政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 北朝鮮にとって平昌オリンピック期間中が、アメリカとの最後の交渉になるかと思います。 忍者ブログ
18 . May
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13 . February
えーと。前回は朝鮮半島の話題から、アジア戦略の中心となる中国の話でした。

まあ、色々と書いてしまったんですけれど^^;
ともかく今の私が言うべき事は一つだけ。
それは、アメリカが北朝鮮攻撃する可能性が極めて現実的になった。と言う事です。


あの、このブログでもそうだったんですけどね。
私個人としては、アメリカが北朝鮮を攻撃する可能性は低い。と見ていました。
現在の状況を考えれば、ある程度の段階で妥協するだろう。と思っていたんです。

ですが、先頃の株価の大暴落を見て、私は自分の考えを変えました。
アメリカは本気です。
そして、それに追随する日本もまた本気です。すなわち日米同盟が本気なんです。
冗談でも何でもなくて、このままではアメリカは北朝鮮を攻撃するでしょうし。
その場合には木っ端微塵になるまで。徹底的な攻撃になるだろう。と私は思います。

・・・なかなかに厳しい状況になってしまったわけですね。

しかしまあ、そうは言いましてもね^^;
オリンピックが終わるまでに、まだ一ヵ月の猶予があるわけです。
この一か月間で状況が変わらない。とも言い切れませんからね^^;
そんなわけで。
本日は前回に引き続きまして、一つ一つ確認していきたいと思います。
それでは参りましょう^^


でまあ、最初に基本的な事から書いておきますとね。
時間をかけて慎重に対応する。と言うのも大変によろしい事ではあるんです。
ただし、何事においても限度と言うものがあります。
ですから、北朝鮮を攻撃する軍事行動は無論の事。
交渉する場合でも、この平昌オリンピックが最後だろう。と私は考えていました。

あの・・・時間は無限にあるものではありません。
特に政治の分野においては時間的な制約のある問題が多いのです。
そして、北朝鮮の問題。朝鮮半島の問題と言うのは、ここが限界点です。

このオリンピックを過ぎてなおも北朝鮮の問題が継続する。
朝鮮半島情勢が安定しない。と言う場合には、ある程度の妥協も致し方無い。と、
そのように私は考えていたんです。
なぜならば、中国への対応が後手に回ってしまうからです。

もしも中国への対応が後手に回る。対応が遅れる。なんて事になったら。
それこそアジア地域どころか。世界全体の危機になってしまいます。
それで、そうなるくらいならばね。
オリンピックまでで朝鮮半島の問題を妥協してでも、一時的に切り上げて。
中国への対応こそ最優先として行動するべきだろう。と言うのが、
私が個人的に考えているアジア戦略だったわけです。


まあ、さらに言うのならばね^^;
これ以上に時間をかけると北朝鮮がICBMを完成させてしまったり。
韓国を完全に乗っ取ってしまう。と言う事も十分に考えられますからね^^;
そういう意味でもオリンピック以上に結論を先延ばしにする選択肢と言うのは。
今の日本やアメリカには無いだろうなぁ。と私は思うんです。

まだ北朝鮮はICBMの完成までは至っていません。
であればこそ、今の段階で交渉をして核開発を阻止する。
ICBMの研究開発を凍結どころか。根本的に破棄させる。
・・・と言うような事も交渉次第では不可能ではない。と私は考えておりましたし。

うん。おそらくアメリカ政府も、そう考えているはずだ。
北朝鮮への攻撃するのは無駄にリスクが高過ぎるし。
そもそも勝って得るもの少なく、負けれ大損となれば。
そんな無駄な事をアメリカ政府。トランプ大統領はしないだろう。と思っていたんです。


・・・もう少し踏み込んだ意見を述べるのならば。
北朝鮮がICBMを完成させようとしている背景には。
ある意味では、ICBMが完成する前にアメリカと交渉したい。
アメリカと全面対決をする前に交渉を進めたい。との意思表示でもあって。
北朝鮮側から様々なアプローチが水面下で行われているはずだ。と、
そのようにも私は考えていたのです。


さすがに北朝鮮。金正恩とてバカじゃ無いはずです^^;
確かにICBMは完成すれば北朝鮮の立場は極めて強くなるけれど。
でも、本当に完成させたりしたらアメリカは本気で大激怒するかもしれない。
それゆえに。
北朝鮮。金正恩としてはICBMの研究開発を完全凍結。放棄しても構わない。
そう考えていたはずですし、逆にそう考えていなければ話になりません。

核兵器などを含めた安全保障に関する合意を日米両国。
あるいはロシアを含めた形での合意をする。
ついでに拉致被害者も返す。竹島も返す。仏像も返す。反日もしない。
その代わりに核兵器の保有を黙認しろ。北朝鮮を国家として認めろ。
朝鮮半島全域の支配権を認めろ。

・・・と言うのが北朝鮮側。金正恩側の条件だろうと私は考えていたんです。
以前にも書いた事ですが北朝鮮。金正恩はアメリカと戦う事など考えていません。
ただ自分達が生き残る事。朝鮮半島の支配者となる事だけを目的としています。
ハッキリ言いまして、そんな北朝鮮。金正恩にICBMは必ずしも必要無いんです。
ましてや。
アメリカを本気で怒らせて全てがパーになるとなれば、本末転倒です^^;
北朝鮮。金正恩としては、アメリカを本気にさせないまま。
交渉による解決。和解を目指す事こそが最大の目的であるはずだからです。

・・・だから、もし仮にね^^;
北朝鮮。金正恩が本気でICBMを開発しようとしていたのだとしたら・・・。
ちょっと私も金正恩に対する評価を引き下げます。
だって、そうだとしたら完全に手段と目的を取り違えていますでしょう?
オイオイ。この土壇場に、なんて致命的な間違いをしているんだ。・・・です^^;


でまあ、その話はともかくとして。
今しがた書いた事が北朝鮮。金正恩の条件であるのならば。
交渉によって妥協点を模索する。と言うのも決して不可能な話では無いだろう。
とまあ、そんな風に私は考えていたわけで御座います。うん^^;

しかし、です。

ここにきて日米両国が私の予想を上回る動きが出現しました。
うん。そうですとも^^;
それがオリンピック直前に起こった株価の大暴落になるわけで御座います。
あまりに不自然なアメリカ経済の動きを見て、私としても考えを改めました。



あの、ですねぇ。
500ドルとか。600ドル程度であれば私は何も言いませんでした。
まあ、普通の事だからです^^;
うーん。大目に見て800ドル程度までならば、私もギリギリで納得しました。
株価と言うのは上下するものであり何の理由も無くても。
何の前触れも無くても、下がる時は下がるものだからです。

ですが。

これが1000ドルを超えた。リーマンショックを上回るような規模で暴落した。
しかも一時は史上初の1500ドルを超えて大暴落した。・・・と、
この変化を通常の株価の値動きだ。と言われても私には納得出来ません。
いくらなんでも許容範囲を超えています^^;


さらに言えば日米両政府が揃って、この動きに対して何一つ具体的な動きを見せない。
そもそも発言すらしない。となれば、これは明らかに普通じゃない。
となれば、何らかの事情によって株価が暴落した。と考える以外には無く。
暴落した状況と時期を考えるのならば。
これは・・・おそらく北朝鮮に対する凄まじい警告だろうなぁ。と私個人は考えています。

それで自国経済を犠牲にするような。まさに狂気の沙汰のような事をしてまで。
そこまでして北朝鮮に警告を発した。とするのならば。
これは、日米両国は北朝鮮に対する最終的な結論として。
軍事的な手段による問題解決を本気で考えているだろう。と私は考えを改めました。
本当に戦争が勃発するかもしれない、わけです。



アメリカは、北朝鮮のICBMの開発を本気だと見たんでしょうね。
北朝鮮は本気でアメリカを攻撃するかもしれない。
そんな攻撃する手段を保有して、その上でアメリカを恫喝しようとしている。と、
そのようにアメリカ政府。トランプ大統領は判断してしまった。

・・・うん。この点については北朝鮮。金正恩の落ち度でしたね。

アメリカを本気にさせる前に交渉によって和解する。
それこそが北朝鮮。金正恩の狙いだったと言いますのに。
あまりにも核開発を推し進め過ぎて、アメリカを本気で怒らせてしまったのです。


今のアメリカの怒りは、どう考えてもブラフ。コケ脅しの類ではありません。
本気の本気でアメリカは北朝鮮を攻撃する準備を進めています。
ただ。
一つ希望的な事を述べるのだとすれば、まだ時間的な猶予がある事。
オリンピックが終わるまでの間。その間までは、まだ交渉する余地がある事です。
うん。そうですね。
文字通り最後の交渉とも言うべきラストチャンスが、まさに今です。

これに失敗したら・・・アメリカは単独でも北朝鮮を攻撃する事でしょう。
たぶん遅くともゴールデンウィークの手前辺りです。
その辺りまでにアメリカは行動を開始して、北朝鮮は終わりです。
世界地図から北朝鮮と言う存在が消滅する事になるでしょうね。



それでまあ、これは蛇足の話になるんですけれどね。

あくまでも私の希望的な観測と言うか。単なる楽観論かもしれませんが^^;
先の株価の大暴落。
あれが北朝鮮に対する物凄い警告である。と仮定するのだとすればね。
北朝鮮の出方次第では話を聞いてやる。と言うアメリカの意思表示でもある。
そういう意味では、アメリカはまだ交渉の窓口を完全に閉じたわけではありません。
まだ戦争を回避する可能性は残されていると思います。


ただし、最後の交渉である事は間違いないだろう。とも私は思います。
ここまでアメリカを本気で怒らせてしまった以上。
交渉それ自体は非常に厳しいものになってしまう事でしょう。
しかしながら。
これが最後の交渉であるのならば、必ず成功させる以外には無いのです。
オリンピックが終わるまでの一か月間。
死に物狂いでアメリカ政府。トランプ大統領を説得するべきです。
それが出来なければ本当に北朝鮮。金正恩の命運は終わる事になります

ぜひとも北朝鮮。金正恩には賢明な判断をして頂きたいと思います。



とまあ、こんなところかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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無題
平昌オリンピックが完全に政治ショーの舞台になって正直メダルより政治ニュースの方に気がいってしまいました。日韓首脳会談や、レセプションの様子など、ニュースを見るに日米が緻密な打ち合わせのもと、自己中心的な韓国そして北朝鮮にもメッセージが分かりやすいよう、行動も言葉も表していたことがわかり、安倍首相が韓国に行くべき理由が理解できた気がしました。そしてあそこまで露骨に韓国が日米を蔑ろにし、北朝鮮を持ち上げることは想像以上で、韓国にとってはもう自殺行為だとしか、、(´д`|||)あの明確なメッセージは文政権に対してと、さらに言えば韓国人民への最後通蝶のように思えました。赤化統一された場合、韓国の資金力が核ミサイル開発のスピードもレベルもあげると思えば、そこから核ミサイル除去交渉は不可能でしょうし、もし核ミサイルを認めるにしても今より交渉条件は悪くなる。除去にこだわるならば人的被害は赤化統一されたあとならもっと増える。でも赤化統一前で韓国と米国が同盟関係の状態なら、ソウルを見殺しに攻撃ができない。ならば赤化統一され、同盟破棄状態になった直後が、半島を攻撃する上でもっともマシなのかなと。あるいは、もっと早くオリンピック後となれば、大規模な攻撃ができないため局所的な攻撃にとどまるのかな、、と想像します。その局所的な攻撃をさせないための時間稼ぎが今で。もし金正恩に、交渉のための核ミサイル開発ではなくそれ以上の名目があるならやはり統一で、理由は米国へ到達可能な核ミサイル完成が韓国との統一条件なのではないかと。韓国としては北朝鮮にへりくだりまくってますけど、現実的に赤化統一となれば国民だって財産没収され経済をぶんどられる話。せめてアメリカも黙らせる核ミサイルがなくちゃ統一へはすすめないという理論なのでは、、(日本に届くミサイルがあっても結局アメリカの核の傘の下なのでアメリカと拮抗しないと意味なしという。)。さらさらさんの、核ミサイルは交渉の手段というのは、約束が効力をもつ国の人の考えであって、半島人からしたら約束など騙したこと.騙されたことと同義なのではと考えました。だから手段と目的がおなじなのはおかしくないのかなと。考えながら書いたのですが、読みにくかったらすみません。
ユキさん / 2018/02/14(Wed) / 編集
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