政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 アメリカの対日戦略について、の話で御座います^^; 忍者ブログ
09 . May
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22 . December
さてさて。前回は日米同盟の重要性と日本とアメリカの処分の違いについて。
そんな感じの話だったわけですけどね^^;

日米同盟が重要である事は言うまでも無い事で、当然の話なんですが・・・。
それでもね。
まだ、その重要性について正しく理解していない人が多いと思います。
冗談でも何でもなくて、今ここで日米同盟が無くなってしまったら。
日本どころか世界が滅んでしまうだろう。と私個人は確信している次第です。

であればこそ。
そんな日米同盟に亀裂を入れるような事は断じて見逃す事は出来ません。
そして、日本の消費税増税を含めた緊縮増税路線は、まさに日米同盟の破壊。
日本の平和の破壊であり、ひいては世界平和の破壊に等しい恐るべき大愚行です。
どう考えても到底許し難い大罪だと思います。


・・・あのね。

これは何度も書いてきた事ですが、もう時代は変わったんです。
今まではパクス・アメリカーナが存在していた場合であればね。
日本の緊縮増税は平和に貢献していた。と言えるかも知れません。
ですが、繰り返しますが時代は変わったんです。
もう日本の緊縮増税は世界の平和に貢献しないし、むしろ悪影響を与えています。

安倍総理は、消費税増税が社会保障やら新しい財源の確保やらが目的だと言いました。
でも、その消費税増税で日米同盟が維持出来るか否か。日本の平和が守られるか否か。
その事については一切説明しておりません。これは明らかに不誠実です。

・・・こんな事は私も言いたくありませんけれどね。
日本の安全保障体制。日米同盟を守れない。日本の平和を守られない。と言うのならば。
安倍政権に政権与党たる資格は無い。安倍総理にも総理大臣たる資格は無い。・・・と、
そのように判断する以外には無いだろうなぁ。と私は考えております。

私も不本意ですが、安全保障を司る者として手を抜くわけにもいかないのです。
ちょっと厳しい表現になってしまうのは、御容赦下さいませ。



それでまあ、本日の話題は少し視点を変えまして、アメリカの視点から。
日本の緊縮増税を含めたアメリカの対日戦略全般の話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に結論から申し上げます。
アメリカの対日戦略と言うのは一つです。
すなわち日本と言う国家。日本人と言う国民を弱体化させる事にあります。

いや、これは冗談じゃなくて、ですねぇ^^;
どうやって日本の経済力を低迷させるか。
ひいては日本と言う国家そのものを弱体化させるのか。
その一点のみに主眼を置いてアメリカの対日戦略と言うのは構築されているわけです。


まあ、なんとも理不尽極まる話だとは思いますけれどねぇ^^;
ですが、そうでも考えないとアメリカの対日戦略を説明する事は出来ませんし。
そう考える事で大部分の説明が出来てしまうわけなんです。
実際に日本に対する緊縮増税の要求についてもね。
その一環だ。と考えると物凄くわかりやすいでしょう?^^;

日本経済が低迷し続ける事。
逆に言えば日本経済が永遠に発展しない事は、アメリカにとってプラスなんです。
なぜならば、日本の経済力と言う脅威を封殺する事が出来るからです。

アメリカは、日本を重要な同盟国である。と判断しておりますが。
同時にアメリカは、日本が重大な脅威である。とも判断しているわけです。
それは世界の超大国であるアメリカ合衆国の地位を脅かす可能性があるからです。
うん。なかなかに理不尽な話だったわけですね^^;


ただし。


それじゃあアメリカが全て悪いのか。と言うと、そうでも無いんです^^;
私達日本も悪いところはあったんです。
まあ、確かにね。
アメリカに要求されるがままに、その全てを日本は受け入れてきたわけで。
そこはもう少し交渉して、何とか上手い事やれよ。・・・とは私も思います^^;

ですが、そもそもの話としてさ。
いくら戦争が嫌だ。怖い。もう二度とやりたくない。とは言ってもね。
軍事に関してはアメリカにおんぶにだっこ。一切合切の負担を押し付けておきながら。
日本の国力の全てを経済発展に注いで、世界中でガンガンお金を稼ぎまくっていたらさ。
そりゃあアメリカだってね。ふざけるな。って事になるでしょう?^^;

この点を考えれば、アメリカが怒るのも無理からぬ事ですし。
同盟国としながらも日本を信用出来ず、脅威として警戒するのも理解出来る。
軍事で負担出来ないなら経済で負担しろよ。と言う主張が出てくるのも当然だと思います。
アメリカから日本に対して色々と要求される事は仕方ない事であって。
それについてアメリカに全ての責任を問う事は、それは私達日本の傲慢です。
これは一人の日本人として断言しますが、私達日本にも確かに落ち度はあったのです。

・・・まっ。それでもアメリカが理不尽な部分はあったと思いますけどねぇ^^;



ともかく。
日本が憲法九条を理由にして、軍事に関する全てをアメリカに押し付けてきた事。
これに対してアメリカが理不尽な提案をして、それを日本が黙って受け入れてきた事。
日本にもアメリカにも双方に落ち度があり、負い目があったと思います。
それは決して理想的な形ではなかったし、色々と多くの問題点はあったでしょう。

しかし、です。

それでも一つの事実としてね。
これで日米同盟が守られて、平和が守られてきた事実はあったわけです。
その全てが無意味で無価値であり、何一つ利点が無かった。とは私は思いません。
このブログでも書いてきましたようにね。
平和とは、全て人間が必死の努力の果てに、ようやく手に入る至高の財産です。
無条件に手に入る平和などと言うものは、この世界に存在しないんです。

私達日本は、理不尽な緊縮増税により自国民を犠牲にしてまで。
そこまでしてアメリカに配慮し、日米同盟を必死で守ってきた。
アメリカは、日本を含め世界中の全てを自分達だけで。アメリカ一国で守ってきた。
パクス・アメリカーナにより全ての安全保障の責任を背負い続けてきた。
安全保障の観点から述べるのならば。
よくぞ日本もアメリカも今まで頑張って平和を守ってきたなぁ。と私は思います^^


とまあ、そんなこんながありまして^^;

改めて申し上げます。
世界は変わりました。時代は変わったんです。パクス・アメリカーナの時代は終わった。
アメリカ一国で世界の平和を守る時代は終わりました。
これからはアメリカと同盟国により世界の平和を守る時代に変わったんです。
そうだとすれば、です。
アメリカの方々には当然ながら認識を変えて頂く必要があります。

今まではアメリカが世界平和を守ってきたわけです。
であればこそ、そのアメリカの脅威となる事は世界平和の脅威だったんです。
だからこそ、私達日本は何十年と緊縮増税を受け入れてきた。
どんなアメリカの理不尽な要求でも、私達日本は粛々と受け入れてきた。
なぜならば。
アメリカこそが世界の平和を守っていたからであり。
そのアメリカへの配慮こそが日本の平和を守る事。世界の平和を守る事に直結したからです。

でも、何度でも言いますが時代は変わりました。
パクス・アメリカーナの時代が終わった。
アメリカは日本に対して軍事的な負担。日米同盟の負担を正式に求めてきました。
そうしなければ日米同盟を維持出来ず、ひいては世界の平和を守る事が出来ないからです。
よって。
今までのように日本が緊縮増税を受け入れる事。アメリカの理不尽な要求を受け入れる事。
それが必ずしも日本の平和。ひいては世界の平和を守る事に直結しなくなったんです。


それゆえに、です。

私達日本が認識を変えるように、アメリカの方々にも認識を変えて頂く事になります。
今までのように日本を脅威と認識し、緊縮増税などの理不尽な要求をされては困るんです。
日本の何十年間の緊縮増税路線とは、アメリカに全面的に依存する事が前提です。
ですが、アメリカは日本にも軍事的な負担を求めてきました。
この時点で前提は崩れたんです。
日本は緊縮増税路線を変えなければならない。従来の方針を変えなければならない。
そうしなければアメリカの要求に応じる事が出来ないからです。

そして、これは日本とアメリカは本当の意味で対等の。フェアな関係である事。
本当の意味での同盟国。同盟関係が求められている事だと私は考えております。



うーん・・・まあ、そうですねぇ。
言い難い事ですが。今までの日米関係は正常なものではありませんでした。
軍事面で日本がアメリカに依存するがために、経済面で理不尽な要求を受け入れるような。
そんな極めて歪な関係性であった事は否定出来ません。

それでも幸いにして何事にも終わりがあるのです^^
そのような歪な関係性は終わった。もう時代は変わったのです。
日本が全てをアメリカに依存するのをやめるように。
アメリカもまた日本に対する理不尽な要求をやめるべきである。と私は思います。



うーん。少し言い換えるのならばね。
そろそろアメリカの方々には、私達日本の事を脅威として認識するのではなく。
対等の。信頼出来る本当の同盟国として。私達日本を信用して頂きたいと思います。

・・・いやまあ、もちろんね^^;
未だに憲法改正も出来ず、自衛隊を軍隊と定義する事も出来ない中途半端な国家。
そんな半人前を一体どうやって信用するんだ?
うん。その点を指摘されると、私も日本人として耳が痛いところです^^;

ただ一つ言わせて頂くのであれば。
そうなるように仕向けたのはアメリカだったはずです。
私達日本だって一人前の。普通の国家になりたい。と思います。
でも、それが出来ない最大の原因はアメリカが日本に残したギルティプログラムであり。
それによる極めて自虐的な歴史観であり、戦後レジームがあったからです。

・・・もっと言いましょうか?
戦後においても日本が憲法改正をしないように。再武装しないように。
そうなるように裏で糸を引いていたのも、これもアメリカだったのではありませんか?



あの、私達日本だってバカじゃないんですよ?^^;

なるほど。パクス・アメリカーナが終わった今の段階であるのならば。
日本に対して軍事的な負担をして欲しい。とアメリカは心から願っている事でしょう。
でも、その前はどうだったでしょうか?
パクス・アメリカーナが健在であったのならば、アメリカは日本の憲法改正。
ひいては日本の再武装について難色を示したのではありませんか?
なぜならば。
日本が再武装してしまえば、緊縮増税などの理不尽な要求が出来なくなるから。
極めて都合良く。思い通りに日本を動かす事が出来なくなるから。


無論。これはアメリカにおいて多数派の意見では無かったと思いますし。
こんな事を表立ってアメリカが発言するのは極めて稀と言いましょうか。
これは内政干渉に近い事なので、ゼロに等しいものだった。としておきましょう。
まあ、こんな事を平気で口にする人がいたら、よっぽど図々しい人ですからねぇ^^;

とまあ、それはともかくとして・・・どうでしょうか?
そのような思惑がアメリカ側に何一つ無かった。とは言えないのではありませんか?
自主憲法を目指していた日本の自民党や保守派勢力の足を引っ張っていたのは。
図々しい中国人や韓国人の後ろ隠れて、そこにはアメリカもいたのではありませんか?

・・・うん。まあ、あくまでも私の個人的な意見ですけれどね^^;
でも、そう考えると色々な事に納得出来るんです。
ええ。そうですとも。
その延長線上としてパクス・アメリカーナが終わった今の段階になってもなお。
それでもなお従来通りに緊縮増税を要求するバカが、今もアメリカ国内に残っています。
それは今まで通り日本に理不尽な要求をして、それで利益を獲得していたいから、です。


いやいや、ちょっと踏み込み過ぎた話になってしまいましたが^^;
それでも日本が先頃に消費税を10%に引き上げた背景と言うのは、コレであるはずです。
日米同盟。アメリカのアジア戦略。安全保障戦略。世界情勢の全てを無視して。
陳腐な利益のために、何か変な事をしたアメリカ人がいなかった。と、
そのように考えるのは・・・いくら親米派の私でも難しいと言う以外にはありません。


ただまあ、どんな国家にでも変な事をする人間の一人や二人はいるものです^^;
そんな変人を一々取り上げて国家間の関係を悪化させるなど愚の骨頂。
私達日本と致しましては、今回の一件について大して気にしておりません^^
うん。そうですね。
まったくもって些細な事だった。と私達日本は考えております。
前回にも書きましたが日本の緊縮増税路線は、あくまでも日本の国内問題ですから。

その上で重ねて申し上げます。
私達日本は、それほどまでに信用する事が出来ない国家なのでしょうか?



世界は変わり、時代は変わりました。
それと共に世界中の多くのものが変わろうとしております。
このような変化を直視せずしては、現実を直視している。とは言えません。
アメリカの国益を考えるのならば。世界の平和を考えるのならば。
日米同盟を維持するためには日本に対する認識を変える必要がありますし。
当然ながら対日戦略についても変えて頂く必要があるかと思います。

もちろん私達日本とてアメリカの要求。期待に全力で応じる所存です^^
日米同盟を守り、日本の平和を守り、世界の平和を守るために。
そのために日本は国家をあげて全力で協力したい。と、
そのように日本国民の民意。総意としている次第で御座います。



・・・とまあ、こんな感じでどうだったでしょうか?いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^








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