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02 . May
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22 . August
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います^^


アメリカの韓国を含めた朝鮮半島戦略。
その中で融和路線を選んだ場合における対応について。
日本に理不尽な負担をさせるか否か。と言う点についての話ですね。
うん。まあ、私の意見と致しましてはね^^;
基本的には既に書いてきた事から、特に大きな変化はありません。

まず一つの大前提としてアメリカが世界の警察であったからこそ。
であればこそ、韓国の負担を日本に押し付ける。と言う事が可能だったわけです。
しかし、今のアメリカは世界の警察ではありません。

現在のアメリカの世界戦略とは。
アメリカを中心とした世界秩序。世界平和の構築ではありません。
アメリカと同盟諸国の連携による世界秩序。世界平和の構築に変わったんです。
よって。
従来と比較して同盟国の負担が大きくなる事に比例して、その存在感。
同盟国の影響力も大きくなったわけで御座います。

今まではアメリカの意思こそが世界の意思でした。
だからこそ、アメリカによる多少の理不尽な言動も通用してきたんです。
アメリカが世界平和に対する全ての責任を背負っていればこそ。
私達日本もアメリカの理不尽な要求にも我慢してきたわけです。

でも、その前提が崩れたんです。
アメリカは、もはや世界の警察ではありません。その役割。負担を放棄しました。
にもかかわらず、今までと同様に理不尽な振る舞いを見せたのだとすれば。
その行為は、そのまま同盟関係の亀裂に直結する事になるんです。

・・・心配なのは十分に私も理解出来ますけど、大丈夫だろうと思います。
今ここでアメリカが私達日本に理不尽な要求をしてきた瞬間に。
アメリカは世界の超大国の地位を失う事になります。
その程度の事は、さすがにアメリカの方々も理解していますからね^^


ただ。
それでもアメリカが韓国の負担を日本に押し付けるような事をした場合。
以前から書いていますが、私達日本としては非常に厳しい決断をする事になります。

そもそも現在の日本は、先の日韓合意を韓国に無視されているために。
極めて深刻な嫌韓感情が蔓延している状態にあります。
それにも関わらずアメリカ。世界の警察でも何でもないアメリカが半ば一方的に。
韓国の負担を日本に押し付けようとした場合。
まず間違いなく日本国民から猛烈な反発が出てくる事は間違いありませんし。
それは凄まじい嫌韓感情と同時に凄まじい反米感情となる事も間違いないでしょう。
つまり、この時点で日米同盟は極めて危機的な状況に陥るわけです。


そして、もし仮に安倍政権がアメリカの要求を受け入れて。
韓国の負担を背負う事を決断してしまえば・・・ほぼ確実に安倍政権は崩壊します。
すなわち私達日本は安倍政権と日米同盟のどちらかを選ぶ事になるわけです。
それで、これは私個人の意見なのですけれども。
この場合において私は、安倍政権を選ぶべきである。と強く主張する次第で御座います。

はっきり言います。
この段階で朝鮮半島戦略一つ満足に対応出来ないようでは・・・。
失礼ながら、あまりにもアメリカの実力が低過ぎます。何一つ安全保障を担えません。
韓国。米韓同盟のために日本。日米同盟を犠牲にするなど狂気の沙汰であり。
その瞬間に従来のアジア秩序の全てが崩壊します。
アメリカは既に世界の警察では無く、これほどまでの実力不足が露呈したとなれば。
今のアメリカ合衆国は日本の同盟国。対等のパートナーに値しない国家である。と、
そのように私は判断して、日本独自の安全保障戦略の構築を主張する事になります。


まあ、日米同盟は維持するのだとしても。
それを上回る別の安全保障戦略を構築するべきだ。と私は考えておりますし。
日本の国益を考えれば世界の警察でも無く、何も見えていないアメリカなどよりも。
現在の安倍政権を守る事の方が、確実に日本の国益にとってプラスです。
・・・日米同盟よりも安倍政権の方が、日本の安全保障を担う事が出来るはずです。

親米派の立場としては非常に不本意ではありますが、
これ以上アメリカが失策を重ねると言うのならば、もう擁護する事は出来ません。
朝鮮半島戦略ですら満足に組み立てられないような国家が、
何をどうやってアジア戦略を組み立てられると言うのでしょうか?
・・・正直に言いましては。
ここまで忠告されてなお失敗するのでは、もはやアメリカは足手まといです。
アメリカを半ば除外して安全保障戦略。新しいアジア秩序を構築するべきである。と、
そのように主張する次第で御座います。


とは言え、さすがにね。
ここまで酷い事にはならないとは思いますけれどねぇ。うん^^;



さて。それで前回は・・・韓国のリスクについて話でした。
うん。まあ、そうですねぇ。
今まで私達日本が韓国の横暴に我慢して必死で耐えてきたように。
果たしてアメリカも日本と同じように耐えられるのか?・・・と考えると。
まあ、無理だろう。と言う事なわけで御座います。うん^^;

一応。誤解が無いように書いておきますと。
これは別にアメリカが我慢出来ない事を批判しているわけじゃなくて。
あんな非常識な韓国の言動を我慢してきた日本が異常なんです^^;
普通に。国際社会における常識から考えたら無理です。ありえません。不可能です。
だから、そもそも米韓同盟は土台無理な同盟関係。
最初から破綻した前提条件を、日本が異常なほど我慢して無理やりで成立させていた。と、
そのように私は個人的に考えているわけで御座います^^;


それで、もう一つ書いておきますとね。
別に私は北朝鮮の問題を過小評価しているわけじゃないんですよ?
言うまでも無く北朝鮮の問題は重大な問題です。
ただし。
それを、さらに上回る物凄い問題が発生する可能性がある。
中国。習近平が第二の毛沢東になってアジアの秩序を徹底的に破壊しようとする。と、
その可能性を直視するのならば、北朝鮮だけを見ているのは非常に危険です。

一番最悪なのは、北朝鮮で国力を浪費し過ぎた挙句に。
中国。習近平の問題に対応出来なくなってしまう事です。

この事については日本政府。安倍政権が何度となく警告しているはずですのでね。
アメリカの方々には本当の本当に。慎重に冷静に賢明な判断をして欲しい。と、
その事を切に。私は極めて切実にお願い申し上げる次第で御座います。


あの、念のために改めて書いておきますけれど。
今ここでアメリカが不用意に北朝鮮を攻撃してしまった場合。
あるいは、既に書いたように韓国の負担を日本に押し付けるような場合におきましては。
いくら私が親米派なのだとしても、もうアメリカを擁護する事は出来ません。
それほどまでに致命的な失敗となる。と言う事だけは、申し上げておきます。


それでは本日の話題です。
今現在にアメリカが北朝鮮を攻撃した場合には、間違いなく韓国リスクが発生します。
そして、その韓国リスクを解決するためには二つしか方法はありません。
一つは容赦なく。根こそぎ北朝鮮を完膚なきまでに叩き潰す事。
もう一つは、恥を忍んで北朝鮮と和解して攻撃をやめてもらう事。
どちらの場合であってもアメリカにとっては、物凄い損失となります。
それで本日は前者の方。
つまり、アメリカが本気で北朝鮮を攻撃した場合についての話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認です。
アメリカが北朝鮮を本気で叩き潰そうとした場合。
このブログでも以前から書いている事としては、中ロ両国が干渉してきて。
泥沼の状態まで戦況が悪化し、アメリカは徹底的に疲弊させられる事になる。
・・・と書いてきました。

この話をもう少し具体的に。わかりやすく説明しますと、ですねぇ。
北朝鮮との戦いは、とにもかくにも終わらない。と言う点に尽きるわけなんです。
はっきり言ってしまいますとね。
仮に一つの手段として北朝鮮。金正恩を暗殺。排除したのだとしても。
それでも北朝鮮。朝鮮半島の戦争と言うのは終わりませんからね?


よくよく思い出して下さいませ。
イラクのフセイン大統領。リビアのカダフィ大佐。
どちらが排除されていても、それだけでは戦争は終わらなかったでしょう?
国内情勢は混乱し続け、これを安定させるのは極めて困難であったはずです。
むしろ逆にシリアのようにアサド政権が残っていた場合の方が。
国内情勢は安定していたのではありませんでしたか?

独裁者を倒しただけで。一番悪い誰か。敵の大将を倒しただけで。
その程度の事だけで平和が訪れる。などと思ったら大間違いで御座います。
それで平和が実現するのならば、軍事戦略だけで全ての問題が解決するはずですし。
安全保障などと言うものは・・・不要になるはずで御座います。


まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
平和を実現させるためには、安全保障を常に考える必要があると言う事です。
どこかの国家を攻撃し、それを滅ぼすのであるのならば。
滅ぼした後。戦後の安全保障戦略を考慮しなければ、すぐさま次の戦争が起こります。
特に北朝鮮の場合は中ロ両国が本気で泥沼化させる可能性が極めて高いので。
アメリカが不用意に北朝鮮を攻撃した場合。
想像を絶するリスク。負担がアメリカに襲い掛かる事は明白であると思われます。


アメリカの方々。
念のために質問しておきますが、北朝鮮を滅ぼした後の安全保障について。
ある程度の目算は出来ているでしょうか?

・・・失礼ながら、私には到底そのようには思えません。
いえ、そもそもアメリカは朝鮮半島情勢。アジア情勢を正確に認識しているか否か。
そのような根本的な点についても、非常に大きな不安を感じます。
米韓同盟の不備。すなわち韓国リスクの重大性について。
中国が習近平派と反習近平派に分裂している状況。ロシアの対ロ制裁による悪影響。
それらに対して今のアメリカが正確に認識しているのかどうか。非常に疑問です。


しつこいようですが北朝鮮。朝鮮半島の戦争は一度始めたが最後。
永遠に終わらないものだと覚悟するべきです。
・・・そういう状況が作り出されてしまっているからであり。
アメリカは、その状況を打開しようとしていないからです。
全ての状況を無視して、ただ力だけ。軍事力だけで問題を解決しようとしています。

私は安全保障の観点から明確に断言致します。
この世界は、そんな単純には出来ていないのです。もう少し冷静になるべきです。


うーん。この話は・・・そんなに高度な話でも無いんですよねぇ。
安全保障における基本的な話なのであって。
これを理解していないのだとしたら、今まで何を基準にして戦争をしていたのか。
いや、それ以前に何を基準にして政治をしていたのか。と言う話になります。

安全保障を基本軸として政治をするのは、政治家として当たり前の事であるはずです。
それを理解していなかった。それをやってこなかった。
それじゃあ今まで何をやってきたんですか?
どうやって政治的決断の是非を決めていたのですか?

私も、こんな事は私も言いたくはありませんが。
この話をするのは、あの民主党政権の時以来で御座います。
あのバカ政権では・・・もう完全に安全保障が無視されておりました^^;
ええ。日米同盟の重要性すら理解していませんでしたからね。
今まで何十年と政治家として何を学び、何をやってきたと言うんだ!?
・・・とまあ、そんな風に当時の私は驚き戸惑っておりました^^;

あの時と今のアメリカに対する私の印象。感想は類似する気が致します。


これはトランプさんがド素人だから。と言う事ではありません。
いえ、それどころかド素人のトランプさんの方が正しいんです。
明らかにアメリカ議会こそが間違っているのです。

失礼ながら、一番大切なものを忘れているのではありませんか?
政治とはロジック。論理や数字だけで足りないんです。それだけでは明らかに不足なんです。
人間の意思。人の心において実行する事を、どうか忘れないで下さいませ。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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