さて。前回では中国の態度が変化する。
これより先は経済的な分野での交渉ではなく、軍事的な分野での恫喝になる。
そして、その最初の標的となるのは東南アジアだろう。
・・・と言うような話で御座いましたね^^
いや、実を言いますと。もう少し後になるかなぁ。時間があるかなぁ。・・・と、
私は個人的に考えていたので御座います。
秋頃までは、何とか中国も頑張るだろう。AIIBも本格的に動かして。
動かした直後に問題が続出して手詰まりになるだろうから。
その後。今年の年末辺りが山場かなぁ。・・・とかね^^;
でも、やはり先頃の上海市場での株価暴落は、ちょっと無視出来ませんでした。
少し時間が早まったと考えて、AIIBの本格的な稼動を待たずして。
中国が軍事的な恫喝を開始する可能性が出てきた。と私は考え直したわけです。
さて。それでは本日も引き続き東南アジアの話題ですが。
今回は少し具体的な話。中国がどのような形で軍事的恫喝と干渉を行って。
東南アジア地域の勢力拡大を模索するのか。と言う事を書かせて頂きます。
それでは参りましょう^^
まず中国が軍事力を背景とした恫喝外交を行う。とした場合。
当たり前の話ですが、そのまま軍隊を押し出してくる事はありません。
・・・まっ。よっぽど頭が悪い場合は話は別ですけれどね^^;
なので、おそらく中国は東南アジアにおいて国家間の対立を煽り。
その対立を軍事的な衝突にまで発展させた後に。
その混乱の沈静化。現地の中国人保護を名目として軍隊を出すと思われます。
うん。よほどのバカじゃない限りは、そのように画策する事でしょうね。
んー。ウクライナのように、一国での派閥同士の対立を煽る場合もあるにはあります。
でも、それだとね。ちょっと混乱の規模が小さいですからね。
中国軍を動かすためには、ある程度の規模の混乱が大義名分として必要です。
なので、やはり国家間の対立を画策するだろうと思われます。
さて。そうなりますと、です。
日米両国が対応する手段としては、事前にそれらの動きを潰す事です。
中国が余計な事をしてくる前に、さっさと東南アジア諸国同士の連携を強化。
協力関係を強化して、安全保障体制を確立させてしまう事が最も有効です。
・・・でね。
私個人としては、それほど難しい話じゃないと思っているんですよねぇ。
うん。既に書きましたように、中国はアメとムチのアメが無いわけですからね。
この点を指摘して、中国に傾きかけている全ての国家を引き戻せばよろしい。
つまるところ。
もう中国に従ったとしても、得るものは無いぞ。・・・ですね^^;
中国としては、まだアメを持っているぞ。と言う素振りを見せつつ。
相手を騙しながらムチを振るだろうと思われますが・・・。
中国それ自体が落ち目で、中国経済にも中国市場にも魅力が無い。
さらに言えばAIIBも本格的に動き出す前に失敗する公算が高くなっている。
もう中国が持っている手札は無い。金の切れ目が縁の切れ目。
・・・となれば、今ここで中国の全てにケリをつける事も可能です。
まっ。ともかく。ここで重要な事は、後手に回らない事ですね^^
後手に回ってしまえば、中国の理不尽な恫喝やブラフ同然のアメに食いつく誰かさん。
目の前の損得しか考えられない。韓国みたいな問題児が出現する可能性があります。
そもそもの話としても。
南シナ海で中国が8割の権利を主張するのも、この目先の損得のために。
東南アジア諸国が中国に対して強く批判。反発する事が出来ないのは、
中国が提示するアメに多くの国々が未練を残しているからです。
だから、それが無くなってしまえば・・・誰が中国の主張を認めると言うのでしょう?
あんなムチャクチャな主張など誰も認めませんからね^^;
ですので、そうなる前にさっさとケリをつける事ですね。
無駄に時間をかけるだけで中国に隙を見せるだけです。
先手必勝。一撃必殺。中国の態度が今までとは違う。と見えた時こそが勝機。
中国に傾きかけた東南アジア地域を一気にアメリカ陣営へと塗り替えましょう。
・・・とまあ、こんな感じになるかなぁ。と私は思っております。いやはや^^;
それで、あくまでも私個人の予想ですけれど。
そんな風に中国の態度が変わって何か変な事をやり始める・・・のは、
ぶっちゃけ。物凄くわかりやすいはずです^^;
あの・・・まあ、これも私個人の意見になるんですが。
中国って余計な事を色々と考えて、裏でコソコソと動き回る割には。
ドタバタと大きな足音を響かせるので、ちゃんと見ている人には丸わかりなんです^^;
なので、これから中国が暗躍する事と。その大まかな動きを事前に予想していれば。
誰も絶対にわかると思います。うん^^;
まあ、AIIBが失敗したと中国が考える段階で動くだろう。とは思っていたんですが。
最初にも書きましたように。
それよりも少し早い段階で動くかもしれない。・・・と考えるのが妥当だと思います。
しかし、最後に蛇足と言うか。雑談ですけれど^^;
中国のAIIBの構想。その手段自体は決して悪くは無かったんですけれどねぇ。
うん。私個人としても「なるほど。考えたなぁ」と素直に感心しておりました^^
確かに。このAIIBが成功していれば。
再び中国経済を浮上させる事も不可能ではなかった事でしょう。
尖閣諸島で日本と対立せず。上海万博くらいの時期で実行していたのならば。
おそらくは成功していた事でしょう。
私達日本としても当時の民主党政権ではね。反対していなかったでしょうから。
そう言う意味では実に惜しかったですね。
もう少し中国政府。習近平は柔軟に物事を考えるべきでしたし。
無駄に意地を張って尖閣諸島一つで日本と対立するべきでもなかった。
無意味に時間を浪費せず。常に未来を見据えて行動していれば。
もっと正しく私達日本を評価していれば、また違った結果になっていたでしょう。
・・・まっ。これも今更の話ではありますけれどね^^;
それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^
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