政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 中東情勢の中心にあるもの。の話で御座います。 忍者ブログ
24 . April
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04 . June
えーと。前回はイギリスの話題でしたね。
んー。そうですねぇ。
もののついで。と言うわけで、ヨーロッパ情勢の話を致しましょう^^


今現在のヨーロッパの現状につきましては、まあ、何と言いましょうか。
ギリシャ・ショックが未だに片付いていない最中に。
中東情勢が悪化して、さらにウクライナの問題からロシアと対立する事になって。
最終的に一番の問題になるだろう難民問題を抱えている。・・・わけですね。
経済の問題に加えまして軍事。安全保障についても重大な問題を抱えているのが現状です。


それで・・・うーん。悩むところで御座います^^;
前々回くらいに書きましたように、ちょうど今は「嵐の前の静けさ」の状態でして。
これから先にどうなるのか。と言う大きな転換点でもあるのです。
そんなわけですので。
色々な事がきっちりきっかりと決まった後であれば、遠慮なく書けるのですが。
今の段階で書ける事って少ないんですよねぇ。
不用意に何かを書いて、まったく逆の結果になっちゃった。・・・みたいな。
そんな事が起こってもおかしくない状況なんですよねぇ。ナハハハ^^;

なので、最も基本的な事を書かせて頂く事に致します。
ズバリ今現在のヨーロッパにおける安全保障戦略のド真ん中にある最大の問題。
全ての中心とも言うべき問題についてです。
・・・まっ。これについては、そう簡単に変わる事は無いでしょうからね^^;
それでは参りましょう^^


それでまあ、早速ですが結論です。
私達日本をはじめとするアジア最大の問題が中国。
中国共産党による一党独裁体制こそが、全ての元凶であるとするのならば。
ヨーロッパにおける全ての元凶。
・・・いえ、ヨーロッパどころか中東やアフリカ。ついでにロシアまで含めた上で。
それら全てに対する最大の元凶となる問題は、イスラエルです。

うん。間違いないでしょう。
今現在に発生している大部分の問題。その中心となっているのがイスラエルです。
ですので、イスラエルを調べていきますとヨーロッパはもちろんの事。
中東やアフリカ。ロシアなど全ての問題を説明する事が可能です。
・・・うん。説明出来ちゃうんですよねぇ。ホントに^^;


例えば、一番代表的なところで中東情勢の『イスラム国』の問題にしましても。
そもそもの話として。
こんなテロリストの犯罪者集団など本来ならば何一つ正当性など存在しません。

「正当性なんてあろうが無かろうが。大した問題じゃないだろう」

・・・いやいや、そんな事はありません^^;
正当性。大義名分と言うのは、なかなかに小さい話ではないのです。
ほら。それこそ中国共産党を御覧下さいませ。
中国共産党は、自分達に正当性なんて何一つとして無い事を自覚しています。
だからこそ。
もう必死になって無理やりに作り出そうとしていますでしょう?^^;
その結果として生み出されたのが、反日などと言う愚かしく底の浅い思想ですし。
根本的に反日など頭が悪過ぎる屁理屈です。普通だったら絶対にやりません。

でも、それでも中国共産党はそれをやるしかないんです。
なぜならば、そうしないと中国と言う国家を統治する事が出来ないからです。


これは、イスラム国の場合でも同じ事が言えます。
もし仮に何一つとして正当性が無かったとしたら、あそこまで大きな組織にはなりません。
単なる利害関係だけだとすれば、とっくの昔にイスラム国は分裂しています。
うん。扱っている利権が大き過ぎますからね。単なる犯罪者集団では管理し切れません。
それに・・・そうでなくてもアメリカなどが分裂するように画策しているはずです。
でも、そうはならないんです。
なぜならば、イスラム国にはイスラム教と言う正統性があるからです。

イスラム教は単なる宗教概念ではありません。
特に中東地域においては、もはや文化。文明の根底となるものです。
私達日本で考えれば天皇陛下であり、御皇室と同じ意味と価値があるものです。
これがある限りイスラム国にしろ。その他のイスラム系の武装勢力にしろ。
自らの大義名分。正当性として組織を管理運営する事が出来ますし。
また、それゆえにイスラム教を利用して同じような組織を世界中に作れるんです。
イスラム教の正当性によってテロリズムを世界中に拡散させる事が出来るわけです。


・・・だから、逆に考えれば。
これさえ無くなれば。イスラム教において否定されてしまう事があれば。
その瞬間に彼らの大義名分。正当性の全ては消滅し。
単なる犯罪者集団にしてテロリストとの汚名を受ける事になりますし。
そうなってしまえば・・・あるいは自然に崩壊する組織は少なくないでしょう。

イスラム系武装勢力にとって最大の正当性がイスラム教である以上。
彼らの最大の弱点もまたイスラム教である。・・・そう考えるのが極めて妥当です。
だとすれば。
どこの誰が考えても、イスラム教と言う宗教それ自体を味方にしてしまえば。
今よりも遥かに容易にイスラム国はもちろんの事。
世界中のイスラム系武装勢力を叩き潰す事。消滅させる事が出来るはずです。


・・・でも、これは不可能なんです。
それはなぜか?
ここで話が最初に戻るのですが・・・イスラエルがいるからです。

イスラエルは、それ自体が色々な意味でルール違反の国家だと言えます。
うん。そうなんですよねぇ。
そもそもの話として国家として成立する根拠がありませんからね^^;
ヨーロッパ地域にいたユダヤ人が流れ込んできて、
元々生活していた人々。パレスチナの人々を追い出した挙句に自分達の国家として樹立させた。
それが今現在のイスラエルです。

当然ながら、元々の住民であるパレスチナの人々は怒ります。
対立が発生し武力闘争になって、イスラエルが問答無用の力を発揮した。
それでドンドンと理不尽に土地を奪っていって・・・今現在に至ります^^;
イスラエルが占領する土地と言うのは、国際法から考えても明確な違法行為です。
断じて許される事ではありませんが、その批判の一切をイスラエルは無視しています。
ついでに言えば聖地エルサレムについても、現在はイスラエルが管理しておりますが。
これについても明らかに違法行為であって許されません。

でまあ、これらのイスラエルの不当にして横暴極まる行為に対して。
烈火の如く怒り狂った中東の人々が武器を手にして立ち上がった。
・・・それが全ての始まりなんです。


イスラム教徒による武装勢力。テロリスト集団が出現しているのは。
全ては奪われたパレスチナの土地を取り戻すため。聖地エルサレムを奪還するため。
武器を取って侵略者と戦った。・・・その延長線上にあるのが、今現在のイスラム国です。

イスラム国の言動は非道極まるものであって一切の弁護は出来ません。
断罪されて然るべき凶悪な犯罪者集団です。これについて私も異論はありません。
しかしながら。
彼らはもちろん。全てのイスラム系武装勢力の最終的な目標。究極的な目標は。
侵略者の排除であり聖地の奪還にある。

中東の人々の大多数は、テロ行為について絶対に賛成しません。
それくらいに良識と分別を持った方々です。
ですが、その最終的な目標。究極的な目標については・・・。
中東に生きる全ての人々は、誰もが心のどこかでは賛成しているんです。
それは、イスラエルがイスラム教の人々にとって許されない事をしているのが。
どこをどう見たとしても純然たる事実であるからです。
だから、絶対に終わらない。
イスラム教徒の武装勢力は次々に。それこそ未来永劫に出現して戦いが続いていく。
これこそが中東情勢における真実となりますね。



・・・そんなに難しい話ではなかったでしょう?^^;
むしろ簡単だったはずです。
イスラエルの問題さえ片付けてしまえば、イスラム教のテロ集団は劇的に少なくなって。
テロリズムが世界中に拡散される事も少なくなって、確実に今より世界は平和になります。
それはイスラム教と言う大義名分。正当性が消滅するからです。
イスラエルの問題さえ解決すれば、イスラム教の指導者達は迷わず武装放棄。
武力による問題の解決を大声で否定。批判してくれる事でしょう。
もちろん中東の人々も心から、それに賛同してくれるはずです。

「イスラム教を利用し犯罪を犯す者は許さない。それは神を冒涜する者である」

・・・と、誰もがみんな本気でテロリストに怒ってくれるはずです。
ええ。ビックリするくらいに一瞬でケリがつきます^^

でも、これは出来ない事なんです。
なぜかと言いますと、イスラエルがハンパじゃなく強いからです^^;


まあ、そりゃあね。
国際法に違反している。と世界中から批判されていると言いますのに。
それを無視して自分達の屁理屈をゴリ押し出来るくらいに強いんですから^^;
もう洒落にならないくらいに強いんです。・・・どうにもなりません。

そんなわけで、イスラエルの問題を抱えた上で。
イスラム教の武装勢力と戦わなければならない。中東情勢を安定化させなければならない。
うん・・・物凄い大変なんです。泣いちゃうくらい辛くて難しいんですToT
でも、やらなければならない。
それが今の中東情勢でありアメリカ合衆国。オバマ大統領が抱えている問題なんです。


いやぁ~。もうね^^;
そう言う風に見ているとアメリカ。オバマ大統領は気の毒で仕方ありません。
うん。オバマ大統領って物凄い人格者ですからね。余計に心を痛めているはずです。
どれだけ難しい状況で四苦八苦しているのか。
世界の超大国であっても、今の中東情勢を安定化させるのは難しいでしょう。
あの。もう本当に・・・頑張って。と言う以外にはありませんね^^;



とまあ、ちょっと長くなり過ぎましたね。中東の話だけで終わってしまいました。
続きは後日改めて。と言う事でお願い致します。

それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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