政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 アメリカと同盟国の協力による世界平和について、の話です。 忍者ブログ
27 . April
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09 . December
さてさて。それでは予告通りに前回の続きを書かせて頂きます^^


前回にも書きましたように。
現段階においてアメリカが日本に緊縮増税を強要した場合。
アメリカの安全保障戦略。世界戦略の一切合切は破綻しており。
遠からず日米同盟を含めた世界中の全ての安全保障体制。
世界秩序。世界平和の全てが崩壊し、世界規模の極めて大規模な戦争。
第三次世界大戦。核戦争が勃発する可能性がある・・・と、私は考えています。


うん。まあ、普通に考えたらねぇ^^;
大体そのような結論になるんじゃないかなぁ。と思います。
従来の世界秩序だったパクス・アメリカーナが存在しないと言うのに。
その時と同じ事が継続出来る。などと考えている時点で認識が甘過ぎる。
あまりにも現実を見ていない。と厳しく批判する以外には無い愚行でしょうし。
もしも現在のアメリカが、そんな愚か事を考えているのだとしたら・・・。
極めて高い確率で世界大戦が勃発するだろう。と私は見ております。


でまあ、この点につきましてね^^;
詳しく説明するのならば・・・二つの世界秩序の違いについて。
従来の世界秩序だったパクス・アメリカーナ。
アメリカを中心としたアメリカによる世界平和と。
新しく提唱されているアメリカと同盟国による世界秩序。
アメリカ陣営を中心とした世界平和の両者を比較すると、わかりやすいかと思います^^


それで前者の場合。
パクス・アメリカーナの場合では世界の超大国にして世界最強の国家。
アメリカ合衆国が単独で世界秩序を構築し、世界平和を実現すると言うような。
まさにアメリカの意思が世界の意思とも言うべき状況でした。
うん。そうですね。
アメリカの意思が世界の意思と言うのは比喩ではなくて、それが真実だったんです。

んー。まあ、世界平和の全てをアメリカ一国で守る。と言うのもねぇ。
相当に非現実的で。なかなかにムチャクチャな話ではあるんですけど^^;
そんなムチャクチャな話が現実的に可能になるほどに。
それほどまでにアメリカは圧倒的な国家だった、わけです。
であればこそね。
そんなアメリカに配慮する事が、そのまま自国の平和。世界の平和に直結したんです。

私達日本が何十年間と緊縮増税を継続し、自国経済を犠牲にしてまで。
自国民を困窮させてまで、そこまでしてアメリカに配慮した理由もコレです。
全ては日本の平和のためであり、アジアの平和のため。ひいては世界の平和のためです。
・・・断じてボランティアでアメリカに配慮していたわけではありません。



うーん。少し話は変わりますが、日米同盟について。
少しばかり私の個人的な見解を書かせて頂きますと、ですねぇ^^;

なるほど。確かに私達日本は軍事的な多くをアメリカに依存してきました。
前回にも書きましたが憲法九条があるために、満足に自国防衛すら出来ず。
そのためにアメリカに負担をかけてきた事。それは事実だと思います。

しかしながら。

それでは私達日本が一方的にアメリカの負担になっていただけなのか?と、
そう考えるのならば、そうでは無いと私は思います。
私達日本が何十年間も自国経済。自国民を犠牲にしてまで。
そこまでして緊縮増税を継続してきたのはアメリカに対する配慮でした。
これを一つ言い換えれば、アメリカは経済的に日本に依存してきた。と、
そのように表現する事が出来るのではないでしょうか?

アメリカは世界中に対して資本主義。自由主義経済を提唱しております。
それ自体は物凄く正しい事だと思います^^
でも、その主張を私達日本に正しく当てはめる事が出来るでしょうか?
世界市場における自由主義経済で、私達日本の経済力に対して脅威を感じ。
それにより理不尽な手段で日本を圧迫したのは、他ならぬアメリカだったはず。
そのためにアメリカは相当に酷い手段を用いてきた。
うん・・・あまり褒められた方法ばかりではなかった。と私は思います。


ですが、どんな理不尽な事をされても私達日本は同盟関係を維持しました。
常にアメリカを最優先として行動してきました。
どんな理不尽な要求をされたとしても、それを黙って受け入れてきました。
そんな言動が世界各国。国際社会から罵倒され侮蔑されたとしても。
それでも私達日本は日米同盟を必死になって守り続けてきたんです。

そんな私達日本に、アメリカ合衆国は何一つとして依存していなかった。と、
日本人を都合良く扱った事など一度も無い。とアメリカ人は主張出来るでしょうか?
アメリカが世界の超大国であり続けるために。パクス・アメリカーナを維持するために。
そのために私達日本は何一つ貢献していなかったのでしょうか?

私は、日米同盟は対等の関係だったと考えております。
対等であるために、あらゆる理不尽に日本は今の今まで耐え忍んできました。
世界の経済大国などと言われながら、実際には日本国民は貧困に苦しんでいました。
それでも、その全ては日米同盟を守るため。
日本の平和。アジアの平和。ひいては世界の平和を守るため、だったのです。


改めて申し上げます。
果たして日本は、アメリカに依存するだけの存在だったのでしょうか?
私は違うと思っております。
戦後の日本は、アメリカの国益のために十分過ぎるほど貢献してきた。と、
そのように私は個人的に確信しているのであり。
であればこそ、日米同盟は対等の関係だったのではないか。と、
そのように考えている次第で御座います。



とまあ、そんな私の話はここまでにして^^;
まあ、何事においても終わりと言うものがあるわけです。
パクス・アメリカーナ。日本が過剰なほどの自己犠牲を行う時代は終わりました。
他の誰でもないアメリカ自身が終わらせたんです。
世界の警察である事。その役割をアメリカが負担出来なくなった事によって。
従来の世界秩序であるてパクス・アメリカーナは終わった。
まさに一つの時代が終わりを迎えたのであり、この時点で世界の全てが変わったんです。
当然ながら日米同盟も変わったのであり、私達日本も変わるべき時が来たんです。


そんなわけで後者の場合。
アメリカ陣営による世界平和の場合ではアメリカと同盟国の同盟関係。
相互の協力により世界各地の安全保障体制を構築し、平和を守る事になります。
従来のようにアメリカ単独では世界の平和は成立しません。
よって従来の慣習。慣例も通用しなくなりますし。
私達日本の自国を犠牲にした緊縮増税路線と言うのも成立しなくなりました。
つまるところ。
もはやアメリカの意思が世界の意思では無くなった、わけです。

何度も言いますが、もし現段階においてアメリカが日本に対して従来の要求。
緊縮増税路線の継続を強要してきた場合。
アメリカは、この点をまったくもって理解していない事になります。
これは非常に大きな問題です。


よろしいですか?
世界の平和を守る世界の警察。
その役割があればこそアメリカは絶対的な存在なのであって。
あらゆる場合にアメリカの意思こそが最優先とされる状況だったんです。

でも、今は違います。もうアメリカは世界の警察ではありません。
アメリカの意思が必ずしも世界の意思ではなくなった。
それはつまり、その分だけアメリカの国際的な地位は下がったわけです。
誰の目から見ても明確にアメリカと言う国家は弱体化したんです。

そんなアメリカに依存するだけで。配慮するだけで平和が守られた時代は終わった。
この事実を当人であるアメリカ自身が理解していないのでは・・・これではね。
どれだけ私達日本が頑張ったところで、世界の平和が守られるはずもありませんし。
しつこいようですが第三次世界大戦。核戦争を回避する事も不可能です。



アメリカと同盟国による世界秩序。アメリカ陣営による世界平和とは。
一つ見方を変えれば、アメリカが同盟国に依存する事を意味します。
アメリカ自身が平和のためには同盟国との協力が不可欠である事を宣言した。
だとすれば。
世界中の同盟各国はアメリカと協力出来る状態。環境が必要になるわけです。

この点を踏まえた上で、今一度日本の緊縮増税を見て下さいませ。
日本経済の実情を完全に無視した何十年間もの緊縮増税路線。
デフレ状況下におけるデフレ政策の実施と言う狂気の沙汰。
こんな事が平然と行われているような状態では、
どこをどう考えても日本がアメリカと協力する事など不可能です。

改めての確認ですが、日本の自国を犠牲にするほど過剰な緊縮増税とは。
とにもかくにもパクス・アメリカーナが大前提。
アメリカが日本の軍事。安全保障の全てを負担する事が大前提だったんです。
その前提が崩れてしまった以上は、今までのような要求。
従来のように日本の緊縮増税をアメリカが要求する事など不可能なんです。


それなのに、です。

そんな不可能な事を、それでもアメリカが日本に対して要求しているのだとしたら。
アメリカは同盟国と協力する意思など、そもそも存在しない。と考える以外には無いし。
何よりもアメリカは世界の秩序。世界の平和を守る意思そのものが無い。と、
そのように結論付ける以外にはありません。
最悪の場合。
アメリカは第三次世界大戦。核戦争を勃発させようとしている。と、
そのように日本を含めた世界各国から判断されてしまっても、文句は言えませんし。
これだけ日本との同盟関係を蔑ろにした。となれば、他の同盟関係にも確実に亀裂が走る。

「アジア最大の親米国家であるはずの日本ですら切り捨てられた。
だとすれば、自分達も同じように切り捨てられるのではないか?」

そのように考える同盟国が続出する事は疑いようがありません。
私個人の予想としては、日米関係が破綻した場合。
それでも残る同盟関係があるとすれば、イギリスとイスラエルくらいでしょう。
それ以外の同盟国はアメリカ陣営から離反し、独自の安全保障体制の構築を目指すはず。
あるいは、次々に新たな核保有国が出現する事になっても・・・私は驚きません。

・・・失礼ながら。
このままだとアメリカにとって非常に大きな不利益が発生するのではありませんか?



えーと。これまた改めての確認なんですけれどね^^;

私達日本の基本方針としては現在のアメリカ政府。トランプ大統領からの要請。
つまりは日米同盟における日本の役割の拡大と今まで以上の負担。
この要請を真摯に受け止めるつもりでいました。

なぜならば、これは先に宣言されたアメリカと同盟国による世界秩序。
アメリカ陣営による世界平和と合致するものでもあるからです。
よって。
私達日本としては全面的にアメリカ政府。トランプ大統領の要請に応じるつもりでした。

そして、そのためには当然ながら緊縮増税路線を転換し。
積極的な財政出動と大規模な減税政策により日本経済を復活させ。
それにより国力を増強し、日米同盟を強化する事。
それこそがアメリカが提唱するアメリカ陣営の世界平和の実現なのであり。
日本の平和。アジアの平和。ひいては世界の平和に繋がるものだ。として、
私達日本は総力を挙げて努力していくつもりだったんです。本当にね^^


ところが、です。

その全てが否定されたのが先に行われた増税。消費税の10%への引き上げです。
これにより緊縮増税路線が従来通りに継続する。と日本国民は判断し。
日本経済の復活は遠のき、日本の国力増強など望むべくもなく。
必然的にアメリカ政府。トランプ大統領の要請にも応じる事は出来ない。
すなわち日米同盟を維持出来ず、日本の平和を守る事が出来ないのではないか?・・・と、
そんな物凄い不安と恐怖が、今まさに日本国民を襲っているのが実情です。
うん。そうですね。
今現在に日本国内に蔓延する不安と恐怖の正体がコレだ。と私は見ております。


そして、もし万が一にも。
今回の消費税増税。緊縮増税路線の継続がアメリカの意向によるものだとすれば。
来年以降。日本国内で反米感情が爆発する可能性があります。

「アメリカは日本の平和を守る事も無く、ただ日本から搾取するだけなのか」

このような意見が必ず出てくる事になりますし。
私のような日本国内の親米派は、この意見に対して沈黙する以外にはありません。
沈黙する以外に無いほどに、あまりにもアメリカの言動が支離滅裂だからです。

同盟国と協力する。と言っておきながら、協力出来ない状況が作り出されている。
日米同盟を強化するために国力を増強するべき時に、緊縮増税が要求されている。

もし仮に。
このような理不尽な要求をアメリカが実行していた場合。
私を含めた日本国内の全ての親米派は、何一つ擁護する事が出来ないでしょうし。
日米同盟。日米関係は壊滅的な打撃を受ける可能性があります。



一つ確認しておきますが。
日本の安全保障戦略と同様に。アメリカのアジア戦略も日米同盟を中心としています。
もし日米同盟が破綻するような事になれは、日本の安全保障体制は無論の事。
アメリカの対日戦略を含めたアジア戦略全般が破綻する事なります。

そして、これは・・・あくまでも私の個人的な意見なんですけどね。
ここでのアジア戦略の破綻は、世界戦略の破綻と同じ意味になるのではありませんか?
冗談でも何でもなくて。
現在のアメリカが構想する世界戦略の全てが破綻する可能性があるだろう。
先に述べたように世界各地の同盟国との関係が決裂してしまうだろう。と、
そのように私は個人的に考えている次第で御座います。

であればこそ。
現段階でアメリカが日本に対して緊縮増税を強要した場合。
そのまま第三次世界大戦。核戦争の勃発に直結するだろうなぁ。と私は思うんです。


・・・まあ、違うと言うのならね。別に良いんですけどね。
ただ日米同盟の破綻と在日米軍の撤収と言うのは。
米韓同盟の破綻と在韓米軍の撤収と比較出来ないほどの悪影響。超ド級の衝撃がある事。
アメリカ合衆国が根底から覆されて、本当の本当に破滅する可能性がある事。
その事だけは、どうかお忘れなきように・・・お願い申し上げます。



でまあ、ちょっと話は変わるんですけれど^^;
この話と言うのは当然ながら安倍政権。日本政府から説明されていませんでしたか?
現在のアメリカ政府。トランプ大統領は説明を受けていませんでしたか?
説明を受けてなおアメリカが日本に緊縮増税を求めているのだとすれば。
それならば私は全てを諦めます。
もう何をやったところで手遅れだった。と諦める以外にはありません。


しかし、もしも何一つ説明されていなかったのだとすれば。
今からでも遅くはありませんので、どうか対日戦略を見直して下さいませ。
日本に対する緊縮増税の要求を全面的に撤回する。と、
そのように伝えて下されば、ほぼ確実に安倍総理は緊縮増税を即座にやめるはずですし。
アメリカが提唱した同盟国との世界秩序。アメリカ陣営による世界平和。
その理想を世界中の誰よりも強く支持して、実現のために全力を尽くす事でしょう^^



・・・うん。どうだったかな?^^;

こんな感じで緊縮増税路線が転換してくれれば良いんですけれど。
これでもダメだと言うのならば、もう本当に・・・どうしようもありませんねぇ。
来年以降は、とても悲劇的な出来事が起こる可能性があります。
なので、ぜひともに賢明な判断をして頂きたい次第で御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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