と言うわけで、本日はそんな感じの話です。それでは参りましょう^^
さて。それでは最初に確認しておくべき事は。
今の韓国。ムン・ジェイン大統領の立場について、です。
と言いますのも、今回の軍事会談で韓国。ムン・ジェイン大統領の動きが終わる。
・・・と思ったら大間違いです。こんなものは序の口です^^;
これからです。
これから一気に。ムン・ジェイン大統領は凄まじく極端で過激な行動をするはずです。
その理由は、そうしないとムン・ジェイン大統領自身が失脚する事になるからです。
自分の権威と権勢を守るためには、もう最後の最後まで突っ走る以外には無いからです。
もし仮に少しでもブレーキを踏んだら・・・保守派の反発はどうにでもなるにしても^^;
味方であるはずの左翼。親北派。従北派からの反発を受けて。
最悪の場合。ムン・ジェイン大統領は暗殺されます。
前回にも書きましたが、ムン・ジェイン大統領の最大の支援者は北朝鮮ですからね。
そんな可能性だって無いとは言えません。
うん。そうですね。
ムン・ジェイン大統領の立場を考えれば、もう引くに引けない。と言うのが本音でしょう。
この点を踏まえた上で韓国を考えるべきなんです。
日本政府。安倍政権はともかく。アメリカ政府。トランプ政権であれば。
まだ韓国を引き戻せるのではないか。まだ間に合うのではないか。・・・と、
そのように考えているかもしれませんけど、それは無理なんです。
そもそも今ここでムン・ジェイン大統領がアメリカを裏切るかのように。
米韓同盟を飛び越えて北朝鮮に軍事会談を提案したのは。
それほどにムン・ジェイン大統領が手詰まりの状況にあったからです。
つまるところ。
アメリカを裏切ってでも、北朝鮮からの支援が欲しかった。と言う事ですね。
えーと。この場合の北朝鮮から支援と言うのは。
北朝鮮を脅威。その恐怖を背景にして韓国を統治する・・・みたいな。
そんな感じの思惑をムン・ジェイン大統領は考えたのだろうと思われます。
いや、もちろんね^^;
この思惑は明らかに正常な判断ではありません。どう考えても狂気の沙汰です。
普通だったら日本やアメリカを頼るのが道理で御座います。
当然ですね。米韓同盟がある以上は、アメリカこそが韓国の味方なんですから。
しかし、です。
ムン・ジェイン大統領は、あえて敵であるはずの北朝鮮を頼ったんです。
この事実とは、つまりムン・ジェイン大統領は韓国の国益のためでは無くて。
自分自身の都合のために行動している。と言う事です。
アメリカを頼る場合。どうあっても米韓同盟の強化。軍事で協力する必要があります。
それはつまり、中国や北朝鮮と真正面から対立する事を意味するわけです。
・・・それがムン・ジェイン大統領には出来ないんです。
なぜならば、彼らこそが自分の最大の支援者だから、です。
うん。まあ、この点についてはねぇ^^;
前任であるパク・クネ前大統領も自分の都合で動いていたわけなので。
韓国の大統領が国益を無視して動くのは、別に珍しい話では無いんですけれど。
ムン・ジェイン大統領が問題なのは、本気でアメリカを裏切ろうとしている事であり。
それをアメリカが考え直させる事は、不可能に近い。と言う点です。
この状況があって、それでもアメリカが韓国に残る事を選んでしまうと・・・。
もしかすると、それが第二次朝鮮戦争のキッカケになるかもしれないんです。
んー。こんな事を言うのもアレなんですけれどね^^;
北朝鮮を攻撃するか否か。で迷っているようなアメリカの状況から考えますとね。
どう考えても第二次朝鮮戦争なんて不可能ですし、
まして韓国の内戦レベルであっても、今の日米両国にとっては大問題です。
うん。そうですね。
今の日米両国。日米同盟では、韓国内戦でも対応するのは怪しいはずです。
もしも、そこまでの事を考えているのだとしたら。
日米両国は、ムン・ジェイン大統領の誕生を断固として阻止していたはずです。
それこそ軍事クーデターすら覚悟して、韓国に保守派政権を樹立させていたはずです。
うん。それくらいの事をしないと、韓国を確保する事は出来なかったんです。
でも、それをやっていないでしょう?
その時点で・・・日米両国は韓国から撤収する以外には無くなっていたんです。
また、韓国の保守派が弱過ぎますので、彼らを支援して政権交代を狙う。
親日は無理でも、せめて親米政権を韓国に樹立させる。と言うのも難しいでしょう。
今の段階で韓国の保守派を無理に動かしても、ムン・ジェイン大統領に粛清されます。
よって今の日本とアメリカとしては打つ手が無いんです。
・・・ムン・ジェイン大統領が誕生した時点で手詰まりだった。と私は思います。
でまあ、そんなわけなのでね。
打つ手がない以上は、潔く手を引く事こそが最善である。と私は思います
北朝鮮に攻撃するだけでも大騒ぎしているのに。
これで韓国の内戦や第二次朝鮮戦争など冗談じゃありません^^;
ここは韓国から撤収して朝鮮半島を混乱させない事。
思惑どおりに北朝鮮に韓国を併合させて、混乱を最小限に抑える方が良いだろう。と、
そのように私は考えております。
もちろん朝鮮半島の統一であれ。北朝鮮が韓国を併合。支配する場合であれ。
どちらの場合でも少なからず混乱が発生します。
でも、それは韓国国内だけの話ですし。それが内戦になるほどの混乱にはなりません。
・・・内戦になるほど韓国の保守派。抵抗する勢力に余力はありません。
むしろ我先にと北朝鮮に迎合する韓国人が続出するはずです^^;
だから、朝鮮半島の統一も北朝鮮による韓国の併合も。
どちらの場合でも、ビックリするくらいに安定的に実行されるはずです。
・・・少なくとも、無理やりアメリカが韓国に残るとするよりも混乱は少ないはずです。
それで、ですねぇ。
アメリカのアジア戦略が停滞していて、この韓国の変化。朝鮮半島の変化に対して。
日米両国。日米同盟の準備が出てきていないんです。
まあ、日本政府。安倍政権は密かに準備をしていたのだとしてもね^^;
残念ながらアメリカ政府。トランプ政権はサッパリ準備をしていないはずです。
うん・・・。先の米韓首脳会談を見る限りは、そう考えるのが妥当だと思いますねぇ。
なので、ここは一度手を引いて。その上でアジア戦略を立て直して。
準備万端にしてから次の行動を決めた方が良いだろうと思います。