政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 中国の崩壊を見据えた上で、これから先のアジア戦略を構築するべきです。 忍者ブログ
19 . March
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18 . June
大阪で震度6弱の地震があったそうです。
・・・9歳の幼い女の子が犠牲になったそうで、何とも痛ましい事で御座います。
お亡くなりになられた全ての方々には、深くご冥福をお祈り申し上げます。
私も日本人ですし、この日本で生きている以上。
地震を含めて様々な天災と隣り合わせでいる事はわかっている事ですけれど。
それでも少々やりきれなくなってしまいますよねぇ。うん。



さて。それでは気を取り直しまして、前回はアメリカの中国に対する経済制裁の話。
それを背景としたロシアとの関係についての話題を書いたわけなんですけれど・・・。

一つ訂正と言うか。謝っておく事があります^^;
前回に書いた上海協力機構について、ちゃんと調べずに書いてしまったので。
かなりテキトーな部分が見られます。大変に失礼致しました。

・・・ちょっと私も眠くて横着をしてしまいました。ナハハハ^^;


実際の上海協力機構は昨日今日に作られたものでは無くて、
最初に作られたのは1996年で、一路一帯やAIIBなどよりも遥かに前のものです。
また、経済的な協力体制と言うよりは軍事的な協力体制との意味合いが強く。
昨今では中ロ両国による軍事協力を前提とする枠組みとなっているらしいので。
つまりは、軍事同盟に近しいものである。と表現するのが正しかったようです。
重ねて申し上げます。
大変に失礼致しました。どうかお許し下さいませ。

しかしまあ、実際問題としては軍事協力なのだとしてもね^^;
さして大きな違いは無いかなぁ。とも私は思います。
と言うのも、前回にも書きましたが。
今の中国と言うのは経済と軍事。両方において手詰まりの状態なんです。
これはロシアとの軍事協力を考慮した場合でも変わりはありません。
・・・それくらいに中国の状況と言うのは、ちょっと悪いのです。


そんなわけで、本日の話題は改めて中国の話題。
軍事的な側面から中ロ関係についての話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

でまあ、最初に確認しておきますとね。
今の中国と言うのは経済的にも。軍事的にも手詰まりの状態です。
まず経済的には政治の民主化が出来ないから、本格的な経済の自由化が出来ない。
よって。
今以上に中国経済が発展する可能性が無く、経済戦略もガタガタです^^;
中国政府。習近平が具体的な方法が存在しないままに経済発展を主張する以上。
中国経済に対して、世界中の誰もが困惑する事は仕方の無い事で御座います^^;

これに先頃に実行されたアメリカの経済制裁が加わるわけです。
現状維持ですらギリギリの状況だったと言うのに、アメリカの経済制裁。
米中両国による貿易戦争に突入するとなってしまえば。
どこをどう考えたとしても、中国経済が破綻する以外にはありません。


次に軍事的には、そもそも一番最悪の状況です^^;
言わずもがな。アジア最強の日米同盟と対立している状況だからです。
もし仮に。
中国が東シナ海。南シナ海。朝鮮半島。カシミールで軍事拡張をするのだとしても。
断じて日米同盟との対立だけは回避するべきでした。
その理由は単純明快。どうやったところで今の中国が勝てるわけが無いからです。
にもかかわらず。
今の中国政府。習近平は何の迷いも無く日米同盟と対立する道を選んでおきながら。
その後にどうするのか。完全にノープランで動いた挙句。
中国軍が指一本動かせない。と言う状況に自ら陥っているのが実情です。うん^^;

これに加えて先の米朝会談が成功してしまったがために。
北朝鮮。朝鮮半島に向けられていた日米同盟の矛先が、
今後は中国に集中するだろう事は疑いようが無く。
その一点だけを見ても、今まで以上に中国の状況が悪化する事は目に見えています。


とまあ、そんなこんながありまして。
これらの状況にある中国と密接な関係を構築する。なんて事はリスクが高過ぎます。
なぜか?
中国の経済崩壊に。または日米同盟との対立に巻き込まれてしまうからです^^;
なので、今の中国と関係強化をしようとする国家と言うのは。
よっぽど一部の例外的な国家を除いては、大多数の国家は中国と距離を取ります。
うん。当然ですね。
世界の超大国と世界の経済大国の両方を敵に回したら、どんな国家でも吹き飛びます。
冗談じゃない。なんでそんなものに巻き込まれなきゃいけないんだ。・・・です^^;

それゆえに、です。

今の中国において注目するべきものがロシアなんです。
前回に私は、上海協力機構を経済協力だと勘違いして話を進めましたけれどね^^;
でも、軍事協力の場合だとしても基本的な話は、前回の話のままです。

今のロシアと言うのは、中国に利用価値があるかどうか。
その一点だけを見ながら行動しています。
逆に言えば、今のロシアが中国に利用価値が無い。と判断すれば、
もはや世界中の誰にとっても中国に利用価値は無い事。
中国が崩壊して、滅亡してしまったとしても問題ない。と言う事になります。
うん。そうですね。
今の中国とは、そういう瀬戸際の状況だと思います。


それでまあ、今のロシアは中国を本気で利用価値が無くなる。と考えています。
なので、中国を切り捨てる事。使い捨てる事を前提として行動している。と、
そのように判断したとしても、そう間違いでは無いでしょう。きっとね。

むしろ未だ中国に利用価値がある。とロシアが判断しているのであればね^^;
そうであるのならば、日米両国にとっては実にラッキーな話ですけど・・・。
でもまあ、それは無いでしょうねぇ。やっぱりさ^^;

ともかく。
今のロシアは日米両国に対して相当の牽制球を投げ続けています。
これは今後の日ロ関係。米ロ関係を見据えたものであって。
さらに言えば今後のアジア情勢について。
具体的に言えば中国が崩壊した場合を想定する交渉。合意のための準備行動です。
・・・うん。そうですね。それ以外には考えられませんよね^^;

それで、このロシアの動きと言うのは日本やアメリカにとっても好都合です^^
中国が崩壊した場合でのアジア情勢については。
日米ロ印の四か国が中心的な役割を担うはずですからね。
ちゃんとロシアとも話し合った上で中国の崩壊。それに伴う混乱に対応しなければ。
アジア全域が中国の崩壊一つでメチャクチャになってしまう可能性があります。
北朝鮮の問題が一段落した今この時こそ。
中国の崩壊。その後のアジア情勢について話し合うべき時なんです。


あの、ですねぇ。

この点については日本政府。アメリカ政府の双方について申し上げます。
今後のアジア情勢は対中戦略を中心として。
中国が崩壊する事を前提としてアジア戦略を構築し、これに対応するべきです。
そうしなければ絶対に対応し切れない事でしょう。

・・・まっ。この話については釈迦に説法だとは思いますけれどね^^;
今更ながら何を言っているんだ。とのツッコミが入りそうな気もしますが・・・。
でもね。
これからのアジア地域における全ての言動は中国の崩壊と、
その後に構築されるアジア地域の新しい秩序。新しい安全保障体制へと繋がります。
何か一つでも独立したものだと考えて、単独の問題として考えないで下さい。
例えば一番わかりやすい例題を出しますと・・・日本の拉致問題などです^^;

この拉致問題。日本と北朝鮮の問題だ。と考えて対応するべきではありません。
あくまでも対中戦略。中国の崩壊に対応するための一環である。と考えるべきです。
ええ。そうですとも。
そう考えて行動した方が、ほぼ確実に問題解決は早いと思いますからね。うん^^


よろしいですか?これまた念のために確認しておきますよ?^^;
中国の崩壊については北朝鮮とて他人事じゃないんです。
だって。
その中国と隣接しているわけですからね。他人事に出来るわけがありませんもん^^;
つまるところ。
中国の崩壊については北朝鮮。金正恩としても懸念材料なんです。

中国が崩壊して分裂して、内戦状態に突入してしまったら。
その混乱による悪影響が北朝鮮まで。自分の支配体制にまで及ぶかもしれない。と、
まず間違いなく北朝鮮。金正恩は考えているはずです。
その上で日本やアメリカが何が出来るのか。と考えるのならばね。
いくらでも北朝鮮に対する交渉カード。
日米両国の手札を無尽蔵に増やす事だって不可能じゃありません。そうでしょう?^^;

先の米朝会談が終わって、次に日朝会談。
日本と北朝鮮の双方の首脳化会談する事については当然の話なんですけれど。
別に日本と北朝鮮だけで話を進めなければならない。と言う事では無いんです^^;
・・・って言うか。
今後のアジア情勢。アジア戦略を考えたら、それではダメです^^;
あくまでもアジア地域。その中の一国が北朝鮮である。との視点を忘れてはダメです。


あの・・・やっぱりね。

この中国の崩壊を見据えた上で行動出来るか否か。
それが一つの国家としてのバロメーターと言いましょうか。
これ以上ないくらいに国家としての格付けになるだろうなぁ。と思いますね。
アジア地域の新しい秩序。新体制において確固たる地位を築けるかどうか。
その判断基準は、この一点に集約される。と考えても間違いでは無いんじゃないかなぁ。
・・・とまあ、そんな風に私は考えている次第で御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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