政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 中国。習近平が考える軍事戦略の真実について、の話です^^; 忍者ブログ
29 . March
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20 . April
と言うわけで、前回は正道と邪道の違いについて。
それから自民党の内部に関する話でしたね^^;

まあ、これは前回にも書いた事なんですけれどもね。
私の話は基本的な話であって、政治におけるイロハのイの話です。
ですから、この話を理解していない政治家がいるとすれば。
それは恥ずかしいくらい非常に未熟であるだろう。と私は思います。

・・・今まで何を基準にして政治をしてきたのか。と言いたいくらいです。
今の野党やメディアと同じだ。と判断される事が恥辱の極みである事。
その事実を、よくよく自覚した上で、深く反省して下さいませ。


さて、そういうわけで、このブログでの本題に戻りましょう^^
本日は、中国の・・・そうですねぇ。軍事についての話にしましょうか。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認で御座います。
中国の話題については、既に習近平と言う個人の話をしたわけですけど。
やはり独裁体制の特徴と致しまして。
独裁者の優劣がそのまま国家の強弱に強く反映されるものです。
そして、その点を考えれば習近平の弱さは中国の弱さと同義と考えられます。
うん。そうですね。
本来の実力から考えれば、今の中国は極めて脆弱である。・・・と、
そのように表現しても間違いではないだろうなぁ。と私は考えています。
また、それは今回に話題とする中国の軍事についても例外ではありません。


えーと。以前にもチラッとだけ書いた事なんですけどね^^;
中国の軍事戦略には安全保障戦略がありません。
なので、一番最初の基本的な段階から中国の軍事戦略はガタガタです。
この点については北朝鮮。金正恩と比較すると理解しやすいかと思います。

と言いますのもね^^;
中国と北朝鮮は、同じように軍事的恫喝をしておりますけれど。
それぞれの軍事戦略には雲泥の差が存在し。
そんな両者の相違点こそが安全保障戦略の有無であるからです。


まず北朝鮮から話を進めていきますとね。
北朝鮮。金正恩の軍事的恫喝と言うのは、明確な目的があるんです。
決して無分別に。無計画に。
行き当たりばったりで核実験やらミサイル発射を行っているわけじゃない。
つまるところ。
北朝鮮と言う国家。現在の支配体制を維持する事こそが目的なのであり。
これこそが北朝鮮にとっての安全保障戦略なんです。

これと比較して今の中国。習近平を見てみますとね。
別に軍事的恫喝をせずとも、中国と言う国家は維持出来るでしょう?^^;
また、現在の支配体制とて恫喝を用いずとも維持出来るんです。
それゆえに、です。
国家も支配体制も維持出来るのであれば、わざわざ軍事的恫喝を実行する理由。
しかも日本とアメリカを敵に回すような愚行。
アジア最強の安全保障たる日米同盟と激突するリスクを抱える必要性など。
今の中国。習近平には、まったくもって存在しないはずなんです。

「東シナ海。南シナ海での影響力の拡大こそが目的だ」

いやいや、あのね^^;
仮にそうなのだとしても、軍事的恫喝をやる必要なんてありませんし。
ましてや日米同盟と激突するリスクを覚悟する事など論外です。
なぜならば。
そんな事をせずとも影響力を拡大させる方法は、いくらでも他にあるからです^^;


ここで私が何を言いたいのか?と言いますとね。

東シナ海。南シナ海での影響力拡大を狙った軍事戦略。軍事的恫喝だ。と、
そのように中国。習近平は主張しているのかもしれませんけれど。
その主張には明らかに無理があるんです。

今の中国。習近平の状況を前提として。
東シナ海。南シナ海での影響力拡大を目的とするのならば。
断じて軍事力。軍事的恫喝などと言う手段を選ぶはずが無いんです。
そんな事をすれば日本やアメリカとの関係が悪化し。
日米同盟を敵に回した挙句に、中国が破滅するリスクが現実的に発生するからです。
これは、どう考えても自爆以外の何物でもありません。
普通に。常識的に考えたら、こんな事は絶対にやりません。


もっと言いましょう。
中国と北朝鮮は同じ軍事的恫喝を実行したとしても、まったくもって状況が違う。
北朝鮮は最初の段階から日朝関係。米朝関係は存在していなかった。
最低最悪の状況から始まった以上は、いくらでも軍事的恫喝が出来たんです。
現在以上に悪化しようが無かったからです。

だからこそ、米朝会談が現実味となってからは軍事的恫喝は控えているんです。
最低最悪の状況から、対話が可能なレベルにまで関係が改善したからです。
この事実を北朝鮮。金正恩は国益である。と考えていますし。
実際にその通りだろう。と私も思います。
北朝鮮に明確な目的。確固たる安全保障戦略がある事は一目瞭然です。

しかし、これに対して中国は違います。
中国は改革開放路線から日中関係。米中関係が極めて重要なものとなっており。
そのために日米両国との関係悪化は、そのまま中国経済それ自体を直撃し。
極めて深刻な悪影響を発生させるものだったはずです。
うん。そうですね。
この一点だけを考えても、北朝鮮と同じように中国が軍事的恫喝を画策するなど。
それによって日米両国。日米同盟と対立する事になるなど。
どう考えても正気の沙汰ではないんです。


また何よりもね。
以前にも書いたように、日米同盟と対立する。と言う恐るべきリスクを抱えている割には。
それに見合うだけの利益が中国にある・・・などとは到底思われない。
繰り返しますが、影響力の拡大を目指すだけならばね^^;
別に軍事的恫喝をしなくても、いくらでも他に手段はあるはずです。
そんなわけで。
これらの事実から考えるのならば中国。習近平と言うのは。
安全保障戦略を前提としないままに、軍事戦略が実行されている。と、
そのように結論付けるのが極めて妥当である。と私は考えております。



それでは、こんな無駄にリスクの高い愚行を中国。習近平がなせ実行したのか?
なぜ安全保障戦略が無いままに軍事戦略だけを実行してしまったのか?
それは順番が逆だったからです。
軍事戦略を実行してから、安全保障戦略を無理やり構築したんです。
すなわち目的があって手段を選んだのではありません。
先に手段を選んだ上で、それらしい目的。言い訳を後から付け加えたんです^^;

安全保障戦略が無かった。つまりは目的が明確では無かった。
そんな状況で習近平が後先考えずに軍事力を行使して、軍隊を出してしまった。
その結果として日中関係。米中関係を悪化させ、日米同盟まで敵に回してしまった。
習近平の軽率極まる言動により重大な国益の損失を発生させるどころか。
中国と言う国家それ自体を危機的な状況に追いやってしまったんです。


さあ。大変です!
もし責任を追及されたら、これ一つだけで自分が失脚する事は確実です。
ええ。それほどまでに習近平は大失敗をしてしまったわけですからね。
この失敗をどうやって隠そうか。誤魔化そうか。習近平は必死で考えました。
考えた末に出てきた言い訳が、アジア地域における影響力の拡大。
中華思想による偉大な中華帝国の樹立だった。・・・と言うだけの話です^^;

自分の無分別で無計画な決断が間違いである事。
明らかな失敗である事を他の誰かから批判されないために。
そのためだけに習近平は、軍事的恫喝を今なお継続している。
たった一人のバカの失敗を隠すためだけに、日米両国と敵対し。
アジア最強の日米同盟との衝突と言う破滅的なリスクを中国は抱えているんです。

・・・うん。これが中国の軍事戦略に安全保障戦略が存在しない真相です。


この事実が根底にある限り。
これから先に中国がどれほど軍拡路線に走り、最新鋭の武装をしたところで。
中国。習近平は戦う前から敗北が確定している状態である。と言えます。
なぜならば。
目的よりも先に手段が存在する状況で、完全に迷走状態に陥っているからです^^;

おそらく今の中国において軍事戦略に対する明確な目的。
それを答えられる人間は軍部はもちろん。中国人の誰一人としていないはずです。
だって。
独裁者である習近平自身が何も考えていないからです^^;


あの、本来の話をしますとね。
現在の中国における軍事戦略をマトモに考えるのならば。
「戦わない」と言う一点に尽きるはずなんです。
ええ。そうですとも。
戦って勝てない相手ならば戦わなければ良い。ある意味で軍事戦略の鉄則です^^;
今の中国では何をどうしたところで日米両国。日米同盟には勝てません。
となれば、です。
必然的に中国の軍事戦略は、戦わない事を前提に組み立てるべきだったんです。

改めて確認しておきますが、中国と北朝鮮では状況が違います。
中国の発展のためには日中関係。米中関係を良好な状態にする必要があります。
ですから、自分達の利益を考えれば日米両国と対立するどころか。
むしろ可能な限り仲良くして、逆に良好な状態にする必要があるわけです。
その上で軍拡路線を密かに継続し、軍備を増強させて。
中国が日米同盟に勝利出来る状況を作り上げる。

うん。これこそが中国の本来の安全保障戦略になるわけであり。
かつて鄧小平が提唱した韜光養晦の神髄となるわけで御座います^^;



ところが今の中国は軍事的恫喝を継続して日米同盟と対立しながらも。
それと同時に日中関係。米中関係の改善を画策しているわけです。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいる極めて矛盾した状態なわけです^^;

なんで、こんな摩訶不思議な事を中国。習近平が実行しているのか?と言えば。
習近平が自分の失敗を認めたくない。批判されたくないために。
あくまでも従来の軍事戦略。軍事的恫喝を継続しながらも。
日本とアメリカに助けて欲しい。と泣きついている・・・わけです^^;

もう恐ろしく身勝手で。恥知らずな屁理屈で習近平は動いているわけであり。
それに中国と言う国家と国民の全て巻き込まれて、中国は混乱しているわけです。
改めて申し上げます。
今の独裁者である習近平と言うのは、中国を統治出来ておりません。
この点が周知の事実とならない理由と言うのは単純明快。
物凄く中国国内は混乱していますが、その事実が表に出てきていないだけです。
うん。それだけの話で御座います^^;



それで・・・んー。もう少しばかり話を進めると、ですねぇ^^;

あの、中国の方々。
そんな失敗が確定している軍事戦略を実行するために中国。習近平と言うのは。
果たして・・・いくら使いましたか?^^;
先頃の南シナ海での軍事演習を黙認させるために。
そのために一体いくら東南アジア諸国にお金をバラ撒きましたか?^^;

中国の方々。一つ冷静になって考えてみて下さいませ。
それだけの莫大な資金を東南アジアに賄賂としてバラ撒くのであれば。
それほどまでに経済支援を大盤振る舞いするのであれば。
別に軍事力を用いずとも、今現在と同じだけの影響力を確保出来るだろう。
利益を獲得出来るだろう。と、そのようには思いませんか?^^;


これも改めて確認しておきますけれど。
フィリピンのドゥテルテ大統領が「愛している」とまで口走ったのです。
そこまでの経済支援を中国。習近平が約束したのであれば。
軍事力を用いずとも、東南アジア諸国を中国の属国にする事ですら。
あるいは、可能だったのではありませんか?^^;
うん。そうですよねぇ?
日中関係。米中関係を悪化させる事も無く。日米同盟と対立する事も無く。
国際社会において孤立する事も無く、平和的に中国の影響力は拡大出来たはずです。
中国の国益を考えたら、こっちの方が絶対に良かったはずですものねぇ?^^;

ですが、中国はそうしなかった。
あくまでも軍事力による恫喝を背景とした影響力拡大。と言う方法を選んだ。
軍事的な方法に固執してしまった。・・・なぜか?
そうした方が習近平にとって都合が良かったから。
軍事力による恫喝外交。それが成功したんだ。日本やアメリカにも屈しなかった。
習近平が正しかった。中国は勝利した。・・・と、
そう言い続けるためには、途中で軍事的恫喝をやめるわけにはいかなかったから。
・・・そうですよね?
コレ以外に理由なんかあるわけありませんものね?^^;


と言うわけで。
これらの理由のために私は、習近平はバカだ。と言う結論を下しているわけであり。
そのバカ一人によって中国は滅びる。と個人的に予想しているわけで御座います。
とまあ、本日はここまでにしておきましょうか。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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