さてさて。前回の話題は・・・何と言いましょうか^^;
どこぞのゴシップに書かれている陰謀論と言うか。
もはやオカルトみたいな話になってしまったわけですけれどもね^^;
ただ。
残念な事に世界情勢が予想以上に悪化している事だけは、間違い無いでしょう。
でまあ、本日の話題は・・・やはり中東情勢です。
こちらをご覧くださいませ。
・・・いや、本当にね。
中東情勢が悪化するスピードが洒落にならないくらいに早いです。
ここまで早いのは歴史的に見ても相当に稀なケースですね。
うん。そう言いますのも、完全に一つの段階を飛び越えているからです。
そもそもの話として、今までの対立と言うのは宗教対立だけだったのです。
必ずしも両者の対立は国家間の対立では無かったわけですね。
ですので、本来ならば両国政府での話し合い。外交による交渉の余地があるべきはずです。
でも、サウジアラビアはそれを選択せず、いきなり国交断絶を宣言してしまった。
つまるところ。
サウジアラビアはシーア派との対立と言う宗教対立ではなくて。
最初からイランとの戦争。
イランと言う国家それ自体を潰す気満々だったわけです。
そうでなければ、これほどまでに早く国交断絶が宣言される事はありませんからね。
中東地域の眠れる獅子が、本気で怒りを爆発させているわけです。
でまあ、ちょっと話は変わるんですが1月5日。
つまりは明日・・・と言うか。もう今日の話になるんですが^^;
この日が確かイランにおける核合意が履行される日でしたよね?
えーと・・・ああ。ありました。こちらで御座います^^
・・・と言うニュースが流れていたわけですけれども。
今回の国交断絶に関する宣言は、この前日に行われるわけであって。
アメリカとの関係を考慮するのならば、もう少し宣言を遅らせるはずですけど。
でも、そんな程度の配慮すらサウジアラビアは行わなかったわけです。
これは明らかに。
間接的な形でのアメリカに対するサウジアラビアの強烈な・・・挑戦と言うか。
凄まじいまでの不満を示しているものだと考えられます。
えーと。今更こんな事を言っても遅いんですけれど・・・。
オバマ政権の方々は、一体どれだけサウジアラビアを冷遇してきたんですか?
サウジアラビアは中東最強にして最大の親米国家だったはずです。
従来の安全保障体制においても極めて重要な。中核的な役割を果たしてきたはずです。
そのサウジアラビアがここまでやる。って事は相当な事なんですからね?
失礼ですけれど、よっぽどサウジアラビアとの同盟関係を軽んじなければ。
こんな事には・・・ならなかったはずです。
もっと言いますと、今までアメリカにはサウジアラビアから何度も接触があったはずです。
それは警告でもあり、懇願でもあったはずです。
アメリカ政府。オバマ政権に対してサウジアラビアは何か伝えていませんでしたか?
必ずや何かを。それも必死に。かなり切実にオバマ政権に伝えていたはずです。
ええ。それこそ私達日本と同じように。
私達日本が軍事的恫喝を繰り返す中国の脅威を伝えていた事と同じように、です。
そんなサウジアラビアの全てをオバマ政権が無視していなければ・・・。
今現在のような酷い状況には、ならなかったはずです。
うん。そのように考えるのが妥当だと思われます。
それで、ですねぇ。
繰り返しになりますが、サウジアラビアの国交断絶が宣言された時点で。
もはや宗教対立のレベルではなく、国家レベルでの紛争。戦争に近しい状態です。
そして、サウジアラビアとの関係はもちろんの事。
イランとの核合意もあるアメリカとしては、どちらの立場も支持出来ないでしょう。
つまり、中東地域に展開されるアメリカ軍は・・・張り子のトラ決定です。
うん。どう考えても動けるわけがありません。
サウジアラビアと関係を切る事も出来なければ、今更イランとの核合意も破棄出来ない。
世界最強のアメリカ軍が指一本動かせない状況に陥ったわけです。
ですので、物凄く中東におけるアメリカの影響力が低下する事になったわけであり。
今よりもさらに中東情勢が混乱する事が避けられなくなったわけです。
はぁ~。それにしても事態の展開が本当に早過ぎますよねぇ。
最後の最後まで事態は悪化する。中東全域が火の海になる。・・・と、
そんな予想していましたが新年早々。わずか5日の間にここまで事態が悪化するとは・・・。
もう泣くしかない。って感じで御座いますToT
・・・もう誰か助けてくれ。と言いたくなってしまいますよねぇ。いやはや。
それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ。
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