政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 日米を信頼するかどうかで、ロシアのアジア戦略は大きく変化します。 忍者ブログ
27 . April
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22 . March
さてはて。未だ金正恩から何の発表もありませんよね?
うーん・・・まあ、いいか^^;
そんなわけで、もう少しばかりロシアの話を続けていきたいと思います^^


でまあ、前回の話題としては昨今のロシアの動き。
この動きが多少なりに不可解な部分が感じられまして・・・。
もしかしたら、ロシアはアジア戦略よりも対米戦略を優先しているのかもしれない。
中国への対応よりも日米同盟との対立を優先してしまっているのかもしれない。
万が一にも、そうだとすれば。
あるいは中国の崩壊によりロシアまでもが崩壊してしまうかもしれない。

・・・と言うような話で御座いましたね^^;


この話について、もう少し補足と言いましょうか。
ちゃんと順序立てて話をしていきたいと思います。
それでは参りましょう^^

でまあ、前回の文面を御覧になれた方々の中にはね。
疑問に思われた人もいるかもしれません。

「オイオイ。今まで言っていた話と違うじゃないか。
中国の分割統治の話はどこに行ったんだ?」

うん。まったくもって正しい指摘で御座います^^;
前回の話題は、今までブログに書いてきた話とは完全に異なる話でした。
なぜなら、今までとは明らかに状況が変わってしまったからなんです。
何が変わったのか?
ロシアが日本やアメリカとの協力に難色を示したからです。


前回に私は、国境線に軍隊を置いて難民の流入を阻止する事。
それがロシアにおける最低条件である。と言うような事を書きました。
なぜに最低条件なのか?と言うと、これはロシアが日米両国と協力しない場合の話。
つまり、ロシアが単独で中国の崩壊に対処した場合の話なんです。

このブログで書いてきた中国の分割統治の話。
中国北部をロシアが。中国南部を日米同盟がそれぞれ分割して統治する話。
その話の大前提としては、日米ロ三か国の協力体制が必要不可欠なんです。
だからこそ。
先頃にロシアが日本との平和条約の締結について言及してくれた時には。
もう私も狂喜乱舞しまして^^;
「新しいアジア秩序の到来だーっ!」と喜んでいたわけなんです^^

ですが。

ここにきてロシア側が日米両国との協力に難色を示したわけです。
となれば、当然ながら日米ロ三か国の協力体制も実現せず。
中国の分割統治の一件についても、一時保留にする必要があるだろう。と、
そのように私としても考える以外には無かったわけです。


一つハッキリと申し上げますとね。
ロシアの現状を考えれば、ロシア単独で対中戦略を構築するのは難しいです。
特に中国の崩壊と言う超ド級の大問題への対処は困難を極めるはずです。
プーチン大統領を筆頭として、ロシア人の誰もが頭を悩ませると思います。
それほどまでに中国が崩壊する。と言うのは恐ろしく大きな問題だからです。

そんな大問題に対してロシア単独で対応するとなれば、その手段は限定されます。
・・・いや、限定されると言うか。一つしかありません^^;
すなわち自国防衛を最優先として、ロシア国内に引きこもる事です。
それこそ貝のように固く閉じて被害を最小限にする事。
これ以外にロシアの選択肢は無いだろう。と私は個人的に考えております。



それで・・・うーん。これを言うと内政干渉に引っ掛かるんですけど。
ロシア単独でのアジア戦略として自国防衛をしながら。
なおかつアジア地域に手を出す。中国崩壊以後の新しいアジア秩序にまで介入しようとすれば。
ロシアの国力が枯渇してヨーロッパ戦略が破綻する事になります。

よろしいですか?
今ここでロシア単独でアジア戦略をゴリ押しする。なんて事をしてしまったら・・・。
本当の本当に。ロシアのヨーロッパ戦略が破綻しますよ?
ウクライナからの完全撤退どころか。クリミア半島まで手放す事になる。

まあ、首都をモスクワからウラジオストクにする。・・・と、
そこまでの物凄い覚悟があるんだったら私も何も言いませんけれど^^;
でも、そこまでの覚悟が無いのであればね。
大人しく自国防衛のみを目的として行動するべきです。
ロシア単独でヘタにアジア情勢に介入しようとするのは控えるべきです。

・・・念のために申し上げます。
日米両国との協力が無いままにアジア地域に手を出す。と言う事は、
それは結果として日米同盟との対立を意味する。と言う事を、どうかお忘れなく。


うん・・・大体。大雑把ではありますが、これがロシアの実情だと思います。
ここまで私も言うつもりは無かったんですけど。
でも、言わないとわからない事もある。と思って、あえて書かせて頂きました。
今の自分達が、どれだけバカな事をしようとしているのか。
その事をぜひとも理解して下さいませ。



いや、あのね^^;

なぜに私がここまで事を言うのか?と言いますとね。理由があるんです。
これは私も聞いた話なんですが・・・ロシアの方々。
「日米同盟を破棄しろ」と口走ったそうですね?これは本当ですか?
一つ確認しておきますけど。
日米同盟を破棄する事は、私達日本人に死ね。と言うのも同じ事です。
ロシアの方々と言うのは私達日本との全面対決を望んでおられるのですか?

いや、もちろんロシアの方々とて本気で言った事じゃないと思いますけど。
だとしても、言って良い事と悪い事と言うのが世の中にはあると思うんです。
安易に日米同盟の破棄を口走るなんて、正気の沙汰とは思えません。
特に私ども安全保障の人間としては、断じて見逃す事が出来ない暴挙です。


ロシアの方々。
これは別に日本一国だけの事を考えて、私は怒っているわけじゃないんです。
日米同盟は日本の平和のみならず。アジアの平和。ひいては世界の平和を守るためもの。
まさしく世界平和の一翼を担っているのが日米同盟なんです。
そんな日米同盟が消滅してしまったら・・・その穴埋めは誰がするんですか?
ロシアの方々が日米同盟の分まで責任を背負ってくれるんですか?
その分だけ世界の平和を守ってくれるのですか?

・・・出来ないでしょう?そんな事なんてさ^^;
であればこそ、そんな発言は決して許されない事なんです。
そんなわけですので、このような発言が二度と出てこない事を祈っております。


それでまあ、こんな事があったわけで、ちょっと私としてもね。
あれ?ロシアは本気で理解していないのか?・・・と心配になりまして。
余計なお世話とは思ったのですが、あえて書かせて頂いた次第で御座います。

あの、以前にも書いた事なんですけど。
安全保障の世界では、意外と簡単に国家と言うのは滅亡してしまうものなんです。
それは私達日本やロシアにとっても例外では無いんです。
どうそ軽率な発言は慎んで下さいませ。


・・・んー。まあ、そうですねぇ^^;
おそらく日米同盟が本格的に動いている理由が中国にある。と、
その点について日本政府や外務省から、ちゃんと説明されていなかったんでしょう。
と言うのもね。
今の日米同盟は過去に類を見ないほどに本格的に。フル回転している状況です^^;
そのためにロシアが不必要に日米同盟を警戒してしまった。と言う事だと思います。
なので、そう考えるとロシアだけが悪いわけじゃないとは思うんですけど・・・。
でも、本当にね。
もうマジでやめて下さいませ。私としても泣いてしまいますToT



でまあ、この話は今は置いておきましょう。
それよりも今ここで話題とするべきは今後のロシアはどうするのか?・・・です。

ロシアが、どうしても日本やアメリカを信用出来ない。と言うのならばね。
それならば仕方ありません。
私達日本としても無理に協力する事は出来ません。ロシアとの協力は諦めます。
その上で真摯に。心から忠告を申し上げます。
ロシア単独でアジア情勢に介入するだけの余力は無いはずです。
自国防衛のみに専念し、不用意に動く事は控えるべきで御座います。
無理にゴリ押しするような事をすれば、ロシアの全てが瓦解する事になります。
よくよく慎重に。冷静になって判断して下さいませ。

これに対して、もしロシアが日本やアメリカを信頼するのならば。
日米ロの三か国における協力体制の構築を容認すると言うのならばね。
中国の分割統治と言う可能性もあるかと思いますし。
その場合には中国が崩壊した後の新しいアジア秩序が構築されて。
ロシアの存在感。影響力を確保する事も可能であるかと思います^^

これまた念のために書いておきますが、今の日米同盟は中国を想定しています。
間違ってもロシアに矛先が向けられる。なんて事はありません。
・・・そんな無駄な余裕は日本やアメリカにも無いからです。うん^^;
その上で今後のロシアは、どのように動くのか。
よくよく慎重に。冷静になって考えて下さいませ。



うん・・・いやまあ、私も赤の他人の日本人。
しかも単なる一般人のチンピラ風情なわけですからねぇ^^;
必ずしも正しい意見だ。とは私も言いませんけれど・・・それでもね。
今のロシアの状況を考えるのならば、これが妥当な見解ではないかなぁ。・・・と、
そのように私は個人的に考えております。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様おやすみなさいませ^^

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