「ど」の字さん。コメントありがとう御座います^^
うーん。そうですねぇ・・・。
まずイギリスのアジア戦略に関しては、私にも異論はありません。
おそらく「ど」の字さんが読みどおりだろう。と思います^^
財政再建のために軍事費を削減する。と聞いた時は私もビックリ仰天しましたが^^;
それでも何とか生き残りをかけて正しい方向に動こうとしているのは。
・・・さすがだなぁ。と私も思いました^^;
んー。まあ、そうですねぇ。
これは、あくまでも私の個人的な予想ではありますけれど。
イギリスがアジア戦略を重視した判断は正しい。とは思いますが、
それと同時にイギリスのアジア戦略には致命的なまでの欠陥がある。と見ています。
お得意の三枚舌外交も決して万能の方法ではありませんからねぇ^^;
それで、その欠点の分だけ私達日本を頼る事になると思いますので・・・。
んー。まあ、そうですねぇ。
その点を考えれば今後の日英関係は日本の国益にとってもプラスでしょう^^
と言うわけで。
私個人の見解としては・・・イギリスとは末永いお付き合いをしたいところです^^
それで、です。
欧州が中国を育てようとしている。と言う点について、ですけれど。
もし欧州が本気でそんな事を考えているのだとすれば・・・。
欧州。ヨーロッパ地域全体の未来は非常に暗いものになるだろう。と私は思います。
と言うのも「ど」の字さんが指摘なされているように。
「共産中国には何としても成功してもらわねばならない」
・・・と言う事をヨーロッパ諸国が考えている事につきましてはね。
まず間違いなく、そのとおりだろう。と私も考えています。
ただし。
現実的な話として考えた場合。それでは今の中国が成功するのか?と言うと・・・。
その可能性は限りなく低いと考えるのが妥当だろうと思います。
それこそ欧州。さらにアメリカを含めた場合を想定したとしても・・・。
中国が低迷。混乱する状況と言うのは変わらない。と、私は考えております。
それで「ど」の字さんは中国から日本が追い出された。とおっしゃられていますが。
私の見方は少し異なります。
中国から日本が追い出されたのではなく、日本が中国を見捨てた。と私は見ています。
と言いますのもね。
中国から日本を追い出して、それで中国に何の利益があるのか?と考えた時。
特に何も無いだろう。と私には思われてならないからです^^;
中国経済が低迷している昨今の状況にあって、日本を追い出す事は明らかな自爆であり。
そして、どう考えても日中関係の悪化は日本よりも中国の方が損失が大きいのです。
・・・いやまあ、確かにね。
日本が投資を引き上げられず、また事後法で剥ぎ取られている事と言うのは。
なるほど。短期的に見れば中国にとっては利益になるかもしれませんが。
長期的に見れば明らかな損失である事は自明の理です。
どう考えても日本を追い出すなんて、やっぱり自爆以外の何物でも無いと思います^^;
もっと言うと日本企業が片っ端から撤退しているために中国国内の製造業。
特にハイエンドの高レベルな技術開発は著しく開発速度を落としています。
さらに言えば中国が提唱するAIIBについては、未だに日本へ参加を要請する始末。
つまるところ。
今の中国と言うのは、言っている事とやっている事の全てに矛盾しているんです。
あまりにも国家的な方針が不明瞭であり、国益に対する認識が著しく欠落しています。
この原因と言うのは、ひとえに最高権力者である習近平の実力不足にあります。
目先の損得。自分自身の人気取り。自己保身を優先するがゆえに。
中国の国益について考えられない。よって国家としての方針が定まらない。
言動に矛盾が生じた挙句に国際社会の信頼を失い、結果として自爆する。
これが、今の中国だと私は考えております。
こんな有様では欧米諸国がどれだけ応援したところでね。
今の中国が成功する。中国が立ち直る。なんて事は絶望的である。・・・と、
そのように考える以外には無いだろうなぁ。と私は思うんです。
ですので、今の中国の成功に賭ける国家と言うのは、基本的に全員が負けるはずです。
その中でも・・・特にドイツです。
中国の崩壊に巻き込まれる形で、ドイツは大打撃を受ける事になります。
それは結果としてEU経済にも致命的な悪影響を発生させて・・・。
中国とヨーロッパは双方揃って地獄の底に落っこちる事になるでしょう。
今後の中国が色々な意味での対立軸の一つになる。と言う事は、おっしゃるとおりです。
であればこそ、扱い方一つを間違えるだけで今後の展望は大きく変わります。
・・・まっ。今の日本政府。安倍政権であれば大丈夫だとは思いますけどね^^
次にシュレーダーさんが慰安婦問題を掘り返す事で、
日本の謝罪と賠償を継続させようとする。との意図で実行した。と言う事ですけど。
私個人の意見を言わせてもらうのならば、そこまでの事は考えたくありませんねぇ^^;
仮にも私はシュレーダーさんを立派な人だと評価していましたので・・・。
中国や韓国の反日勢力と同レベルの画策をしていた。とは思いたくありません。
・・・もしそれが真実であれば『晩節を汚す』どころの話じゃなくなりますから。
それでまあ、これまた仮に欧米諸国。ドイツやフランスの思惑によって。
都合良く中国を作り変えようとしているのだとしたら・・・。
そんな物凄い事がドイツやフランスに出来るのならば私は反対しません^^;
うん。そうですね。
今の中国を作り変える。なんて事が出来るのならば、どうぞやって下さいませ^^;
それは、なぜかと言いますとね。
どれだけドイツやフランスの都合の良い中国に作り変えるのだとしても。
その中国は尖閣諸島に武力侵攻なんてバカな真似はしないからです。うん^^;
それに何よりもね。
今のドイツやフランスが都合良く中国を作り変える。と言う事が出来るのだとすれば。
先に亡くなられた劉暁波さんが、とっくの昔に中国を民主化しているはずだからです。
・・・あの劉暁波さんのような世界的な英雄ですら出来なかった事が。
地球の裏側にいるドイツやフランスに出来るわけが無い。と言うのが私個人の見解です。
それで次は反ナショナリズムに対する反動について、ですけれど。
この点につきましては、私も「ど」の字さんの意見と大差はありません。
私としても大体同じような見解で御座います^^
「ナチスのような極端に先鋭化された政権が誕生するのではないか?」
・・・との懸念についても全面的に賛成です。おっしゃるとおりだと思います^^
ちなみに。
参考程度までに書いておきますと、そのような懸念を私が最初に持ち始めたのは。
ドイツのメルケル首相が片っ端から難民を受け入れる。と発言した直後からです。
先の第二次世界大戦ではユダヤ人迫害のホロコーストが起こりましたが。
たぶん次は難民迫害のホロコーストが起こるだろう。と私は予想しております。
・・・この予想が出来なかったドイツ人がいるとしたら。
失礼ながら、そのドイツ人はよっぽどの世間知らずである。と私は思います。
それで最後に今後の戦争形態についての話ですけれど・・・。
うん。まあ、そうですね。
この点につきましても、さして私としても異論はありません。
うーん。一番根本的な点を考えるのならば、ヨーロッパではEUの崩壊。
それに伴うNATOの崩壊から安全保障体制それ自体が消失する可能性がありますので。
「ど」の字さんが指摘するように、国家間での不毛な争いが続発する事については。
十分過ぎるほどにありえるだろうなぁ。と私も考えている次第で御座います。
んー。時期的にはヨーロッパよりも中東の方が少し早いかな。
中東地域では既に従来の安全保障体制が八割方消滅し、半ば形骸化しています。
なので、イスラム国を倒した。中東は平和になった。もう難民は発生しない。
・・・なんて事は絶対にありえません。
イスラム国が掃討された後に、すぐさま次の戦争が勃発し新しい難民が発生します。
重ねて申し上げます。
こうなる原因と言うのは、中東地域の安全保障体制が崩壊してしまっているからです。
と言うわけで。
まだまだ難民は増えるし、その全てがヨーロッパに流入しようとするはずです。
イスラム国を倒して一段落。一息つける。なんて思ったら大間違いで御座います。
・・・だから、あれほど難民など受け入れるな。と警告したのにねぇ。
蛇足ながら付け加えますと、その中東で発生する次の戦争と言うのは。
テロとの戦い。イスラム国との戦いを上回る激しい戦争。
それこそ最後から一つ手前と言うような物凄い戦争が勃発するはずです。
ええ。そうですとも。
よくよくヨーロッパの方々は見ておく事ですね。あれが貴方達の未来の姿です。
とまあ、その話は今は置いておくと致しまして^^;
結論としては、やはり今後の世界情勢では安全保障が問われてくるはずです。
従来の安全保障体制を維持出来るか否か。
もし維持出来ないのなら、どれだけ短時間で新しい安全保障体制を構築出来るのか否か。
安全保障一つで明暗が分かられるだろう。と私は考えております。
もっとはっきり言ってしまえば。
安全保障の点において、どの程度の責任を背負えるか否か。
それによって国際社会における影響力。発言力は大きく左右されるはずです。
今まではグローバルスタンダードにおいて、どれだけ利益を獲得出来るのか。
その点で国家の優劣が決していたわけですが。
これからは安全保障。世界秩序において、どれだけ責任を背負う事が出来るのか。
どれだけ世界平和に対して貢献出来るのか否か。
この点で国家の優劣が決していくだろう。と私は考えております。
・・・とまあ、こんなところかな。いやはや^^;
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
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