的な点から考えれば、朝鮮半島で何が起こっているのか。
アメリカと北朝鮮の交渉がどうなっているのか。
大体の内容を把握する程度であれば、いくら部外者の立場であったとしても。
中国政府。習近平の立場であれば知っていたはず。わかっていたはずなんです。
なので、百歩譲って米朝会談の開催が決定される事は予測出来なかったとしても。
現在の朝鮮半島情勢が極めて重大な局面であった事を理解出来ないはずがありません。

そして、理解していたのならば。
今ここで国家主席の任期撤廃などと言うような。そんな大勝負を仕掛けるはずが無い。
そんな状況では無い事くらい誰にだってわかっていたはずです。
一般的な政治家程度の実力があれば、今はまだ動くべき時では無い。と、
そのような妥当な判断一つ出来たはずなんです。

それが習近平には出来なかった。
何を焦ったのかは知りませんが、こんな重大局面で不用意に動き出してしまった。
これは信じられないほどの恐るべき愚行であり、大自爆です。

・・・ここまで習近平の実力が低いとは、私も予想していませんでした。



それでまあ、この点について。もう少し詳しく話を進めていきますとね^^;

習近平が第二の毛沢東。中華帝国の皇帝になろうとしていた事は。
これは何と言うか・・・公然の秘密だったわけですけれど^^;
それでも実際に行動するか否か。と言うのは、当然ながら大きな違いになります。
うん。そうですね。
習近平が動いた。本性を見せた。となれば、それだけで物凄い変化が発生するんです。
そして、一度変化が発生した後で間違えました。やっぱりやめます。
・・・なんて事は絶対に出来ないわけです。当たり前の話ですけどね^^;

だから、いつどうやって習近平が第二の毛沢東になろうとするのか。
中華帝国の皇帝になろうとするのか。
その一点こそが現在の中国における最大の争点だったわけなんですけれど・・・。
そんな中国の最大の争点が、ほぼ見切り発車で実行されてしまった事が。
米朝会談の開催決定と言う一つの事実だけで確定してしまったんです。


なぜ確定したのか?

それは習近平の状況を考えれば必然的に判明する事なんです^^;
中国の最大の争点は、いつどうやって習近平が第二の毛沢東になるのか?ですが。
この場合に「いつ」と言う時期が確定するのは流動的でした。予測が難しかったんです。
ただし、大雑把な予測であれば可能です。
それは時期を決めるのが「どうやって」と言う手段で決まるからです。
そして、この場合における「どうやって」の手段は基本的には確定しています。


あの、ですねぇ。
習近平が完全無欠の独裁者になるためには、全ての敵対勢力を排除する以外にありません。
しかしながら、敵対勢力は大きく簡単には排除出来ない。
・・・まあ、排除出来なかったから今まで名目上の独裁者でしかなかったわけです^^;
と言うわけで。
そんな弱い立場の習近平としては、どうしても敵対勢力を分断する必要があるんです。

まずは中国国内の反習近平派と北朝鮮を分断させるために。
北朝鮮との関係改善を模索する。
反習近平勢力と北朝鮮を切り離し、離間工作に成功した上で。
その上で中国国内。中国共産党内部を完全に掌握。支配する。
次に金正恩を排除し、北朝鮮に傀儡政権の樹立させる。
これにより軍事クーデターの可能性がある北部戦区を懐柔。解体させる。
そこまでやって、ようやく習近平は第二の毛沢東。中華帝国の皇帝になるわけです。

これが習近平が実行するだろう手段の具体的な内容です。
うん。大体は当たらずとも遠からず。くらいにはなっていると思いますね^^
・・・これよりも大きく変わる。と言う事は無いでしょう。


でまあ、習近平が本性を見せる時と言うのは。
基本的には、これらの事が出来ているか。確実に出来る状況以外には無いわけであり。
逆に言えば。
これらの状況が確立したか否かによって、習近平が動くか否か。
大雑把ながらも、その予測を組み立てる事が可能である。・・・わけです^^;
まっ。私みたいなチンピラ風情がやっていたわけですからねぇ。
おそらく世界中の対中戦略担当官は、同じように考えて中国を見ていたはずです。

であればこそ、です。
先頃に習近平が国家主席の任期撤廃を宣言した時と言うのは。
本当の本当に世界中の誰もが予想していなかっただろうなぁ。と私は思います。
これほど朝鮮半島が重大局面を迎えているのに。
ここで習近平が動く事など可能なのか。と誰もが驚愕した事でしょうね。きっと。


でも、真相は物凄く単純明快でした。
習近平は何一つ考えずに。何も計画も準備もせずに。
ただ見切り発車で動いただけ。本性を見せただけだった・・・わけです。

うん。その証拠が先頃に発表された米朝会談の開催決定になります。
あの発表は完全に中国を部外者として追いやり、強力に牽制するものでした。
アメリカも北朝鮮も、どちらも共に中国を一切信用していない。と、
中国との関係は悪化したままだと言う事を、世界中に知らしめたものでした。

この時点で習近平は北朝鮮。金正恩との関係改善に失敗したのであり。
ひいては反習近平勢力の分断にも失敗した。
何一つ計画も準備も出来ていなかった。と言う事になります。
すなわち習近平は何も考えていなかった。何の計画も準備も無いままに。
ただの思い付きで第二の毛沢東。中華帝国の皇帝になる事を宣言しただけだった。
信じられないほど愚かに習近平が盛大に自爆しただけだった、と言う事になります。



・・・いやまあ、なんとも信じ難い愚劣さですけれど。
でも、そう結論付けるのが一番妥当だろうなぁ。と私は思いました。

習近平にとっての一世一代の大勝負を、こんなバカな形で実行するだろうか?
中国と言う国家の存亡が問われるほどの重大な決断を、
こんな軽率な形で実行するだろうか?・・・と、
ちょっと私としても未だに警戒しているんですけど・・・無いんですよねぇ。

この状況から習近平が完璧な独裁者となる可能性が皆無なんです。
反習近平派を排除し切れないままに第二の毛沢東。中華帝国の皇帝を名乗ったら。
その先にあるのは中国の分裂であり、内戦状態に突入する以外の未来が見えません。
ええ。そうですとも。
現在の状況であれば反習近平勢力が一致団結して習近平に抵抗する。と、
そのような可能性が極めて高いですからね。

かと言って習近平としても、間違えました。やっぱりやめます。とは言えませんし。
そもそも習近平にとって諦める。と言う選択肢は無いはずです。
まず間違いなく習近平は諦めないはずです。
無理やりにでも。どんな手段を使ってでも完全完璧な独裁者になろうとするはずです。
その意味でも・・・文化大革命と言う選択肢は現実味を帯びてくるわけです。


あの、イマイチ中国人の方々は・・・韓国人と同様に危機感が無いようですけれど。
今のままであれば本当に文化大革命は起こるんですからね?
しかも。
これから習近平が引き起こす第二次文化大革命は失敗するはずです。
うん。十中八九は失敗するだろうと私は予想しています。
過去の毛沢東の時と比較すれば、あらゆる意味で状況が悪過ぎますからね。
なので、たぶんですが・・・毛沢東の時よりも悲惨な状況になるはずです。

そんなわけで。
結果的には習近平の自爆も同然。破れかぶれの言動に巻き込まれる形で。
中国の全ては破滅して、崩壊する事になると共に。
どうやっても中国人だけでは対応出来る状況では無いはずなので。
やはり周辺各国。国際社会が対応する必要があるだろうなぁ。と言うのが私の予想になります。



・・・まあ、あくまでも私の個人的な予想でしかありませんけどね。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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