政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 この先の世界情勢で、一番早く怒る大きな変化はヨーロッパの難民問題です。 忍者ブログ
25 . April
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15 . December
さて。前回は不慣れな教育の話題だったわけですが・・・。
いやぁ~。なんとも大変失礼致しました^^;
どうにもね。
自分自身が卑屈に感じられてしまって・・・見苦しい事でした。
いやいや、私もまだまだで御座いますね。ナハハハ^^;
まっ。それはともかく。
気持ちを切り替えまして軍事。安全保障の話題へと戻りましょう^^


でまあ、12月も半ばが終わってしまったわけですので・・・。
そろそろ来年に関する話題を致しましょう。
んー。まあ、これは未来に関する話になるわけなのでね。
今まで以上に私も本気にならなければなりません。頑張らせて頂きます。
それでは参りましょう^^

と言うわけで、まずはこちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/151211/wor1512110023-n1.html


アメリカがシリアにおいて反体制派による新しい組織を構築を目指して、
新シリア建設へ一致した。・・・と言うニュースです。

うん。まあ、この辺りから話題にするのが妥当だと思います^^
今の世界情勢で一番わかりやすくて、これからの未来に一番早く影響を与える問題。
それが中東。シリアの問題で御座います。
この問題に関する決着。結論によって、かなりの数の人物。国家の命運が決まります。
まっ。要するに。
勝ち組と負け組がはっきりとわかる。と言う事で御座いますね^^


それで、このニュースに書かれている事を額面通りに受け取るのならば。
勝ち組はロシア。プーチン大統領であり、
負け組がアメリカ。オバマ政権である事が確定します。
・・・いやまあ、これは何度も書いてきた事ですけれどね^^;

と言うのも、今回に提示したニュースってさ。
どこをどう見てたとしても、根本的な解決から程遠いものでしょう?^^;
一応。シリアの安定化を目指して動いている。・・・との言い訳にはなりますが。
でも、このアメリカの主張に言い訳以上の意味と価値って無いんです。


うーん。まあ、やっている事それ自体は間違いじゃ無いんですけどねぇ。
以前にも書きましたように、反体制派が本当に結束出来るのか。一致団結出来るのか。
アサド政権を倒した後に共通の敵。共通の目的を失った後に。
リビアの時と同様に反体制派がバラバラに分裂して、
内戦状態に突入してしまうのではないか?本当にシリアは安定するのか?

・・・と言うような話題を書いた事がありましたので。
その点から考えますと、この動き自体は評価出来るものではあります。
ありますけれど・・・。
何となく皆々様も、お察しの通りだと思いますが、あまりにも遅過ぎるのです。
それに記事の内容にしても。
直接的な対話をしつつも、アサド政権を新体制に参加させないのでしょう?
そんなの・・・本当に非現実と言うか。夢物語でしかありませんもん。
逆に。これでアサド政権が排除されてシリアが安定化したら、それこそ神様の奇跡です^^;

まあ、ともかく。
今のオバマ政権は、どう考えても来年には確実にレームダックとなります。
つまりは、今以上の事が出来なくなる。と言う事です。
そんな最後の最後。ギリギリの段階で、ここまでしか出来ないわけです。
これでは「シリアの安定化は無理だ」と宣言している事と同じだと思います。


いやまあ、そりゃあね^^;
残り半月でアサド政権を排除して新政権を樹立させて。
シリア全土を安定化させた挙句に、難民の帰還計画を具体的に進める事が出来る。
・・・と言うのならば話は別ですけれど。
いくらなんでも無理でしょう?そんな事ってさ^^;

つまり、ここで私が何を言いたいのか?と言いますと。
事実上。オバマ政権ではシリア問題を解決出来ない事はもちろん。
現状を好転させる事すら出来ない事が確定したんです。
・・・うん。そのための時間が、もう無いからです。
なので、この時点でシリアにおけるアメリカの敗北は確定しました。


さて。そうなると、です。
アメリカが解決出来ない以上。シリアの問題は放置されるのか?と言うと。
そう言うわけにもいきません。その理由は、ご存知のとおり難民問題があるからです。
そして、今現在のシリアに関する主導権はロシアにある事になります。
その理由は、シリアに関する最も具体的で現実的な手段を持っているからです。
(↑ロシアが今の今までアサド政権を守ってきた事が、ここで生きてくるわけです)

うん。ここですね。
ロシアとアメリカ。双方互いの立場が確定した上で、
次に立場が確定するのがヨーロッパなんです。
どう言う事なのか?と申しますと、難民問題を解決するか否か。
それによって今後のヨーロッパの命運が決定してしまうからで御座います。


これまた以前から書いておりますように。
今のヨーロッパ各国にとって難民問題は極めて深刻かつ重大な問題です。
出来る事ならば今すぐにでも解決しなければならないほどの大問題ですが・・・。
ここにきてオバマ政権ではシリアの解決が不可能である事が表面化しました。
つまるところ。
アメリカと協力していても、難民問題は何ら具体的に解決しない事が判明したのです。
ヨーロッパ各国は、この極めて憂慮するべき危機的な現実に対して。
どのように対応するべきであるのか。
その点について非常に重大な決断をする必要があるわけですね。

繰り返しますが、難民問題は一刻も早く。迅速に解決するべき大問題です。
次のアメリカ大統領。次のアメリカ政権が樹立するまで・・・待ってはいられません。
そんな悠長に時間を浪費していては、確実に今よりも難民問題は悪化した挙句。
恐るべき事態にまで発展し、ヨーロッパ全土が火の海になる事が確実だからです。


さて。それではヨーロッパ各国は、どんな決断をしなければならないのでしょうか?
これもチラッとですが既に書いた事ではありますけど、アメリカを半ば無視する形で。
ヨーロッパ各国が独自にロシアとの合意を行いシリアを安定化させる事です。
うん。そうですね。
仮に私がヨーロッパの立場であれば、迷わず実行するところです。
なぜかと言うと、それ以外にヨーロッパが生き残る手段が他に無いからです。

ええ。このままの状況を放置してしまえば。
ヨーロッパに流入する難民の全てが、そのままテロリストになっても不思議じゃない。
・・・うん。そんな主張が既にヨーロッパ内部に出てきていますでしょう?
ヨーロッパの人々により難民に対する虐殺事件が発生するのも時間の問題です。
そうなってしまえば、ヨーロッパは難民問題だけに全ての力を注ぐ事になります。
今後の世界情勢。世界秩序において、何ら影響力を及ぼせなくなりますし。
結果的にヨーロッパ各国の国際社会における地位はガタ落ち。
・・・まっ。おそらく中東諸国と同じ程度にまで失墜する事になるでしょうね。


そんなわけで。
あくまでもアメリカと共同歩調を取り、難民問題でヨーロッパ全土が衰退するか。
それとも具体的に難民問題を解決させるために、現実路線でロシアと合意するのか。
・・・今のヨーロッパは、どちらかを決断する必要があるわけです。
そして、前者であれば論外です。ヨーロッパの全ては地獄に落ちるしかありません。
ですので、普通に考えれば後者しかないんです。

うん・・・後者を選ぶしかないんですけれど。
さらに別の問題として。
肝心のヨーロッパ各国の政府首脳が今現在の状況。
どれほど自分達が危機的な状況に置かれているのか。・・・と言う事について。
それを自覚しているかどうか。それが、ちょっと微妙なんです。うん^^;

この期に及んでヨーロッパ各国の政府首脳は、難民問題が何とかなる。と、
そんな風に考えているような雰囲気があるんですよねぇ。
だとしたら・・・もうダメですね。ホントにさ^^;

もしもヨーロッパ各国がロシアとの合意を行おうとしないのならば。
ヨーロッパの一切合切が終わります。
うん。そのように私達日本も覚悟するしかありませんよねぇ。
あまりにも現状認識が足りませんし、あまりにも実力が低過ぎますし。
あまりにもバカ過ぎて対等の相手。協力者としても考えられません。
だから、そう言うわけなので・・・仕方ないとして諦める以外にはありません。



と言うわけで、今回の話題の結論で御座います^^

今回に取り上げたニュースが事実であり、あくまでもアメリカが譲歩せず。
非現実的な主張ばかり繰り返すのであるならば。
今のアメリカ。オバマ政権にシリアを解決させる手段はありません。
そして、万が一にも。
そんなアメリカにヨーロッパ各国が最後まで付き合うとなれば。
ヨーロッパ全土は難民問題一つによって、その全てが火の海となる事が確定します。

これを避けるためにはアメリカを無視して。見限って。
ヨーロッパ各国が独自の判断でロシアと合意を行い、シリアを安定化させて。
難民の帰還計画を一刻も早く具体的に進展させる以外にはありません。
これが出来るか否かによって、ヨーロッパ各国が勝ち組か負け組か。
・・・いえ、それ以前に。ヨーロッパが生き残るか否かが決定します。

うん。そうですね。
来年では、まず最初にこの点が決定するかもしれませんね。
早ければ一月中にでもヨーロッパはロシアとの合意を発表するかもしれません。
・・・ぶっちゃけ。
それくらい急がないと間に合わない。と私は個人的に考えている次第です。
今の段階で既に水面下でロシアとの話し合いを行っている。と言うくらいじゃないと。
それくらいじゃないと、今のヨーロッパを守る事って出来ないでしょう。


とまあ、こんな感じでどうだったでしょうか?
んー。最初ですからね。この辺りが妥当と言うところだと思います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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