と言うわけで。前回は韓国の次は中国。親中派が生き残る事が出来るかどうか。
それは今この時の決断次第。行動次第だ。・・・と言う話だったわけなんですが。
まあ、改めて見ても、何ともまあ遠回しの話題と言いましょうか。
別に書かなくても良かったんじゃね?・・・みたいな感じの話だったんですけれど。
これがね。必要だったんです。うん^^;
前回にも書いたように新しい時代の、新しい国家なわけなんだから。
それじゃあ新しい勢力を構築した方が良いんじゃない?
・・・って言うか。それが普通じゃない?と言うのが、本来のあるべき姿なんですけど。
それだとね。ちょっと都合が悪い事があるんです。
ぶっちゃけ。
私も親韓派や反日勢力と同様に親中派も木っ端微塵にしても良いかなぁ。と、
そんな風な事を考えていたりしたんですが・・・一つだけ問題があるんです。
この問題を無視して話を先に進める事って、ちょっと難しいのです。
・・・いやぁ~。私個人としては無視したい問題だったんですけどねぇ^^;
これは完全にグチになりますけど、この問題については言及したくないんです。
難しいと言うか。もう面倒くさいんです。うん^^;
出来る事ならスルーしたかったんですが・・・でも、さすがに限界です。
これ以上は放置する事は出来ません。
とまあ、そんな感じの問題に関する話は・・・次回です^^;
なぜかと言うと、ちょっと優先するべき問題と言うか。話題が出てきたんです。
なので、そっちを今回は取り上げたいと思います。
それでは参りましょう^^
まず最初に、こちらをご覧下さいませ。
それで、これに対する私の率直の意見は一つ。遅過ぎる。・・・です^^;
単純な話として金正恩を訪中させる。と言うのならば、もっと早く。
それこそ昨年のうち。それこそ徴用工の一件が韓国で起こった時に。
その時に金正恩を中国に呼び寄せるべきだったんです。
なぜか?
韓国における徴用工と言う名の朝鮮労働者による訴訟と言うのは。
明らかに日韓基本条約を否定する言動であり、日韓関係の悪化どころか。
日韓関係それ自体の破綻を示唆するものだったからです。
日韓関係の悪化。破綻において最大の利益を享受するのは北朝鮮です。
そのような状況をアメリカが見逃すはずがありません。
本来ならば、最大限の圧力をかけてでも韓国の暴走を止めているはずです。
ですが、それが現実には無かったわけです。アメリカは動きを見せなかった。
これは明らかに通常ではない。普通ではない状態だ。と考えるべきです。
それでまあ、色々と意見はあると思うんですけれどもね。
一番妥当性のある予想としては、米朝会談が相当のレベルで進展している。・・・と、
そのような予想が一番妥当だろうなぁ。と私は考えている次第で御座います^^;
それでまあ、米朝会談が進展して一番困るのは中国であり、習近平です。
うん。この段階で中国。習近平は金正恩を訪中させるべきでしたよねぇ。
訪中させて、米朝会談が進展する事が無いように。
アメリカと和解する事が無いように、しっかりと金正恩に釘を刺すべきだったんです。
にもかかわらず、それをしなかった。まさに痛恨のミスです。
この段階で北朝鮮。金正恩に対して厳格に。強力に圧力をかけなかったがために。
徴用工を上回る問題として、今現在のレーザー照射の問題まで起こってしまったのです。
こうなると日韓関係の修復は極めて難しい・・・まあ、意図的にそうしているわけですが^^;
となれば、必然的に朝鮮半島情勢が変化する事は不可避であると共に。
米朝会談が進展するだろう事も避けられず、その影響は中国を間違いなく直撃します。
つまるところ。
韓国の次は中国。朝鮮半島の次は中国であるから・・・です。
いや、ホントにね^^;
このブログでも何度となく書いてきましたけど、本当に手遅れなんですよねぇ。
今この時に金正恩を中国に呼び寄せたとして、一体何が出来ると言うのでしょう?^^;
もう中国。習近平には何一つ選択肢は無いだろうなぁ。と私は思います。
えーと。簡単にですけれど、今までの経緯を書いておきますとね^^;
そもそもの話として中国。習近平の対北戦略。朝鮮半島戦略は、実は単純明快です。
すなわち朝鮮半島の問題を硬直化させ、解決させない事にある・・・わけです。
朝鮮半島の問題が解決しない限り、アメリカは中国に対して本格的に動けないからです。
北朝鮮を含めた朝鮮半島丸ごと全部を、中国にとっての盾とする事。
まさに中国における従来のアジア戦略そのものだ。と言えるでしょうね^^
そんなわけで。
中国。習近平としては絶対にアメリカと北朝鮮。トランプ大統領と金正恩が和解する事。
問題が解決してしまう事を断固として阻止する必要があったわけです。
うん。こう考えていくと、今までの中国の言動の全てが理解出来るかと思います^^;
北朝鮮に余計な事はするな。と警告したり。アメリカに協力して圧力をかけつつ。
さらには核実験などにより中国ですら激怒する状況になったとしても。
それでもなお中国は北朝鮮に対する支援を延々と続けていた。
問題が解決しないようにするために。中国の盾とするために、です。
ですから、先にアメリカが業を煮やして中国の頭を飛び越えて北朝鮮と直接のトップ会談。
米朝会談を実行した際には大慌てだった事でしょうねぇ。本当に^^;
色々と小細工をしたみたいですけれど、あの当時の中国は実に無様な状態であり。
いかに中国。習近平の状況認識が甘かったのか。が周知の事実となった瞬間でした。
そんな中国は米朝会談が終わった後。そこでようやく金正恩を中国に呼び寄せて。
両者の和解を阻止するためにアメとムチ。あらゆる手段を使って圧力をかけたんです。
北朝鮮との国境沿いで大規模な軍事演習をして、直接的に恫喝した事がムチであり。
アメについては・・・あくまでも私の個人的な予想ではありますけれど。
たぶん中国は北朝鮮の核保有を認める。との密約を交わした。と私は個人的に考えています。
うん・・・そこまでの事をするくらいに中国。習近平には選択肢が無かったと思います。
ともかく中国。習近平が相当の事を実行した事によって。
何とか北朝鮮。金正恩を思惑通りにアメリカとの交渉を可能な限り引き延ばした。
徹底的に時間稼ぎを行い、問題の解決が先延ばしになるように仕掛けたんです。
とまあ、ここまでは良いとしておきましょう。(←ホントは良くないんですけどね^^;)
問題は、この次です。
問題解決をさせないために。可能な限り交渉を引き延ばして時間稼ぎをしている時に。
物凄い大事件が起こったんです。
それは何か?
突如としてロシア。プーチン大統領が日本との和解を発表したんです。うん^^;
中国と北朝鮮がグダグダと無駄に時間を浪費しているのを好機と判断して。
ロシア。プーチン大統領が一足先に日米両国との和解。協力する姿勢を見せたんです。
これで完全にロシアのアジア戦略は中朝両国の一歩先に進みました。
改めて申し上げます。まったくもって見事で御座いました^^
・・・私と致しましても、ビックリ仰天で御座いました。ナハハハ^^;
でまあ、このロシアの動きに誰よりも焦ったのが北朝鮮。金正恩です。
このブログでも私は物凄く批判しましたけれど。
ロシアに出し抜かれた事は、これ以上ないくらい北朝鮮。金正恩にとっての痛手でした。
望むならアメリカとの交渉で最大の利益を手に入れられる状況だった。と言うのに。
ロシアに出し抜かれた事でアジア情勢それ自体が変化し、米朝会談の価値を一つ下げた。
アメリカ合衆国。トランプ大統領にとって北朝鮮。金正恩の価値は一つ下がったんです。
これは非常に大きな変化だったと思います。
日本とロシアとの和解は、日米同盟との和解。つまりはアメリカとの和解を予感させます。
アメリカとしてはロシアと協力出来るのなら、無理をしてまで北朝鮮と交渉する必要性。
金正恩と協力する必要性が無くなってしまったんです。
さあ。大変です^^;
北朝鮮。金正恩としてはアメリカの足元を見て優位に交渉を進めるつもりだったのに。
突如としてロシアが出現した事により、その予定が大きく狂う事になってしまった。
このまま時間が経過していけば、アメリカとの交渉はドンドン不利になるかもしれない。
アメリカが席を立つ前に交渉を妥結させて、何としてでも確実に利益を獲得する必要がある。
北朝鮮。金正恩は状況の好転が望めない事を悟った。
それゆえに、です。
たぶんですが米朝両政府の交渉は一定レベルの妥結を見たんです。
少なくとも北朝鮮。金正恩の提案はアメリカ政府。トランプ大統領を納得させるものだった。
その結果が・・・韓国で発生した徴用工の一件です。
ハッキリ申し上げますが、韓国における徴用工の一件と言うのは。
これは明らかに限度を超えています。
日韓合意を否定する。と言うまでならば、ギリギリで最後の一線は守られていました。
ですが、徴用工の問題は日韓基本条約を否定するものです。
これは完全に最後の一線を越えた暴挙です。
韓国政府。ムン・ジェイン大統領の独断で、ここまでの暴挙は出来ません。不可能です。
実行するためには北朝鮮。金正恩の意向が絶対に必要不可欠です。
そうでなければ仮にムン・ジェインが決断しても、政権の閣僚は動かないはずです。
まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
北朝鮮。金正恩は日韓関係の悪化。破綻を目的に韓国を動かしているんです。
動いた結果として徴用工の問題が発生し、さらにはレーダー照射の一件まで発生した。
つまり、現在に至るまで日韓関係の悪化は最初から計画されたものだった。と言う事です。
その計画に対してアメリカは容認した。日本も当然ながら容認した。
この流れでロシアも容認したはずであり。
ロシアと同じ流れで中国も容認した・・・と言う建前になっているはずです^^;
韓国については、以前にも書いたように意思決定権が無いので除外されます。
よって。
日韓関係の悪化と、その先にある破綻と言うのは全員の利害が一致した結果だ。と、
そのように表現して間違いでは無いだろうと思います。
んー。まあ、簡単に言ってしまうと・・・。
日韓関係の悪化と言うのは、日米両国による北朝鮮への前金みたいなものです。
韓国からアメリカは手を引く。朝鮮半島からアメリカ陣営は撤退する。と、
そのための一つの証明として、まずは日韓関係を相当のレベルまで悪化させる。
その代わりに北朝鮮も非核化と拉致問題の解決を前進させろ。と言う事でしょう。
実際に。
約束通りに日韓関係を悪化させた。だから、次はそっちの番だ。・・・です^^;
それでまあ、徴用工の問題までであれば、まだわかりませんでしたけど。
その次にレーダー照射の問題まで出てきたとなれば、北朝鮮は確実に約束を守っています。
金正恩が約束を守っていればこそ。問題解決に具体的な動きを見せていればこそ。
日韓関係は段階的に。徐々に悪化し続けている・・・わけです。
うん。水面下で見えない状態ではありますけれども。
そうだとしても非核化と拉致問題の解決は割とマジで進展している事でしょうね^^
それで、です。
本題に戻りますが中国。習近平が金正恩を呼び寄せて。
四度目の訪中となったわけですが、現在のアジア情勢はコレなわけです^^;
だから、改めて申し上げますけれど遅過ぎるんです。
今ここで金正恩を呼び出して、それで一体どうするつもりなんですか?^^;
従来通りに問題を解決させるな。さらに交渉を引き延ばせ。もっと時間稼ぎをしろ。と、
今までと同じような事を中国。習近平は金正恩に提案するんですか?
そんな事をしたら金正恩に鼻先で笑い飛ばされて、それで終わりです^^;
だって。
交渉を引き延ばして、時間を稼いでも何の意味も価値も無かったじゃないですか^^;
時間を稼いでいれば中国が何とかする。もっと有利な状況を作る。なんて言っている間に。
まんまとロシアに先を越されてしまったではありませんか。
大変失礼ですが、中国とロシア。習近平とプーチン大統領を比較するのならば・・・。
あらゆる面においてプーチン大統領が上回っている事は純然たる事実で御座います^^;
そんなプーチン大統領がアジア情勢において中国よりも一歩前に出てきている以上。
何をどうしたところで習近平は後手に回るのは当然ですし。
後手に回ってプーチン大統領に勝てる実力など習近平にはありません。
もはや中国。習近平ではどうにもならない状況になっているのが、今のアジア情勢です。
現実的にもロシアの提案はアメリカにとっても渡りに船だったわけです^^;
あの提案によってアメリカのアジア戦略も一歩前に進める事が可能になったんです。
そして、それゆえに中国に対して今まで以上の圧力をかけられる状態になった。
その結果として中国。習近平は90日間の猶予を提示されるに至った・・・わけです。
いやぁ~。ホントにね^^;
ロシア。プーチン大統領の鮮やかな外交手腕に対して、ひたすらに中国。習近平の脆弱さ。
いかに習近平が手詰まりで、どうしようも無い状況なのか。
そんな無様な状況を世界中の人間に見られているとなればさ・・・。
もうね。
北朝鮮。金正恩にとって中国。習近平は脅威ではないんです。
どれだけ習近平が必死になって脅して、圧力をかけたのだとしてもね。
金正恩は笑うでしょう。笑って・・・次のように言うはずです。
「アメリカとの交渉は進んでいる。余計な事をすると今以上にアメリカの怒りを買うぞ」
・・・です。
うんもう中国と北朝鮮。習近平と金正恩の力関係と言うのは逆転してしまっているんです。
アメリカとの和解。と言う一点において習近平よりも金正恩の方が上回るんです。
となれば、アメリカ政府。トランプ大統領はどちらを評価するでしょうか?
言わずもがな。
習近平よりも金正恩を評価するに決まっております。うん^^;
朝鮮半島情勢は確実に変化し、確実に問題解決に向かって動いています。
万が一にも。
ここで中国。習近平が余計な事をして、問題解決を阻止しようなどとしてしまえば。
まず間違いなくアメリカ。トランプ大統領は本気で大激怒する事でしょう。
「お前は何をやっているんだ?朝鮮半島に手を出している暇があるなら、約束を守れ」
・・・と言うような物凄い正論で中国。習近平の動きを完璧に封殺するはずです。
いくら中国。習近平が朝鮮半島を利用しようとしてもね。
もうアメリカに対する交渉材料にはならないだろう。と私は思います。
そんなわけで。
私個人の意見としては、今回の金正恩の訪中は半分くらい観光気分だと思います^^;
なぜならば、もはや中国。習近平は恐れるに値しない相手だから・・・です。
んー。まあ、こんな感じだろうなぁ。と思いますねぇ。やっぱり^^;
繰り返しますが、まだ徴用工までの問題であればね。
北朝鮮がアメリカとの約束を守っているかどうか。
日韓関係の悪化に対する見返りを提示出来たかどうか。と言うのは微妙でした。
うん・・・絶対に成果があった。と断言出来ない程度に微妙だった。と言えるでしょう。
(↑私個人としては、あった。と思っていましたけどね^^;)
しかしながら。
その次にレーダー照射と言う徴用工を上回る問題が出現した事によって。
北朝鮮はアメリカとの約束を守っている。
日韓関係の悪化に対する見返りも提示出来ている。と客観的にも判断出来ると思います。
だとすれば、です。
これから先も日韓関係は悪化し続ける事になります。それこそ本当に破綻するまで、です。
それに伴って北朝鮮はアメリカとの約束を守り、見返りを提示し続ける。
つまりは非核化。拉致問題の解決は確実に前進し続けている。
この動きに対して今更ながらに中国が介入してきたところで遅過ぎる。
事ここに及んでは習近平が出来る事は何もないだろうし。
今回の金正恩による四度目の訪中は、単なる中国観光で終わるだろう。
もはや北朝鮮。朝鮮半島は中国の属国などではないのだから。
・・・と言うのが私の個人的な予想だったりするわけです。いやはや^^;
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
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