政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 中国共産党の一党独裁体制に対する確認で御座います。 忍者ブログ
06 . July
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21 . October
前回は・・・経済みたいな話で御座いましたね。
いやいや、何とも私のキャラではない話をしてしまって失礼しました^^;
まっ。所詮はド素人の意見です。テキトーに聞き流して頂ければ幸いです。


さて。今回よりアジアの話題で御座います。それでは参りましょう^^
まずはこちらを御覧下さいませ
http://www.sankei.com/world/news/151021/wor1510210048-n1.html

これは産経さんの記事なのですが、なんともまあ実に正直な意見です^^;
中国軍の上将が日中軍事衝突なら「退路は無い」との論文を発表したそうです。

・・・まっ。私も軍事。安全保障を司る立場だったりしますのでね。
今更と言う感じは、しないわけでもありませんが^^;
それでも極めて理性的で正直で。何よりも物凄い正論である事は間違いありません。
でまあ、こんなヤセ我慢の一つも出来ない論文が出てくる程度には。
今の中国は極めて危機的な状況にある。と言う事で御座います。

いや、これね。
当たり前じゃないか。と思われる人もいるかもしれませんけれど・・・。
中国政府。中国共産党にとっては当たり前ではなかったんです。うん^^;


んー。まあ、少しばかり昔の話をしますと。
尖閣諸島の問題が発生した一番最初の段階。
それこそ中国が尖閣諸島において領空侵犯を仕掛けてきた時の話をしますとね。

「領空侵犯を仕掛ければ日本は自衛隊を出してくるはずであり。
だとすれば、先に軍隊を出した日本の方が国際社会から批判されるはずだ。
日本が批判されて国際社会で孤立すれば、その分だけ中国は有利になるだろう」

・・・と言うような事を本気で中国政府。中国共産党は考えていたそうです。
ええ。そうですとも。こんな事を本気で。本当の本当に中国共産党は考えていたんです。
もうね。
救いようの無いバカの意見です。そんなわけねぇじゃん・・・です^^;

私達日本の安全保障戦略の中核になっているのは『日米同盟』です。
つまり、自衛隊が出てきたら次に出てくるのは在日米軍です。
そうなったら国際社会からの批判云々なんてレベルの話で終わりません^^;


もしも尖閣諸島で日本の自衛隊に向けて一発でも銃弾が発射されたら。
その瞬間に日米同盟が発動して、即座に日米両国の防衛戦力が展開されます。
そうなったら中国の取るべき道は二つだけです。
一つは恥も外聞も投げ捨てて、日米両国に対して謝って謝って、謝り倒す事。
そして、もう一つは全滅を覚悟で日米両国と戦う事です。

まあ、どちらであれ結果は同じですけどね^^;
前者であれば中国国内から弱腰姿勢を激烈に批判されます。
怒れる反日もとい愛国主義者。によって間違いなく一族郎党が袋叩きにされるでしょうし。
後者であれば、冗談抜きで中国共産党の一切合財が消滅します。
日本とアメリカを敵に回すと言う事は、つまりはそう言う事だからです。

これを・・・当時の中国政府。中国共産党は理解していなかったんです。
理解せずに尖閣諸島の問題を引き起こしちゃったんです。
うん。理解していたら、迷わず尖閣諸島の問題を棚上げ状態にしておくはずです。
それ以上の事は今の中国では不可能だ。と誰でも判断するはずだからです。
でも、それを今の中国共産党。習近平はやらなかった。
その結果として、ずーっと苦しんでいるわけです。
本当に。自業自得以外の何者でもない。もう救いようの無いバカの集まりです。


とまあ、そんな感じが今の中国政府。中国共産党のレベルなんです^^;
はっきり言いまして、中華人民共和国と言う世界を代表する大国を統治するには。
あまりにも実力が不足しております。
そんなわけで私は、今の中国が景気が低迷している事もそうですし。
中国国内が不安定化している事についても、何一つとして不思議に思いません。
まったくもって必然的な事である。と確信しているところです。




それで、ですねぇ。
本日は、この話の流れから中国について詳しく見て参りたいと思います。
現状においてアジア情勢を論じるとなれば、
やはり全ての大前提として中国を無視して語る事は出来ません。
そして、その中国は今や変化の時を迎えようとしております。
具体的に申し上げるならば、中国共産党による一党独裁体制と言う従来の国家体制。
支配体制の変革です。

そもそもの話として考えてみても、この中国共産党による一党独裁体制と言うのは。
極めて非効率的かつ非合理的な国家システムだ。と表現する以外にはありません。
うん。そうですね。
その理由は、言ってしまえば非常に簡単です^^
中国共産党による一党独裁体制の最大の欠点は、その目的それ自体にあります。


通常の国家における最大にして、最優先とするべき目的は『国益』です。
もちろん国益の概念については千差万別です。
世界各国。それぞれの地域や国民の意思で異なるものだと思います。
ですが、国益以外の別の何かを政府組織が最優先する事は絶対にありません。
それは国益と言うものが国家全体。国民全体の利益を意味しているからです。
逆に言えば、それ以外の別の何かを優先した時点で。
国家全体。国民全体の利益が犠牲になっている。と言う事になってしまうのです。

政府組織が国家権力を掌握しているのは、最優先の目的を国益とする組織だからです。
そして、国家権力とは国家全体。国民全体によって定義されるものです。
・・・うん。国民の誰もが、自分達のために働いてくれる。と思えばこそ。
政府組織や民主的に選ばれた政治家に国家権力を信託するのですね^^

しかしながら。
中国共産党の一党独裁体制では、そのような道理。常識が通用しません。
中国共産党。今の中国政府は国益を最優先の目的にしていないんです。
それでは、何を最優先の目的にしているのか?と言いますと・・・至極単純。
中国共産党の利益を最優先にしているんです。


うん。これは、パッと見た感じだと大した違いはないように感じられますけど。
ところがどっこい。
極めて重大な欠点があるので御座います^^;

つまり、中国共産党の利益を最優先としている時点で。
今の中国において国益は二の次。三の次となっているわけです。
中国共産党の利益の最優先とするため。その利益を最大とするためであれば。
中国の国益が平気で犠牲にされている現状が、今の中国だと言えるわけです。
これはヨーロッパの絶対王政に近しい欠点がある。と考えてもよろしいと思いますね。
国益ではなくて一部の権力者。特権階級の利益が最優先になっている時点で。
容赦なく国家全体。国民全体が搾取されて犠牲になる事が確定しているのですから。

・・・それで皆々様もご存知のとおりに。
その果てに発生したのが革命による王制の打倒であり、民主主義の台頭なわけですね。
国民の不平不満が限界を超えた結果。
虐げられた国民が自由と権利を主張して立ち上がった歴史が、明確に存在するわけです。
そんなわけで。
この点から考えても、今の中国で民主化革命が起こる事は必然である。とも言えます。


でまあ、このように書きますとね^^;

「いやいや、国益を最優先に行動しているよっ!」

・・・と言うような反論が間違いなく中国政府。中国共産党から出てくると思います。
でも、これは実に虚しい反論で御座います。
言っている側も聞いている側も悲しくなるような、無意味で無価値な反論です。
と言うのも、もし仮に。
中国政府。中国共産党。習近平が本当に国益を最優先にしているのならば。
中華人民共和国と言う国家全体。国民全体の利益を最優先としているのならば。
今現在のように日中関係が悪化している事などありえないからです。
・・・ええ。そもそも反日なんて起こるわけがありませんからね。


いやまあ、これは物凄く簡単な話なんですけど^^;
日中関係が良好な場合と、逆に日中関係が悪化している場合を比較して。
どっちが中国の利益になっているのか?と考えたら・・・。
どう考えても日中関係が良好な方が、中国にとって利益になるに決まっています。
なぜならば、私達日本がそうであるからです^^;

うん。ちょっと参考までに日本政府の事を書いておきますとね。
私達日本は度重なる中国の理不尽な主張に対しても。
必死に我慢を続けてきた歴史があります。それが日本の国益だと判断されたからです。
日中関係を悪化させない事が日本の国益になる。と判断して、
長年。日本政府は必死に努力して日中関係を維持してきたんです。
これは極めて模範的な政府組織の姿勢だったと言えますね。
いかに日本政府のレベルが高かったのか。それが明確に示される事だったと思います^^
(↑それと同時に。いかに中国政府のレベルが低かったのかも示されているわけです)


ですが、何事にも限度と言うものがあるんです。
繰り返しますが、日本政府が我慢してきたのは、日本の国益のためです。
それ以外にはありません。
だから、日本の国益にならない。と判断すれば日本政府は我慢しません。当然ですね。
それは例えば。
中国政府が不当な権利を主張し続けた結果。著しく日本の国益が侵害される。
日本の領土が侵略されて、あろう事か日本人に対して明確な敵意が向けられる。
日本国民の生命に重大な危機が発生する。

・・・と言うような事があった場合には。
日本政府は日本の国益を守るために、中国と戦う決断を下します。
これは日本の国益を守るために、今まで中国に我慢してきた決断と同じものであって。
何ら矛盾する事の無い模範的な政府組織としての姿勢である。と言えます。
そして、このように政府組織であれば実行して当然。出来て当然。
日本政府が当然のように出来る事が・・・今の中国政府には出来ないんです。


しつこいようですが、日中関係が良好な状態である事の方が。
私達日本と同じように、中国にとっても利益になるのは間違いないのです。
それなのに中国政府。中国共産党は平気で反日や軍事的恫喝を繰り返す事で。
極めて能動的に。自発的に日中関係を悪化させるような事をしております。
これは中国の国益を最優先として考えた場合。
まったくもって考えられない暴挙である。と言えます。

もしも中国の国益を最優先としたいのならば日本政府と同じように。
中国政府もまた我慢をするべきだったのです。
・・・百歩譲って歴史認識の問題で、どうしても引き下がれないのだとしても。
それを国家間の問題にまで発展させた挙句。
日中関係まで悪化するような事は、絶対に回避するべき事であったはずなのです。
中国国家。中国国民にとって重大な不利益が発生するからです。
だから、通常であれば絶対にやってはならない事のはずでした。

そんな暴挙を今の今まで実行してきてしまった以上。
現在の中国政府。中国共産党は、国家。国民の事をまったく微塵も考えておらず。
中国国民が日本を敵視するように仕向けて不平不満を誤魔化すために。
中国国家。中国国民の利益。つまりは国益が最優先とならない不都合を隠すために。
ただ自分達の支配体制を維持するため。私利私欲のために。
そのような陳腐な事のためだけに中国の国家権力は今まで用いられてきた。・・・と、
そう結論付ける以外には無いだろう。と言うのが私の個人的な見解です。



うん。まあ、こんな感じかな^^;
こんな感じで今の中国政府。中国共産党は国益以外の別の何かを優先するために。
明らかに中華人民共和国と言う国家の全て。国民の全てを犠牲にしていますし。
国益の全てを犠牲にしている。と言うわけです。
その原因は、中国共産党の利益を最優先にしているから。・・・と言う事ですね。
んー。もっと身も蓋も無い言い方をしますと。
今の中国政府。中国共産党と言うのは全ての中国国民を裏切っている。
中華人民共和国の利益を、一部の人間の私利私欲が著しく阻害しているわけであり。
全体の利益。人民の利益を食い潰す文字通りの『国賊』『売国奴』なわけです。
・・・共産主義。社会主義が聞いて呆れる状況だと言えますね。

ピューリタン革命やフランス革命。
またはロシア革命と同じようなものが今の中国で起こったとしても、
まったくもって不思議な話ではないわけで御座います。


んー。まあ、長くなりますのでね。
今回は、ここまでにしておきましょうか。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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