政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 中国崩壊の序章が始まったのではないか。と私には感じられました。 忍者ブログ
29 . March
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12 . April
うん。イギリスのEU離脱は延期されたみたいですね。
まさしく首の皮一枚繋がった。と言うところかもしれませんけれど。
とりあえずは一安心としておきましょう^^

ただ一つ言う事があるとすれば、早く終わらせたい。と言うのはわかるんですけど。
このイギリスのEU離脱でヨーロッパが生きるか死ぬか。それが決まります。
断じてイギリス一国だけの問題ではありません。ヨーロッパ全体の問題なんです。
もう少し慎重に。冷静に。真剣に考えて対応した方が良いと思います。



とまあ、それはそれとして^^;
前回は安全保障に関する話だったわけですけれどね。
うん・・・安全保障の重要性が正しく理解されていない。と言うのは。
たぶんですが、これは日本のみならず世界的な事であるのでしょうねぇ。きっと。
それでね。
この点に対して私は素朴な疑問を感じるんです。

「安全保障を重要視しないんだったら、一体何を基準に政治をしていたの?」

・・・です^^;

経済や軍事の基本方針と言うか。全ての大前提となるのが安全保障だと言うのに。
その安全保障を軽んじていたらマトモな国家戦略なんて組み立てられません。
ぶっちゃけ。
最初から失敗を前提に政治をしているようなもので御座います。
大変申し訳ありませんが、非常にレベルが低い。と言う以外には無いと思います。
それこそ日本の民主党政権と同じレベルだと思います。


あの・・・こんな事は私も言いたくないんですけどね。
安全保障の分野におきましては、国家の滅亡は珍しい話ではありません。
国家と言うのは、必ずしも永遠に存在するわけではないからです。
そして、安全保障とは平和と未来を守る事にあります。
これを正しく理解しない政治家。権力者は無自覚のうちに国家を滅ぼします。
実際に。
先の民主党政権では、この日本を滅ぼしかけました。
アジアの先進国。世界の経済大国ですら簡単に滅びてしまうんです。
政治とは、そういうものなんです。その程度には責任が大きいのです。

世界中の政治家。権力者は、この点をもう少し自覚するべきだと私は思います。



とまあ、それはそれと致しまして・・・本日の話題で御座います^^;
本日は中国の話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さい。
https://www.sankei.com/world/news/190408/wor1904080001-n1.html

こちらは産経さんの記事で、中国による台湾への軍事的恫喝。
台湾に対する中国軍機の領空侵犯が実行された事が書かれております。

それでまあ、これが相当に大きな問題になっているわけなんですけど。
実を言いますとね。
この中国の動きと言うのは突発的なものではないんです。
明確な理由と言うか。事情があって、それを背景に発生した事件なんです。
でまあ、それは何ぞや?と言いますとね。
中国で行わた先の全人代。 全国人民代表大会の余波として発生したんです。

えーと。三月の初頭になりますね。
この時の全人代で中国共産党内部の対立が表面化したわけなんです。
最高権力者である習近平に対して、その反対勢力が異なる主張をしました。
具体的に言えば、首相である李克強さんが改革開放路線の継続を主張して。
真正面から習近平の政策を否定する演説を行ったんです。

それで、ですねぇ。

これだけだとすれば、そこまで大きな話にはならなかったんです。
皆々様も御存知のように、現在の中国と言うのは手詰まり状態ですからねぇ^^;
これを打開するとなれば民主化する以外に無いんですけど。
・・・あの劉暁波さんを見殺しにした中国人に出来るはずもありません。
よって。
現在の中国の未来と言うのは崩壊する以外には無いんです。
だから、正直に言いますと今回の一件は私も少し油断しておりました。ナハハハ^^;


今の中国は何をやったところで改善される事は無い。と私も予想していたんですが。
予想外に先月の経済動向。
三月の中国経済が微妙に改善する兆しを見せたそうなんです。
んー。私も経済が苦手なので詳しい事はわからないんですけど。
上念司さんが言うのには、定年退職した高齢者による消費行動があった。と、
そのような理由があるみたいなんです^^;

何ともまあ、間が悪いと言うか・・・色々と裏ワザを使ったんでしょうねぇ。
これにより先の全人代における李克強さんの主張が後押しされてしまったんです。
少しでも中国経済が改善されたのは、李克強さんが改革開放を主張したからだ。と、
そのような印象を与える事になってしまったんです。

・・・少なくとも、習近平にはそう思ったんでしょうねぇ。


さあ。大変で御座います^^;
全人代と言う檜舞台で、あれだけハッキリと自分が批判されてしまった。
あれだけベッタリと自分の顔に泥を塗った相手が早々に成果を出してしまった。
こうなった習近平の選択肢は二つしか無いでしょう。

一つは李克強さんに匹敵するような。それを上回るような成果を出す事です。
李克強さんは経済で成果を出してしまった。
ならば、それに対抗するには軍事で成果を出すしかない。
その結果として・・・今回の台湾に対する軍事的恫喝。領空侵犯があった。

うん。このように考えるのが妥当ではないかなぁ。と私は思います。


ついでに言えば、これに加えてフィリピンでも似たような事件がありました。
https://www.sankei.com/world/news/190407/wor1904070012-n1.html

これまた産経さんの記事になるんですが、フィリピンの海域に対して。
大量の中国船が侵入したそうです。
言うまでもない事ですが、これもまた極めて重大な問題です。

この二つの事件に共通するのが習近平の意向であり、習近平の焦りです。
中国国内における自分に対する反省勢力の拡大に対する焦り。
それが軍事的恫喝と言う形で外部に表面化している。と予想されます。
・・・うん。まあ、普通に考えればそうだと思いますね^^;


でも、これって失敗するんです。
今回に取り上げた産経さんの記事でも書かれておりますように。
この中国と言うか。習近平の動きに対して、即座に日米が反応しております。
そうです。
いかに習近平が焦燥感を見せたとしても、目の前にあるのは日米同盟。
アジア最強の安全保障が確固として存在しているわけです^^;


そもそもの話としても日米同盟があればこそ。
今まで中国は何も出来ず、習近平も手も足も出なかったわけです。
そんな日米同盟が今になって何とか出来る・・・わけも無いんです^^;
今までと同じように日米同盟に跳ね返されて、黙り込む以外には無いんです。

・・・いえ、それどころか。
産経さんも指摘しているように日米台の連携が強化されてしまって。
さらに言えば東南アジアとの連携も強化されてしまって。
今まで以上に日米同盟が強力になる可能性だってあるわけで御座います。

まあ、基本的な事を言いますとね。
通常と言うか。常識的に考えれば日米同盟が攻略出来る。・・・と、
そのような見通しが立った時に初めて動くものです。
でも、そんな見通しが今の中国。習近平にあるとは到底思えません。
もしあるのだとしたら・・・軍事的恫喝だけを実行する、なんてヘタな事はしません。
なので、普通だったら確実に次の行動があるはずなんです。
でも、次なんて無いと思います。
なぜならば、次の行動をした瞬間に日米同盟から反撃を受けるからです^^;


百歩譲って。
日米同盟が動けない状態にした上で次の行動を起こす。と言うのならわかります。
でも、台湾に手を出した瞬間に、すぐさま日米同盟が動いていますでしょう?^^;
これ一つを見ても、何一つ事前の準備なく。日米同盟の動きを封じ込める算段も何も無く。
ただ奇襲。不意打ちと言うアドバンテージ。その利点のみを期待して動いただけ。と、
そのように結論付ける以外にはありません。
これは国家戦略として極めて低レベルであり、極めて稚拙です。

こんな事をするくらいなら動くべきではありませんでした。
無駄に相手を怒らせて、警戒させて、むしろ次の行動が起こせなくなります。
今の中国。習近平は軽率な言動により自ら窮地に陥っているんです。
日本とアメリカが本気で怒ってきて、どうしよう。・・・と言うところでしょうか?
だったら、本当に何もしなければ良いのにねぇ。うん^^;



それでまあ、話を進めますとね。
李克強さんに匹敵するような。それを上回るような成果は出せなかった。
そうなった場合の習近平が取るべき手段は、残り一つしかありません。

それは何か?

反発する対立勢力に成功されて困るのなら、その成功を無かった事にすれば良い。
つまるところ。
習近平は自らの手で中国経済を悪化させようとするはずです。

「いやいや!そんなバカな事なんて、さすがの習近平もしないだろう」

いえ。私個人の意見としては、するだろうと個人的に考えております^^;
そんな桁違いの愚行をする程度には、習近平は桁違いのバカだと私は思っております。


・・・って言うか。
前々から私は中国にトドメを刺すのは習近平だろうと密かに確信していました。
習近平が自らの手で中国経済を悪化させる。
皆々様。今一度よくよく思い出してみて下さいませ。
かつての中国では、このような事が実際に。現実の行動として行われていたんです。
そうです。
それが、あの文化大革命と言う恐るべき大虐殺事件で御座います。

大躍進政策の失敗により失脚した毛沢東が再び権力を奪取するために。
そのために画策されたのが文化大革命だったわけですが。
皆々様も御存知のように、この文化大革命では数千万単位の中国人が殺されました。
普通に考えても、権力を奪取するためだけに。
そのためだけに、こんな大事件。大混乱を引き起こす事なんてやりません。
ですが、それを実行してしまうのが中国です。


・・・いや、もちろんね。
私だって今の中国と昔の中国は違う。と、そのように思いたいです^^;
でも、それは単なる私の願望です。現実は違います。
重ねて申し上げます。
今の中国では、劉暁波さんを見殺しにしてしまうような状態です。
これは、かつての劉少奇や彭徳懐を殺した事と何一つ違いは無いと思います。

必ずや習近平は遠からず文化大革命のような。
そのような恐るべき混乱を自らの手で引き起こそうとするはずです。
外部に対する行動によって成果が得られないのならば、
内部に対する行動によって成果を求めようとするはずです。
ですが、そもそも習近平には成果を出すだけの能力はありません。

だとしたら。
現状の秩序を破壊する事によって、それを自分の成果である。と、
そのような事を考えたとしても・・・私は何一つとして不思議には思いません。



と言うわけでね。
ここで私が何を言いたいのか?と言いますと・・・。
今回の一件は単なる中国。習近平の無謀な軍事行動だけの話では無くて。
中国が崩壊する序章である。と私は個人的に考えている次第で御座います。

もしも文化大革命を回避するとすれば・・・習近平の首を切るしかありません。
でも、それは出来ないでしょう。
なぜかと言うと、今ここで習近平の首を切ったら二つに一つしか無いからです。
中国が崩壊するか。中国が民主化するか。
そして、繰り返しますが劉暁波さんが見殺しにされてしまった時点で。
今の中国人には民主化を実現するだけの能力は無い。と私個人は見限っています。

まっ。どっちの場合であれね。
現在の中国共産党の一党独裁体制と言う国家システムは確実に破綻するはずです。
それが今の中国の権力者。富裕層には出来ないのでしょう。
ええ。そうですとも。
出来るんだったら、とっくの昔にやっているはずですからねぇ^^;

今の今まで習近平と言うバカを放置しているのは。
ひとえに自分には関係無いから。そんなリスクは背負えないから。
いざとなれば逃げ出せば良い。と思っているから。・・・そうですよね?

そんなわけで、私個人の予想としてはね^^;
そんな風にグダグダやっている間に習近平によって文化大革命が引き起こされて。
でも、習近平に毛沢東ほどのカリスマ性なんて無いわけで^^;
結果的に全てが失敗して習近平諸共に。
中国の全てが破滅する形で崩壊する。・・・と言うのが私の個人的な予想です。



とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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