ユキさん。コメントありがとう御座います。
まず韓国については、どうしようもない。の一言で割愛させて頂きます。
・・・まあ、基本的に私もユキさんと同意見で御座います^^;
ただ一つだけ言うとすれば、南北統一について韓国側から条件なんか出ません。
それほどに韓国の立場は低いからです^^;
あの・・・今の韓国に言及するような要素って何一つ無いんですねぇ。
それで、北朝鮮が信用出来るか否か。と言う点については、
今の北朝鮮。金正恩と言うのは、ある意味では非常に信用出来ると考えています。
ええ。少なくとも韓国政府。ムン・ジェイン大統領よりは遥かに信用出来ます^^;
なぜ信用出来るのか?と言いますとね。
ちゃんと国家戦略を考えて、状況を冷静に正しく認識出来ていて。
その上で自分達の利益。これは国益と表現出来るかもしれませんね。
つまりは、主権国家としてやるべき事をやっている。と言う事実があるからです。
まっ。こんな事を一々説明するよりもね^^;
もっと単純に。簡単に言うのならばロシア。プーチン大統領が信用している。と、
その事実一つこそが、物凄い説得力になるのではないかなぁ。と思います^^;
ですから、北朝鮮が韓国と同様に約束を反故にするような国家であるのならば。
日本やアメリカは当然として、ロシアもまた北朝鮮を相手になどしていないはずです。
逆に言えばロシアは北朝鮮。金正恩を信頼出来る相手だ。と考えているわけです^^;
ロシアは、言うまでもありませんが利害について極めてシビアな国家です。
利用価値も無い相手に対して支援するような国家ではありません。
よって。
ロシアが支援する程度には、今現在の北朝鮮。金正恩には評価するべき点がある。
韓国のような。約束一つ満足に守れないようなバカ国家とは違う。
・・・と言うように考える事が可能では無いか。とも私は思うんです^^;
それで、なぜに北朝鮮が核ミサイルを持とうとするのか否か。と言う点については。
それは本日の話題にさせて下さいませ^^
えーと。それからアメリカが北朝鮮を攻撃する場合の話ですけれど。
おそらく今のアメリカと言うのは、韓国を完全に無視して日本と協力する形での攻撃。
すなわち米韓同盟では無くて。日米同盟により攻撃する事を本気が考えています。
うん。以前から書いておりますように、もう誰も韓国の事なんて考えていないんです^^;
もし考えているとすれば。
韓国国内にいる在韓邦人。在韓外国人の事くらいでしょうね。
それ以外の事は一切合切。全てを無視してアメリカは攻撃する。と私は考えています。
韓国を無視しても、韓国国民以外の誰もが困らないし。誰も文句を言わないからです。
・・・今の韓国って、そういう状況なんです。
それから、局所的な攻撃と言うのは、私個人の意見としては無しです。
そんな中途半端な事をするくらいなら攻撃しない方が良い。
やるんだったら、軍事施設を丸ごと全部を潰す。くらいの事をするべきですし。
北朝鮮それ自体を国家的に破綻させる。と言うレベルまで実行するべきです。
うん。後々の事を考えたら・・・つまりは、安全保障を考えるのならば。
それくらいの事を前提として考えた方が良い。と私は考えています^^
えーと。それで・・・このアメリカが北朝鮮を攻撃する話ってさ。
オリンピックが終わってからでも良いですか?^^;
まだアメリカが北朝鮮を攻撃する。と決まったわけではありません。
うん。そうですね。
平昌オリンピック。パラリンピックでの最後の交渉があるはずですから。
それが失敗した場合に話題として取り上げたいと思います^^
さてさて。それでは本日の話題で御座います。
本日は・・・うーん。ちょっと事態が急展開になってしまいましたので。
少し踏み込んだ話として、北朝鮮の国家戦略について。
今現在の金正恩が何を考えて行動しているのか。と言う事を書きたいと思います。
それでは参りましょう^^
でまあ、前回に書いた事を改めて書いていきますとね。
現在の北朝鮮。金正恩が何を考えているのか?・・・と言う事を考えた場合。
第一に北朝鮮と言う国家の存続です。
第二としては南北の統一。朝鮮半島全域の支配体制の確立です。
これらの北朝鮮の目的は絶対に変わらない。と言っても良いでしょう。
そんなわけで。
北朝鮮の核保有と言うのは第一の目的達成のためであり。
米韓同盟の破壊。在韓米軍の排除は第二の目的達成のためである、わけです。
・・・うん。北朝鮮について考える上で、最も基本的な事はコレになりますね^^;
それで、です。
今までの経緯と言うか。現在の至るまでの朝鮮半島情勢を考えていくと。
もうビックリ仰天するくらいに北朝鮮。金正恩の思惑通りの状況なんです^^;
まずアメリカにとって北朝鮮がそれほど重大な問題では無い。と言う事実です。
正直な話。
北朝鮮を攻撃したところでアメリカには、さして目立った利益はありません^^;
むしろ隣接する中国やロシアなどの存在を考えれば。
北朝鮮への攻撃には、想像を絶するほどのリスクを覚悟しなければならないわけです。
・・・だから、根本的な点としてアメリカにとって割に合わない軍事行動なんです。
この微妙な点を北朝鮮。金正恩はよくよく見極めていました。
この点を利用して実に手際よく今現在の状況を作り上げたと思います。
私個人としては、非常に優れた政治センスだったと判断しております。見事でした。
さらに言えば。
それを後押しするかのような昨今のアメリカ経済の好調です^^;
以前から書いていますが、アメリカ経済が好調なために軍事行動をせずとも。
次の中間選挙でトランプ大統領が勝利する可能性は極めて高い状況です。
・・・金正恩にとってはラッキーな展開でしたね^^
それからウクライナの発端とした米ロ両国の対立も、金正恩にはプラスに働きました。
アメリカによる執拗なまでの対ロ制裁により、ミサイル技術が北朝鮮に流れました。
その結果として北朝鮮のミサイル技術は、飛躍的な進歩を実現したわけです。
それこそICBMの開発も夢では無い。と言うくらいにまで、です。
ついでに言えば、そこからロシアとの関係を強化した判断も素晴らしかったです^^
北朝鮮には北朝鮮の事情があるように、ロシアにもロシアの事情がある。と、
そのように考えて朝ロ関係の強化を目指したのだとしたら・・・。
その外交センス。政治センスには舌を巻いてしまいますね^^;
また、韓国では左翼政権の樹立。
ムン・ジェイン大統領を半ば傀儡とする事に成功しました。
うん。そうですね。
どうしようもなく韓国国民がバカだった事も、金正恩にはラッキーな事でした^^;
現在の状態を維持すれば確実に南北統一が実現し、朝鮮半島全域を支配出来るでしょうね。
それで何よりもラッキーだった事は、中国の最高権力者が習近平だった事です^^;
実力も度量も無いくせに、地位と権力に対する執着心だけは人一倍。
そんな習近平が中国で最高権力者。独裁者として君臨した結果。
誰もが予想していたよりも遥かに早い段階で、中国の限界が近づきました。
すなわちアジア最大の問題児である中国の崩壊が、もう目前にまで迫ってきているんです。
・・・うん。習近平でなければ、もう少しの猶予はあったはずなんです。
今しばらく中国共産党の一党独裁体制が継続していただろう。と私は思いますし。
実際に私は、そのように対中戦略と言うものを考えていた時期がありました。
まっ。習近平が出現したせいで、全てがパーになりましたけどね^^;
ともかく。
習近平のようなバカが中国の独裁者になった事が、金正恩にとって最大の幸運でした。
中国の崩壊が割とマジで現実的だ。・・・となればね。
日米のみならず、もう世界中の国々が中国を最優先とする以外には無く。
今以上に朝鮮半島に時間を浪費する事が出来ない状況となる事は、これは必然です。
そのため日米両国としても早期に朝鮮半島情勢を安定させる必要性があり。
北朝鮮に対して条件次第で妥協する。と言う可能性が高くなったわけです。
つまるところ。
日米両国が北朝鮮の核保有を黙認する。と言う可能性が現実的に存在するわけです^^;
もし仮に。
これらの全てを北朝鮮。金正恩が予測していたのだとしたら。
金正恩は間違いなく超一流の政治センスを持っている。と表現する以外にはありません。
従来より私が金正恩が優秀だ。と判断してきた理由がコレになります。
・・・うん。実に北朝鮮。金正恩は優秀であるとは思われませんでしょうか?^^;
ところが、です。
これで前回の話になるんですけれどね。
あまりにも全ての状況が金正恩にとって都合良く進み過ぎてしまったがために。
アメリカと交渉する絶好のタイミングを逃してしまったんです。
核開発にしろ。ミサイル開発。ICBMの開発にしても。
その全てが想像以上に上手くいき過ぎてしまったがために。
・・・アメリカを本気で怒らせてしまったのです。
これは、まったくもって北朝鮮。金正恩にとっては痛手でした。
アメリカを本気にさせない事。
軍事行動と言うリスクよりも、妥協して交渉により解決を選ばせる事。
それこそが北朝鮮。金正恩にとって最大の目的であったはずなのに。
その目的よりも手段を優先してしまった。
核兵器を搭載したICBMを保有する。と言う手段を目的と勘違いしてしまったのです。
うーん。まあ、改めて考えますとね。
北朝鮮。金正恩が何を考えていたのか。それは私にも十分に理解出来るんです。
おそらくアメリカ側に次のような事を言わせたかったんでしょう。
「核開発とミサイル開発を全面的に永久に凍結しろ。
その代わりに核保有の黙認と、北朝鮮の存続。朝鮮半島の支配権は認めてやる」
・・・と言う事をアメリカ側から引き出そうとしていたんだと思います。
そのために核実験やミサイルを繰り返して。
搭載可能な核弾頭の小型化や大陸間弾道ミサイル。ICBMの開発を進めていた。
このまま完成させる事も出来るんだぞ。と言う脅しのための研究開発だった事でしょう。
うん。わかるんです。十分に理解出来る話です^^;
しかしながら、脅しは脅しとして。手段は手段として扱うべきだったのです。
決して目的にするべきでは無かった。
本格的なICBMの保有。核ミサイルの保有をして、
北朝鮮が本当にアメリカを核攻撃出来る状況にするべきでは無かったのです。
・・・これではアメリカが本気にならない方が不自然です。
北朝鮮の方々。
一つ冷静になって考えてみて下さいませ。
核弾頭を搭載可能なICBMは中国やロシアだって保有しているし。
実際のそれらはアメリカに狙いを定めています。
そういう意味では北朝鮮が加わったとしても、大した問題は無いじゃないか。と、
そのように北朝鮮の方々は考えているのかもしれません。
でもね。
北朝鮮。金正恩と言うのは、もう既にアメリカを恫喝している状態なんですからね?
核ミサイル。ICBMを発射させてアメリカを火の海にしてやる。と、
そのような恫喝をしてしまっているでしょう?
その上で核弾頭を搭載したICBMを保有するとなれば、北朝鮮の危険性は極めて大きい。
うん。そうですね。
その場合には中国やロシアよりも北朝鮮の方が危険性。脅威度を上回るでしょう。
中国やロシアは・・・核ミサイルをアメリカに打ち込む。なんて恫喝は言いませんよ?
なぜならば、核戦争が勃発して世界が滅びるからです。
アメリカへの恫喝をしたのであれば。
その恫喝を本当に実現出来る手段を手に入れるべきでは無かった。
そのような状況にするべきでは無かったのです。
重ねて申し上げます。
脅しは脅し。手段は手段として扱うべきなのです。
それを目的と勘違いするべきではありません。
改めて確認しますが、北朝鮮の目的は国家の存続。半島の支配であるはずです。
断じてアメリカと戦う事。まして世界を滅ぼす事が目的では無いはず。
だとすれば、ICBMは不要であるべきです。
今すぐにアメリカ側にICBMの研究開発を即時凍結。破棄する事を伝えるべきです。
最低限の核保有を黙認してくれるなら、それ以外の核開発も凍結する。
・・・うん。北朝鮮。金正恩が出来る最大限の譲歩は、この辺りになるでしょうか。
そこまですればアメリカも考えるはずです。
アメリカだって朝鮮半島のために、そこまでの時間と国力を浪費したいわけじゃない。
交渉が成立する余地はあるのではないか。と私は考えています。
・・・いや、考えていたんです^^;
アメリカが本気になる前であれば。十分に通用したはずですし。
交渉が成立し、双方が和解する。と言う展開もありえた。と私は思うんです。
金正恩が思い描いた理想的な結果になるかもしれない。・・・とね^^;
ただ。
先にも書いたように、絶好のタイミングは逃してしまいました。
アメリカは本気になってしまったのです。
その分だけ交渉は難しくなります。
でも、難しくなったとしても不可能では無いはずです。
うん。私は、まだ可能性は残されていると思います。
・・・成功するかどうかは北朝鮮。金正恩の頑張り次第。まさに今が正念場ですね。
しかしまあ、実に惜しかったですよねぇ^^;
アメリカが本気になる前に、交渉を成立させていたとしたら。
北朝鮮。金正恩に対しては100点満点の評価を私は出しておりました^^
もう本当にね。
私も見ていてビックリするくらいに完璧でしたからねぇ・・・。
私達日本としても見習いたい。と思うくらいには。
それくらいには、もう金正恩には天の加護と言うか。恵まれた立場でしたね^^;
このまま行くのか!?・・・とも私も思っていたんですけど。
やはり世の中と言うのは、そうそう上手くはいかないみたいですね。いやはや^^;
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
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