さて。前回の話題は、中国に関する最後の懸念がロシアである。
・・・と言うような話題で御座いました。
まあ、実際問題としてもね。そうなるだろう。と思いますし。
その場合におきましては、アメリカの政治的な決断が必要不可欠だろう。とも思います。
うん。やっぱりね。
アメリカがロシアに対する正確な評価をしていなかった事。軽んじてしまった事が。
ウクライナの問題が長期化している原因である事は否定出来ません。
ですので、中国におきましても。
アメリカがロシアへの対応を間違ってしまうようであるならば。
中国が真っ二つに分かれた挙句に、泥沼の内戦状態に突入してしまったとしても。
これは、何ら不思議な事では無いだろう。と私は考えております。
そんなわけですから、そろそろアメリカにも現状でロシアと対立したままでは。
世界秩序。世界平和を維持する事は、どうあっても出来ない。と言う事実を、
ぜひとも理解して頂きたいと、私は個人的に強く強く願うところで御座います。
とまあ、そんな話がありまして^^;
ロシアとの協力が実現したとすれば、もはや中国に関する問題。
中国共産党に関する問題は8、9割は解決したようなもので御座います。
それで、本日の話題は・・・もし仮に。
もし仮に。このまま中国共産党を放置してしまった場合。
何もせずに指をくわえて、中国をボケッと眺めていた場合にどうなるのか。
その話題について書かせて頂きます。それでは参りましょう^^
それではまず早速ですが、今の中国で確認しておくべき事実を考えますと。
今の中国政府。中国共産党が最優先しているのは現在の支配体制の維持。
国家や国民。国益などよりも自分達の自己保身を優先している。と言う事実があって。
そのための手段として。
中国の爆発的な経済成長を利用してきた。と言う事実があるわけで御座います。
・・・そして、今の中国は経済の明確な減速傾向。停滞。衰退が表面化しております。
なので、必然的に今の中国の国家体制。
中国共産党の一党独裁体制と言う極めて歪な支配体制が崩壊するのは、当然ですね。
えーと。最近の中国で頻繁に行われている中国共産党の内部粛清と言うのは。
中国の経済成長が縮小している分の、穴埋めのようなものだと表現出来ます。
今まで反日でガス抜きしていたものが出来なくなったので。
その代わりに反対勢力を粛清する事でガス抜きしている。と言うわけなのでしょう。
うん。まあ、少なくともね。
反対勢力とは言いましても。身内を切り捨てなければならないほどに。
今の中国共産党は苦境の状態であって、その支配体制も末期状態にある。と言えます。
さて。これらの状況を前提として・・・ここからが本日の本題です。
この先の中国共産党は、どのようにうごくでしょうか?
どのような手段で自分達の支配体制を維持しようとするでしょうか?
それらを予測した場合。
私には一つの可能性以外には見つかりませんでした。
つまりは中国国家を、かつての旧ソ連のような有様にする。と言う事です。
・・・まあ、要するに。
鄧小平より続く開放路線の全てを大転換して、完全完璧に統制された管理社会への移行。
中国の全てを、純粋な社会主義国家に戻そうとするだろう。と思われます。
いや、これは冗談ではなくて。・・・ですね。
今の中国の現状を考えた上で最良の解決策と言うのは、誰が考えたとしても。
政治の民主化と経済の自由化であって、国家体制の抜本的な変革以外にはありません。
うん。これ以外には無いだろう。と私は思います。
しかしながら。
それを今の中国政府。中国共産党が認めずに。あくまでも現状の維持。
自分達の国家体制。支配体制の維持に固執してしまった場合だと。
かつてのソ連のような、社会主義国になる以外に方法は・・・無いんですよねぇ。
現状での中国の経済成長が頭打ちである以上。
もはや経済成長を背景とした国家戦略を打ち出す事は出来ません。
だとすれば、現状のままで新しい国家戦略を打ち出すしかない。
その上で自分達の支配体制を肯定させ、認めさせる方法を模索するしかない。
・・・このような目的の場合。一番手っ取り早い方法とは何でしょう?
簡単です。とっても簡単。
富裕層の財産を片っ端から没収して、それを貧困層にバラ撒けば良いんです。
ええ。もう本当にリアルな社会主義革命ですね^^;
これを実行すれば一時的であるとは言え。とりあえずの支持。人気は確保出来ます。
そりゃあね^^;
タダでお金をくれる。と言うのだから、貧困層の大多数は中国共産党を支持しますとも。
そして、その状況を利用して一気に軍事改革を断行し。
中国国民の大多数が浮かれている間に、強力な軍事独裁国家を樹立させるんです。
反対する有識者。評論家などの勢力については、
国民の支持を武器にして、国家反逆罪により一人残らず投獄すれば良いだけです。
こうすれば。
ほぼ確実に中国共産党は、今の支配体制を維持する事は十分に可能です。
・・・その代わりに中国国民は100年の労苦を背負う事になりますけれど。
いやまあ、中国共産党にとってはね。
国民の事など二の次。三の次みたいですから、犠牲にする事など些細な問題なんでしょう。
と言うわけで。
結果的にアジアのド真ん中に。突如として第二のソ連が出現するわけです。
・・・そんな事になったら、それこそ世界の危機です。
周辺諸国の全てはもちろん。世界中の誰もが望まない未来で御座います。
ロシアですら、それはちょっと。と頭を悩ませる事になるでしょう。
いくらなんでも。
そこまで国家も国民も。国益も全てを自己保身のために犠牲にするような。
そんな下劣な連中と協力する事はロシア。プーチン大統領とて考えないはずです。
そんなわけですから、その時になればね。
まず間違いなく極めて強力な対中包囲網が構築される事でしょうけれど。
そこまでムチャクチャな状態。第二のソ連が如き中国が相手では。
どれだけ強力に国際社会が圧力をかけたとしても、それでも戦争は防ぎ切れません。
軍事独裁国家となると言う事は、どこかに向かって戦争する気満々だと言う事ですからね。
さすがにね。
外圧だけでは、このような中国は止める事は出来ないでしょう。
だからこそ。です。
だからこそ、今ここで中国を止める必要があるんです。
中国共産党の息の根を止めて、中国を民主化する必要があるんです。
中国経済の衰退がどうにもならない。AIIBも失敗する。
打つ手の全てが効果を発揮しないとなれば・・・最終的な手段として。
必ずや中国共産党は社会主義国家への回帰を目指すはずです。
なぜならば、それ以外の他には手段が無いからです。
うん・・・文化大革命の悪夢が再来したとしても、私は不思議に思いません。
今の世界情勢と言うのは・・・まあ、お世辞にも安定している。とは言えません。
そのような状況にあって社会主義革命だなんて。
過去の亡霊みたいなものが蘇ってくるなど冗談じゃないんです。本当に。
そんなもの。誰が許すものか。・・・です。
うーん。まあ、蛇足ではありますけど。さらに指摘するのならばね。
その第二のソ連となった社会主義で軍事独裁国家の中国は、
反日を掲げて日本に襲い掛かってくるわけです。もう本当に冗談じゃありません!
そんな事など断じて認められません。
まっ。そんな理由がありまして。
私はウギャーウギャーと騒いでいるわけなので御座います。いやはや^^;
しかしまあ、本当にね。
こんな未来になるかもしれないと言うのに、安保法案に反対する方々って。ちょっとねぇ。
私には、まったくもって理解出来ません。
それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^
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