政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 金正恩にとっての一番の泣き所。の話で御座います^^; 忍者ブログ
09 . May
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25 . February
と言うわけで。
前回はアジア戦略の中心。元凶は中国なのであって。
その点を考えてアジア戦略を考えていかないと必ず失敗する。と、
そんな感じの話で御座いましたね^^;

うん。実際にね。中国って相当に酷いんです。
いやまあ、酷いと言うか。最悪です^^;
だって、冗談でも何でもなく。本当の本当に世界を滅ぼそうとしていますからね。
これほどまでに邪悪な連中はいないんじゃないか。と言うのが今の中国です。

これって・・・普通だったら、こんな酷い状態になる前に自浄作用が発揮されて。
とっくの昔に変革されるか。もしくは滅んでいないと不自然なんです^^;
そんな悲惨な中国を無駄に延命させてしまったのが国際社会であり・・・。
その筆頭が私達日本である。と言う事を全て日本人は自覚するべきだと思います。
うん。そうですね。
無自覚に。間接的に私達日本もまた、世界の滅亡を助長させていたんです。
平和主義を名乗る国家としては、まったくもって面目無い事であるかと思います。

でまあ、そんな過去の間違いをただすためにも。
改めて中国の危険性を認識し、これを世界に主張しながら率先して対応する事。
それこそが私達日本に与えられた役割である。と言うのが私の立場です。


そんなわけで。
本日の話題は、中国を中心としたアジア戦略からみた米朝会談の話。
もっと言えば北朝鮮。金正恩の対中戦略に関する話です。
それでは参りましょう^^

まず最初に改めて申し上げます。
現在のアジア情勢における中心。元凶の一切合切は中国にこそあります。
おそらく日本。アメリカ。ロシア。果ては北朝鮮までが共通の認識としています。
よって。
今回の米朝会談においても、この観点から判断する必要があるだろうなぁ。と、
そのように私は考えている次第で御座います。

・・・うん。今回の米朝会談をアメリカと北朝鮮だけで考えると言うのは。
それは、いささか早計であるだろうなぁ。と私には思われてしまいます^^;


それで今回の米朝会談においては北朝鮮側。金正恩が一方的に有利であり。
アメリカが不利であるかのような雰囲気がありますけど・・・そうじゃないんです。
当然ながら北朝鮮。金正恩にも弱点と言うか。泣き所があるんです^^;
でまあ、それは何か?と言いますと、それこそが中国であり、習近平なんです。
うん。そうですね。
今後の北朝鮮。朝鮮半島における最大の脅威。
金正恩を含めた全ての朝鮮人にとっての最大の敵が中国。習近平になるからです。


現在の朝鮮半島情勢において一つ一つ確認しておきますよ?

まず韓国は使い物になりません。ハッキリ言いましてズタボロです^^;
ムン・ジェイン大統領は北朝鮮の傀儡。操り人形の状態であり。
あまりにも国家として脆弱過ぎるために、日米両国に見限られている状態です。
なので、もはや韓国に意思決定権はありません。
ぶっちゃけ。
米朝会談における取引材料として扱われている程度の意味と価値しかありません。

これに対して北朝鮮。金正恩は非常に優れた権力者だと言えます。
歴代の朝鮮半島の権力者と比較しても、相当に優秀な部類に入ると思います。
韓国のムン・ジェイン大統領など足元にも及ばないでしょう。
それほどまでの実力があればこそ、アメリカは交渉相手として認めているのであり。
そのアメリカと和解。交渉が妥結した時点で。
事実上。金正恩は朝鮮半島全域の支配者だと表現しても間違いでは無くなります。
今の韓国と北朝鮮の立場は、天と地ほどもあると言っても過言ではありません。


この状況がありまして、です。
日本とアメリカが韓国から手を引く。撤退する理由と言うのが加わります。
アジア戦略。地政学的に判断するのであれば。
本来なら日米両国。アメリカ陣営が韓国を手放す事はありえません。
ですが、想像を絶するほどに韓国と言う国家。国民が劣悪極まるがために。
そのリスクがあまりにも大き過ぎるために。
遂に日本もアメリカも韓国。朝鮮半島から撤退する事を本気で考え始めたのです。
まさに朝鮮半島情勢の大転換となった・・・わけですね^^;

でまあ、この日本とアメリカの動きは当然ながら国際社会は見ています。
本来なら絶対にありえないはずの韓国。朝鮮半島からの撤退。
それを決断するほどまでに韓国リスク。朝鮮半島リスクが巨大である。と、
国際社会全体。世界各国が認識しているはずです。
・・・無論。ロシア。プーチン大統領とて例外では無いでしょう。

このような世界共通の認識がある事を考えるのならば。
必然的に朝鮮半島に対する一定以上の干渉は控える事。
あまりにもリスクが高過ぎて、あまりにも割に合わないがために。
朝鮮半島それ自体を完全な中立地帯。緩衝地帯とする事が暗黙の了解となるだろう。と、
そのように私は個人的に考えている次第で御座います。


んー。こう言うとスイスの方々に怒られるかもしれませんけど^^;
スイスとは別の理由で永世中立国になるのではないか?・・・とすらね。
そのように私は思うんです。
世界中をドン引きさせる事で、永世中立を宣言する・・・みたいな感じです^^;



それで、これだけを見ればね。
金正恩にとっては非常に都合が良いはずです。
何しろ世界各国から干渉されない。外圧の脅威を心配しなくて良いわけですから^^;
外圧の脅威無いのならば。
ある意味で絶対的な独裁者となる事が約束されたようなものですからねぇ。

また、何よりも朝鮮半島の歴史は、外圧による脅威の歴史とも言うべきものです。
朝鮮民族が何百年と苦しめられてきた外圧から解放される事は。
それこそ朝鮮民族の悲願でもあった。とも言えるはずです。
南北に分断された朝鮮半島の統一し、さらには外圧から祖国を守り抜いたとなれば。
朝鮮半島最大の英雄として金正恩の名前が歴史に残ったとしても不思議ではありません。

・・・ただし、です。

何事においても、そうは問屋が卸さない。世の中そんなに甘くありません^^;
このように一見すれば順風満帆の金正恩ではありますけれど。
既に述べたように、そんな金正恩にも泣き所。最後の障害が残されている。
それこそが中国であり、習近平なのです。


改めて申し上げます。
今の中国。習近平と言うのは普通の国家。普通の権力者ではありません。
なぜならば、国益の概念が存在しないからです。うん^^;

普通に。一般的に国益の観点から考えればね。
朝鮮半島に必要以上に手を出す。まして朝鮮半島を支配するだなんて事は。
あまりにもリスクが高過ぎて、国益を考えても割に合わないんです。
なので、国益を考慮する通常の国家であれば朝鮮半島に手を出す事は控えます。
・・・日本やアメリカと同じ失敗を繰り返したくないから、です^^;

ですが、そんな国益の概念が存在しない国家。
普通ではない。一般的ではない完全に国益を度外視する中国と言う国家であれば。
あえて朝鮮半島に手を出して、支配しようとする可能性は十分過ぎるほどにあります。
ええ。そうですとも。
どれだけのリスクがあり、どれだけの犠牲を覚悟してでも中国ならば。
習近平ならば朝鮮半島に手を出す可能性はあるんです

なぜか?

そうする事で自分自身の成果としたいから。自分の正当性を確保したいから、です。



えーと。これも改めての確認なんですけどね^^;
そもそもの話として習近平と言うのは、なぜに中国の最高権力者となっているのか。
よくわからない人物なんです。
何と言うか。なりゆきで。なし崩し的に最高権力者になっちゃった。みたいな^^;
そんな感じの人物だったりするので、自分が最高権力者である事。
地位と権力を手にしている事の正当性を何よりも欲している状態にあるんです。

そして、手っ取り早く正当性を確保するために。目に見えるような大きな成果。
誰もが認める大きな成功が欲しい。と考えているのであり、その一つが領土拡大です。

その代表例として今の中国が尖閣諸島に手を出している理由も、コレになります^^;
尖閣諸島を手に入れる事が中国の利益である。と言うよりは。
習近平個人の利益である。と言う事で、今の中国は動いているわけですね。
・・・いやまあ、そうでも無かったらさ。
日米同盟の適応範囲内である尖閣諸島に手なんか出しませんもん^^;


でまあ、本題に戻りまして。
この点については朝鮮半島とて例外では無い。と私は見ているんです。
中国。習近平は、隙あらば朝鮮半島を併合しようと必ずや画策するはずです。
隙とは何か?
言わずもがな。日米両国が韓国から撤退する事です。

この参考としては、かつてのフィリピンを思い出して下さいませ。
フィリピンからアメリカ軍が撤退した直後に、中国は一気に勢力を拡大させたんです。
中国。特に今の習近平は隙あらば即座に領土拡大。勢力拡大を狙っているのであり。
それは朝鮮半島とて例外では無いんです。


さあ。この点で御座います^^;
この点こそが今の北朝鮮。金正恩にとつての最大の泣き所になるわけです。
アメリカが韓国から。朝鮮半島から撤退する。
さらにはアメリカ以外の世界各国も朝鮮半島には手を出さない。・・・と、
そこまでは良いんです。そこまでは金正恩の思惑通りと言えるでしょう。

しかし、この次です。

アメリカが撤退した次に、中国が朝鮮半島に一気に進出してくるのでは無いか?
習近平が己の野心のため。保身のために朝鮮半島を奪おうとするのではないか?
・・・かつての張成沢のように、自分を排除しようとするのでは無いか?
うん。そうですね。
今の金正恩が憂慮している点があるとすれば、間違いなくこの点だと思います。


この前兆としては、前回の米朝会談が終わった後を思い出して下さい。
あの時にアメリカとの交渉が著しく停滞した裏には、ほぼ確実に中国の存在がありました。
中国。習近平が全力で圧力をかけて米朝両国の交渉を止めたんです。
まさに今の北朝鮮。金正恩を子分のように扱った、わけですね^^;

それくらいの事をする連中が今の中国であり、習近平です。
アメリカが撤退したとなれば、ほぼ確実に朝鮮半島に毒牙を向けたとしても・・・。
私個人としては何一つとして不思議には思いません。


であればこそ、です。

北朝鮮。金正恩としては中国。習近平への対処をしなければならない。
アジア戦略における最優先として中国を想定しなければならない・・・わけです^^;
現状を考えますに、金正恩と習近平の対立は不可避です。
それこそ不倶戴天の敵と表現しても良いくらいに最悪の関係性であり。
どうあったとしても最終的には激突する運命にあるだろう。と私は見ています。

ですが、現実問題として中国と北朝鮮では国力の差があり過ぎます。
いかに金正恩が優秀で、これに対して習近平がバカ丸出しだったのだとしても^^;
この国力の差については、どうする事も出来ません。
何をどうしたところで北朝鮮。金正恩が勝つ事は出来ないでしょう。
となれば、誰かの手を借りるしかない。誰がいるのか?
言わずもがな。アメリカで御座います^^;

北朝鮮。金正恩にとっての今回の米朝会談における最大の争点とはコレです。
すなわちアメリカとの交渉の妥結。和解によって中国。習近平と戦う事。
将来的に最大の脅威となる習近平をアメリカとの協力で排除する事にある・・・と、
そのように私個人は見ている次第で御座います。



んー。まあ、もちろんね^^;
私は一般人のチンピラ風情なので、具体的な交渉内容についてはわかりませんが。
おそらく習近平を排除してくれ。排除するために力を貸してくれ。
少なくとも、習近平から朝鮮半島を守ってくれ。・・・みたいな感じでしょうか^^;
何であれ。
アメリカ政府。トランプ大統領は快諾すると思います^^
なぜかと言うと、現時点において似たような事を既に実行しているからです。


今現在においてアメリカは既に朝鮮半島に手を出すな。と、
そのように中国側。習近平に対して警告を発しているはずなので。
その警告をより延長し、より強力にする・・・事になるでしょうね。
ぶっちゃけ。
アメリカと和解した瞬間から、北朝鮮にとっての最大の脅威。
金正恩にとっての最大の敵と言うのは中国であり、習近平になりますからね^^

それに対してアメリカが味方になってくれる。守ってくれる。と言うのは、
これから先の朝鮮半島情勢。アジア情勢を考えても極めて重要になってくるはずです。


いやまあ、もちろん露骨に中国を牽制してくれ。とは言えないでしょう。
一応は中朝関係もありますからね^^;
なので、実際には水面下での密約。と言う類のものになるだろうなぁ。と思います。

・・・まっ。わかる人が見たら一発でわかるので、公然の秘密になるでしょうけど^^;
ともかく。
私が金正恩の立場であれば、この条件を必ず提示すると思いますし。
アメリカとしても中国。習近平から守ってやるから非核化しろよ?・・・と、
そんな感じの交渉があるんじゃないかなぁ。と私個人は考えています。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[7回]

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無題
初めまして、1+2+3=3!と申します。

北朝鮮の非核化は決定していると本当に考えてよろしいのでしょうか。

北朝鮮が核武装しておかないと、中国の侵略からどう考えても自衛できないし、
アメリカも北朝鮮を守るにはコストがかかるから、
アメリカに届かない短中距離のICBMでの核武装ぐらいなら認めそうな気がします。北京を余裕で爆撃できますし。


事実、去年の6/12の米朝合意から1か月もしない7/8に、非核化の目標をCVIDからFFVDに表現を変えました。以下引用

>米国のポンペオ国務長官の3度目の訪朝を機に、米政権が「FFVD」という単語を連発している。「最終的で完全に検証された非核化(final, fully verified denuclearisation)」の意味だが、これまで米国は「完全かつ検証可能で不可逆的な方式の非核化(CVID=complete, verifiable, and irreversible denuclearisation)」にこわだってきた。
https://www.j-cast.com/2018/07/09333409.html?p=all

法学的にどんな意味を持つのか法学の訓練を受けてないのでよくわからないのですが、
私の乏しい国語力で読めば、不可逆が入ってない以上、必要になれば核武装してもいいと私には読めるのです。

とりあえずFFVDで非核化をして約束通りに経済制裁を解除したあと、やっぱり自衛に必要だよねと、
アメリカは射程に入らないけど日本と中国の主要都市のほとんどを爆撃できる短中距離の核武装を
認めてしまうのではないのかと不安で仕方がないです。
そのための密約としてのFFVDじゃないのか、と。

私は韓国人も信用していませんが、北朝鮮人も信用していません。
金正恩は利口で狡猾な指導者なので在位中に、日米を敵に回すことはしないでしょうが、次の世代はどうでしょう?
核を背景に恐喝外交を始めるような気がします。

1968年のプエブロ号事件で、アメリカに戦争を吹っ掛けるだけでなく、
ソ連まで「このままだと第3次世界大戦だぞ」と嘯いて、
ソ連からの援助を勝ち取った恐喝外交を知ったときは、
「こいつら韓国人以上にタチが悪いじゃねーか」とびっくりしたものです。

ちなみに当時アメリカは、北朝鮮の背後にいるであろうソ連の意図が分からずに上層部は恐慌状態だったそうですが、
ソ連崩壊後の資料流出で、ソ連の上層部も恐慌状態だったことが分かったそうです。


ま、いくらここで北の核武装の心配をしても、軍事力を前提にできない日本外交に、発言権があるわけがないのですが。
1+2+3=3!さん / 2019/02/26(Tue) / 編集
無題
付け足しですが、プエブロ号事件に関係したソ連中央委員会委員の感想は、
ネットの有名なコピペの元ネタになりました。
下記のNHKの番組ではプエブロ号事件を主に扱っています。

NHKスペシャル、「ドキュメント北朝鮮・第1集 個人崇拝への道」より

元旧ソ連共産党中央委員会委員のワディム・トカチェンコ(ロシア科学アカデミー極東研究所朝鮮研究センター長)

「北朝鮮はソビエトにとって常に頭痛の種でした。彼らは主体思想を教え込まれ、目的達成のためならどんな手段を用いてもかまわないと考えています。国家のためならば何をしても許されるのです。
私は時折おもいます。このような人々と全く関わり合いをもたないほうがいいと。不用意に関わるとこちらが病気になり、傷つくことになるのです。」
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/5b/4322a4c82b1c85138a74d7a0940e79d4.jpg
1+2+3=3!さん / 2019/02/26(Tue) / 編集
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