政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 対中戦略の最終目標は、こんな感じかも。 忍者ブログ
08 . July
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23 . July
さてさて。前回の話題は、中国が自爆をしてくれて手間が省けた。と言う話でした。
まあ、そう解釈するしかありませんよね^^;
それで前回のような主張が出てくる程度には。
中国の国内情勢は切迫した状態にある。と考えるのが妥当でしょう。
・・・やっぱり予想よりも中国の限界が早いみたいです。


と言うわけで、本日も引き続き中国の話題で御座います。
でまあ、今回は中国経済の現状について一度確認したいと思います。
それでは参りましょう^^

それで、あの・・・しつこいかもしれませんが私は経済が苦手です^^;
そんなわけで、あくまでも安全保障の観点から申し上げる事ではありますけど。
今のままでは、中国経済が今以上に拡大する事はありえない。・・・と、
そのように私は個人的に考えております。

ただし、これは別に中国経済が限界である。と言う意味ではありません。
今の状態である場合。つまりは、中国共産党による一党独裁体制である場合では。
もう今以上の経済成長は望めない。これ以上は拡大しない。と言うだけの話です。
だから、中国が本格的な資本主義。自由主義経済を導入するのであれば。
今以上に。まだまだ中国経済が発展する余地は十分過ぎるほどにある。と言う事です。

・・・うーん。これは眉唾ものではありますが、どこかの学者さんの意見だと。
今と比較して大体5倍くらいまで中国経済は拡大するらしいですね。いやはや^^;
ともかく。
現体制を変革して、本格的に資本主義。自由主義経済さえを導入したのならば。
これからも中国経済。中国市場が拡大する事は間違いありません。



さて。そうだとするのならば。
当然の疑問として、なぜそれを中国政府。中国共産党は実行しないのでしょう?
この疑問には中国独特の理由が隠されているので御座います。

いやまあ、そんなに難しい話ではなくて、ですねぇ^^;
もし中国が本格的な資本主義。自由主義経済を導入した場合。
確実に中国経済。中国市場は拡大するんですが・・・それだけでは終わらないんです。
経済の拡大に伴って中国企業もまた大きく成長するわけなので御座います。

「中国企業が成長するのなら良い事じゃないか。何の問題があると言うんだ?」

・・・いやいや、あるので御座います^^;
中国共産党にとって中国企業が今以上に成長する事は、あまり好ましい事ではありません。
なぜかと言いますと、今よりも中国企業が成長してしまった場合。
中国共産党よりも中国企業の方が。中国経済界の方が強くなってしまうからです。
そして、それは中国共産党としては絶対に認められない事なんです。


万が一にも、中国共産党よりも中国経済界の方が強くなってしまえば。
ほぼ確実に中国経済界は自分達の権利を認めさせようとするはずです。
つまりは、財産権と人権の確立を中国政府。中国共産党に求めてくるはずです。

現状の中国では・・・まあ、物凄く極端な事を申し上げますと^^;
中国共産党の意向一つで企業や個人の財産に関する是非が決まります。
だから、唐突に問答無用で企業が倒産したり、個人の財産が没収される。みたいな。
そんな極めて理不尽な事が実行されてしまう・・・かもしれないんです。
それが今の中国の現状。中国共産党による一党独裁体制だからです。

中国企業。中国経済界は、この現状に非常に大きな不満を感じているはずです。
だから、今よりも中国企業。中国経済界が強くなったのだとすれば。
必ずや中国政府。中国共産党に国家体制の改革を要求してくるはずです。
・・・そして、それを中国政府。中国共産党は拒否出来ません。

なぜかと言うと、拒否してしまったが最後。
資本主義。自由主義経済により一つ残らず中国企業が中国から出て行くからです。
ええ。自分達の権利が認められる国家に本社を移転させて、
その上で中国市場において経済活動を実行しようとする事でしょう。
中国の国内企業が消滅して、全てが外国企業になってしまう。って事ですね。
・・・いえ、企業どころか富裕層の全てが中国から逃げ出すはずです。


つまるところ。
大人しく権利を認めるか。それとも外国資本に中国経済の全てを差し出すか。
中国経済に資本主義。自由主義経済が導入された場合。
遅かれ早かれ。の違いはあっても、いずれ必ず中国政府はどちらかを選ぶ事になります。

前者であれば、いずれ中国は民主化ですし。
後者であれば、文句無く中国国民に対する裏切り行為の売国奴です。

うん。そうですね。
中国経済の自由化と言うのは、中国政治の民主化と同義である。と言えるでしょうね。
・・・まっ。財産権とか人権とかを認めちゃったらね^^;
その次に認めるのは、当然ながら選挙権に決まっていますからねぇ。
国民の権利を認める。とはそう言う事です。
そして、それは民主的な選挙であり。法治国家であり。新しい中国の誕生であって。
必然的に現在の中国共産党による一党独裁体制の終焉を意味する。と言うわけです。


まっ。そう言うわけですから、今の中国共産党には出来ないでしょうねぇ。
自分達の地位と権力を手放してしまう事になるわけですから。
政治の民主化も経済の自由化も、中国共産党にとっては大変に都合が悪い。
しかし、逆に考えれば・・・都合が悪いのは中国共産党だけです。

中国国家。中国国民。そして、中国以外の全ての人間にとっても。
中国の民主化と中国経済の自由化は、大変に望ましいものであるんです。
私達日本も。アメリカも。アメリカ陣営全体にとっても。
今ここで中国経済が、中国共産党の都合だけで停滞する。と言うのは困ります。
ぜひとも中国経済には、これから先も発展し続けて頂きたい。と思っております。


・・・うん。そうで御座います。
これこそがアメリカ陣営の対中戦略の最終目標です。
私達日本を含め、アメリカ陣営は中国の民主化と経済の自由化を最終目標として動いており。
最終段階では中国国内の大多数を味方に引き込んだ上で、
中国共産党を袋叩きにする。と言う計画を組み立てている・・・はずです。たぶん。

まっ。私だったら、そのように考える。と言うだけの話で御座います^^;
うーん。そう考えますと、ちょっとフライング気味だったかな?
いやいや、失礼致しました。少し話を先に進め過ぎましたね。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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