政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 より現実的な中国への対応策を考えましょう。 忍者ブログ
27 . April
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29 . February
前回は中国の話題でしたけど・・・やっぱりね。
中国経済の自由化と中国共産党の支配と言うのは、絶対に両立しないんです。
いや、もちろんね^^;
それでも中国としては、この二つを何とか両立させようと努力はしてきたんですよ?

でも、それも限界なんです。
現在の支配体制を維持しつつ中国経済を可能な限り自由化する。・・・と言うのは。
もう既に限界ギリギリまで実行されているのであって。
これ以上の自由化は支配体制の崩壊に直結してしまうのです。
なので、今の中国政府。中国共産党。習近平にとって。
今以上中国経済を自由化する事は、絶対に出来ない事なんです。

うん。そうですね。
それでもなお中国経済の自由化を推し進める。と言うのならば。
それは同時に現在の支配体制。中国共産党の一党独裁体制を否定する事なのであって。
必然的に中国は経済の自由化と共に、民主化されるだろう。と私は考えております。

・・・逆に言えば。
事ここに至ってもなお。中国が現在の支配体制を維持しようとする場合。
中国経済を停滞。減速。縮小する未来を覚悟してでも。
今以上に強力に管理された統制経済を実行する以外にはありません。
前回の最後にも書きましたが。
毛沢東時代の共産主義を前提とした独裁的な恐怖政治が実行される。と言う以外には。
今の支配体制を維持する方法は他に無いだろう。とも私は考えている次第で御座います。

まっ。自由化による中国経済それ自体の拡大よりも。
AIIBを利用した対外的な経済圏の拡大を目指したのは、確かに妙手ではありましたが。
とにもかくにも遅過ぎましたからねぇ^^;


そんなわけで、以前から書いておりますけれども。
私の結論としては、この先の中国は民主化するか。そうでなければ弱体化するか。
つまるところ。
民主化により現在の中国共産党による一党独体制が変革されるか。
または、現状の支配体制を維持するために毛沢東の時代まで逆戻りするか。
この二つのうちの、どちらかが中国の未来になる。と私は結論付けております。



と言うわけで、本日の話題です。
本日の話題は前回に引き続き、もう少し中国の話題をさせて頂きます。
それでは参りましょう^^

前回の話題で私の個人的な見解と致しましては。
中国経済の自由化は、ほぼ確実に不可能で・・・はっきり言いますと絶望的です。
本当に中国経済を自由化させるためには、
現在の中国における支配体制を変革。打破する以外には無いからです。

でまあ、中国の支配体制を打破する。と言うのはね。
これは・・・さすがにね^^;
他国の人間が実行するわけにもいかない話で御座います。うん^^;

まっ。私達日本が中国と戦争状態になっている。・・・とか。
あるいは、中国国内で大規模な民主化革命が起こっている。・・・とかね。
そんな状態であるならば、いざ知らず。
今現在の状況では、そこまでの事は出来ません。
ですので、現在の状況で出来る事を考えるべきだと私は思うんです。


それで改めて現在の中国を確認しますと・・・。
中国の支配体制が変わらない以上。中国経済が自由化される可能性は限りなく低い。
なので、中国経済が崩壊するような。ムチャクチャな混乱が発生する事も避けられません。
ええ。そうですとも。
今の中国政府。中国共産党。習近平の思考としては、おそらく以下のとおり。

「どれほどまでに中国リスクが世界経済に悪影響が与えたとしても。
自分達には関係ない事だ。として支配体制の維持のみに専念する」

・・・と言うような思惑で今後の計画を組み立てている可能性があります。
うん。まあ、間違いないだろうなぁ。と私個人は予想しております。

中国経済が崩壊する事。または、毛沢東の時代に逆戻りする事を前提として考えれば。
もはや中国にとって世界経済に配慮する理由など特にありません。
どれほどまでに世界経済に悪影響を与えて、国際社会に損失を与えた挙句に。
世界全体を恐怖のドン底に叩き落すような事になったとしても。
自分達とは無関係の事だ。と主張するに決まっております。

いえ、むしろ世界秩序を完膚なきまでに破壊する事によって。
その混乱を利用し軍事的な手段で勢力を拡大しよう。と画策するかもしれません。
・・・うん。そうですね。私だったら、これくらいの事は考えます。

まっ。実際の可能性としては非常に低いとは思いますけどね^^;
中国経済の崩壊に伴って中国全土で暴動が多発するはずなので、
中国国内を安定させるためにも、国力の大部分を割り当てなければならないはずです。
それで対外戦争まで実行するとなると、よっぽど用意周到な計画と準備が必要ですからね。

まあ、とは言っても「絶対に無い」とも言えませんのでね。
安全保障の立場としては、考えておかなければならない事なのです。うん^^;



でね。

仮に。そうだとするのならば、私達日本の立場は明白です。
日米同盟。対中包囲網を利用して中国の画策を未然に阻止する事。
このような低俗で愚かしい中国の野望を、木っ端微塵になるまで打ち砕き。
アジア全体に真の平和と安定を取り戻す事で御座います。

うん。安全保障の観点から言わせて頂くのならば、
このような結論になるかなぁ。と私は考えている次第です。いやはや^^;


さて。そのように考えた場合。
日本政府。安倍政権は、ちゃんと対応しているのか?と考えますと・・・。
うん。さすがは百戦錬磨の方々です。しっかり対応なされておりますね^^
と言うのも、ですねぇ。
実は前回に取り上げた田村秀男さんの記事にも書かているんですけれども。
http://www.sankei.com/world/news/160226/wor1602260026-n2.html

この記事の中に日銀総裁の黒田さんの発言が書かれておりまして、

「1月下旬の世界経済フォーラム年次会合で中国の資本規制強化を肯定した」

・・・との文章が書かれております。
えーと。筆者である田村秀男さんは『トンデモ発言』だとして激怒していますが^^;
しかしながら、私個人としては異なる見解を持っております。

確かに田村さんの指摘のように中国の資本規制強化を肯定する事は、
中国通貨の『人民元』が国際通貨である事。そのための金融市場の自由化と言う事と。
完全完璧に反する事であり、指摘されたとおりに約束違反です。
この点については、まったくもって私としても同意見です。そのとおりだと思います。

でもね。
そもそもの話として中国経済の自由化が不可能である。と言う事を考えたのならば。
どれほど私達日本や国際社会が中国に対して、経済の自由化を求めたとしても無意味です。
いくら正論であろうと、相手に無視されてしまえば何の意味もありません。
だからこそ。です。
だから、まったく逆の事を黒田さんは主張した。中国の資本規制強化を肯定したんです。


まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
中国経済が中途半端に自由化されてしまうよりは。
徹底的に管理された統制経済となってくれた方がリスクは小さい。と判断したんです。
国際通貨とは思えないほどの人民元に対する過剰な干渉。もとい厳格な管理。
それに伴う経済統制による中国資本への強力な規制。
それらを中国がやればやるほどに、中国経済と世界経済との関係性は小さくなりますし。
世界各国が一斉にリスク回避のために中国と距離を取ろうとする。
それは必然的に中国リスクによって世界経済が受ける悪影響も小さくなる。
つまり、その分だけ中国リスクに対応しやすくなる・・・と言うわけですね。

このような思惑が黒田さん。ひいては日本政府。安倍政権にあるのだとしたら。
中国の資本規制強化を肯定する主張と言うのは、まったくもって道理だと私は思います。



うん。まあ、私は経済が苦手ですのでね^^;
安全保障の観点から、こう考えると納得出来るかなぁ。と言う話で御座います。
まあ、それに・・・ぶっちゃけ。中国経済の崩壊は不可避です。
当然ながら、中国経済が吹き飛ぶ以上。AIIBが成功するはずがありません。
まず間違いなく機能不全となるだろう事が目に見えております。

でまあ、これらの事を前提として私達日本が国家戦略。安全保障戦略を考えた場合。
どうやって中国リスクを小さくするのか。と言う事に重点が置かれるはずです。
すなわち・・・。

「中国の崩壊が外側に向かっての自爆ではなく、内側に向かっての自爆となる事」

これこそが最大の目標となるはずである。と私は個人的に考えております。
そして、おそらく日本政府。安倍政権。黒田総裁もまた。
そのような事を念頭に置いて対中戦略を組み立てている。かと思います。

・・・まっ。あくまでも私個人の想像。妄想でしかないんですけどねぇ。
でも、ここまで考えていても不思議じゃないよなぁ。と思ったのです。ナハハハ^^;

んー。まあ、最後に蛇足を書きますとね。
繰り返しますが、中国経済の崩壊と同時に中国全土で物凄い暴動が起こるはずです。
だとしたら、これに連動して民主化紛争が必ず発生するはずですので・・・。
中国の民主化との大義名分で中国国内を分断しつつ、中国共産党を弱体化させましょう。
そして、新たな民主主義国家の樹立と同時に、これと連携して一気にアジア経済。
ひいては世界経済を復活させる。

・・・それくらいの事を考えないと、今の世界経済は立て直せないだろう。と、
そのように私は個人的に考えていたりします。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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