政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 挑発に引っかかったサウジアラビア。 忍者ブログ
29 . March
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04 . May
あら?ちゃんと書いたと思ったのに。データを消してしました。ナハハハ^^;
いやいや、ダメですよねぇ。
お酒を飲みながら。半分くらい酔っ払いながら書いてはダメで御座います。
でも、最近気が付いたのですが。
私の場合。お金の半分くらいがお酒に消えてしまっていると言う。
・・・ああ。もう本当にダメですね。ダメ人間の典型例ですね。
皆々様も、どうぞお気をつけ下さいませ。こんな人間になってはいけません^^;

とまあ、私の事はどうでもよろしいとしまして。
本日に話題とするのは中東情勢の話題で御座います。

これは日経さんのニュースで内容としては。
サウジアラビアがイエメンに対する軍事介入を再開したそうです。
でまあ、以前に話題とした時は空爆による軍事介入の終了が宣言された時で。
私としましても、これでサウジアラビアの負担が無くなる。
これは高度な政治判断だ。中東情勢が今以上に悪化する事はなくなるだろう。
・・・とか何とか。そんな風な事を書いていたわけなのですけれど。
それが事実上。撤回されてしまったわけで御座います。

そんなわけですので、中東情勢全体としては由々しき事態となった。・・・と、
そのように考えても間違いないだろうなぁ。と私は個人的に考えております。


以前に書いた内容としては。
サウジアラビアと言うのは、従来の安全保障。
中東地域における欧米諸国主導の安全保障の最後の砦であり。
万が一にもサウジアラビアが混乱して不安定化するようなことがあれば。
従来の安全保障の全てが完全完璧に。木っ端微塵に崩壊してしまって。
中東全域が火の海に染まってしまうだろう。地獄のような有様になるだろう。と、
そのように私個人は考えているわけでして・・・。
出来る事ならば。
サウジアラビアには自国の事を第一に考えて。不用意な行動は控えて頂きたい。と、
そのように考えていたのですけれど・・・そう都合良くはいかないみたいですね^^;

今回の軍事介入の再開が宣言された背景としては。
日経さんの記事にも書かれておりますように4月30日の出来事。
サウジアラビアの国境付近でフーシ派による襲撃事件が発生した事がキッカケだそうです。
でも・・・これってさ。


えーと。うーんと。
私は軍事。安全保障こそ自分の専門分野だと勝手に考えている人間でしてね^^;
そんなわけなので、この場に限っては。
失礼しまして相当に大胆な事を書かせて頂くのですけれども・・・。

キッカケとなった襲撃事件と言うのは、これは明らかな挑発行動であり。
サウジアラビアは、まんまとそれに引っかかった。・・・と、
そのように解釈するのが極めて妥当なのではないだろうか?と私は考えております。


いや、コレは何も難しい話ではなくて、ですねぇ^^;
至極単純に。普通に考えた場合に。
襲撃した犯人であるフーシ派の立場を考えるのであるならば。
この襲撃事件それ自体が成立するはずが無い。と私は思うので御座います。うん^^;

そもそもの話として。
フーシ派がイエメンにおいて武装放棄をした理由。その背景にあるのは。
不当に虐げられてきたイスラム教少数派であるシーア派の事情があるはずです。
その不当な扱いを是正するために武装放棄を行いイエメンの覇権を狙っている。
シーア派の権利拡大を目指している。・・・と、
これこそがフーシ派の行動原理。動機であるはずなんです。
そして、そうだとするのならば。
不用意にサウジアラビアを襲撃する事。刺激するような事は、絶対にしないはずです。
ええ。それこそサウジアラビアは軍事介入の終了を宣言していたわけですから。
なおの事に不用意に刺激するような事は避けるはずです。
万が一にも。
4月30日のような襲撃事件が発生したのであるならば。
フーシ派の代表。または、それなりの有力者が公式声明として襲撃事件の否定。
あるいは、サウジアラビアに対して謝罪のような発言をしたとしても不思議ではありません。


うん。そりゃそうですとも^^;
せっかく軍事介入をやめてくれたと言いますのに。
不用意に刺激をして軍事介入を再開させるような理由がフーシ派にはありませんからね。
どこをどう考えても道理に合わない事で御座います。
フーシ派の立場だけを考えれば、先頃の襲撃事件など絶対に起こらないはずなのです。
自分達の敵を余計に増やすようなマネをする理由がありませんからね。

・・・となれば、考えられる可能性としては一つだけ。
先の襲撃事件はフーシ派の思惑とは異なるもの。別の誰かの思惑によるものだった。と、
そのように考えるのが極めて妥当だと私は考えました。
それでは、それは果たして誰であるのか?
言わずもがな。フーシ派を裏から支援しているスポンサー。
影の黒幕の思惑である。と、そのように考える以外にはありえません。


それで、ですねぇ。
これまた以前に書いた事でもあるんですが。
話足は当初の段階よりイエメンでの混乱には、当事者以外の思惑があるはずだ。
何らかの間接的な思惑があるはずだ。と思っていました。
それでまあ、その中でも最大と思われるのがサウジアラビアだろうと思っていたのです。

繰り返しますがサウジアラビアこそが従来の安全保障。
欧米諸国主導による中東地域の安全保障の最後の砦で御座います。
もし万が一にもサウジアラビアが不安定化するような事になれば。
事実上。中東地域の安全保障の全てが崩壊すると表現しても間違いではありません。
現状の打破。力による現状の変更を望む清涼に取ってみれば。
サウジアラビアを不安定化させる事こそ。一番の近道である。と考えるのが道理のはず。
つまり、サウジアラビアにイエメンへの軍事介入を行わせて。
軍事介入による負担。疲弊させる事こそ黒幕の思惑である。と考えるのが妥当です。
・・・まっ。紅海。スエズ運河の物流を阻止して国際社会の全てを敵とする事はしなくても。
中東全域をひっくり返す事は、十分にありえる。と考えるのが妥当で御座います。


サウジアラビアは、既に石油価格の下落と言う負担を背負っております。
・・・まあ、これについては十分な準備をしているので。
まったくもって問題ない。と国際社会に認知されているみたいですけれど。
でも、それはあくまでも石油価格の下落と言う点だけで判断した場合の話です。
ここにイエメンに対する軍事介入の負担が加わってしまった場合は、
必ずしもサウジアラビアは磐石である。とは言えなくなってしまいます。

さらに指摘するのならば、今回の軍事介入は空爆ではありません。
明確な地上軍の派遣まで行われてしまっております。
空爆と地上軍の派遣の明確な違いと言うのは、
派遣した軍隊を戻す事。部隊の撤収と言うプロセス。手順が存在する事です。
一般的に軍隊を撤退。撤収させる事こそが、最も難しい軍事行動だとされております。
どれほど小規模であったとしても、それなりの負担になることは避けられません。
・・・まっ。だからこそアメリカが地上軍の派遣を渋っているわけですね^^;

ともかく。
サウジアラビアは、まんまと挑発に乗せられてしまった。と考えて間違いだろうなぁ。
・・・と言うのが私の個人的な見解で御座います。


いや、まあねぇ。
確かに自国民が犠牲になってしまえば、黙っていられない。と考えるのは仕方ない事です。
私達日本のように。自国の領土を不当に占拠されたり。自国民を誘拐。拉致されたり。
挙句の果てに軍隊までやってきて、レーザー照射まで仕掛けられたり。
そこまでやって、それでもなお我慢する。と言う事を求めるのは。
日本と同じだけの忍耐力を求めるのは、さすがに酷かもしれませんけれどもね^^;
でも、これで中東地域の不安要素が激増する事は避けられなくなりました。
最悪の場合。
本当に。誰にも手に負えないほどに混乱してしまうかもしれませんねぇ・・・。



それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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