政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 アメリカが考えてる対韓戦略は、おそらくコレになると思います。 忍者ブログ
30 . April
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07 . March
うーん。北朝鮮がミサイル発射をしたみたいですねぇ。

でもまあ、ある程度の北朝鮮の動きについては。
アメリカが動いた時点で、予想出来ていた事でもありますのでね^^;
そこまでビックリ仰天する話でもないだろう。とは思います。

また、何よりも既に中国と合意した上での行動ですのでね。
そこまで限度を超えたムチャクチャな言動ではないだろうなぁ。・・・と、
そのように私は個人的に考えている次第で御座います。

・・・と言う感じの事があって、今回の話になるわけです^^;


えーと。前回の話題ではアメリカの言動を見る限り。
北朝鮮を攻撃するようには思えない。何か別の目的があるような気がする。
そして、その目的とは・・・おそらくは韓国なんじゃないか?
この続きが本日の話題です。それでは参りましょう^^


それでは、まず最初に改めての確認なんですけれどね。
前回にも書きましたように、北朝鮮を攻撃する。と言いましても。
そんな簡単な話ではないんです。
んー。百歩譲って、アメリカが軍事面に関して準備万端であるのだとしても。
その一つ上にある安全保障の側面で考えると、まったくもって不十分です。

でまあ、安全保障戦略として北朝鮮の戦略を考えるのならば大別して二つ。
一つは中国と協力する事。
前回にも書きましたように、最近まで都合良く中朝両国は対立しておりました。
正確には中国の習近平と北朝鮮の金正恩は対立していたわけです。
だとすれば、話は簡単です。
中国の習近平と協力して北朝鮮の金正恩を排除する。と言う戦略が可能です。
金正恩を排除した後は、もっと穏健で親中の新しい支配者を選んで。
しっかりと中国に北朝鮮を管理させる事で、朝鮮半島を安定化させる。

・・・と言うような方法も無いわけではなかったのです。
一応。現実的な手段ではありますからね。
北朝鮮を普通に攻撃して倒す。それで朝鮮半島を解放する。・・・みたいな。
物凄く漠然とした作戦を実行するよりは、よっぽどマシだと思います^^;


ただし。
私個人の意見としては・・・この方法はオススメしませんでした。
と言うのも、どれだけ穏健で理性的な北朝鮮の支配者を新しく選んだのだとしても。
その上にいる中国政府。習近平がバカで無能である以上は。
結局のところ。朝鮮半島は安定しないだろうと思うからです。うん^^;


となりますと、必然的に残る一つの方法になります。
つまりは、韓国と協力する事です。
そもそも韓国はアメリカ陣営における朝鮮半島への橋頭保でもあります。
これと協力して北朝鮮を倒し、朝鮮半島全域を解放させる。と言うのは、
至極当然にして文字通りセオリーで御座います。

まっ。現在のアメリカ。トランプ政権は中国に対しては強硬路線ですし。
中国を無視して、韓国と協力する形で北朝鮮を攻撃する。と言うのが。
極めて妥当な判断ではないかな。と思います^^

・・・ですが。

こちらもこちらで小さくない問題があるわけです。
その理由は皆々様もご存じのとおり。韓国の国内情勢で御座います。


今の韓国と言うのは、どこからどう見てもアメリカと協力する事。
それも北朝鮮に対する攻撃に協力する事など、不可能な状況にあります。
うん。当然ですね。
何しろ現役の韓国大統領が弾劾裁判を受けている真っ最中であり。
必然的に政府機能は停滞し、国論は二分された挙句。
弾劾裁判の判決について、自分達の意思に反する結果は受け入れない。と、
事実上。法治国家が成立しない状況に陥っている有様です。

・・・このままの状況が続けば確実に流血沙汰。
ヘタをすれば韓国全土が内戦状態に突入しかねません。
はっきり言いまして・・・どうしようもない状態なわけです^^;


こんな状態の韓国ではアメリカに協力するどころか。
逆にアメリカの足を引っ張るだろう事は、誰の目から見ても明らかです。
ですから、アメリカとしては北朝鮮を攻撃する第一段階として。
協力体制が確立するように韓国国内を安定化させる必要があるわけです。
・・・うん。北朝鮮を攻撃すると言うのは、まさしく茨の道なんです。
そんなわけで。
先頃にアメリカが動いた理由の一つが、この点にあるだろうなぁ。と、
そのように私は考えたわけで御座います^^;


それで、ですねぇ。

このようにアメリカが判断して動き出したとするのならば。
その意味とは、アメリカが韓国の自力再生を諦めた。と言う事に他なりません。

あの・・・私みたいなチンピラまでもがね。
無駄と知りつつも、何度となく繰り返し警告しておりましたでしょう?^^;

「反日は間違っている。反日をやめろ」

・・・と言う主張で御座います。
これは何年も何十年も前から、数多の良識ある日本人が警告し続けた事であり。
今や日本人のみならず。アメリカ人からも警告されている事です。
それくらいに韓国は反日をやめるべきなのであり。
それ以外に韓国の自力再生の手段は無く、韓国の未来は無いと言う事なんです。


この点については、もう大多数の韓国国民が理解しているはずの事です。
反日が自分達の首を絞める事である。と言う事まで理解している。

それなのに、です。

日本の大使館前。領事館前の慰安婦像すら撤去出来ない状態が続いている。
あれほど日本とアメリカが苦心した日韓合意すら守る事が出来ないでいる。
今現在に至ってもなお・・・韓国の反日は続いているのです。
結果的として。
韓国は自力再生の道を一歩たりとも進んでいない。と言う事です。


このまま時間が無駄に経過し続けてしまえば。
弾劾裁判の是非に関わらず、パク・クネ大統領は辞職するか。
あるいは暗殺されるか。その前に他国へ亡命するか。
どの可能性であろうとも次期大統領選挙が始まる事は確実であり。
その選挙における有力候補の大多数は左翼勢力ばかり。

そして、万が一にも。その左翼の大統領が選ばれてしまったら。
米韓同盟の破棄。在韓米軍の破棄も現実的な可能性として浮上してきます。
ええ。そうですとも。
流血沙汰や内戦状態に突入する可能性すらあるんですからね。
アメリカとの関係を全面的に破棄する。くらいの事があっても不思議じゃない。
そんな事になれば北朝鮮を攻撃するどころか。
アメリカは韓国から全面撤退を余儀なくされてしまう事でしょう。
まさに日米同盟の不戦敗であり、アメリカは戦わずして敗北が確定すると言う事です。

・・・うん。これは決して荒唐無稽の話ではありません。
現実的に十分にありえる話なんです。それほどまでに今の韓国の情勢は悪いんです。


よって、アメリカには時間が無い。と言う事になってしまうわけです。
あまりにも韓国国内の左翼勢力が極めて強力であり、
これと比較して保守派。親米派が極めて脆弱であるからです。

次期大統領選までに保守派の有力候補が多数の支持を獲得し。
アメリカとの関係強化。協力を全面的に支持する。と言う姿勢を見せない限り。
韓国と協力して北朝鮮を攻撃する事が出来ないどころか。
逆にアメリカが朝鮮半島から追い出される事になってしまう。

アメリカも色々と努力を続けてきたのですが、
どうしても保守派。親米派が多数派にならない。左翼勢力に勝てない。
このまま大統領選に突入すれば、左翼勢力の勝利が揺るがない。


さて。このような場合。
アメリカはどうやって事態を打開しようとするでしょうか?
仮に私がアメリカの立場であれば、取るべき手段は一つしかありません。
それは、大統領選挙そのものを潰す事です。
言い換えれば、保守派。親米派による軍事独裁政権を樹立させるんです。

私には・・・これ以外の方法が思い浮かびませんでした。


いやまあ、もちろんね。
これは民主主義の全否定であり、韓国国民の民意を全否定する事であって。
本当なら絶対にやってはならない事なんです。
でも、これ以外に他に方法が無いんです。
それほどまでに韓国国内の左翼勢力。もっと言えば、反日が強過ぎるからです。

そんな韓国とアメリカが協力して北朝鮮を攻撃するとなれば。
これはもう軍事独裁政権を樹立させて、無理やりにでも韓国国内を安定させて。
その上で北朝鮮を攻撃する。と言う手段以外には無いだろうなぁ。・・・と、
私は、そのように考えているわけなんです。


それに・・・今ここで軍事独裁政権を樹立させる事が出来れば、
ギリギリで韓国国内の流血沙汰は回避出来るかもしれません。
まあ、ここまでやっても確実では無いのが残念な話ではあるんですけど。



まあ、それはともかく。
そこまでして韓国と協力しなければならないのか?
・・・と言うような疑問も当然ながら、あるだろうかと思います。
アメリカ政府。トランプ政権が本気で北朝鮮を倒して、朝鮮半島を解放する。
民主主義を朝鮮半島全域に広める。と言うのであれば。
やはりアメリカ単独で北朝鮮を倒す事と言うのは・・・無理とは言いませんが。
それでも極めて難しいだろうなぁ。と私には思われてなりません。
・・・どうしてもシリアの二の舞のように感じられてしまうからです。
戦闘では勝てるでしょう。でも、戦争では負けると思います。
なぜならば、軍事戦略はあっても安全保障戦略が無いからです。


無論。この事についてトランプさんはともかく。
あのマティスさんが理解していないわけがないのでね^^;、
私としても、そこまで心配する必要は無いと思うんですけれど・・・。
重ねて申し上げますが、北朝鮮を攻撃して倒すのは茨の道です。
そんな簡単に出来る話ではありません。

んー。まあ、少なくともね。
韓国を安定させてから、その後で北朝鮮の事を考えるべきでしょう。
軍事独裁政権を樹立させる。と、そこまでの覚悟がアメリカに無いのならば。
今一度改めて、ゼロベースで朝鮮半島戦略を考え直してみるべきだろうと思います。


・・・とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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