政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 これから先の中東地域の争いは、断じて止めなければなりません。 忍者ブログ
29 . March
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20 . December
いやぁ~。私事なんですが、ちょっと風邪をひいてしまいました^^;
何年振りだったかなぁ。少なくとも、ここ2、3年は平気だったんですが。
ちょっと油断してしまいましたね。情けない事で御座います。ナハハハ^^;

どうぞ皆々様もお気を付け下さいませ。


とまあ、そんな私なんぞの事はともかく。
前回の話では、中東地域における安全保障戦略の話題でしたね。
うん。中東の眠れる獅子たるサウジアラビアが動いた以上。
もはや中東地域における従来の安全保障体制の一切合切は消滅した。
欧米諸国主導のアメリカを中心とした安全保障体制は無くなってしまった。
・・・と考える以外には無いでしょうね。やっぱり。

でまあ、新しい安全保障戦略と致しましては。
今後はアメリカとロシアの双方が協力する事で中東地域を安定化させるしかない。
・・・みたいな事を私の結論として書かせて頂いたわけですけれども。


えーと。もしかしたら、お察しの方々も多いかもしれませんが・・・。
実を言いますと、前回の話題では明らかに不足なんです。
うん。実際はもっと大変です^^;
と言いますのも、前回の話題ではイスラエルについて書いてなかったでしょう?
もうね。あまりにも長くなるので割愛してしまったのです。いやはや^^;

いかなる中東情勢においても、イスラエルについて無視する事など絶対に出来ません。
逆に言えば。
中東地域における全ての問題においては、常にイスラエルを意識する必要がある。
・・・と表現しても間違いでは無いくらいです。


ほら。前回に私はアメリカの中東戦略について。
第一の目的。最優先とするものは中東地域において宗教戦争の勃発を阻止する事だ。
・・・と書かせて頂きました。
でも、あれには納得し難い部分。異論を感じた人も多かったと思います。

「アメリカの安全保障戦略の全ては、アメリカの国益を第一に考えているのであって。
当該地域における平和と安定こそ二の次。三の次になっているはずだ
だから、そんな宗教戦争の阻止が最優先になるわけがないだろう」

・・・と言うような意見を持った人もいるかもしれません。
うん。実に正論で御座いますね^^
まったくもって普通に考えれば、本当にそのとおりです。
それこそが正論ですし、実際に他の地域における安全保障戦略ではそうなっています。
アメリカは自国の国益のために安全保障戦略を展開しています。
もちろん私達日本との日米同盟においても例外ではなくて。
アメリカの国益に反映されるからこそ、アメリカはアジア地域の平和と安定を守るのです。
そうする事がアメリカのみならず世界の常識であり、当たり前の話だからです。

ただ。
中東地域に限ってはアメリカにとって例外中の例外。
ここだけは正論以上の論理がアメリカにおいて成立しているんです。
その理由は、中東地域にイスラエルが存在するからです。


アメリカとイスラエルの関係性は非常に強固です。・・・って言うか異常です^^;
それこそ私達日本との日米同盟よりも強いものです。
事実。イスラエル成立以後より今に至るまでイスラエルを守ってきたのはアメリカです。
そして、そうであるがゆえに。
アメリカの中東戦略と言うのは、必ず戦略の中心にイスラエルを置くのが慣例でした。
これについては歴史的事実で御座います。

まあ、イスラエルを守る事がアメリカの国益だ。と考えるのならば。
先ほどの意見と違いは無い。とも言えるんですが。
しかし、何事にも限度と言うものがあります。
・・・限度が無いんですよね。アメリカとイスラエルの関係性と言うのって^^;


でまあ、その結果として。
アメリカの中東戦略は、どうやって中東地域での宗教戦争を阻止するか。と言う事を、
常に最優先の目標してきたんです。
その理由はただ一つ。イスラエルを守るためです。

私は前回にイスラム教におけるスンニ派とシーア派の対立について書かせて頂きました。
止める事が極めて難しい。はっきり言って止められない。・・・とも書きました。
でも、あの戦いって実は単なる前哨戦であり、序の口なんです。
本当の戦いはコレです。
アメリカの安全保障戦略とは、ひとえにユダヤ教とイスラム教の全面衝突。
イスラエルとイスラム諸国の全面衝突を回避するためのものだったんです。
・・・その安全保障戦略が消滅したとなれば、両者の激突が時間の問題なのは必然です。

おそらく流れとしてはスンニ派とシーア派が激突して、しばらくした後に。
んー。この両者の戦いと言うのは壮絶な戦いがあった後に。
十中八九。硬直状態に陥るはずです。・・・うん。決着がつくわけないんです^^;
でまあ、その後くらいにイスラエルの存在が中東地域で急浮上してくると思われます。
その理由は、無意味な戦争が繰り返された事に対する民衆の不満。
人々の怒りの矛先を中東の指導者達がイスラエルに向けさせようとするはずだからです。
ええ。そうしないと、自分達に怒りの矛先が向けられるからですね。


さて。そこからです。
そうなってからが・・・さあ。大変で御座います。

前回にも書いた事ですが、もはや中東諸国と言うのは十分に強いのです。
かつてのように旧式の武装のままで戦うような事。
旧式の戦略。戦術を持って戦うような事はしません。
先進国とほぼ同等の戦争が出来る程度には明確に強いのです。
先のスンニ派とシーア派の戦いによる疲弊を考慮したとしても、やはり強いんです。


もし再び両者が激突するようなことになれば、それはそれは凄まじい戦争になります。
シリア内戦やイスラム国などの戦いは無論の事。
その後にあるだろうスンニ派やシーア派の戦いよりも過激で悲惨なものになります。
・・・まあ、以前にも書いた事なのでね。はっきり言ってしまうと。
まず間違いなく核兵器が使用されるはずです。
なので。
次のイスラエルとイスラム諸国による宗教戦争は、事実上の核戦争になるでしょう。
うん・・・ここまで自体が悪化しますと、人類の存亡をかけた世界規模の戦争。
第3次世界大戦。世界最終戦争。まさしく『怒りの日』にまで発展しかねません。
それゆえに断固として阻止しなければならない事なのです。



とまあ、さすがにね^^;
この話は、ちょっと飛躍し過ぎではあるかもしれませんけれども。
まあ、このような未来になったとしても不思議じゃない。と私は考えております。
それに・・・・至極普通の。一般人の意見としてもね。
これ以上の流血と言うのは、いくらなんでも悲し過ぎますでしょう?

いやまあ、従来のアメリカを中心とした世界秩序が終わるわけで。
その混乱に伴って様々な対立や紛争。流血や犠牲が出てくるのは避けられないので。
今この時の状況。そして、これから先の未来の状況についても。
仕方ないと言えば仕方ない事でもあるんです。
だって。
こんな世界の大きな流れに対して、単なる一般人の私達に何が出来るって言うんです?
いえ、仮に日本の全てが一丸となって動いたとしても・・・止められないんです
もはや全てが遅過ぎる。

こればかりは、もう止めようがないんです。
そして、そうだとするのならば。いやいや、そうであるからこそ。
可能な限り被害を小さくさせる事に全力を尽くすしかない。
・・・それが私達の限界なのでしょうね。きっと。


とまあ、今回はここまでにしておきましょう。
結局長くなってしまって、ごめんなさい。
それでは本日また失礼いたしました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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