政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 大雑把ですが、現在の中国について改めての説明で御座います^^; 忍者ブログ
07 . July
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30 . April
前回は、中国の反習近平派に関する話だったわけでしたね。

改めて申し上げますと。
この習近平の反対勢力の動きと言うのは、極めて大きいわけで。
その分だけ習近平の地位と権力は脆弱である。と表現する事が出来ます。
なので、習近平は都合の良い陳腐な神輿として利用されている状態であり。
まさに『裸の王様』だ。と考えるのが妥当だと思いますねぇ^^;


でまあ、そんな感じで前回の話を基準に考えますと先頃の習近平の宣言。
国家主席の任期を撤廃する。と言う宣言についても、別の意味が出てきます。
つまり、あの宣言によって習近平は死ぬまで全ての責任を背負う事が確定したんです。
その事実に気が付いていないのは習近平その人だけ・・・でしょうね。
まったく。
分不相応の野心など抱かなければ、こんな哀れな有様になる事も無かったのに。
ついでに言えば、日米同盟と対立する。などと言う自殺行為もせずにすんだのに。

とまあ、そんなこんながありまして、本日の話題で御座います^^;
本日の話題は、もう少し中国の現状についての話を書かせて頂きたいと思います。
それでは参りましょう^^

それで、現在の中国を大雑把に三つに分類してみますとね。
まず一つ目。
習近平及び習近平の子飼いの部下。現在の権力中枢について、です。
このブログでも既に書いてきましたように、基本的に習近平の言動は間違っています。

毛沢東。中華皇帝となる事を習近平が望むのならば、国外よりも国内を優先するべきです。
必然的に海軍よりも陸軍こそ優先するべきであり。
国内を掌握するまでは対外的な関係も融和外交を基本軸とするべきで対立は厳禁。
また、統制経済による管理社会の構築を急ぐべきだと言うのに。
やっている事は形式だけの規制緩和。自由化です。
これでは中国経済に対する影響力を強化しない。と宣言するに等しく。
権力の一極集中化をしない。出来ないと明言しているようなものです。

これほどまでに中国国内を掌握出来ていない中で、対外的な軍事的恫喝。
あろう事か日米同盟との対立まで発生させている。
オマケに空母建造によって中国の軍事戦略がガタガタである事が暗に示されている。
まさに文字通り。戦う前から負けている状態です^^;

でまあ、さすがにマズイと思ったのか。
この状態で習近平は金をバラ撒いて無理やり関係改善を実行しているわけですけど。
そんな金銭的な余裕など今の中国にはありません^^;
このままでは空母どころか。軍隊それ自体が運用出来なくなります。
軍人達も習近平の命令を公然と無視するようになるでしょう。
そして、軍隊を動かせないとなれば・・・後は暴動が頻発して中国が崩壊するだけです。
と言うわけで。
この習近平と言うバカが君臨している限り、中国の滅びは必定だと思います。



それで二つ目。
中国共産党。中国のエスタブリッシュメント。既得権益層の権力者達です。
彼らは表面的には習近平に従っている状態ではありますけれど。
実際には、まったくもって逆の状態にあります。まさに面従腹背ですね^^;
習近平が毛沢東。中華皇帝になる事を絶対に認めない。
裸の王様は死ぬまでずーっと裸の王様でいるべきだ。と言うのが彼らの声なき声です。

でまあ、そこまでは良いんです。・・・いやまあ、本当は良くないですけど^^;
それでも習近平を傀儡にする。と言うだけであればね。
私個人と致しましても、そこまで大騒ぎする事ではありませんし。
必ずしもアジア戦略の中心は中国である。などと断言する事も無かったでしょう。
ここで重要なのは、今の習近平と言うのは傀儡ですら無い。と言う事なんです。

もし仮に習近平が単なる傀儡で、別の誰かが権力を握っているだけだ。と言うのであれば。
それならば中国の崩壊は幾分か先の話になった事でしょうし。
現在の支配体制。中国共産党の一党独裁体制についても、まだ継続したとも思います。
ですが、この可能性はゼロです。ありえないんです^^;
なぜかと言いますと、今現在に中国が実行している国家戦略の一切合切。
その全てがあまりにも劣悪極まるからです。


一つ目で述べたように習近平が毛沢東のような絶対的な独裁者を目指すのならば。
今まで習近平が実行してきた事は基本的に全て間違いです。
いっそ見事と言って良いくらいに全部が全部。まったく正反対の事をしています^^;
これを私は偶然だとは思いません。
明らかに意図的に。そうなるように仕向けられたのだろう。と私は考えています。
そして、そうなるように仕向けたのは間違いなく中国のエスタブリッシュメント。
習近平に反発する反習近平派の権力者達である事は疑いようがありません。

この事実を見れば反習近平派。その彼らが習近平を傀儡とする事。
それが実行可能なだけの極めて大きな影響力を持っている事は確実です。
でも、それをそのまま額面通りに受け取る事は出来ません。
と言うのも、習近平が日米同盟と対立してしまったからです。
習近平の行動を操作出来るのならば、日米同盟との対立だけは絶対に回避します。
日米同盟と本格的に激突したら、習近平どころか自分達まで破滅してしまうからです。

だから、仮に習近平を傀儡にしているのであれば。
必ずや習近平の手綱を引くはずであり、どうしても習近平が従わないのならば。
迷わず習近平を排除して、別の誰かに代えれば良いだけの話です。
それなのに習近平は排除されず、日米同盟との対立も継続している。
この状況を見れば、習近平は傀儡になっているのではない事。
ある程度の自由意思を習近平が持っている事と同時に。
その状態を反習近平派などの権力者達も黙認している。と言う事になります。

そして、この場合における黙認とは
従来の支配体制。中国共産党による一党独裁体制を維持するつもりが無い。・・・と、
そのように解釈する以外には無いだろうなぁ。と私は考えております。


うん。この事実は非常に重いだろう。と私は思いますねぇ。
今の中国。現在の支配体制を残そうとするのならば、習近平を排除するしかない。
別の有能な誰かに代えて、体制を維持するために努力をする以外にはありません。

繰り返しますが、習近平は日米同盟と対立していますからね?^^;
アジア最強国家たる私達日本。世界最強国家たるアメリカ合衆国。
この二つを同時に敵に回している時点で中国。習近平の命運は尽きています。
ですので、現在の支配体制。中国共産党の一党独裁体制を維持するのであれば。
今すぐにでも習近平を失脚させて、排除する以外には無いんです。

しかし、事ここに及んでなお習近平は排除されず、新しい別の誰かに代わる事も無い。
誰一人として現在の支配体制を守る事。維持するための努力をしていないわけです。
この事実を見る限りは、中国の権力者達は中国を見捨てた。と結論付けるしかありません。
従来の支配体制が続かない。と見切りをつけて中国が崩壊してしまう前に。
その前に彼らの多くが中国から一目散に逃げ出す。と言う事なんだと思います。
つまり、習近平は傀儡では無くて単なる囮でしかないのでしょう。
日米同盟と対立しているために、習近平に敵意が集中するはずだから・・・ってね。



最後に三つ目。
これは中国の一般国民について、です。
現在の中国国民の大多数は、現状がいかに危機的な状況であるのか。
まったくもって理解していません。
習近平などの権力中枢はバカしかいない。中国共産党などの権力者達からも見捨てられた。
これから先の中国は間違いなくズタボロになるまで崩壊して、破滅する事になります。
この現実について、中国国民は正しく理解しておりません。

いやまあ、理解する能力が無い。とは私も言いませんよ?^^;
中国人は優秀です。私のようなチンピラ風情よりも遥かに優秀です^^
ですが、現実を直視していないと思います。理解出来ないのではなくて、理解したくない。
・・・と言う形で中国国民は現実逃避をしているのが実情です。


ここで注目するべきは、中国には愛国心と言う言葉が無い。と言う事です。
すなわち人の心と言うものが無い状態なんです。
そのため国家全体。社会全体。国民全体のために行動する。と言う高度な事が出来ません。
まあ、この原因についてはね。
習近平を筆頭に、中国の権力者の誰もが自分の事しか考えていないわけで。
それが原因で一般の中国国民が自分の事しか考えられなくなった。と思いますけど。

でも、だからと言って私は中国人を同情する気にはなれません。
その理由は、救国の英雄たる劉暁波さんが出現していた事などを考えるのならばね。
現在の中国国民は民主主義を導入し、民主化する事が可能なだけの実力はあるわけです。
にもかかわらず、民主化出来ない。習近平と言うようなバカ一人排除出来ない。
偉大な指導者となるべきはずの劉暁波さんを見殺しにしてしまう。
自分達の平和と未来を守るために立ち上がる事も出来ない。と言うのは・・・。
これは、中国人の甘え以外の何物でも無いからです。

自分達の祖国すら自分達で守る事が出来ない。と言う事実は、
どれほど中国人。中国国民が劣悪であるのかを証明する事だと思います。
 自分達の平和と未来を守ろうとしなかった人間の末路は、恐るべき悲劇となるだろうなぁ。
・・・と言うのが私の個人的な結論となるわけで御座います。



このように今の中国と言うのは権力中枢も。権力者達も。中国国民も。
誰もがみんな自分達の事ばかり考えて、国家存亡の危機を救おうとする動きを見せない。
習近平が毛沢東のような絶対的な独裁者として君臨するわけでも無く。
従来の支配体制。中国共産党の一党独裁体制を維持するわけでも無く。
独裁体制を終わらせて中国を民主化させる・・・わけでも無い。

そんな中で明らかに中国の限界は差し迫っていると言うのに。
相変わらず習近平の失政は続いており、それを権力者。有力者達は黙認し。
中国国民も立ち上がって戦おうとする素振りもサッパリ見せない。
このままグタグタになって中国が崩壊するだろう。と言う未来の予想は。
最も妥当な可能性なんじゃないかなぁ。と私は考えているわけです。


とまあ、今回はここまでにしておきましょう。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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