政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 対中戦略における最後の懸念。 忍者ブログ
05 . July
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

27 . July
前回では今の中国政府。中国共産党が実行する少数民族に対する弾圧は犯罪行為で。
そして、それはおそらく。
中国の支配下に組み込まれた全ての国家。全ての人々にも等しく同じ扱いがされる。
特に日本に至っては、反日の延長線上として日本国民全てが罪人のように扱われて。
言語を絶するような。恐ろしく悲惨な未来になってしまうかもしれない。
・・・と言うような話でした。
うん。そうですね。
だからこそ、私は断じて中国共産党を容認出来ないのです。


・・・んー。たとえば政治家の方々であればね^^;
政治的な配慮があるので、大声で中国を批判出来ないのはわかりますし。
また、企業。財界の方々であったとしても。やはり中国は重要な市場ですから。
色々と都合があるので仕方ない部分もあるのだとは思いますけれど。

日本のメディア。ジャーナリズムが、この可能性を主張しないのは。
世論の代弁者としての役割を果たしておらず。無責任で怠慢であると思います。
利害関係などもわかりますけれど、やっぱりね。それとは別に。
真実を追究するのもメディア。報道の役割であり責任であるはずですからね。
・・・この役割。責任を背負わないのであるならば。
その人には表現の自由。報道の自由を語って欲しくはありません。
いえ、語る資格が無いだろう。と私は個人的に思う次第で御座います。

まあ、ともかく。
このように今の中国政府。中国共産党と言うのは。
自分達の支配体制。権威と権勢を守るためならば何でもやる方々です。
どんな理不尽で。どんな身勝手で。どんな卑劣極まりない事でも平気で実行してきます。
なぜならば。そうしないと自分達の支配体制を維持する事が出来ないからです。
全ては、たったコレ一つだけ。
こんな陳腐な理由一つのために、数え切れない無辜の人々が犠牲になっている。
今この瞬間でもそうです。
・・・後顧の憂いを絶つためにも、この方々には必ず失脚して頂くべきだと思います。
ええ。本当に許し難いです。


・・・はぁ~。そうなんですよねぇ^^;
そう思ってしまうからこそ。ついつい暴走じみた事になってしまうと言う。ナハハハ^^;
いやいや、私も知恵と勇気と理想だけで突っ走るような。
そんなチェ・ゲバラのように立派で気高い人間ではありません。
私は物凄く世俗的な俗人で御座います^^;

あんまりキャラじゃない事をするべきではありませんよね。わかっておりますとも^^;
燃え上がる怒りの炎と鋼の如き正義の意思によって行動するのは・・・。
まあ、私じゃない別の誰かに任せると致しましょう。
とまあ、そんなわけで。
俗物な私は、私なりの話を続けると致します。それでは参りましょう^^


と言うわけで、改めまして現状の確認です。
軍事においては日米同盟。今現在に議論されている安保法案によって対応出来ます。
今の現状であれば、戦わずして中国軍は引き上げる事でしょう。
・・・日米両国を敵に回してなお、中国共産党に従うだけの利益が無いからです。
また、低迷する中国経済の動向を見れば東南アジア方面においても対応出来ます。
南シナ海では東南アジア諸国との協力。連携が不可欠でありましたが。
中国に協力するだけの意味と価値が無い事が判明すれば。
何もせずとも東南アジア諸国はアメリカ陣営への参加を求めてくるはずです。

最後に中国国内を見れば、政治の民主化。経済の自由化に対する機運も十分です。
中国経済の低迷と共に中国政府。中国共産党に対する不平不満も高まっていますし。
それを対処するだけの手段を今の中国共産党は持っておりません。

ですので、結論としては。
この現状だけを見るのならば、十分に中国共産党の一党独裁体制。
アジア情勢を無尽蔵に悪化させ続ける諸悪の根源を、見事に叩き潰す事は可能です。
極めて日米両国。アメリカ陣営に有利な状況であると言えるでしょう。


が。

ここで一つ。どうあっても見逃す事の出来ない最後の要素が御座います。
文字通り。ラスボスのような存在。最大とも言うべき問題が残っております。
それこそがロシアです。

当初より私が中国。中国共産党の悪逆非道を叩き潰すために。
最大の障害にして、最大の問題となると密かに予測していたのがロシアです。
これは、あくまでも私個人の意見ではありますけれど。
これから先の中国に関する全ての問題は、ロシアの意向一つで決まります。
ロシアが味方となってくれるのならば。
中国共産党の命運は確実に終わります。ほぼ確実に一党独裁体制も終わりますし。
中国の民主化。経済の自由化は、まず間違いなく実現される事でしょう。
しかしながら、もしもロシアが敵になってしまったのならば。
最悪の場合。
中国は真っ二つに分裂した挙句に、泥沼の内戦状態に突入する可能性があります。
・・・うん。間違いないでしょうね。
中国の未来はロシアの意思一つ。プーチン大統領の意思一つで決するはずです。


あのね。
これは、なぜにそうなるのか?と言いますとね。そんなに難しい話じゃなくて^^;
ロシアの立場を考えてみれば、必然的にそうする以外には無いからです。
私達日本やアメリカなどのアメリカ陣営の手によって。
中国共産党が完膚なきまでに叩き潰されて。その一党独裁体制に終止符が打たれて。
中国に新しく民主主義国家が樹立したとすれば。
その次の標的がロシアになるだろう事は、誰の目から見ても明らかだからです。

ええ。そうなる事は既にアメリカ自身が明言しております。
アメリカにとっての最大の敵がロシアであり、次に中国。三番目に北朝鮮である。と、
そのように断言されておりますからね。
中国共産党が叩き潰される事は、次にロシアが狙われる事と同じ意味になります。

そして、そうだとするならば。
今のロシアの立場を考えれば、中国共産党が簡単に潰れてもらっては困るわけです。
万が一にも、そんな事になってしまったら。
ロシアが世界的に孤立した挙句に。なし崩し的にアメリカに屈する事になる。
・・・それを黙って受け入れるほどロシアは甘い国家じゃありません。
プーチン大統領は甘い政治家ではありません。


うん。ここで一つ断言しておきますけれど、ロシアは中国よりも強い。
それも比較にならないほどに強い国家です。
このままアメリカ陣営が中国共産党の一党独裁体制を叩き潰そうとすれば。
まず間違いなくロシアは中国共産党を守ろうと、中国への介入を行うはずです。
それこそ。
中国を二分させた上で民主化勢力。アメリカ勢力に対抗する勢力として。
親ロシア派の勢力として中国共産党などの旧勢力を活用しようとするはずです。
まあ、要するに。
ウクライナと同じ状況が中国と言うアジアのド真ん中で再現される。と言う事です。

対中戦略。中国共産党に対して最後に残った懸念は、これ一つだけです。
なので、逆に考えれば。これ一つさえ片付けてしまえば。ロシアさえ納得してくれれば。
今すぐにでも中国共産党の息の根を止める事が可能ですし。
中国が民主化し、中国経済が自由化する事についても可能である。と言えるでしょう。


それで・・・まあね^^;
これが一番大変なので御座います。もう本当にね。大変です。
私達日本としては、そのための事前準備と致しまして。
対中包囲網にロシアを組み込むために。中国の民主化についてロシアと協力するために。
日ロ関係を改善を行っていた。と言う側面が御座います。
ただ。
まあ、不幸な事にウクライナにおける問題によりまして。
残念な事に日ロ関係の改善は停滞しているのが現状で御座います。
それで、ですねぇ。
こうなってしまっては、私達日本だけの努力では問題解決は出来ません。
この問題に関してはアメリカの政治的な配慮。政治的な決断が必要不可欠です。

繰り返しますが、中国をウクライナのようにしないためにはロシアの容認。
ロシアが事前に中国の民主化を認める事が大前提となります。
でも、これは私達日本だけで対処出来る話ではありません。
アメリカがロシアとの関係を改善し、ロシアとの協力関係を構築する事。
それを行わずしては・・・ロシアは絶対に納得してくれないでしょう。
つまるところ。
アメリカには中国とウクライナ。どちらを選ぶのか。
その事を決断してもらう必要があるわけですね。


うーん・・・もっと言うのならば。
アメリカにも、そろそろ理解して頂かなければならない。と言う事です。
ウクライナも中国も。そして、中東についても。
もはやロシアの協力が無ければ世界の秩序。世界の平和を維持出来ない。
少なくとも。
今のアメリカにはロシアと対立しながら世界の平和を守るだけの力が無い事。
その事をアメリカの方々には理解して、納得して頂く必要がある。と言うわけです。

・・・これ以上。無駄に意地を張ってロシアとの対立を続けた挙句に。
世界秩序。世界平和を維持出来ない状態を続けてしまうのであれば。
中東情勢と同じようにウクライナ情勢も。中国情勢。アジア情勢についても。
全てにおいて中途半端な対応をアメリカが続けてしまえば。
世界各国がアメリカを見限って。アメリカ陣営もバラバラに崩壊してしまいます。

ほら。もうその兆候は見えておりますでしょう?
ウクライナにおける対ロ制裁において、ヨーロッパ各国は消極姿勢になりつつあるし。
イギリスに至っては同盟関係を強化するどころか。
財政状況を理由に軍事費を削減するなんて話まで出てきている。
これでアジアでも対中戦略が失敗しました。ここまで有利な状況を作っておきながら。
それでも失敗した。なんて事になったら、アメリカの面目は丸潰れ。
アメリカの国際的な信用が本当に失墜してしまいます。

うん。私は、あくまでも個人的な意見ではありますけれども。
アメリカ合衆国。バラク・オバマ大統領には。
そろそろ世界の超大国。世界最強の国家としての責任を果たして頂きたいと思います。
私達日本は、アジア最大であり。世界でも有数の親米国家ではありますけれども
これ以上にアメリカが世界秩序。世界平和に対して明確な行動を示して。
誰もが納得するような結果が出せない。と言う事になってしまえば。
大変不本意ではありますけれども、アメリカを擁護するのは非常に難しくなります。


よろしいでしょうか。アメリカの方々。
アジア地域において中国戦略に成功すれば、今までの失敗は帳消しです。
ええ。そうなるほどの大きな成果が手に入るんです。
かつて。
オバマ大統領がアジア地域を重視すると宣言した。あの主張は正しかったんです。
だから、ロシアとの対立については、目を瞑って頂くわけには参りませんでしょうか?
今のアメリカには感情論などではなくて、政治家としての決断が求められている。と、
そのように私には思えてならないので御座います。

・・・そのように私は思ったのでした。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

PR
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]