政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 自国の事しか考えないヨーロッパ諸国。 忍者ブログ
25 . April
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21 . April
さて。本日はヨーロッパの移民。難民に関するニュースで御座います^^

これは日経さんの記事なのですけれども。
不安定化するアフリカ。特にリビアからの難民流入が深刻化していて。
EU全体。ヨーロッパ全体で対応する必要がある。との内容になっております。


それで、ですねぇ。
私個人の見解としては、このように難民問題が深刻化する可能性と言うのは。
ぶっちゃけ。先の『アラブの春』の段階から何となく予感していた事でもあります。
うん。それくらいに戦争や紛争などと難民問題と言うのは直結した問題だからです。

欧米諸国がリビアのカダフィ政権を打倒する際にも。
そんなに簡単に潰してしまっても大丈夫なのっ!?・・・と言うのが。
私の個人的な意見だったくらいです。
あの・・・ほら。イラク戦争なんかでもそうなんですけれど。
昨今の欧米諸国と言うのは、武力介入した後の展開。
無理やり。力ずくで現状の変更をした後の展開と言うのを、まったく。
微塵も考えない。と言う極めて重大な欠点があるだろう。と私は考えております。

大義名分。正義さえあれば、全ての行動が許される。全ての行動が正解だ。
みたいな短絡的な思考論理は、政治の世界では厳禁です。
正義が常に幸福な未来を約束するとは限りません。そんなものは幻想です。
・・・だからこそ、政治と言うものがあるんですからね。


まあ、それはともかく。
今回のニュースでも取り上げられました難民問題と言うのは非常に重大な問題です。
最近のアフリカ情勢。中東情勢から判断しますと。
そう遠くない未来においてヨーロッパだけでは、もう絶対に対応し切れなくなります。

今の段階であれば、まだ人道的な対応が出来る状況かもしれませんが。
それにも限界があります。
これから先の難民の数は減少するどころか。激増する事が確実だからです。
その理由は、とっても簡単です。
アフリカも中東も情勢が好転するどころか。日に日に悪化していく現実があるからです。
もうはっきりと言ってしまえば。
今のヨーロッパ各国には危機感と言うものが無さ過ぎます。


これは以前にも書いた事ですが、今のヨーロッパは三つの戦場を同時に抱えております。
一つは中東。一つは東欧。残る最後の一つがアフリカです。
この三つの問題を同時に対応しなければならない危機的な状況なのですが、
この事実をヨーロッパ各国は直視しようとしないんです。・・・危機感が無いからです。

なぜ危機感が無いのか?それはヨーロッパ各国が自国の事しか考えないからです。
今のヨーロッパにはヨーロッパ全体の事を考える人間が誰一人としておりません。
自国の安全保障しか考えず。ヨーロッパ全体の安全保障を考えない。
必然的に自国だけが平和であれば良い。ヨーロッパ全体の平和など知らない。
・・・と言う風潮が今現在のヨーロッパには蔓延しております。
これは、極めて悪しき慣習。悪しき病巣だと言うのが私個人の結論です。


もし仮に。
私がヨーロッパの人間であれば、迷わず対ロ制裁を全否定しております。
即時においてロシアと交渉して和解するべきである。と主張致します。
ええ。中東やアフリカだけでも大変だというのに。
ここでさらに東欧。ロシアと戦うだけの余裕などヨーロッパには無いからです。

また、ロシアとの対立が原因で中東問題がより混迷している事実もあります。
ウクライナ一国のために。ヨーロッパ全体の命運を投げ捨てる事など出来ません。
即時に対ロ制裁を撤回し、ロシアと和解するべきである。・・・と、
私は、形振り構わず声が枯れ果てるまで叫び続けているはずで御座います。

でも、これを主張する人間は今のヨーロッパにはおりません。
ですので非常に残念ですけれど、今のヨーロッパの情況が好転する事は無いでしょう。
まあ、何が言いたいのか?と言いますと・・・。
このままいけば、ヨーロッパの国際的な地位が致命的なまでに下がる事になります。
ええ。おそらく・・・ですけど、まず間違いないだろうと思います。
中東やアフリカの混乱がヨーロッパに波及して、グチャグチャになるのも時間の問題です。


うん。そうですね。
もう少し説明させて下さいませ。・・・そもそもの話として。
なぜ中東やアフリカの混乱がヨーロッパにまで波及するのか?と言いますと。
それこそが難民問題であるからです。
難民問題の深刻化がある時点で、既にヨーロッパは中東やアフリカの影響を受けています。

それで・・・これはあくまでも一般常識の範囲内で。
過去の歴史に照らし合わせた上で。
ヨーロッパで、これからの先の難民問題がどう変化していくのか?と書かせて頂きます。


まず繰り返しますが、このままではヨーロッパの人道支援が出来る限界を超えます。
この点こそが色々な意味での分水嶺です。
この手前の段階で問題が解決するのならば、これ以降の悲劇の全てを食い止められます。
ですので、私であれば。この段階までで終わるように死力を尽くします。
しかし、今のヨーロッパ各国の危機意識の低さを考えた場合。
この段階を超える可能性が非常に高いと私は予想しております。

さて。それではこの段階を超えてしまった場合はどうなるのか?と言いますと。
人道支援の限界を超えるほどの難民が流入しようとした段階で。
ヨーロッパは流入しようとする全ての難民を拒否します。
具体的に申し上げますと、片っ端から難民を捕縛してアフリカや中東に送り帰します。

国境沿い。この場合では地中海全域になりますが。
そこに警察組織。あるいは、軍隊を配備して昼夜を問わず監視。
難民の流入を瀬戸際で食い止めるために、あらゆる手段を用いるはずです。
当然ながら、威嚇射撃などもありえますし。
万が一にも反撃された場合は明確な敵勢力と判断して難民船の撃沈もありえます。
ええ。そうですとも。
それくらいの事が行われます。絶対に行われる。これは不可避です。
どれほど非人道的な行動だと批判されたとしても、絶対に実行されます。
実行されなければならないからです。・・・それは、なぜなのか?


根本的な話なんですが、難民に対する人道支援と言うのは基本的にボランティアです。
無償で行われるものであって、国家の余裕。余力を食い潰すものでもあります。
そうであるがゆえに、余力を超えてまでボランティアを実行する事は出来ません。
そんな事をすれば自国の国民生活すら危うくなってしまうからです。
・・・これでは本末転倒です。
どこの国家であろうとも自国民の生活を守るのが第一。最優先です。
それを犠牲にしてまで難民を助ける事など出来ませんし。
仮に犠牲にしてまで難民を助けようとしても、それでも助けられない難民は出てきます。
結果的に助けられない難民は、他に助けてくれる国家を探すか。
・・・あるいは非合法の手段で生活手段を獲得するか。どちらかしか無くなります。

そして、前者の場合であれば良いのですが。後者の場合であれば著しく治安が悪化します。
こうなってからでは全てが遅い。
難民に対する悪感情が国民全体に拡大して、難民を排斥する運動が発生します。
最悪の場合。難民に対する虐殺行為まで発生する可能性があります。
こうなってしまうか。あるいは、その手前の段階において。
国家機関。政府機関は難民の流入を食い止める方策を実行する事になります。
その後は・・・先ほど申し上げたとおりで御座います。
ありとあらゆる手段を用いてでも、流入する難民の全てを拒否するしかない。


難民問題とは、このように極めて重大で難しい問題なのです。
この問題については世界中。どこを見渡しても同じような歴史が山ほどあります。
無論。私達日本とて例外ではありません。
日本が一般的に難民認定がされにくい。と言うのは、これらの歴史を踏まえての事です。
そうだと言うのに、この認識が今のヨーロッパには無さ過ぎます。
・・・場所によって違う。と言うべきでしょうか。
イタリア。スペイン。ギリシャなどの南欧諸国では大問題。
それに対してドイツ。イギリス。スウェーデンなどの中欧。北欧諸国では関心が薄い。
この原因の全ては、自国の事しか考えていない事にあります。


こんな事を言いたくはないんですけれど。
私個人の意見としてEU.ヨーロッパ連合と言うのは張子の虎です。
誰もが自分の事しか考えていない。他の誰かの事を一切考えていない。
自分だけが良ければ、それで良いと本気で考えている。
ヨーロッパが衰退する最大の原因は、コレであると私は個人的に考えております。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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