政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 AIIBと言う国際銀行をスタートさせるのは・・・ちょっと遅過ぎましたよねぇ。 忍者ブログ
26 . April
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18 . January
さて。それでは改めまして本日は中国の話題と参りましょう^^
まずはこちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/economy/news/160116/ecn1601160026-n1.html

これは産経さんの記事で中国のAIIB。アジア・インフラ投資銀行に関する論評で。
編集委員の田村秀男さんの論評が書かれております。
・・・うん。さすがで御座いますね。何一つ反論の余地がありません^^;
それで、ですねぇ。
ここで確認として中国と言う国家について。基本的な事を書かせて頂きますと。
今の中国と言う国家の目的と言うのは。

「中国共産党による一党独裁体制と言う国家体制。国家システムの維持こそ最優先であり。
そのためならば中国と言う国家や国民の利益。国益など無視しても構わない」

・・・と言うのが今の中国の基本的な国家方針であり。
現在の中国が思考する安全保障戦略についても、この一点こそが不動の大前提。
決して揺るがぬ中核的な基本軸とされているわけです。
(↑だから、中国の安全保障は最初から大部分が把握出来るんですよねぇ)

これに反する場合。仮にそれが、どれほど中国の国益にプラスされる事だとしても。
現在の中国政府。中国共産党。習近平は認めない。と言う明確な政治姿勢があります。



でまあ、このような点から昨今の中国経済の急激な減速を考えますと。
どこをどう考えましても減速の原因は、ただ一つ。
前世紀から続く非効率的で非合理的な国家体制。国家システムにある。・・・と、
そのように結論付ける以外にはありません。
んー。まあ、言ってしまえば中華人民共和国における戦後レジームと言う奴ですね。

そして、そうだとすれば、当然ながら中国経済を立て直すためには。
国家体制の変革。国家システムそのものを改革させる事こそ重要なのですが・・・。
困った事に。
今現在の中国政府。中国共産党の権力者達は、改革に難色を示しているわけです。
自分達の権威権勢が失われて、自分達が失脚する事を恐れているからです。


・・・まっ。その気持ちも、わからなくもありませんけどねぇ。
なにしろ彼らが失脚したら、ほぼ確実に犯罪者として逮捕されるはずだからです^^;
国家権力を私的に利用して私腹を肥やした国賊。売国奴・・・になるわけですから。
そりゃあ権力を手放したくても、そう簡単に手放せるはずもありません。
必然的に国家システムの変革。改革が行われる事などありえないんです。
中国共産党による一党独裁体制の変革は、
その権力者。有力者にとって文字通りの自殺行為そのものだからです。

ですので、どれだけ中国国内で国家システムの改革が叫ばれたのだとしても。
実現するはずも無い単なる絵空事でしかないわけです。
ええ。改革を主張している習近平自身も、そんな権力者の一人なんですからね。
最初から改革が実現するわけがないんです。うん^^;

とまあ、そんな茶番劇をどれだけやったところで徒労に終わるわけで。
それを証明するかのように習近平が最高権力者に就任してから今に至るまで。
全ての執政が失敗して、全ての努力が無駄に終わっているわけです。



でね。

こんな手詰まりの状況で出現した計画がAIIBと言う国際銀行の設立だとすれば。
この計画を立案した人と言うのは、相当に頭の良い人だと思います。
つまるところ。
中国国内での改革が実現不可能であるのならば、中国経済それ自体を拡大。
中国の影響圏。支配地域を拡大させる事で無理やり中国の国力を引き上げよう。
・・・と言う事を狙ったわけですね。

うん。私もAIIBの構想を耳にした時は、なるほど。と感心したものでした^^
単なる経済戦略以上の、安全保障戦略を前提とした上での世界戦略。
爆発的に成長する中国市場と、中国マネーを背景とすれば凄まじく効果的でしょう。
そんなわけで、私は素直に見事だと感じたわけで御座います^^;

・・・ただし。
一つ惜しむ点があるとすれば、あまりにも遅過ぎた。と言う事ですね。



中国政府。と言うより習近平が本格的にAIIBを画策し始めたのは。
最高権力者に就任してから、かなり時間が経過してからの事でした。
・・・ほら。習近平って就任当初にやった事って尖閣諸島に手を出した事でしょう?^^;
あれは致命的なミスだったと思います。本当に。

うん。当時の私も本当にビックリしておりました^^;
ああ。中国の新しい最高権力者は物凄いバカだ・・・と、
失礼だとは思いましたが、率直にそのような評価を下したものです^^;


結果として習近平は日中関係を無駄に悪化させてしまい。
日中経済を縮小したために、中国経済の減速を自らの手で早める事になりました。
さらにアジア最強の安全保障『日米同盟』を敵にする。と言う大失態にしたわけです。
でまあ、それと同時に。
習近平は、何よりも大切な時間を失ってしまったんです。
ここでの時間の浪費こそが習近平を含めて。
中国共産党と言う組織全体にとって最悪手とも言うべきものだったんです。


本来ならば、日本と尖閣諸島で無駄に争っていた時間と言うのは。
中国の今後の方針転換のために用いるべき時間だったんです。
たかが島一つに固執する事や、中国国内の改革なんて無駄な事も早々に諦めて。
周辺諸国の経済を中国経済に組み込む事により、中国経済の拡大を目指すべきだったんです。

うん。それが出来ていれば、中国経済の減速は確実に回避出来ていた事でしょう。
そして、経済的な側面から軍事的な意味合い。安全保障戦略としても有効であり。
アジア地域に広大な中華帝国を樹立させる事も・・・夢では無かったんです。

そのための手段として今回のAIIB。アジア・インフラ投資銀行を持ち出されていたのならば。
未だ中国経済の減速が表面化していない最中で、それが仕掛けられていたのならば。
・・・私達日本に打つ手はありませんでした。
まったくもって冗談でも何でもなくて、今頃は中華帝国の属国になっていたはずです。


だから、私達日本としては本当に習近平と言う人物がバカで助かりました^^;
もしも融和姿勢で、経済協力を前提に懐柔策を取られてしまったら。
私達日本は、本当に中国の支配下に組み込まれていた事でしょう。
ええ。間違いありませんとも。
なにしろ当時の私達日本は、あの『民主党政権』だったのですからねぇ^^;

もしも習近平が懐柔策で、日中友好を大義名分に押し出していたら・・・。
私みたいな一般人は無論の事。自民党や保守派。右派勢力は全滅していました。
うん。あのバカ丸出しの民主党政権なら、日中友好を自分達の成果だ。と言い張って。
この日本国家。日本国民を中国共産党。習近平に売り飛ばしていたはずです。

無論。AIIBについても民主党政権ならば全力で協力していた事でしょう。
仮にそれが・・・中国共産党による日本人の支配に直結する事だとしてもね。



いやぁ~。そう考えると、なんとも惜しかったですよねぇ。
習近平は、中華帝国の初代皇帝になれるチャンスを逃したんです。
本当に惜しかった。あと少し習近平に慎重さと賢明さがあったなら。
私達日本を支配下に置いて、あの毛沢東すら上回る絶対的な権力者になれたと言うのに。

これだけのチャンスは世界的に見ても、そうは無かったはずです。
そういう意味では習近平は本当に。極めてラッキーな人だったと思います。
ただ実に残念な事に。
そのラッキーに気付けるほど。当人に才覚が備わっていなかった。


まっ。そんな終わった話などは、どうでもいい事です。うん^^;
ともかく。
習近平が軍事的手段による強硬姿勢を選んでくれた事はもちろん。
無駄に日本と争う事で、中国経済を自ら衰退させた事についても。
ある意味で、私達日本にとっては非常に好都合だった。と言えるかもしれませんよねぇ。

習近平と言う人物が中国の最高権力者になってくれたおかげで、
私達日本は民主党政権と言う地獄のような時代を乗り切り。
数多くの問題児を一掃して、堂々たる主権国家としての未来を取り戻しました。


本当に・・・習近平と言う人物が優秀でなくて助かりました。
私達日本のみならず、たくさんのアジアの人々が助かりました。
この上は中華人民共和国における戦後レジームの象徴として。
アジア地域を混乱させた諸悪の根源として、見事に散って頂きたいと思います。



・・・まっ。こんなところかな。いやはや^^;

しかしまあ、アレですよねぇ。
今ここで思い出してみても、先の民主党政権と言うのは本当に辛いものでした。
まさしく日本の国家存亡が問われる地獄のような時代であり、戦いでした。
あの戦いに勝利して、無事に自公政権へと戻す事が出来たのは。
日本国家。日本国民の全てが胸を張って誇れる事である。と私は思う次第で御座います^^


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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