政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 EUから離脱をイギリスは決めたようです。 忍者ブログ
10 . May
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25 . June
うーん。やっぱりイギリス国民はEU離脱を選びましたか。
いや、今日の早朝までは残留派が上回っている。との噂が飛び交っていたんですが。
・・・まあね。
それでも離脱派が勝利するだろう事は、なんとなくでも予想しておりました。

まっ。予想していたからこそ重大だ。重要だ。などと、
あれだけ騒いでいた憲法改正の話を切り上げてまで。
わざわざイギリスの話題を優先しているんですけれどね。ナハハハ^^;


ともかく。
そういうわけですので、前回にも書きましたように。
今後の世界情勢は急激に変化していくだろう事は避けられません。
うん。世界全体の秩序についても変化する事でしょう。
なので、早速ですが今後の世界情勢についての話を致しましょう。


まず最初の確認としては、ですねぇ。
今回のイギリスのEU離脱に関して最大の影響が発生するのは、
当然ながらEUであり、ヨーロッパ全体である事は間違いありません。
そして、その中でも特に影響を受けるのはドイツで御座います。
近年におきましてドイツ経済の好調となっているのは、EU経済圏があればこそです。
そのEU経済圏からイギリスが離脱するわけです。
となれば、必然的に経済規模は縮小してしまうわけであり。
その影響はドイツ経済を直撃してしまう。と言う事で御座います。

うん。まあ、何と言いましょうか^^;
マスコミの報道ではイギリス経済ばかりに目が向けられておりますけれども。
より重大な影響を受けるのはEU経済だろうなぁ。と私個人は考えております。
その理由は何か?と言いますとね。・・・難民問題です。



えーと。前回の話題では、イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票。
その最大の争点は移民政策にある。と私は書いたわけですけれども。
実を言うと、アレは正確ではありません。
より正確に述べるのならば、ヨーロッパに流入し続ける難民問題にあります。


あの、ですね。
今一度。改めて申し上げますけれども欧米諸国。
特にヨーロッパ。ドイツのメルケル首相がその筆頭格になるんですが。
欧米諸国の方々は難民問題と言うものを、あまりにも過小評価し過ぎております。
以前から書いている事ですが、難民問題は一つ間違えば国家が滅びる問題です。
それほどまでに物凄く重大な問題であり、物凄く解決が難しい問題なんです。
ですので、この問題一つだけを見ましてもね。
EU離脱の是非を国民投票で決めたイギリスの対応と言うのは。
過剰な反応でも何でも無くて、至極道理である。と言うのが私の正直な感想です。
もし仮に、私達日本が今のヨーロッパの難民問題に直面したとすれば。
やはり今回のようなイギリスと同じ程度の対応をすると思います。
なぜならば、それが正しい現状認識であるからです。
国論を二分する事を覚悟の上で、それでも国民投票を実行する程度には。
ヨーロッパの難民問題とは、それほどまでに恐るべき問題であるからです。


そんな恐ろしい難民問題からイギリスは手を引く事を決断しました。
うん。今回のEU離脱は、難民問題から手を引く事と同じ意味であり。
そのつもりでイギリスは決断したのだと私は考えております。
つまり、難民問題と言う超ド級の問題からイギリスは半ば解放されたわけです。
逆に。
イギリスが離脱した事で、それ以外のヨーロッパ各国。EU各国と言うのは。
今まで以上に難民問題が重荷となってしまうのは避けられないわけです。

難民に関連した事件と言うのは・・・まあ、今現在でも発生していますが。
それが今以上に多発するでしょうし、事件の内容それ自体も深刻化するはずです。
過度なナショナリズムを主張する極右勢力が拡大。台頭してしまったり。
あちらこちらで難民排斥の運動が加速化してしまう事でしょう。

・・・まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
今や不安材料はイギリスよりもEUの方が大きくなったんです。


さらに指摘しますと。
これも既に書いた事ではありますが、ヨーロッパの難民問題を解決するためには。
一つの大前提としてロシアと協力する事が必要になります。これは絶対です。
ですが、今のヨーロッパは対ロ制裁を実行している真っ最中であり。
そのために難民問題でのロシアとの協力と言うのは絶望的です。
つまるところ。
今のヨーロッパの難民問題と言うのは、解決手段が存在しないんです。
根本的な問題解決どころか。おそらく現状維持すら難しい状況に陥っています。
どんなに頑張っても・・・難民問題の深刻化を遅らせる程度が関の山。
今のEUでは時間稼ぎ以上の事が出来てはいないはずです。

それに加えて今回のイギリスのEU離脱です。
申し訳ありませんが、今以上にヨーロッパは危機的な状況に陥る事になると思います。



んー。ちょっと早いですけれど、今回はここまでにしておきましょう。

それでは本日もまた失礼しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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