政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 中国がAIIBを設立した狙いについての話です。 忍者ブログ
05 . May
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20 . January
えーと。前回は中国の話だったんですけど。
後半は日本の民主党政権の話になっちゃいましたねぇ。ナハハハ^^;


いやまあ、皆々様も御記憶されておりますように。
先の民主党政権と言うのは・・・相当に酷かったのです^^;

うーん。私個人としても民主党だって、いすれは変わるだろう。・・・と、
そんな期待をしていたんですが・・・今もなお民主党は変わらないままですね^^;
参考程度までに、その理由を書きますと至極単純。民主党の実力が低過ぎるからです。

うん。まず最初に、この点なんです^^;
民主党の方々は、まずは自分達の実力不足と言う現実を直視するべきだと思います。
色々と他にも。それこそ山のように問題があるんですけれども。
まず一番基本的で、根本的な問題点はコレです^^;

今の民主党には、そもそも自民党を批判するだけの実力が無いんです。
そんな実力不足の政治家がギャーギャーと批判しても、日本の政治が混乱するだけです。
・・・まあ、当人達はね。それで仕事をしている。と満足出来ているかもしれませんが。
政治が無駄に混乱して実害を受けるのは、他ならぬ日本国民です。
その現実に対して、ぜひとも目を向ける努力をして下さい。・・・物凄い迷惑なんです。

どれだけ偉そうに批判していても、いざと言う時は一切責任なんて取りません。
全ての日本国民は自己責任でお願いします。・・・と言うのでは困るんです。うん^^;

この現状を打開しようと決意しないのなら・・・失礼ながら民主党は消滅して然るべきです。
貴方達に投票した日本国民の民意が、あまりにも哀れですからね。
・・・自分を選んでくれた民意に対して、申し訳ない。と少しでも恥ずかしく思うのならば。
現状を打開するために努力をするか。それとも議員辞職して潔く政界を引退するか。
そのどっちかを民主党の全ての議員は決断するべきです。




とまあ、この話はここまでにしておきましょう。
またいずれ参院選で改めて書く事になりますしねぇ。うん^^;

でまあ、本日の本題は前回に引き続きまして中国の話題です。
AIIB。アジア・インフラ投資銀行と言う国際銀行の設立と言う構想は良かったのですが。
あいにくと実行する時期が遅過ぎましたし・・・悪過ぎるんですよねぇ。

あの・・・そうなんです^^;
AIIBだけの事を考えるのならば、逆にスタートの時期は遅らせるべきでした。
ええ。オバマ政権がレームダック化する時期と重なるくらいならば。
次の新しいアメリカ大統領が誕生してからスタートさせた方が、
間違いなく時期的には良かったはずです。

皆々様も御存じのとおり。AIIBには日米両国が参加していません。
この上に中国経済の減速と言うのは本当に致命的です。
これだけ見てもAIIBの信用は落ちますし、当然ながら質も下がる。
そして、ここに昨今の世界情勢が不安要素として加わるわけです。
今や世界情勢の不安定化によって、世界経済全体でリスク回避が主流になっている。
この中で信用度が低い。つまり、リスクの高いAIIBに融資。投資をすると言うのは。
・・・なかなかに難しい判断になってしまうわけです。

そんなわけで、普通に考えればAIIBをスタートさせる時期は遅らせるはずです。
アメリカで新しい大統領。新しい政権が樹立されれば。
その分だけ世界情勢は安定し、世界経済も活発に融資へと傾くはずだからです。


しかしながら、そうは問屋が卸さない。・・・です^^;

中国経済の減速傾向が明確になっている今の状態では、次のアメリカ大統領。
次の新しい政権の樹立など待っていられません。
それゆえに中国は無理を承知で、AIIBのスタートをゴリ押ししたんです。
・・・裏を返せば。
それほどまでに中国経済は危機的な状況に陥っている。
中国政府。中国共産党。習近平は窮地に陥っている。と言う事ですね。



それで今回の本題。
中国がAIIBを設立した狙いについて。なんですけれども。

既に書きましたように。
他国の経済を中国経済に組み込む事で、中国経済それ自体を拡大させる事こそが。
それこそが中国の狙いである。と思われます。
ええ。単なるインフラ事業に対する投資・・・を目的としたものではありません。
発展途上国の開発を支援。技術援助。経済活動の向上などのような。
そんな国際銀行における大義名分なんて中国としては二の次です。

さらに指摘すれば、ちょっとくらいリスクのある事業でも無理やり実行する。
それで不当な利益を確保しよう。・・・と言うわけでもない。
ええ。そんな程度では終わらないんです。うん^^;

前回にも書きましたが、今の中国の目的と言うのは現在の国家体制の維持。
中国共産党による一党独裁体制を維持する事こそが最優先なわけです。
それを考えれば国際銀行の役割とか。大義名分などと言うような。
そんな利益にならない名誉なんて、今の中国にとってはどうでもいいんです^^;

今の中国は利益を求めています。
それこそ今現在の中国の非効率的で、非合理的な国家システムを維持しながら、
さらに中国経済も維持出来る程度には、凄まじく莫大な利益を求めているんです。
だとすれば、バカ正直にインフラ事業の利益を確保する。・・・とか。
ちょっとくらいリスクのある事業でも無理やり実行する。・・・とか。
そんな程度のレベルでは、まったく話にならないんです^^;

もっと露骨で。もっと徹底した利益の追求を画策しているはずです。
つまるところ。
他国の経済市場。丸ごと全部を支配して搾取する事を中国は考えているはずです。
文字通り。帝国主義における植民地政策を画策している。と思われます。

うん。ここまでやらないとね。
今の中国の国家体制において、中国経済を維持するなんて絶対に無理です。
中国が国際銀行と言う組織を設立させたのは、
それによる投資を条件に。他国に対して様々な無理難題を押し付けるため。
他国を合法的に中国の植民地とするための手段として、設立されたものである。
・・・と予想するのが妥当かと思われます。


まっ。私が習近平の立場であれば、絶対にそうしますね^^;
インフラ事業云々。技術支援云々は全て建前ですし。
事業計画それ自体が成功するかどうかも二の次。三の次です。
本当の目的は、実質的な経済市場そのものを中国により支配する事です。
これこそが今の中国政府。中国共産党。習近平が考える安全保障戦略であるはずです。
ここまで中国が考えていれば、あるいは中国経済は維持されたかもしれません。

・・・ここまで考えていないのなら、それまでの話ですけどね^^;



しかしまあ、何と言いましょうか・・・。
やはり。そうは問屋が卸さない。で御座います^^;
何度も言いますが肝心のAIIBを実行するのが遅過ぎますし、時期も悪過ぎます。
そして、何より時代は変わったんです。
私達日本が既に民主党政権では無いように。
アメリカ中心の世界秩序も今や過去のものになったんです。
今の中国って・・・このような世界の変化について考えていないんですよねぇ。


とまあ、今回はここで切り上げましょう。
また長くなっちゃいますからねぇ。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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