政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 イギリスのEU離脱による私達日本への影響についての話です。 忍者ブログ
03 . May
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30 . June
えーと。前回では・・・まあ、アレですね。
EUは安全保障におけるイギリスの役割を軽く見ていましたよね。
アメリカとEUの間を取り持つ。と言う極めて重要な役割があったと言うのに・・・。

そんなわけで。
イギリスがEUを離脱して経済に影響が出る云々と心配する前に。
イギリスが離脱してEUの安全保障を担う国家がいなくなった事を心配するべきです。
今一度。冷静になって考えてみて下さいませね?
一体どこの誰がイギリスの代わりをすると言うんです?
ドイツにもフランスにも。イギリスの代わりは出来ないんですからね?
・・・ホントにね。EUには安全保障の専門家がいないと思います。

EU各国の安全保障担当官は、揃いも揃って給料ドロボーばっかりです。うん^^;


とまあ、そんな感じの話題から本日の話題になります。
本日の話題は・・・・・・ようやく日本です^^;

いやまあ、我ながら随分と遠回りしたわけですけど。
しかし、そうするだけの意味と価値がある。と私は考えております。
ええ。そうですとも。
なにしろ参院選の真っ只中でイギリスの話題をしているんですからね。
それに見合うだけの価値が無ければ、私の良識も疑われるわけです。ナハハハ^^;
と言うわけで、本日の話題に参りましょう^^


それではイギリスのEU離脱における私達日本への影響の話なんですが・・・。
まっ。そんなに大した話じゃないんですけどね^^;
ぶっちゃけますと、既に前回の話題で書いておりますから。
それでまあ、前回に私は、

「イギリスはアメリカとの関係を強化する。EUはアメリカに頭が上がらなくなった」

・・・と書きました。ある意味では、これが全てなんです。
今後のイギリス。またはEUがアメリカとの関係強化を優先する以外には無い。
なぜならば、そうしなければ安全保障を維持出来ず。自国の平和と未来を守れないから。
それゆえに。
アメリカの意向に反する言動は極力避けなければならない。・・・と、
そのような大前提。大原則が出現したわけです。


この事実を前提として本日の話題になるわけで御座います。うん^^;

でまあ、そもそもの話と致しまして。
近年のイギリス。そして、EUの動きと言うのは、かなり問題だったのです。
こう言ってはアレですけれど、正直な話。著しく日本の国益を害するものでした。
何が問題だったのか?言わずもがな。中国で御座います^^;

近年の私達日本やアメリカの対中戦略におきまして、
事実上。最大の障害となっていたのは、他ならぬEUなんです。
うん。先頃にEUは中国の国際銀行であるAIIBに参加しました。
皆々様もご存じのとおり、AIIBについては事前に日米両国が再三に警告し。
断じて参加などしてはならない。と強く主張しておりましたが・・・。
残念な事に、それらの警告を全て無視してEUは参加を強行してしまったのです。
ですので、この点を考えますと日米両国とEUの関係と言うのは。
悪化した状態だった。と表現出来るわけなんです。


それで、ですねぇ。
これはつまり、日米両国よりも中国を選んだ方が利益になる。・・・と、
そのようにEU各国は判断したからなのでしょう。きっと。
ただ。
中国経済の低迷が明確になってきた事もありまして。
ここ最近のEUの動きとしては従来の態度を改めつつありました。
中国に対する批判。否定的な意見を出し始めていたのが・・・最近の状況でした。

まっ。東南アジア。ASEAN諸国が中国との対立路線を明確にした理由もコレでしたし。
ですから、EUもまた中国経済の低迷を理由に態度を改めるだろうなぁ。・・・と、
そんな風に私も予想はしていたのです。うん^^;
このままの流れであれば、穏やかに日米両国とEUの関係改善は行われるだろう。と、
そのような雰囲気があったわけなんですけれども・・・。



しかし、ここで大変な事が起こりました。
それこそが今現在に話題となっているイギリスのEU離脱で御座います。うん^^;
この一件はヨーロッパ中に激震が走ると共に。
今回に話題である私達日本。アジア地域においても大きな影響を与える事になります。
つまり、ヨーロッパの中国戦略に物凄い影響を与える事になったわけです。

と言いますのもね。
既に申し上げておりますように、今後のイギリスは国家戦略を大きく変えまして。
アメリカ重視の国家戦略を構築しようとしております。
当然ながら、その中にはアジア戦略。中国戦略も含まれるわけです。

今までは他のEU各国。あるいは、今までの中国との協力関係などもありまして。
中国への批判は間接的に。配慮された批判だったのですけれども。
そのような方針の全てが変改して、今までの配慮の全てが消滅する事になります。
ええ。何しろアメリカ重視の国家戦略になるわけですからね。
今のイギリスには中国などに配慮している余裕など一切無いわけで御座います。
アメリカとの関係強化。御機嫌取りのために。
イギリスはアメリカのアジア戦略。対中戦略を全面的に支持するはずですし。
そうなると・・・イギリスは全力で中国を糾弾する以外には無いからです。

うん。今後のイギリスのアジア戦略は、これ以外には考えられないと思います。


さて。そうなると困るのはEUです。
イギリスがアメリカとの関係を強化した結果。
アメリカの中国戦略を支持して、中国を物凄い批判を行い始めたとなると。
EUとしては、完全に置き去りにされた状態になるわけで御座います^^;
うん。当然ですね。

「イギリスはアメリカの味方をしているけど、EUは味方をしてくれないのか。
それならばアメリカもEUの味方をする必要は無いはずだ」
・・・との声がアメリカ国内で出てくるのは当たり前の話で御座います。


さあ。大変です。

前回にも書きましたが、今のEUはアメリカとの関係を悪化させるわけにはいきません。
ここでアメリカとの関係を悪化させてしまえばNATO全体。
EU全体。ヨーロッパ全体の安全保障を直撃してしまうからです。
となれば。もはや取るべき手段は一つだけ。
イギリスに負けず劣らずアメリカを支持して中国を批判する事だけです。
つまるところ。
結果的にはイギリスのEU離脱をキッカケとして。
ヨーロッパ各国のアジア戦略。中国戦略が激変するだろう。と私は予想しております。


今まで中国に協力しておいて、すぐに手のひらを返して批判する。ともなれば。
EU.ヨーロッパとしても随分と外聞が悪いわけですけれども。
でも、もうそんな事を言っていられる余裕など今のヨーロッパには無いんです。
恥も外聞を投げ捨てて、必死で中国を批判する以外にはありません。
そうする以外にヨーロッパの安全保障を守る手段が他に無いからです。

「対中戦略に全面的に協力するから、従来どおりにNATOでも協力してくれ」

・・・ってね。
うん。これでイギリスどころか。EU丸ごと全部が対中包囲網に組み込まれました。

そして、これに私達日本とロシアの関係改善が加わります。
既に報道されておりますように、現在の日本政府はロシアとの首脳会談に向けて交渉中です。
最終的には平和条約の締結まで視野に入れた、かなり高レベルな交渉になるでしょう。
よって。
日本の対中包囲網。それが完成に至る・・・わけです^^;
これで中国は完全完璧に。世界から孤立します。文字通り「世界の敵」です。



んーと。一応の確認しておきますが・・・中国共産党。習近平と言うのは。
私達日本に喧嘩を売って敵対したわけで御座います。
こうなる事は、遥か以前から理解しておられましたよねぇ?
今更わからなかった。知らなかった。なんて事は言いませんよねぇ?

・・・参考程度までに申し上げてきますと。
対中包囲網の完成の次は、中国における経済の自由化と政治の民主化です。
あくまでも中国国家と中国国民の未来のために。
その元凶となる一切合切を、今この時代において一掃させて頂く事になります。

今現在に存在する対中包囲網は、そのままアジア地域での協力体制。
ひいてはアメリカ。ヨーロッパなどとの協力体制へと移行し。
そこに民主化された新しい中国を組み込んで、新しい国際秩序を作り上げます。
これにてアジア。ひいては世界の平和と安定を取り戻し、
中国戦略。そこから先に繋がる世界戦略が完遂するわけで御座います。



とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

うーん。まあ、今回はね。
イギリスのEU離脱がキッカケで一気に話が進む事になりましたけどね。
でも、仮にイギリスがEUに残留したのだとしても。
基本的な流れそのものについては、大した違いは無かったと思います。
と言うのも、現在の中国を支配。もとい統治するのは習近平ですからね。
なので、中国が逆転する可能性と言うのは皆無だと私は個人的に考えております。


・・・まあ、世界戦略が完遂する。などと偉そうな事を書きましたけど^^;
中東やアフリカなどは今以上に混乱するでしょうし。
事と次第では、それにヨーロッパが巻き込まれる可能性も十分にありますが。
しかし、アジア地域の安定が確保出来たのならば。
最悪の未来。すなわち第三次世界大戦を阻止する事は十分に可能で御座います。

私達日本などのアジア諸国が・・・。
あー。いや、もちろん世界の中心は今と変わらずアメリカでしょうけど^^;
アジア諸国が今まで以上の力を発揮して、世界を平和へと導いていく。
そのような未来を、私は考えていたりするわけで御座います^^


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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