政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 トランプさんは、アメリカの孤立化を阻止しようとしているのかもしれません。 忍者ブログ
17 . May
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24 . August
さてさて。前回は北朝鮮の金正恩を排除しただけでは終わらない。
独裁者を倒しただけでは、決して平和は実現しない。と言う話で御座いました。

・・・まっ。普通に考えたら当たり前の話なんですけれどね^^;
誰か一人を排除しただけで、それだけで全ての問題が解決して平和になるわけが無い。
それこそ憲法九条を守っていれば平和になる。なんて話も無いわけです^^;
そんな事を本気で考えているのだとしたら、本当に傲慢と浅慮で無責任だと思います。

うん。そのような方々と言うのは、私ども安全保障にとって最大の敵で御座います。
迷わず全力で叩き潰す以外にはありません。もう本当に平和の敵ですよねぇ^^;


とまあ、それはとそれと致しまして。
この流れから本日の話題は、改めてアメリカの対ロ制裁を話題にしたいと思います。
あの・・・同じような事を言いますけれどもね。
ロシアを排除すれば世界が平和になる。と思ったら大間違いで御座います^^;
それでは参りましょう^^


まず最初に改めて確認しておきますけれども。
アメリカの対ロ制裁と言うのは、間違いなく世界平和を混乱させております。

「世界の警察と言う役割を放棄しておきながらも、ロシアの影響力の拡大は認めない」

・・・と言うような。
アメリカの限りなく矛盾した姿勢。主義主張をどうにかするべきだと思います。
このブログでも何度となく話題にしてきた事ですが。
アメリカが世界の警察と言う役割を放棄した時点で、アメリカの影響力は低下し。
それに対してアメリカ以外の国々が影響力を拡大させる事は至極当然の事ですし。
その中でも特に世界平和に貢献している国家の影響力が拡大するのは、当たり前の話です。

まあ、確かにロシアの影響力拡大がアメリカにとって脅威である。と言う事はわかります。
それについては事実だろうと私も思います。
しかしながら、だからと言って世界を混乱させて良いと言う事にはなりません。
現在のアメリカの動きを見る限り。
ロシアを排除した後に、アメリカがロシアの安全保障を担う。
つまり、事実上アメリカは世界の警察に戻る。と言う事でも無いはずです。

だとすれば、現在のアメリカが実行している対ロ制裁は極めて罪深い事であり。
そのような無責任な言動は世界的にアメリカの信用。権威を失墜させるものです。
決してアメリカの国益にはなりません。
即時に撤回するべきである。と改めて強く申し上げる次第で御座います。


さて。そんな話がありまして、です^^;

本日は、より踏み込んだ話をするわけなんですが・・・。
アメリカ国内で対ロ制裁を主張する方々。つまり、対ロ強硬派の方々と言うのは。
もはや通常の論理で対ロ制裁を主張しているわけではない。と私は考えています。
おそらく理由は大きく分けて二つ。
一つは単なる感情論。
ロシアへの対抗意識や恐怖により短絡的な思考で対ロ制裁を支持している方々です。
まあ、よく考えもせずに対ロ制裁を支持していると思うので。
どれほどまでに対ロ制裁がリスクが高いのか。それを説明すればよろしいと思います。

ここで問題なのは、もう一方の理由です。
何らかの事情。都合。利益によって対ロ制裁を支持している方々です。
これも、たぶんと言う話ですが。
この大多数がエスタブリッシュメント。既存の政治家の方々であると私は考えています。


と言いますのも、そもそもの話として。
対ロ制裁なるものはエスタブリッシュメントの失敗なんです。
アメリカの対ロ制裁は、この方々の失敗を誤魔化そうとする事。
それが背景にあるのではないか。と私は思わずにはいられないわけです。

えーと。この話は・・・親米派の私としても言い難い事なんですけれどね。
一番根本的な話として、対ロ制裁の大義名分となっているウクライナの騒乱。
この原因はロシアじゃありませんよね?どう考えても原因はアメリカですよね?
アメリカが不用意にウクライナへ介入した事こそが、全ての原因であるはずです。

・・・まっ。詳しい話は長くなるので割愛しますけれども。
この点について反論するアメリカの政治家と言うのはいないはずです。
もしいたとしたら、その政治家は単純に嘘をついているだけか。
あるいは、よっぽど世間知らずで政治家とは名ばかりの方だと思います^^;

ともかく。
この時点で対ロ制裁の大義名分などと言うものは、存在しない事になるはずです。
それでもなお対ロ制裁に固執する。となると・・・。
やはり自分達の失敗を誤魔化すため。としか考えられません。
対ロ制裁は失敗だった。との批判を避けるために。その責任追及を避けるために。
一切合切の責任をロシアに押し付けて、今の今まで対ロ制裁を継続している。と、
そのように解釈する以外にはありません。

そして、そんな極めて身勝手で陳腐な理由で世界平和が破壊されるとなれば。
安全保障を司る立場の人間としては、断じて見逃す事は出来ません。
・・・あまりにも罪が重過ぎるからです。


重ねて申し上げますが、対ロ制裁により世界平和が乱れているのは明確な事実です。
この事実に対して一切合切の責任をアメリカ合衆国が背負う。と、
ロシアを排除した後に、ロシアの安全保障の全てをアメリカが担う。と、
そのように解釈してもよろしかったのでしょうか?
もしそうでは無いのならば、アメリカの行動は極めて無責任であり。
そんな事をしていれば、必ずやアメリカは世界中から孤立する事になります。

・・・うん。この点については間違いない。と私は確信しております。



この点については、私達日本を考えて頂ければわかりやすいかもしれません。
私達日本は言うまでも無く中国。習近平こそ最大の懸案と考えております。
しかし、アメリカは対ロ制裁を継続しロシアと対立しているわけです。
そのために中国の問題は後回しにされようとしている。日米同盟が軽んじられている。
・・・私達日本は非常に不安を感じております。


まあ、ここで私が何を言いたいのか?と言いますとね^^;
前回に私は安倍政権と日米同盟を天秤にかける。などと書きましたが、
あの話は正確なものではありません。
より正確に言えば、アメリカが対ロ制裁と日米同盟を天秤にかける。・・・です。
私達日本が決断を問われるよりも早く、アメリカの方が決断を問われる事になるんです。

対ロ制裁と日米同盟の両方を抱えていれば。
必ずやアメリカは中国とロシア。その両方と同時に激突する事になります。
極東アジアの日本において中ロ両国。二方面同時による軍事作戦の展開の是非。
これだけの決断をアメリカは求められる事になるだろう。と私は予想していますし。
そのアメリカの決断次第で、私達日本の今後の行動も決まってくるわけです。


そして、今現在のアメリカを見る限り。
アメリカは対ロ制裁をやめられず、日米同盟の責任は果たせない。・・・かもしれない。
ロシアとの対立を継続するために中国と和解するのではないか。と、
その可能性を前提として、私は日米同盟よりも安倍政権を選ぶ。と書いたわけです。
それほどまでにアメリカが対ロ制裁に固執している。と思うからです。

はっきりと申し上げますが、私達日本が対ロ制裁によって得られる利益はゼロです。
いえ、ゼロどころかマイナスです。
その上さらにアメリカが中国と和解する。日米同盟の責任を果たさない。となれば。
私達日本は、日米同盟とは異なる別の新しい安全保障戦略を構築する以外になくなります。
それ以外に日本の国益を守る手段が無くなってしまうからです。

まあ、一言で言えば。
私達日本がアメリカを見捨てる。のではなくて、アメリカが私達日本を見捨てる。
・・・と言う話になるわけであり。
日本の場合と同様に世界各国もまたアメリカから見捨てられる。と懸念し。
アメリカに頼らない。アメリカを除外した安全保障戦略の構築が世界中で行われて。
結果としてアメリカは世界から孤立する。と言う事になるかと思うわけです。


それで、もう少し対ロ強硬派。エスタブリッシュメントの話を続けますとね。

現在のアメリカにおいて、この方々の影響力は非常に強力である事は確実です。
それも相当に凄まじい勢力である事は間違いありません。
しかし、何度も言いますが対ロ制裁には大義名分など無い暴挙暴論なのであり。
こんな事を続けていれば、本当にアメリカは世界から孤立します。

うん。対ロ制裁こそが、現在の世界平和を混乱させる最大の元凶ですからね。
私達日本のみならず。世界各国がアメリカを不安視して。
アメリカから独立した安全保障が続出したとしても、何ら不思議な話ではありません。


そして、この可能性にトランプさんは気が付いていると思うんです。
対ロ制裁がアメリカの横暴であり、この横暴に世界中が辟易している事を理解している。
もう何とかして対ロ制裁をやめさせようとしている・・・のでしょう。きっとね。
それで、そのための行動の一つが昨今話題の「白人至上主義」だと思うんです。

いや、これはね。
あくまでも私の個人的な予想と言うか。妄想の話になって申し訳ないんですが^^;

この白人至上主義の背景にあるものは何か。と言う事を私は考えていたんです。
トランプさんは愚かな人ではありません。
白人至上主義などは、考えるまでも無く論外である事を十分に理解しているはずです。
だから、必ず何らかの理由がある。と私は思っていたんです。
それで一つの仮定の話として。
この白人至上主義が対ロ制裁に反対している勢力であれば、どうでしょう?

と言うのも、この白人至上主義の背後にいるのは、おそらくはユダヤ系勢力であり、
さらに後ろにいるのはイスラエルであると思われます。
そして、このイスラエルと言うのは対ロ制裁に反対している勢力です。
ちなみに反対している理由は、私達日本の場合と同じです。
それゆえにトランプさんが対ロ制裁を主張する対ロ強硬派。
ひいてはエスタブリッシュメントの勢力を牽制するために、彼らと協力している。と、
そう考えると色々な事に説明がつくのではないでしょうか?

逆に言えば、彼らのような勢力と協力しなければならないほどに。
それほどまでに今のアメリカは厳しい状況にあるのではないか。とも私は思うんです。



改めて考えましてもアメリカ国内で対ロ制裁に固執する方々。
この方々と言うのは、ちょっと異常で御座います。
対ロ強硬派の方々とて対ロ制裁のリスクを理解出来ないはずが無いんです。
それでもなお、ここまで対ロ制裁に強く固執するとなると・・・。
もしかしたら、対ロ制裁の否定はアメリカ国内の利害関係に重大な影響を与える。
エスタブリッシュメントの利権を大きく左右する。と言う事なのかもしれません。
そういう意味では、対ロ制裁に固執する理由としてわからなくもないです。
・・・自分達の間違いを認めた時点でエスタブリッシュメントの全てが破滅しますから。
なので、一応の話は通るだろうとは思います。
無論。だからと言って、それで世界平和が犠牲になる以上。到底許容出来ませんけどね。

しつこいようですが、対ロ制裁の継続はアメリカの孤立に直結します。
どこまででもアメリカの信用。権威は下がり続け、必然的に国益は大きく失われます。
世界中の国々。あらゆる同盟国がアメリカから離れていく事でしょう。
アメリカの対ロ制裁により世界平和を混乱させている事実に対して。
物凄い否定的な感情が国際社会で蔓延する事は確実で御座います。

そして、そうなる事をアメリカが孤立する事をトランプさんが阻止しようとしている。
白人至上主義なる極めて偏狭な思想の勢力とすらも協力する事と言うのは。
これは極めて高度な政治的判断である。と考える事も可能だと私は思うわけです。


・・・うん。そうなるんじゃないかなぁ。と私は思うです。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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無題
 おはようございます。「ど」の字です。
 毎日読ませて頂いていますが、仕事が忙しく毎日の考察はなかなか出来ない有り様です。


>>白人至上主義なる極めて偏狭な思想の勢力とすらも協力する
 トランプ政権は、米国の混迷を深め政治的な身動きを出来なくするこの問題からは「距離を置いて鎮静化させようとしている」と見ています。
 米国は多くの民族・宗教・主義主張を持った人々の集団が集まった国家なので、それぞれの集団が他の集団を排斥し始めたら、米国の構成要素が分離してしまうからです。
 大統領自らこの問題に手を突っ込んである派閥を支持したら、反大統領派(現在の米国エスタブリッシュメント)はそうではない多くの派閥に梃入れしてトランプ政権を麻痺させようとするでしょう。
 いや、現在の米国エスタブリッシュメントは、トランプ政権が「白人至上主義なる極めて偏狭な思想の勢力とすらも協力している」と決めつけて、他の勢力を反トランプ政権側に引き込もうという謀略をしているのだと自分は考えています。

 何で米国エスタブリッシュメントはそんな事をしているのか。
 自分の理が通らない事を分かっていて、それを公の場で暴露され責められるのを恐れての事でしょう。
 以前日本マスコミの行動を論じた際に指摘した、「役無しの手札を晒すのが嫌で賭場に放火しようとしているイカサマ賭博師」の論理そのものです。

 現在の米国の、いや世界の騒乱は、そうした「世界中のイカサマ賭博師ども」が連携して、自分の役無しの手札を無かったことにしようとする身勝手な行動が惹き起こしているのだと、自分は思います。
 独や仏が共産中国に接近するのも、その一環でしょう。
「ど」の字さん / 2017/08/24(Thu) / 編集
日本マスコミが安倍政権に挑む決闘。
 こんばんは。

 日本のサヨクマスコミは、いよいよ自分が潰れるか安倍政権を潰すかの「決闘」にまで踏み込んだ模様です。
 幹部曰く「朝日が倒れるか安倍政権が倒れるかの勝負」との事。
 今でも芸能人など有名人脈を挙っての安倍政権攻撃があるのに、今後マスコミはどれほどの捏造で日本国民を扇動するのでしょうか。
 さすがに恐怖を覚えてしまいます。

 安倍政権がここで倒されることは、非常にマイナスの効果をもたらすと自分は思います。日本国内的にも、そして国際的にも。
 以前も主張しましたが、現在の安倍政権の総合点数は30点に過ぎないと思っていますが、現代の世界どこを探してもこの点数以上を出せる政権は存在していません。
 安倍政権がそういう誹謗中傷(またはテロ)によって倒されたら、その後の日本や世界は一体どうなるでしょう?
「ど」の字さん / 2017/08/24(Thu) / 編集
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