政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 アメリカが考える同盟国の連携と言う世界秩序。世界平和について。 忍者ブログ
25 . April
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02 . July
さて。そう言うわけですので、韓国の話題は一段落とさせて頂きます。
・・・まあねぇ。
あそこまで丁寧に忠告して。それでもダメだと言うのならねぇ。
それが韓国の運命だった。として諦めるしかありません。
赤の他人である私達日本では助けられなかった。と言う事でしょうし。
韓国を助ける。と言う役割は私達日本以外の別の誰かだったんでしょう。きっとね。


と言うわけで。心機一転。
改めまして本日より世界情勢についての話題で御座います^^
前回にもチラッとだけ書きましたが、これから世界中に嵐がやってきます。
それも凄まじく。とんでもない嵐がやってくるだろう。と思われます。
・・・まっ。来ない事なら、それが一番良いんですけど。たぶん来るんじゃないかなぁ^^;
そんなわけで、こちらを御覧下さいませ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H2T_S5A700C1EAF000/

これは日経さんの記事で、先頃に発表されたアメリカの軍事戦略についてです。
うん。おおよそ私も予想したとおりの発表が行われておりますので。
この発表それ自体については間違いは無いだろうと思われます。
ですので、この文面を基本軸として今後のアメリカ戦略。
そして、世界情勢の変化について書いていくと致しましょう。それでは参ります^^


それでは、まず最初にアメリカの現状について確認しておきます。
今のアメリカと言うのは、先のイラク戦争によって膨大な国力を浪費した割りには。
特に目立つような戦果も無かったために、恐ろしく国力が疲弊しております。
ですので、今のアメリカの本音としては疲弊した国力を回復させる事。
世界の超大国としての力を取り戻す事を最優先としたいわけですね。
でまあ、これを一つの大前提としてアメリカは安全保障戦略や軍事戦略。
ひいては経済戦略などについても組み立てているわけです。
そんなわけで。
今のアメリカは従来のように自分達の国力だけで対応する事を控えて。
あくまでも同盟国との連携によって世界全体の秩序を守ろう。としているわけです。


さて。ここで注目するべきは、そのアメリカが戦うべき相手。
脅威としている国家の順番についてです。
アメリカはロシア、イラン、北朝鮮、中国の順に列挙しているそうです。
うん。ここで勘違いをしてはならないのは、これはアメリカの脅威となる順番であって。
必ずしも世界の脅威となる順番ではない。と言う事です。

と言いますのもね。
従来の世界秩序と言うのは、アメリカによる世界秩序であり世界平和でした。
このような場合であればアメリカの意思が世界の意思です。
アメリカの脅威は世界の脅威として結論付ける事も不自然な話ではありません。
しかしながら、今は状況が違います。
今回に取り上げた記事でもアメリカ自身が明言しているように。
アメリカの優位性は低下しており、それを補うために同盟国との連携。
それらの協力によって世界秩序を維持しようとしております。
・・・つまり、今までの常識がまったく通用しない状況になりつつあるわけです。


えーと。具体例を申し上げますと。
アメリカは中国よりもロシアを最大の脅威として判断しております。
ですが、私達日本などのアジア諸国の立場から判断してみれば。
ロシアなどよりも中国の方が遥かに脅威であると言えます。
この時点でアメリカとアジア諸国との意識には明確なズレがあるわけですね
このようにアメリカ陣営として所属する国家だとしても。
その国家の事情次第では、必ずしもアメリカと共通の意思を持つ事は無いわけです。

まあ、何が言いたいのか?と言いますと。
その時々の状況次第では、アメリカと同盟国の意思が対立する可能性があり。
これから先の世界情勢を考えれば、対立する可能性は飛躍的に上昇し。
結果としてアメリカ陣営内部での対立が頻繁に発生するだろう。と予想されるわけです。


・・・まっ。もちろんね^^;
私達日本がアメリカと対立する可能性などゼロに等しいものですけれど。
ただ。
この日本と言う国家ほどの柔軟性と忍耐力を備えた国家と言うのは。
世界的に見ても珍しいわけで・・・なかなか他国がマネ出来るものではありません。

ですので、今後の状況次第ではアメリカ陣営の意向を無視して行動する国家や。
アメリカ陣営から離脱して独立した勢力を構築する国家が出現する可能性があります。
つまるところ。
世界全体が分離独立と言う流れになる可能性がある。と私は思うわけです。
・・・アメリカは今後の世界秩序のために、同盟国同士による連携の強化。
それはアメリカ陣営全体の強化と言う事になるのでしょうけれど。
そう簡単に上手くいくような話では無い。と私は個人的に考えております。


えーと。そもそもの話と致しましても。
今までのようにアメリカが単独で世界秩序を維持していた頃と比較すれば。
同盟国の意味と価値は今までよりも確実に大きくなるわけですから。
その分だけアメリカは、それぞれの同盟国が持つ事情や思惑に配慮する必要があります。
その役割は・・・今後のアメリカがどうなるのか。それによって多少変化しますが。
世界の超大国と言う役割ではなくて、世界の議長国のような役割になるはずです。
そんなわけで。
アメリカ合衆国が世界の中心である事は変りませんけれど。
でも、アメリカの意思一つで全ての物事が決断される。と言う事は無くなって。
議長として議会を取り仕切り、合議と採決によって物事を決断する。と言う感じですね。

この点についてアメリカが自覚した上で。
これからの世界秩序。世界平和は同盟国との連携によって維持する。と、
そう考えているのならば良いんですが、もしそうではないのだとすれば・・・。
あるいは、近い将来においてアメリカは致命的なミスをしてしまう可能性があります。


んー。そうですね。
議長国と言う点を、より重要視するべきだろうと思います。
議長として議会を取り仕切り、合議と採決によって物事を決断する。となれば、
もちろんアメリカにとって不利な決断が提示されてしまう場合だって考えられます。
その事を今のアメリカがどの程度まで予測しているのか。
うん。まあ、よくよく考えてもらわないと・・・大変な事になりますよねぇ。
アメリカ自身が自分達を超大国ではなくて、議長国であると考えて。
場合によっては自分達以外の意思を世界の意思として認める。と言う事を明確にした上で。
それでようやくアメリカが提唱する世界秩序。世界平和は実現するのだと思います。
・・・アメリカの方々には今まで以上に慎重に。
そして、熟慮による言動が要求される事だろう。と私は考えております。



それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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