政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 これから中国が目指している世界戦略は、こんな感じかも。 忍者ブログ
27 . April
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02 . April
さてさて。本日は中国の話題で御座います^^
でまあ、これは産経さんの記事で、石平さんの論評ですね。
http://www.sankei.com/column/news/150402/clm1504020009-n1.html

いやぁ~。毎度の事ながらですけれど石平さんの論評と言うのは。
切れ味抜群で御座いますよね。本当に^^;
うん。そうですね。
この石平さんの意見には、私も全面的に賛成です。反論するところは御座いません。
・・・まっ。中国の経済がヤバイ事は、もう大多数の人々が。
何となくでもわかっている事でしょうけれどね。うん^^;

それで、ですねぇ。
今現在の中国経済について、私なりの意見を書かせて頂きますと。
まず石平さんが述べられておりますように。
やはり大前提として、今の中国経済は頭打ちの状態になりつつあります。
少なくとも。
現在のような中国共産党の一党独裁体制における支配体制では。
今以上に劇的な経済規模の拡大は望めない。と考えるのが妥当です。

でまあ、実際問題と致しましても中国政府。中国共産党などより。
中国企業の方が、この点について敏感に反応しておりましたからね。
中国の企業と言うのは、従来の拡大し続ける中国市場。
極めて高い経済成長率を背景として成長してきた背景がありますが。
その中国企業の大多数が今や国外市場。世界市場を目指して、
独自の動きを見せております。

えーと。これは昨年の話ですけれど。
中国企業のシャオミなどがグーグルの元社員を抜擢して企業幹部にした。
・・・みたいな。そんな話がありましたでしょう?
あれは確実に世界市場。国際市場への躍進を目指した動きだと言えます。
まっ。特権階級で暢気にしている中国共産党の方々と比較すればね。
市場競争の中で戦い続けている中国企業の方が、
よっぽど現状認識が早いし正しいのは、当たり前の話なんですけれど^^;

そんなわけですので。
中国企業それ自体が、中国市場のみでの企業活動。経済活動に限界を見ており。
その次の方針として国際市場への進出を目指している。と、
そのように私は考えております。
でまあ、それで昨今に話題となっている中国のインフラ銀行。
アジア・インフラ銀行の話になるわけですけれども。
これは要するに、ですねぇ。
中国企業がアジア市場。ひいては世界規模での市場進出を目指すため。
そのための布石だと言えるでしょう。
インフラ銀行を背景に中国の要請。要望・・・見も蓋も無い言い方をしますと。
中国側の身勝手な。自分勝手な意見をゴリ押しするための布石ですね^^;

ちなみに。
昨年から中国は唐突な利下げなどを行っておりますでしょう?
あれは、短期的に見れば効果があるかもしれませんが。
中。長期的に見れば単なる気休め。時間稼ぎでしかありません。
・・・ええ。そうで御座います。
それで稼いだ時間。猶予によってインフライ銀行を本格的に稼動させると共に。
頭打ちの中国経済により中国企業。中国経済界の経済活動。
営利活動が停滞。衰退しないように画策している。と言うところです。
・・・うん。中国政府のバカじゃない。と言った所で御座いますね^^

あー。ちょっとだけ話は変わりますが、この中国のインフラ銀行への対応で、
右往左往し続けたアメリカ政府の中途半端なアジア戦略よりは、
中国の方がよっぽど真面目に。まともに国家戦略を組み立てています。
・・・今回のインフラ銀行の一件では、本当にアメリカはダメダメでした。
うん。完膚なきまでに中国に敗北しておりました。
いやまあ、この話題は後日改めて書かせて頂きますけれどね^^;


それで、本題に戻りますと・・・もちろん。
この世の中。そう簡単に思い通りに事は運びません。
今回に取り上げました石平さんの論評が指摘するように。
中国経済それ自体の不安要素が大き過ぎます。
うん。これらの中国の動きと言うのは・・・逆に考えるのならばね。
中国経済がどうにもならないから。
つまり、現在の一党独裁体制と言う極めて非効率的。非合理的な部分を、
どうにもこうにも改革出来ないから、国外の市場。国際市場を目指している。と、
そのようにも表現出来るのですからね。
うん。この点につきましては、間違い無いだろうと私は思っております。

そして、そんな欠点を抱えたままで勝ち抜けるほどに。
国際市場の競争原理は、甘いものではありません。
・・・まっ。なかなかに難しいでしょうねぇ。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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