政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 本当に焦っているのは誰なのか? 忍者ブログ
05 . May
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

19 . April
本日は、中国のインフラ銀行の話です。

この産経さんのニュースでは、現状の中国のインフラ銀行について。
東南アジア。ASEAN諸国などが不安を感じていて、日本にも参加してもらった上で。
なおかつ副総裁には日本人になって欲しい。・・・と言う事なんですけれど。
なんともまあ、都合の良い事を言っているんでしょうね^^;
これじゃあ。まるで韓国の主張を聞いている気分になってしまいます。


・・・いや、確かにね。そんな風に言いたい気持ちも十分に理解出来ますけれど。
でも、この意見については、どこの誰が見ても「甘え」で御座います。

もし仮に。
そのように思うのであれば、日本が参加する事。そして日本が副総裁となる事。
それを事前に確認した上で自分達の参加を決断するべきでした。
日本が副総裁どころか。参加すら見合わせている事を知っていながら。
それでもなお中国のインフラ銀行への参加を決断したのは、ASEAN諸国でしょう?
だとすれば、その決断については各国それぞれが責任を背負うべき事です。
自分達の決断について責任を持つ事。それは国際社会において最も基本的な事だからです。
・・・これが出来ないと言うのなら、独立した主権国家と言う立場を返上して。
どこかの属国にでもなるべきだと思います。

・・・いや、ホントにさ^^;
繰り返しになりますけれど、こんな韓国みたいなバカげた事を言ってはダメです。
これは国家の品格に関わる話で御座います。
どうしても。と言うのなら、参加を決断する前の段階で。
密かに日本政府と相談した上で共同歩調を見せるべきだったんです。
それすらやらずに不安になったから日本にも参加して下さい。・・・とか。
日本人に副総裁になって欲しい。・・・とか。
そんな好き勝手な事を言われても、私達日本としても困ってしまいます。

私達日本にだって、日本の都合と日本の国益と言うものがあるんです。
仮に発展途上国であろうとも、主権国家としては日本と同じ立場であるわけですし。
自分達の決断には自分達で責任を背負いなさい。
・・・あんまりワガママを言ってはダメだと思います。

とまあ、この記事に対して私の意見はこんな感じです。
・・・ちなみに。韓国については、特に言及する事はありません。
もう。どうぞお好きなようになさって下さい・・・です。うん^^;



さて。それでは本日の本題に入るのですけれども。
私なりに中国のインフラ銀行に対して、どうすれば良いのか。
どうする事が日本の国益となるのか?・・・と言う事を考えましたので、
それを本日は書かせて頂きたいと思います。それでは参りましょう^^

でまあ、早速なんですが私の結論を申し上げますと。
話題としております中国のアジア・インフラ投資銀行については。
日本は最後の最後まで参加するべきではない。と言うのが私個人の結論です。

それはなぜか?と言いますと。
もしも日本が参加を表明して、中国のインフラ銀行が軌道に乗って成功した場合。
アジア地域における中国の影響力の拡大は避けられないからです。
中国に拠点を置いて、中国人が総裁となり。中国共産党の支配を受ける名ばかりの国際銀行。
こんなものを成功させる必要性とを、私は何一つ感じないからです。

あのさ・・・この中国のインフラ銀行が成功しちゃったら本当に大変ですよ?
アジア経済で何をするにも中国からの圧力。介入を受ける事になるんですから。
そんなの。もう想像もしたくありません。冗談じゃありませんっ!^^;
そんな事になるのが、もう誰が見てもわかりきっている事に。
わざわざ私達日本が骨を折ってまで助ける理由など微塵もありません。

それに何よりも。
この中国のインフラ銀行と言うのは、非常に高い確率で失敗する可能性があります。
そうだと言うのならば、なおの事に協力する理由などありません。
勝手に失敗して、勝手に瓦解してくれると言うのならば。
私達日本は指一本とて動かさずに、何もするべきではないと思います。
ええ。このインフラ銀行が失敗してくれるのであるならば。
中国の影響力拡大と言うのは当面の間は回避する事が出来ますからね。


もちろん。

大声で「参加しない」と宣言しますと、色々と余計な面倒な事になりますので。
今現在のように様々な問題点について指摘しつつ、改善を求めながら。
参加それ自体に対する返答は、ズルズルと先延ばしにしていくのがよろしいでしょう。
そうすれば日本の参加を期待して中国も無茶な行動は自粛するでしょうし。
可能な限り日本への配慮と譲歩を考えてくれるはずですから。
いつまでも。ずーっと。それこそ中国経済が崩壊するまで。
アジア・インフラ投資銀行への参加については、保留し続けるのがよろしいと思います。
・・・いやまあ、ちょっと酷い表現だったかな^^;
でも、今現在の状況を考える限り。
不用意に動かない。と言うのが私達日本にとっては最善の策です。
日本とアメリカの正式な参加。協力が無ければ、
中国のインフラ銀行と言うのは、まともに機能する事は・・・ほぼ無いと思います。


つまり、私が何を言いたいのか?と言いますとね。
メディアなどでは私達日本が焦っている。とか。焦るべきではない。とか。
色々と言われていますけれど、この問題の論点ってそこじゃないんです。
ここで注目するべき点とは、本当に焦っているのは誰か?と言う事です。
そして、本当に焦っているのは私達日本じゃなくて・・・中国です。

私達日本以上に。日本よりも遥かに焦っているのは中国です。
なぜなら、中国は私達日本が参加する事を前提として。
インフラ銀行の運用計画を組み立てていたからです。
ええ。もうね。そうだとしか考えられませんもん^^;
日本が参加しない。アメリカも参加しない。欧州各国は参加しているけれど。
でも、EUが参加したわけじゃない。
これは結果的に今の中国のインフラ銀行と言うのは。
世界の基軸通貨。ドル。ユーロ。円。その三つのどれも参加していないんです。
この時点で相当に中国にとってはマズイ状況であって。
非常に危機的な状況だと言う事になります。


でまあ、この中国の状況を日本の立場で考えた時。次の結論になると思うんです。
中国のアジア・インフラ投資銀行において。
この問題に関する主導権は、私達日本が掌握している。と言う事で御座います。

私達日本も。当然ながらアメリカも。
アジア地域における中国の影響力拡大は望んでおりません。
むしろ。絶対的に阻止するべきものだと言うのが両国の共通認識です。
中国が既存の国際ルール。世界秩序を破壊しようと画策する限り。
日米両国は何があろうとも中国に協力する事はありません。
昨今の日米両国による日米同盟の強化。安全保障の強化と言うのは。
その強烈な意思が反映されたものであると表現してもよろしいでしょう。


・・・さてさて。困りましたね。中国政府。中国共産党の方々。
どんなに日米両国が気に入らない事をしようとも。
今更。軍事的恫喝の手段を行うわけにも行きませんものねぇ?
そんな事をしてしまったら、参加を表明した欧州各国やアジア各国が。
中国の暴挙を理由に離脱してしまうかも知れませんものねぇ。

再び国際的な孤立状態に陥った挙句。
これほど大々的に宣伝した中国のインフラ銀行それ自体が、
あっさり計画倒れになったら、中国経済それ自体が危うくなりますものねぇ?
アジア・インフラ投資銀行が、しっかりと軌道に乗るまで。
大人しく。良い子で。お行儀良くしていないとダメですものねぇ。
・・・いやいや。かなり性格が悪い文面で御座いますね。ごめんなさい^^;
しかしまあ、今まで中国から受けてきた理不尽を考えれば。
これくらい意地悪な言い方をしても、バチはあたらないでしょう^^;

まあ、ともかく。
中国が国際銀行と言う手段。軍事的恫喝以外の手段を選んでくれた事は。
私達日本としても幸いです。
今まではルール無用の場外乱闘だったから、後手に回るしかありませんでしたが。
国際ルールの存在するリングの上での戦いだったら、
最初から日本が中国に負ける要素など、どこにも無いと私は思っています。

・・・いやいや、本当に。正攻法を選んでくれて助かりましたよね^^
あのまま理不尽な軍事的恫喝が繰り返されるよりは。
よっぽど楽な戦いで御座います。・・・うん。私は個人的にそう考えております^^


それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

PR
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]