政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 習近平とゾンビ企業。 忍者ブログ
08 . July
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

17 . May
えーと。前回はトランプさんの発言について。・・・でしたね。
まっ。そもそものレベルが低過ぎる発言でしたので。
あえて話題にする必要性も無いんじゃないかなぁ。とも思ったんですけれども。
でも、あまりにも日本国内が大騒ぎになっておりましたので^^;
安全保障を司る立場の義務として、一応。話題にしました。


とまあ、そんな話はどうでもよろしい。
前回にも書きましたが、アメリカの大統領選については・・・。
今の段階では、まだ保留としておくと致しましょう。
おそらく民主党の候補者はヒラリーさんに指名される事になるでしょうけど。
だからと言って、それでヒラリーさんが勝てるか。となると話は別です。
トランプさんを甘く見ていると、痛い目を見る事になります。
・・・ええ。バカ正直に普通に戦ったらヒラリーさんは負けてしまうでしょう。

でもまあ、あのトランプさん程度に勝てないようならば。
アメリカ大統領になる資格は無い。とも言えるんですけどねぇ^^;


さてさて。それはそれ。と致しまして本日の話題で御座います。
本日は中国です。それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/160515/wor1605150030-n1.html


これは産経さんの記事で中国の内情について書かれております。
中国で経済対策についての対立構造が浮き彫りになっている。と言うものですが。
私としては、この記事は少し意外だったんですよねぇ。

と言いますのも、この記事に書かれている江沢民さん。
この人は紛れも無く中国共産党の長老なんですけど、私が意外だったのは。
江沢民さんの影響力について。・・・です。
今回に取り上げた産経さんの記事に名前が出てくるほどに。
今現在の中国において、未だに大きな影響力を持っている事が少し意外でした。

いやぁ~。もうてっきり終わった人だと思っていたんですよねぇ。うん^^;


私個人の予想としては、江沢民さんが保有していた利権。利益の一切合切は。
現在の最高権力者である習近平が奪った。もとい継承されたと思っていたんです。
だからこそ、習近平が最高権力者になれたんだ。とばかり思っていたんですが・・・。
どうにも。そうでは無かったようですねぇ。
そんなわけで・・・この点については、ちょっと私も意外でした。

ですので、そう考えると習近平の権力って意外に小さい事になるんですよねぇ。
かつての毛沢東みたいに絶対的な権力を目指しているんだから、
今の状況でも相当に物凄い権力を持っているはずだ。と私は考えていたんですが。
少し習近平を過大評価しておりましたね。
・・・これなら色々と予定を考え直しても良いくらいで御座います。



まっ。それはともかくとして。
今回の記事を額面通りに受け取るのならば、中国国内には三つの派閥があるはずです。
記事に書かれている習近平と江沢民さんの他に。
李克強さんの改革派。インテリ層による経済グループがあるはずです。
今更の話ではありますが、習近平は改革派ではありませんからねぇ^^;


今回の記事の中では、習近平は中国国内のゾンビ企業を退治する改革派。
・・・みたいな位置付けで論じられておりますけれども。
中国国内のゾンビ企業を退治するからと言って、改革派であるとは限りません。
そのように考えるのは、少し早計であると私は思います。
うん。そうですね。
習近平が記事にあるようにゾンビ企業を退治する。と言う事までは納得出来ます。
もしも未だ江沢民さんの影響力があって、それに追随するゾンビ企業があるならば。
迷わず習近平は、これらを一つ残らず叩き潰そうとする事でしょう。
でも、それらの行動は必ずしも改革路線を意味するものではありません。


まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
江沢民さんのゾンビ企業を叩き潰して、自分のゾンビ企業を新しく作る。
・・・と言う事を習近平が考えている可能性がある。と言う事です。うん^^;

そもそもの話としても習近平が第一に考えているのは、現在の国家体制の維持。
それも絶対的な権力を保有した上での、独裁的な支配体制の確立です。
この点を考えれば習近平が改革路線。中国の民主化に発展しかねない経済解放。
全面的な自由主義経済の導入など習近平は断じて認めないはずです。
この時点で習近平が改革派と判断する事は極めて難しくなります。
・・・まっ。絶対にありえない。と考えてもよろしいだろうと思います。

さて。その上で今回の記事にあるように江沢民さんの影響力。
その影響下にあるゾンビ企業が今の中国国内に確固として存在しているのだとすれば。
これまた習近平にとっては断じて認められないわけです。
うん。自分の支配下から逸脱している勢力ですからね。
絶対的な権力を目指すならば、反対勢力は一つの例外も無く叩き潰す必要がありますし。
まだ江沢民さんが利権。利益を持っているのならば、これも奪い取る必要があります。

なので、その意味においてならば。
習近平が今の中国国内にあるゾンビ企業。江沢民さんのゾンビ企業を本気で叩き潰す。
・・・と言う事は十分に考えられるでしょう。
そして、その上で自分が支配する新しいゾンビ企業を作るわけです。
自分の側近。腹心となるべき派閥に対する報酬として、ゾンビ企業を分け与える。
それらの利権。利益を分配しようとするはずです。
うん。その分だけ中国経済に対する習近平の影響力は格段に増加して、絶対的な権力。
かつての毛沢東の権力へと確実に一歩近づくからです。


それで、これは当然の話なんですけれども。
これが真実であり、習近平が自分が支配する新しいゾンビ企業を作る。となれば。
当然ながら、その分だけ中国経済はダメージを受けて減速する事になり。
中国国民の一般生活も確実に悪化する事は間違いないわけで御座います。

新しいゾンビ企業を作るなど、国益を無視しなければ出来ない愚行ですからね。
習近平が目指している絶対的な権力が実現するまでに。
果たして。どれほどまでに中国国家。中国国民が犠牲になるのか想像も出来ません。
国家元首としては考えられないくらいに、まったくもって罪深い人で御座います。



とまあ、こんな感じかな^^;
まあ、習近平の思惑と言うのは基本的に物凄く単純なので。
本当に江沢民さんと対立しているのだとしたら、こういう背景がある。
・・・と考えるのが妥当なんじゃないかなぁ。と私は個人的に考えております。


でも、それにしても・・・今回の記事が本当だとなれば意外でしたよねぇ。
現役の国家元首と対立するほどに江沢民さんの影響力が残っているだなんて。
うん。本当に意外だったと思います。
だって。
この記事が事実だとしたら、なぜに今まで習近平の暴走を放置してきたのか。
ここまでの影響力を持っているのなら、江沢民さんは止める事が出来たはずです。
そうですね。あれほどまでに狂ったように反日を続けた挙句に。
尖閣諸島や南シナ海での軍事的恫喝によって国際的に孤立する。だなんて、
自爆以外の何物でもありませんからね。普通なら止めるはずです。

ですので・・・なぜに江沢民さんは、これを止めようとしなかったんでしょう?
自分達の利権。利益に関与しない事だから関係ない。とでも思っていたんでしょうか?
習近平の度重なる失政。自爆によって中国共産党の一党独裁体制が崩壊してしまえば。
利権の全てが消滅して一人残らず失脚してしまうと言うのに。
・・・まあ、江沢民さんも反日をやっていた問題児だったりするので。
そんなにレベルの高い人じゃありませんでしたからねぇ。
そこまで予想出来なかったのかもしれませんけれど。


そして、最後になりましたが・・・習近平です。
まさか今の段階で、ここまで権力が掌握出来ていない。とは思いませんでした。
とっくの昔に旧来の権力層を取り込んで、その上で独裁体制を目指している。と、
そうだとばかり思っていたのに・・・ちょっと買い被ってしまいましたね^^;
これなら文化大革命による毛沢東と同じレベルの独裁体制の確立するよりも先に、
習近平自身が失脚する方が早いでしょう。
そんなに慌てる必要は無かったのかもしれませんねぇ^^;


・・・まっ。何事も油断大敵で御座います。
楽観的になるのは、これくらいにしておきましょう。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

PR
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]