政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 今後の中国は、たぶんこんな未来になるだろうかと思います。 忍者ブログ
25 . April
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22 . January
さてさて。前回は中国の安全保障に関する話でしたね。

うん・・・そうですね。
安全保障を前提として国家戦略を組み立てる。政治を行う。と言うのは。
これは本当の本当に基礎の基礎。政治の分野におけるイロハのイであって。
こんな基本的な事すら知らない。と言うのならば。
今の今まで何を基準にして政治をしてきたんだ?・・・と言うレベルの話です^^;

いやまあ、私達日本としても民主党政権なる戦後最悪のバカ政権があったので。
そんなに偉そうな事は言えないんですけれど^^;
でも、中国の場合は、そもそも安全保障と言う概念そのものが存在しないので。
中国の政治。その大部分はムチャクチャになっている・・・わけです^^;


いやまあ、昔から無かった。とは私も言いませんけれどねぇ。
少なくとも政冷経熱の日中関係を維持していた時代は、
中国にも安全保障らしきものはあっただろうなぁ。とも私は思いますから。
ただし。
現在の習近平の時代になってからは、本当にムチャクチャです^^;
安全保障と言う政治の基礎の部分が消し飛んでいる以上。
今の状態であれば何を考えてどんな事をしても、ほぼ確実に失敗します。


と言うわけで、本日の話題なんですけれどね。
安全保障戦略が存在しない中国の未来は、どうなるのか?と言う話です。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認しておきますが、中国には安全保障が存在しませんので。
中国の平和と未来を完全に無視する形で、中国の国家権力は乱用されております。
そのために中国国内。また国外の周辺地域は急速に不安定化し。
国際社会においても驚くほどの速度で孤立化が進行し。
中国の未来と言うのは、阿鼻叫喚の地獄絵図となる可能性が極めて高い状況にあります。

まっ。当たり前の話なんですけどね^^;
安全保障は平和と未来を守るための手段の総称であり、全ての基礎なるものであって。
これを無視して国家権力が乱用されたら、その国家は滅亡以外には無いんです。
もう議論の余地など一切存在しない物事の道理で御座います。

「それじゃあ中国も安全保障を考えれば良いじゃないか」

うん。まったくもって正論なんですけれどね。でも、それは無理なんです。
いや、だってさ^^;
今の中国が安全保障を重視して、世界の平和に貢献します。なんて言ったら。
それじゃあ今すぐに軍事的恫喝をやめろ。・・・と言われて終わりでしょう?^^;
もっと言ってしまうと。

「経済を自由化しないから。政治を民主化しないから恫喝なんてするんだろ!
今すぐに政治を民主化して国家体制を変えろ!それが世界平和に対する一番の貢献だ!」

・・・とまで言われてしまうかもしれません^^;
うん。そうですね。
中国の軍事的恫喝によってアジア地域の安全保障体制に悪影響が出ている以上。
国際問題である以上は、内政不干渉の原理原則で言い逃れる事も出来ませんからねぇ^^;
 今の中国はアジアの平和とか。世界の平和なんて何一つ考えずに。
ただひたすらに中国の利益だけを一方的なゴリ押しをしているだけ、ですからねぇ。
・・・そんな邪悪な野心を誰が支持すると言うのです?


とまあ、そんなわけでして。
アジアの平和。世界の平和を誰よりも破壊しているのが中国であり。
それくらいに今現在の中国の軍事戦略には正当性が存在しないわけなんです。
当然ながら安全保障。世界平和にも一切貢献しないどころか。むしろ大マイナス。
世界中から中国が批判されるのは、これは自明の理です。

中国の支配地域を拡大したい。中国の利益を拡大させたい。
そのためであればアジア地域の安全保障体制を破壊する事も。
ひいては世界秩序を破壊する事も、そんな事は些細な事だ。と身勝手な事をする以上。
世界各国が中国の軍事行動を問題視し、徹底的に批判されて袋叩きにされた挙句に。
中国が国際社会から孤立化する事と言うのは、これは必然的な話なんです。



さて。そうなると、です。

これからの中国は経済は低迷し。軍事でも賛同する勢力は無く。
中国マネーも無くなった中国を助けてくれる国家など、世界中のどこにもいない。
国際社会において孤立化する中国は、それからどうなるのか?と言う話になります。

それで早速で申し上げ無いんですが、結論から述べますとね。
これからの中国は毛沢東の時代に戻る事になります。
強烈なまでの共産化。社会主義国に変貌する以外には考えられません。
・・・まっ。習近平自身がそうなる事を望んでいますからねぇ。
そりゃあそうなるだろう。と言うだけの話で御座います^^;
ただ。
話としては単純なんですが、実際の内容としては凄まじく悲惨になります。


まず猛烈な統制経済により中国経済は停滞。低迷は確実です。
また、安全保障戦略が無いために他国との協調。協力が出来ません。
よって国際社会において孤立化するために、対外政策の大部分が失敗します。
つまるところ。
習近平は、何をどうしようと確固たる成果を獲得出来ず。
正当性が何一つ無いままに、独裁者として君臨する事になりますので。
旧ソ連のスターリンと同様の精神状態になる事が予想されます。

何度も言いますが、そもそも習近平には中国を統治するだけの実力も度量もありません。
うん。習近平を評価する人と言うのは、よっぽど物事が見えていない人だと思います。
そんな人物が独裁的な地位と権力を手に入れてしまえば・・・。
地位と権力を誰かに奪われる事を恐れるあまりに、あらゆる人間を敵視する事は確実です。
少しでも疑いのある人間を片っ端から粛清しようとするはずです。

すなわち自分が失脚する事。裏切られる事を過度に恐れて。
無尽蔵に拡大する猜疑心により、不穏分子の徹底的な排除を実施するはずです。
言わずもがな。
文化大革命の再来とも言うべき大粛清。大虐殺が中国国内で展開される事でしょう。

うん。私個人と致しましては、これ以外の中国の未来は考えられません。



・・・んー。もう少し具体的な話をしましょうか?^^;

今後の習近平の動きとして、まず改めて確認しておく事と致しましては。
仮に国際社会から中国が孤立化する事になったのだとしても。
中国。習近平の基本姿勢と言うのは、何一つとして変わりません。
あくまでも最優先は現在の支配体制の維持。習近平による独裁体制の維持です。
そして、この最優先の目的のために、中国の国力の大半が浪費される事になります。
つまるところ。
中国国民の大多数と言うのは、まず間違いなく徹底的に困窮する事になります。


繰り返しますが、今の中国政府。習近平としては支配体制の維持が最優先であって。
そのためであれば中国経済の自由化を拒絶し、
中国経済の発展を諦めて統制経済を画策している以上は、中国は確実に衰退します。
その上で衰退する国力の全てを、自分の支配体制の維持に投入するわけですから・・・。
ぶっちゃけ。
中国国民の日常生活なんて大した問題じゃないんです。

経済の自由化をせず、中国経済の発展を半ば諦めている以上。
それこそ中国国内の全ての利益を独占するつもりでなければ、
習近平が独裁体制を維持する事は出来ないだろう。と私は見ております。
となれば、です。
当然の話として中国国民に分配する利益は、必要最低限とする以外には無いはずです。

・・・うん。習近平はスターリン。中国は旧ソ連と酷似した状況になるわけで。
この期に及んで中国は共産主義。社会主義国としての側面を取り戻す。と、
そのような事を私は考えているわけで御座います^^;

共産主義経済。社会主義国家などの国家体制について以前にも話題で取り上げましたが。
どちらの場合でも基本的に権力の一極集中化を特徴とするものです。
逆に資本主義経済。民主主義国家などのような権力を分散させるものとは、
正反対の特徴を持っている事になります。
なので、習近平が自分の独裁体制を維持する事を最優先として考えているのならば。
この動きと言うのは、ある意味で必然的な流れである。とも言えるでしょうね。


それで、です。
中国国内の経済利益を独占しようとする以上。
あらゆる経済活動に対して可能な限り政府が介入する事が望ましいはずです。
全ての経済活動で政府が最大限の利益を獲得するため、であるからです。
そして、そう考えた場合。一番手っ取り早い手段が・・・配給制ですね^^;
中国国民には通貨では無く、配給チケットを分配する事によって。
中国経済の大部分を中国政府。習近平が掌握する。と言う形になるでしょうか。

・・・うん。そうですね。
これは完全完璧な中国国民の平等。を大義名分とすれば不可能な話ではありません。
習近平は既に腐敗。汚職の撲滅で人気取りをしているわけですから。
共産主義的な思想による富の再分配を主張する可能性は高いだろう。と思います。
これにより都市部の中国国民は不満を感じるはずですが。
それに反して内陸部の貧困層にある中国国民は評価するはずですからねぇ^^;

完全な平等。富の再分配と言う聞こえの良い言葉で人気取りも出来るし。
統制経済。共産主義経済により中国経済の全ての利益を独占する事も十分に可能です。
習近平の立場としては一石二鳥ですから、ほぼ確実に実行すると思われます。
・・・一つ問題があるとすれば、中国国民が平等に貧しくなる。と言う事だけですし。
それは習近平にとってみれば、特に大した問題では無いのでしょうね。きっと。


となれば、後はもう話が早い。
共産主義経済による配給制を実施すれば、あとは習近平の思うがままです^^;
配給チケットの種類や実数を制限していく事で、
国民に分配する利益を必要最小限にする事も容易に実行可能です。

最初は娯楽品に対する配給チケットを制限する。
音楽。映画。書籍。酒。タバコなどのチケットを制限していく事から初めて。
次に衣類。日用品。最後に食品までを規制していき。
最終的には最小限の衣食住が可能な状況にまで抑え込む事も、不可能ではありません。

それで、その分だけ特権階級。自分の支持者。有力者に利益を分配する形にして。
現在の支配体制。習近平の独裁体制を維持する。・・・と言う事になるでしょうか。
その意味では旧ソ連と言うよりは、北朝鮮に近しい国家になりそうですけど^^;
現時点で予想出来る習近平が実行する国家戦略と言うのは、大体こんな感じでしょう。

でまあ、当然ながら中国国民の不平不満は爆発します。
どれほど警察組織。公安組織。軍隊まで持ち込んで凄まじく弾圧。粛清を続け。
それこそ文化大革命のような事まで実行したとしても・・・。
習近平の独裁体制を維持する事は出来ず、確実に中国は分裂。崩壊する事になります。

しつこいようですが、習近平には中国を統治するだけの実力も度量も無いからです。


とまあ、これからの中国。習近平の末路は、大体こんな感じだと思いますね^^;
特に驚く事も何もない。面白くも何とも無い。
世界的に見ても、実に良くある理由で中国は滅亡します。
うん。本当の本当に珍しくもなんともない、当然の理由で中国は滅びるんです。

この程度の理由で祖国の滅亡を止められない。と言うのならばね。
やはり客観的に判断しますと、中国人の方々と言いますのは・・・。
こんな事は私も言いたくはありませんけれど、あまり優秀では無いようですねぇ。

安全保障の重要性。政治のイロハも知らない。
救国の英雄である劉暁波さんを、あろう事か見殺しにする。
当然ながら祖国を救おうと言う動き。民主化の動きも無い。
習近平が如き愚物も同然の輩に権力を掌握され、その支配を許してしまう。

・・・残念ですが、これだけ揃えば中国人の方々を弁護する余地は無いかと思います。
中国が滅亡する事と言うのは、これは必定であるだろう。と私は考えています。


うん。まあ、こんなところかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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