政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 対中戦略において、甘さは厳禁で御座います。 忍者ブログ
20 . May
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29 . October
さて。前回は・・・ちょっと長過ぎましたね。失礼致しました^^;


それでまあ、内容としては対中戦略に関する話題だったわけですけれどもね。
改めて考えましても、現在の中国での民主化と言うのは、残念ながら絶望的です。
自発的に中国国民が民主化運動。民主化革命を展開するのは無論の事。
アメリカなどの諸外国が支援する形での民主化ですら・・・おそらくは無理だと思います。

このような状態に陥っている最大の原因。根本的な理由としては。
そもそも中国人自身が、それほど民主化を望んでいない。と言う事です。

ですから、今の中国人に民主化。民主主義の理念を提示したところで、
大半の中国人は動かないでしょうし、もし無理に動かそうとしてしまえば。
前回の最後でも述べたように文化大革命に変貌してしまう可能性がある。
その可能性を考える限り・・・あまりにも中国の民主化と言うのはリスクが高過ぎるのです。


んー。いや、実を言いますとねぇ^^;
今の中国人に民主化。民主主義を実現する事は出来ない事。
また、そもそも民主化など望んでいない可能性について。
その懸念については以前から論じられていたし、私自身も何となく気が付いてはいたんです。

でも、それでもさ^^;
中国人とてバカではない。現在の政治体制を変革し、民主化する事を望んでいるはずだ。
自分達の手によって祖国と同胞を守る事を望んでいるはずだ。・・・と、
そのように私も考える。と言うか。半ば自分自身を騙していたわけです^^;
んー。これは左翼と言うか。パヨクによる洗脳かもなぁ。とも思っていたんでけど。
相手を信用する事もまた大事たとも思うわけです。それが日本人の美徳だからです^^

しかし、そうだとしても・・・やはり何事にも限度と言うものがありますよねぇ。
劉暁波さんが見殺しにされた時点で、これ以上は私も自分を騙す事は出来ませんでした。
今の中国人は民主化など望まず。そもそも民主主義などに興味は無い。・・・と、
そのような結論を私は出した次第で御座います。


さて。これらの点をふまえて、本日の話題で御座います^^
本日は前回の続き。補足の話を書かせて頂きます。
それでは参りましょう^^

それで改めて前回の文面につきまして・・・まあ、もちろんね^^;
なかなかに過激と言うか。極端な意見である事は私も自覚しておりますので。
当然ながら賛否両論があるかと思います。
うん・・・もっと他に穏便で良い手段があるのならば、迷わずそちらを選ぶべきでしょうね。
ただ私としてはアレが限界。アレ以上の手段は、私には思いつきませんでした。

まっ。所詮は私もチンピラ風情で御座います。この辺りが関の山なのでしょう。ナハハハ^^;


とまあ、それはそれとして。
前回の提案について。その根幹と言うか。根柢の部分を言葉にすれば厳格さです。
・・・いや、冷酷さ。と言い換えるべきでしょうか。
甘さ厳禁。無責任な綺麗事など論外。容赦なく現実を追求する事を私は第一に考えました。
私が主張する手段の目的は中国の安定化であり、断じて中国人の幸福ではありません。
だから、中国への支援ではなくて、あくまでも中国人の管理になります。

まあ、何を言いたいのか?と言いますとね^^;
支援となると中国の民主化だったり、半ば無条件の膨大な資金の提供だったりしますけど。
そんな事を今の中国に実行する必要性はありません。無駄です。
無駄である事は既に戦後70年間の歴史によって明確に証明されております。


あの・・・何度も同じ事を繰り返して申し訳ないんですが、
現在の中国と言う国家と国民の異常性。特殊性について。
アメリカやロシアを含めた全ての世界各国は理解するべきです。

中国は戦後70年間。様々な支援を受け、様々な教育。教養を獲得し。
先進各国と比較しても遜色が無い程度には十分に発展したはずの国家です。
それなのに民主化出来ない。無分別な軍拡を行う。国際法を無視する。理不尽な恫喝を続ける。
明らかに普通の国家じゃないんです。
そして、それを容認。黙認してしまう国民もまた普通じゃない。

普通じゃない国家に普通の手段では失敗するに決まっています。
実際に私達日本を筆頭に国際社会は中国への支援を惜しみませんでした。
惜しまなかった結果。世界の平和を破壊する無法国家が誕生してしまったんです。
すなわち今までのやり方。手法が間違っていた事が、現実的に証明されているんです。
繰り返しますが、中国への支援など無駄です。そんな事で1円たりとも出すべきじゃないです。



・・・いや、誤解しないで下さいませね^^;
別に私は中国に対して投資をするな。と言っているわけじゃありません。
ちゃんと利益が回収出来る。と言うのならば、ガンガン投資してよろしいかと思います。
ほら。新興国からアメリカに集まったお金について、投資先を探しているわけでしょう?^^;
たとえ民主化されずとも、アメリカの傀儡になった中国なんて一番の投資先になるはずです。
香港から上海までの沿岸地域に投資すれば、莫大な利益を回収するのも夢じゃありません^^


私がダメだ。と言っているのは、支援と言う形で中国に利益を提示し。
それで中国に言う事をきかせようとした今までの手段がダメだ。と言っているんです。

「いやいや、おかしいじゃないか。中国人は利益だけで判断するんだろう?
だったら、利益で言う事をきかせる事だって出来るはずだ」

うん。そうですね。それは間違いじゃないし、物凄く正しいと思います^^;
ただし。
ここで私が否定しているのは、中国と言う国家に対する支援だ。と言う事です。


中国への支援と言うのは、正確には中国と言う国家に対する支援でしょう?
でも、肝心の中国人。それも最高権力者である習近平ですら国家レベルの判断。
また国家レベルの行動が出来ないんです。
なぜならば、中国には国家と言う概念が無いからです^^;
なので、国家に対する支援としてお金を渡しても、全て無駄金になるに決まっています。

そんなわけで。
中国に対する国家レベルでの支援など無駄だからやめるべきです。
もし中国に対して利益を提示するのならば、それは国家ではなくて個人です。
中国国家ではなく、中国国民と言う一個人に対して利益を提示するべきなんです。
・・・これね。
ちょっとした違いのようにも思われるかもしれませんが、まったく違うんです。
この点については安全保障の観点から、私は明確に断言させて頂く次第で御座います。


いやまあ、そんなに難しい話じゃないんです^^;
直接的に中国人に対して金をばら撒けば良い。と言うだけの話です。
だからこその傀儡政権。傀儡国家。あるいは傀儡の傀儡だ。と言うわけです。

そして、ここが注目点と言うか。セールスポイントになるんですけどね^^;
直接的に中国人に対して金をばら撒く場合には、従来よりも金額は遥かに少なくて良いんです。
つまるところ。
中国と言う国家を支援するのではなくて、その国民である中国人を管理するだけであれば。
今までのような莫大な金額は必要ありません。
もっと少ない金額で十分に中国人を管理する事は出来ます。

・・・あっちゃこっちゃに札束をバサバサとばら撒くなんて無駄です^^;
そんな物凄い金額を提示せずとも中国人は動いてくれます。
それこそ小銭をチャリンチャリンとばら撒く程度でも、ビックリするくらいに良く動きます。
小銭がばら撒かれ続ける限り、中国人の大多数を相当に従順である事でしょう。
それが、今の中国人の真実である。と私は考えている次第で御座います。


「そんなわけないだろうが!中国人をバカにするな!」

いやいや、そんなわけがあるんです^^;
だって。
この手法で中国を統治してきたのが、今の中国共産党であり習近平なんですから。

よろしいですか?
私達日本を筆頭に、世界各国から中国が受けた支援は凄まじい金額になります。
しつこいようですが、私達日本に至っては自国民を犠牲にしてまで中国を支援したんです。
その支援の金額はケタ違いに莫大なものです。
そして、その大部分を中国共産党。習近平が懐に入れて、残りを中国国民にばら撒いている。
それこそが今の中国の現状でしょう?
この点については他の誰よりも中国国民こそが一番理解しているはずです。


習近平がばら撒く小銭を集めるのに忙しくて、集めた小銭を数えるのに忙しくて。
それで劉暁波さんを見殺しにしてしまった・・・そうですよね?中国人の方々。
不平不満は色々あっても、結局は納得出来てしまうのでしょう?
小銭が手に入るのなら。自分達の利益があるなら文句はないのでしょう?
だとしたら、それと同じ事をアメリカやロシアが実行したところで何か問題がありますか?

・・・よもや。
今更ながらに正義や真実なんて言葉で批判するつもりはありませんよね?
中国人にとっては国家とか国民なんて事よりも、自分個人の利益の方が大切なのでしょう?
劉暁波さんを見殺しにして、民主化もしない。暴走する中国政府。習近平も止めない。
どれほど中国が国際法を無視して、世界の平和を破壊しようとも自分達には関係無い。
そうですよね?
それこそが大多数の中国人の総意なのですよね?
だったら・・・何の問題も無いのではありませんか?

それに中国人にとっては、それほど悪い話ではないはずです。
結果としてバカ丸出しの習近平が統治するよりも、たくさん小銭を集める事が出来るはずです。
ええ。そうですとも。
アメリカやロシアの方が上手に小銭をばら撒いてくれるはずですからね^^
何も言わずに黙って大人しく管理されていた方が、中国人にとっても都合が良いはずです。
管理されている限り、責任を背負わずに済むのですからね。
中国国民の立場としては文句どころか。感謝をするべきです。違いますか?



まあ、この点につきましてはね^^;
私達日本としても深く反省するべき点であるかと思います。
日本人と対等に中国人を扱った事。
いずれ中国人が民主化して、国際社会の一員としての責任を自覚する事。
それを期待して今の今まで過剰なほどに。自国民を犠牲にしてまでサービスしてきました。
ですが、その全ては失敗であり、間違っていたんです。

時間もお金も技術も、ありとあらゆるものを可能な限り与えてきました。
しかしながら。
それでも中国人は民主化せず、国際社会の一員としての責任も自覚する事はありませんでした。
これが中国人の真実であり、現実である事を全ての日本人は受け止めるべきだと思います。

同じ間違いを繰り返さないためにも、今後の対中戦略では支援ではなくて。
あくまでも中国人を適切に管理する。と言う事を重点にするべきだと私は強く主張致します。
うん。そうですね。
中国への過剰なサービス。中国にとってのボーナスタイムは、これにて終了とするべきです。


でまあ、話を戻しますとね。
今後の中国を安定化させるためには、中国と言う国家に半ば無条件に支援する事よりも。
どうやって一般的な中国国民を管理するのか。と言う点こそ重要だと私は考えたんです。
今の中国人に国家レベルの判断や行動など出来ません。
だからこそ、傀儡国家としてアメリカやロシアなどが代わりに判断し、行動するわけですね。
これにより中国の安定化を実現させる事が出来ますし。
これ以外には・・・他の方法と言うのは無いんじゃないかなぁ。と私は思いますね。やっぱり。


あの、ですねぇ。

今の中国を民主化するのは、それほどまでに難しいんです。非現実的だ。と言ってもよろしい。
現実的に判断するのならば、中国の安定化以上の事は無理だと割り切るべきです。
実際に無理です。
日米ロと言う世界の三大国が協力しても不可能です。可能だと考えるのは甘過ぎると思います。
そして、中国を安定化させるだけであれば。
今しがた書いたように適度に小銭をばら撒いていけば、確実に中国国民は黙りますし。
それで大部分の中国を安定化させる事は可能だと思います。

自分の祖国が分裂しようが。よくわからない誰かに管理。統治されようが。
小銭を集めて、それを数えて、その金額が習近平の時よりも上回っていれば。
どんな結果になったとしても中国国民は称賛するはずです。
なぜなら、彼らにとって自分個人の利益以上に優先するものなど他に存在しないからです。



まあ、簡単に言ってしますとね。
中国人を民主化する。となれば恐ろしく難しいわけなんですけれど。
中国人を管理するだけ。であれば、恐ろしく簡単になる・・・わけなんです。うん^^;

それに従来よりも遥かに少ない金額で対応出来るのも、なかなかに魅力的です^^
と言いますのもね。
普通に考えても、あの中国を維持管理する。と言うのは莫大な労力が必要不可欠です。
それこそヘタをすれば中国と一緒に共倒れ。なんて事にもなりかねません。
・・・無理やり民主化させようとすれば、そうなったとしても私は何も不思議に思いません。

もっと言えば。
万が一にもアメリカとロシアが中国のためだけに疲弊する。なんて事になってしまえば。
もはや中国の混乱に対処する国家がいなくなってしまいますし。
中国以外の問題にまで対処出来なくなってしまいます。
アメリカとロシアの疲弊は、世界の不安定化そのものだと言い換えてもよろしい。
そうならないためにも、アメリカとロシアには極力は余力を残した上で中国を安定化させる。
アジアの問題を解決してもらう。と言う事が重要だろう。と私は思います。

そんなわけで。
最も効率的で。最も合理的な最小限の負担による手段が必要となる。
日米ロの三か国を疲弊させずに中国を管理。安定化させる事。
中国と言う国家ではなくて、あくまでも中国人と言う個人を管理する事を私は考えたのです。


・・・いや、私もわかっているんです。
相当に容赦の無い。残酷な事を提案している。と言う事は私自身も自覚しております。
私の提案は中国人が民主化。民主主義を受け入れられない事を前提とした上でのものであり。
それゆえの中国人に対する支援ではなくて、あくまでも管理だと言う事です。
前回にも書きましたが、これは中国人を対等としない事を前提としたものです。

・・・言い換えれば中国人を完膚なきまでに。これ以上ないくらいに否定したものでもある。
そこまでの残酷な提案だ。と言う事をわかった上で、あえて私は提案しました。
それ以外に他の手段が思いつかなかったからです。



しかしまあ、普通だったらね^^;
ここまで言われたら、さすがに恥だ。と考えて自発的な努力をする。
民主化を考えて、国家レベルでの判断をしようとするものですし。
断固として外圧や外部からの介入を阻止しようとする。
中国の未来は中国人が決める。と立ち上がってくれるはずなんですけど・・・。
でも、やっぱり今の中国人では無理なんでしょうねぇ。


はぁ~。随分とまあ、我ながら女々しい事を書いておりますね。失礼しました。
無駄に未練がましい事は、この辺りで切り上げると致します。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなしませ^^

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無題
ネトウヨは中国包囲網が作る安倍を絶賛していたのにここにきて会談をして新しい世界を築くとなったら右往左往して馬鹿なコメントまみれだ。このブログもしかりw
中国はいつになったら崩壊するのかw国力が毎年大きく離され続けている中で安倍と周辺もさすがに焦っているのがわからないようで。
まあ、ネトウヨにいくら言っても無駄なのでそのまま座して中国の発展と日本の日和見主義から起こる衰退を見ていればいいと思うよ?
10年後も20年後も中国を圧倒していると精神勝利に逃げるのはお得意だろうし。
NONAMEさん / 2018/10/29(Mon) / 編集
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