あー。やっぱりダメだったかぁ・・・。
まずはこちらをご覧下さいませ。
アメリカが対ロ制裁の追加を発表したそうです。
・・・うん。まあ、こちらは仕方ありません。
以前にも書いたようにオバマ政権はシリアの安定化を放棄しましたので、
今更オバマ政権に期待するだけ無駄です。
ただ。
問題なのは、ヨーロッパも経済制裁の再延長を決定した。と言う部分です。
うん。これにてヨーロッパとロシアの合意。ロシアとの協力は絶望的になったわけです。
ギリギリで何とかなるかと思いましたけど・・・何ともなりませんでしたねぇ。
ともかく。
これで予定を変更しなければならなくなりました。
中東情勢の安定化。スンニ派とシーア派の激突を未然に回避しようとしたのですが。
今回の一件で事実上。両者の衝突は避けられないものになってしまいました。
ええ。ロシアの協力が得られなくなってしまったからです。
今以上に中東情勢が混乱する事は、これで確実です。
うん。まあ、そうですねぇ。
ちょっと今回のヨーロッパの決定について意見を述べるとするのならば。
先頃に行われたアメリカとロシアの合意によってシリアが安定化の兆しが見えており、
今ここでロシアと無理に協力しなくても、難民問題については何とかなるんじゃないか。
みたいな。
そんな過度に楽観的な思惑がヨーロッパの方々にはあったのかもしれませんが・・・。
そんなわけないじゃん。そんな甘い状況なわけないでしょう?
そりゃあシリアに限定したの話であればね。
ロシアはアサド政権を守らなければならない以上。
今以上にシリアが混乱する事はロシアだって望んでいないでしょうし。
さすがに今回の合意についても、ロシアが無視するような事はしないでしょう。
でもね。
中東地域ってシリアだけじゃないんですからね?
シリア以外で、シリア以上の混乱が発生する事なんて十分にあり得るんですからね?
・・・あるいは、アフリカ辺りでも新たな混乱が発生するかもしれないし。
まあ、そもそもの話としても、既に中東地域の安全保障体制は消滅してしまって。
サウジアラビアが独自の行動を見せている状況があるんですよ?
これから先の中東地域がどうなるのか。誰にもわからない状況なんですよ?
この状況を一刻も早く何とかしないと・・・今以上の混乱が発生する事は間違いないし。
それに従って今以上の難民が発生する事もまた間違いないはずです。
そして、その難民の大多数は当然のようにヨーロッパに流入する事になります。
ロシアが何もしなくても。
いえ、ロシアが何もしないからこそ中東情勢は、今以上に混乱する事になる。
それゆえに中東情勢を安定化させるために、絶対にロシアと協力するべきはずなのに。
中東情勢が今以上の混乱していくのをロシアが何もせず、ただ静観を決め込み。
その結果として大量の難民をヨーロッパに流し込む事で、
ヨーロッパ各国に大打撃を与えて、EUを崩壊させる、対ロ制裁を消滅させる・・・と。
そのような手段をロシアは選ぶ事だって出来るんですよ?
よろしいか?ヨーロッパの方々。
失礼ながら貴方達の状況が、今よりも好転する。などと言う事は、
絶対にありえない事なんですからね?
なぜなら、それくらいにヨーロッパが後手に回っているからです。
何度も言いますけど、今の今まで安全保障をまったくやってこなかったでしょう?
それなのに今の段階からロシアの先手を打とう。なんて出来るわけないでしょう?
一体。何を考えているんです?そんなにヨーロッパを火の海にしたいんですか?
そんなに自分達の祖国を滅ぼしたいのですか?
・・・ちょっと信じられませんね。信じられないくらい実力が低い。
本当にさ。ふざけるのも大概にして頂きたいところです。
現状の中東情勢を放置して、ロシアとの対立を継続する。なんて。
そんなバカな事をなんで決断出来てしまうのです?本当に救いようがありません。
まあ、仕方ありませんね。
それほどまでにバカの集まりだ。と言うのなら、こっちも予定を変えるだけです。
中東情勢が今以上に混乱し、その混乱がヨーロッパにまで飛び火する事を前提として。
これからの話を進めさせて頂くだけです。
・・・って言うか。それ以外にどうしようもありません。
ロシアの協力が得られないとなれば、やはりスンニ派とシーア派の激突は不可避です。
これを未然に阻止する事は出来ないでしょうし。
そうなってくると・・・イスラム国を倒す事それ自体も難しくなってきます。
うん。イスラム国を倒した後にスンニ派とシーア派が激突する。
なんて都合の良い展開になるわけがありません。
・・・その程度の分別と度量が中東諸国にあるなら、誰も苦労はしませんからねぇ^^;
むしろ混乱させる事を狙ってイスラム国が意図的にスンニ派とシーア派を対立させようと、
両者の激突を誘発させようとする。・・・くらいの事にはなります。
そのような可能性が潜在的に存在する今の中東情勢において、
アメリカはレームダックで動けない。ヨーロッパは相変わらずの無関係を気取り。
ロシアはロシアで中東情勢の混乱を見て見ぬフリをする。
となれば・・・。
次のアメリカ大統領。アメリカ政権が樹立するまで現状を維持するなど絶対に無理です。
今よりもなお確実に中東情勢は悪化します。・・・手が付けられなくなってしまう。
こんな有様になってまで、それでも中東地域に平和と安定を取り戻そう。などと、
そんなバカな事を考える私って、筋金入りの大マヌケなのでしょうか?^^;
はぁ~。本当にねぇ。
シリアと同じような状況が、中東地域のあっちゃこっちゃで出現するでしょうし。
これらを止めるとなれば、今以上に難しい事になるのは間違いありません。
実は水面下ではロシアと交渉しています。
一応。建前として対ロ制裁を継続しているだけです。
みたいな可能性に期待するのは・・・さすがに楽観的過ぎますしねぇ。うん^^;
でもまあ、最終的にヨーロッパの方々が全ての責任を背負う事になるわけで。
当人達がそれで良い。と言うのなら部外者の私は、もう何も言いませんけどねぇ。
でも、本当に最後の最後。
言っておきますが、ヨーロッパは核戦争にまで巻き込まれますからね?
ユダヤ教とイスラム教のみならず。キリスト教も含むがゆえの、怒りの日なのですから。
もう本当に・・・知りませんからね?
いや、グチグチ言っても仕方ないんですけどね^^;
本当にヨーロッパと言うのは、まったくもって使い物になりませんが。
それはそれとして、次の事を考えるしかありませんっ!・・・いやはや^^;
それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみさいませ^^
[1回]
PR