政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 トルコのエルドアン大統領は・・・致命的なミスをしたと思います。 忍者ブログ
19 . April
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26 . November
あー。仕事がキツイ。もう休みたい。そして、もっと寝ていたい。ナハハハ^^;

とまあ、そんなこんなでダメ人間な私だったりするのですけれども。

そんな私の目が覚めるような、物凄い事件が発生してしまいました。
こちらを御覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/151125/wor1511250057-n1.html

これは産経さんの記事なのですけれども。
トルコが領空侵犯を理由にロシアの戦闘機を撃墜してしまったんです。
これはね。これは痛い。相当な痛手で御座います。
私の正直な感想を申し上げますと・・・なんて事をしてくれたんだ。です。

いや、本当に今回の一件については極めて不見識かつ無分別な行動である。と、
そのように表現する以外には出来ない事で御座います。
うん・・・ちょっと許し難い行動だと私は思います。

それで、この産経さんの記事にある論評と言うのは、たぶんアタリです。
あまりにもトルコの対応が泰然とし過ぎていますからね。
最初から狙って。計画的に実行した。と考えても間違いではないはずです。
うん。そうですね。
この論評でのシリアの一件を理由にトルコが意図的に行動した事は確実でしょうし。
さらに指摘すると・・・事の重大性を理解せずに実行した。と言う事も確実です。
ええ。この一件は、もはやシリア問題などとは別次元の大問題です。



・・・うーん。そうですね。
まず最初に確認と致しまして、一応ですけどシリアの問題。
どうやって現在のシリア情勢を安定させるべきか。
その点について改めて私の個人的な意見を書かせて頂きますとね^^;

私は、シリアにおけるアサド政権の存続は容認するべきだ。と考える立場です。
また、それと同時にロシアとの協力が無い場合においても。
やはりシリアの安定化と言うのは実現不可能である。と私は考えています。
これには様々な理由はありますが、その中でも最大の理由としては。
現状から判断して、アサド政権を排除した上でのシリアの安定化が不可能だからであり。
そのアサド政権と協力するためには、ロシアの助力無くしては不可能だからです。

うん。欧米諸国が主張するアサド政権を排除した上での新政権の樹立。
シリアの安定化と言うのは・・・大変失礼ですが。
極めて非現実的である。と私は個人的に結論を下しております。
・・・いや、そりゃあね^^;
私だって自国民に対して生物兵器を使用するような輩を支持したくありませんけど。
それでも、今のままシリアが混乱し続けるよりはマシです。
どんな形であっても今はシリアを安定化させる事こそ最優先とするべきです。


・・・一応。可能性だけを論じるのならば可能ではあります。
うん。あくまでも可能性だけを考えた場合ですけどね。
その代わりに莫大な資金と膨大な犠牲。何よりも長い時間が必要不可欠ですし。
この場所でも何度と無く話題としてきましたが。
当然の話として、問題解決に時間がかかるだけ難民問題が激烈なまでに深刻化します。
おそらく・・・中東の混乱がヨーロッパにまで拡大する事は避けられません。
ええ。ほぼ確実に難民問題だけでEUは完全完璧に瓦解するはずです。

ですので、そこまでのリスクを欧米諸国が覚悟するのであるならば。
アサド政権を排除しようとも。ロシアとの協力を拒絶しようとも。
どうぞ御自由に。お好きなようなされれば、よろしいと思います。
・・・まあ、誰が考えても無理だと思いますけれどね^^;

それで、ですねぇ。
事ここに至って。ではありますが、それでもようやく欧米諸国がこのリスク。
恐るべき難民問題のリスクに気が付いて行動を始めていたわけです。
それがアサド政権に対する態度の軟化とロシアへの歩み寄りだったわけですね。
そんな状況があった上での、今回のトルコの一件です。
本当に・・・なんて事をしてくれたんだっ!・・・です。

いや、これは冗談でも何でもなくて。
誰でも良いから、トルコのエルドアン大統領に説明して差し上げるべきです。
アサド政権無くして。ロシアの協力無くしてシリアの安定化は不可能だ・・・です。

たぶんですが、エルドアン大統領はシリアの現状を理解しておられませんし。
何よりも現在の中東情勢。難民問題の深刻さを本当の意味で理解していないはずです。
今回の行動についても。
あくまでも欧米諸国は批判しないだろう。NATOとして黙認するだろう。
ロシアについても軍事的な報復。反撃は実行してこないだろう。
・・・と言う極めて浅い考えによって実行された事は明白です。
はっきり申し上げます。
これは、そんな低次元の問題では無いんです。



・・・とまあね^^;

シリアだけに関して指摘しても、これだけの問題があるわけですが・・・。
これだけで今回の一件と言うのは終わらないんです。
今回の一件で最も重要な事は。
トルコが、NATO加盟国としてロシア戦闘機を撃墜した。と言う事実です。
つまるところ。
欧米諸国とロシアの軍事衝突をトルコ。エルドアン大統領の意思一つで実行してしまった。
・・・と言う恐るべき事実であり。
すなわち。
今回の一件が、あるいは第三次世界大戦が勃発するかもしれない大問題だと言う事です。


おそらく。この点についてエルドアン大統領はもちろんの事。
自分達の行動が、欧米諸国とロシアの軍事衝突を誘発させようとした暴挙である事を。
トルコ政府の誰もが無自覚だった事でしょう。
よろしいですか?よくよく聞いて下さいませね?トルコの方々。
事実上。トルコ政府。エルドアン大統領は、
アメリカ合衆国。オバマ大統領の頭すら飛び越えて行動してしまったんですからね?
それだけの暴挙が黙認されるとでも思っていたのですか?

・・・これは私個人の予想でしかありませんが。
たぶん既に現状ではトルコの頭を飛び越える形で。エルドアン大統領を無視する形で。
欧米諸国とロシアの話し合いが行われています。
その理由は唯一つ。
欧米諸国とロシアの直接的な軍事衝突を避けるためです。
それゆえに必然的な論点としてトルコ。エルドアン大統領の行動に対して。
水面下における両者の意思は、共通の結論を出しているはずです。
すなわち。
このバカを止めろ。・・・です。


ロシアは無論。欧米諸国内部でも今回の行動によってトルコ。
エルドアン大統領の評価と言うのは、凄まじいまでに失墜しているはずです。
当たり前です。
トルコの思惑一つで、ロシアとの協力が御破算になってシリアの安定化が遠のくどころか。
欧米諸国とロシアの全面的な軍事衝突を誘発させる事まで仕掛けてしまったんですからね。
今や国際社会の大多数がトルコ。エルドアン大統領を敵視している。と、
そう言っても間違いではありません。
ぶっちゃけ。
今回の一件だけでシリアのアサド大統領よりも悪い評価になったと考えるべきです。
・・・もうね。世界中で怒り狂っていない政治家なんて、いませんからね?

うん。確認のために書いておきますけれど。
先のウクライナの騒乱より続いている欧米諸国とロシアの対立は。
ひとえに双方の軍事的衝突を回避する事を大前提として続いているものです。
その大前提をトルコ。エルドアン大統領の意思一つでブチ壊してしまったんですからね?
これが一体どれほどまでの暴挙であるのか・・・少しは自覚して下さいませ。



いや、本当にねぇ。
なんで・・・こんなバカな事をしてしまったのかなぁ。
こんな事をしたら、もう今まで以上に恐ろしい事が起こってしまいます。
万が一にも欧米諸国とロシアが激突するなんて事になったら、
どう責任を取るつもりだったんでしょう?
これって・・・第三次世界大戦を引き起こそうとした大罪なんですからね?

・・・まあ、確かに。
確かにシリアのアサド政権には問題がありますし、
ロシアの行動だって全てが正しいとは言えません。批判されるべき点はあります。
トルコの人々にも色々と思うところがあった事は理解出来ますけど。
しかし、です。
今ここにおいては一刻も早く混乱を収束させる事。
現実的な手段によって安定化を実現させる事こそが第一であるべきなんです。
そのためにも世界各国が協力するべき時であるべきなんです!・・・それなのに!



繰り返しますが、今回のトルコの言動は非常に不見識で無責任です。
シリアにおける問題で、仮にどれだけ不満があったのだとしても。
ロシアの戦闘機を問答無用で撃墜する。などと言う暴挙は控えるべきでした。
ロシアを牽制するだけを目的とするのならば、他にいくらでも手段があったはずです。
それらの全てを飛び越えて、今回の問題を発生させた事については。
まったくもって私には理解出来ないところで御座います。

うん・・・やっぱりね。
どう考えても今回の一件と言うのは、明らかに悪手です。
トルコの立場。エルドアン大統領の立場を確実に苦しめる事になるはずです。
欧米諸国はトルコに対する認識を確実に改める事でしょうし。
何よりも・・・プーチン大統領を本気で怒らせてしまったのですからね。
トルコのエルドアン大統領も決して無能だとは言いませんが。
それでもロシアのプーチン大統領から判断すれば確実に見劣りします。

いやまあ、そりゃあね^^;
プーチン大統領と比較して見劣りしない人なんて数えるほどしかいませんけど。
でも、特に正当な理由も無くロシア国民に手を出した事を、
プーチン大統領は本気で許さない事でしょう。
あの御方は本気の本気でロシア国家とロシア国民のために尽力していますからね。
こんな理不尽な形で自国民が犠牲になる事など絶対に許しはしないでしょう。
・・・仮に軍事的報復が無かったとしても。
それ以外のあらゆる手段を用いて報復してくるはずです。
怖いですよ?
もうエルドアン大統領は、心安らかに夜を眠る事は出来ないでしょう。

 
・・・トルコが親日国である事は重々承知の上で申し上げますけれど。
今回のロシア戦闘機を撃墜した一件については、極めて不見識です。罪深い事です。
事態を悪化させる以外の何者でもないと思います。
仮にアサド政権を存続させる事になっても、決してトルコの立場は悪くない。
それどころか今以上にトルコの立場は欧米諸国にとって重要になるはずでしたし。
それに何度も言いますけれども。
ロシアを牽制するだけなら他にいくらでも手段があったはずです。
なのに、なぜこんな事を・・・世界の全てを敵に回すような事をしてしまったんです?
自分で自分の首を絞めるような。本当に愚かしい事だったと思います。


うーん。よもやシリア国内を不安定化させ続けた方が好都合。利益になる。
さらに欧米諸国とロシアを激突させれば、漁夫の利を手にする事が出来る。
・・・だなんて。
とてつもなく邪悪で、筋金入りのバカな事を考えているわけでもないでしょう?
本当に。どうしてこんな事をしてしまったんでしょうねぇ・・・。
わからないな。本当に理解に苦しむところで御座います。

ともかく。
エルドアン大統領が今後もロシアと対立を続けるようであるならば。
欧米諸国とロシアの双方が協力して、エルドアン大統領を全力で失脚させる事でしょう。
うん。物凄く皮肉な話ですけれど。
今回の一件が欧米諸国とロシアの協力体制を強化させる一件。転機となったとしても。
私は、まったくもって不思議な話だとは思いません。

・・・悪い事は言いません。
今すぐにトルコ。エルドアン大統領はロシアに謝罪して和解するべきです。
そして、全面的に欧米諸国とロシアの妥協案に合意する姿勢を見せるべきです。
そうしないと・・・本当に大変な事になりますよ?どうぞ御自重下さいませ。



それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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