政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 変わる世界。駆け引きする東南アジア。 忍者ブログ
05 . May
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18 . July
前回は東南アジアの話で御座いましたね^^

うん。まあ、前回にも書いた事ですが日本とアメリカと言うのは。
今や朝鮮半島よりも東南アジアを優先して動いております。
そして、その東南アジアにはリーダー不在の迷走状態。
今後にどうなるのか。誰にもわからないと言う不安定な状況になっております。
と言うわけで、結果と致しましては。
日米両国によるアメリカ陣営と中国陣営の双方が勢力争いをしている真っ最中です。
そして、勝った方が東南アジア地域の主導権を保有する。
その後の安全保障体制においても主導的な役割になる。と言うわけです。


でまあ、あの・・・何と言いましょうか。
こんな感じの事って別に東南アジアだけに限った事ではなくて。
今現在の世界中で、似たような事が起こっているんですよねぇ。うん^^;
それと言いますのもね。
物凄く根本的な話として、今まではアメリカを中心とした世界秩序だったでしょう?
つまり、逆に考えていくのならば。
とりあえず一切合財をアメリカに任せておけば、それで今までは何とかなったんです^^;

でも、これから先はダメなんです。従来通りにはいきません。
ええ。アメリカ自身が世界秩序。世界平和の形が変わる。と宣言しておりますからね。
今までのようには行きませんし、当然ながら今までの常識も通用しません。
アメリカは同盟国にも役割。責任をお願いしたい。と言っているわけですから。
だから、アメリカに任せてきた分だけ、それぞれの国家。それぞれの地域において。
自分達で何とかして、自分達の秩序と平和を守る事が求められているわけです。

ですから、そう言う意味でも今回の日本の安保法案と言うのは。
非常に先見の明がある決断だっただろう。と私は個人的に考えている次第で御座います。
ぶっちゃけ。
今の日本って、相当に世界の中でも先頭を走っている状態だと言えますね^^
日本と同じ速度で走っている他の国なんて・・それこそアメリカとかロシアくらいです。
まあ、それはともかく。
本題に戻りますと、このような世界情勢の中で中国の脅威を考えると。
何をどうしたところで「他国と協力する」と言う事が必要になるわけですね。

えーと。いつぞやにも書きましたように中国の周辺諸国において。
中国と一対一のガチ勝負が出来るのは、日本とインドとロシアの三カ国だけですし。
その三カ国ですらも、他国との協力関係を重視しているわけですからね。
東南アジア諸国も例外なく他国と協力して安全保障体制を構築する必要があるんです。
そんなわけで、誰と協力しましょうか?・・・と言う事が本題となります。うん^^;


でね。

このような状況で東南アジア諸国が考える事は大きく分けて二つです。
一つは、本気で中国と協力する。と決めてしまう場合です。
この場合は・・・もう仕方ありませんね。
韓国。パク・クネ大統領と同レベルだ。と判断して切り捨てるしかありません。

それで残るもう一つの場合は、中国との協力姿勢を見せつつ。
日本やアメリカに有利な条件を提示してもらおう。と駆け引き。交渉をする場合です。
これは政治的な観点から見るならば・・・まあ、ある意味で立派ですけどね^^;
少しでも国益を確保しようと必死になっているのは。
国家権力を司る者としての常識であり、宿命のようなものですから。
とは言え。
無論。あまりにもね。そんな事を続けられては日米両国としても困ります。
あんまり何でもかんでも要求されるのも、なかなか頭が痛いですしねぇ^^;
例えば、前回に書きましたタイなどが良い例です。


あの・・・ほら。アレです。
先頃に私達日本はタイ政府に対して高速鉄道の導入に、日本の新幹線を提示しました。
そして、中国などとの競合の末。見事に日本が選ばれたわけなんですけれど・・・。
この時にね。
かなりタイ政府から無理難題を吹っかけられたんです。いやはや^^;

導入決定によって、確かに新幹線の有用性を世界にアピールする事は出来ました。
出来たんですが・・・まあ、何とも利益が小さくなってしまったわけです^^;
日本政府。日本の産業界としては、これも一つの先行投資だ。との結論にはなりましたが。
それでもチラホラと不満の声が残ってしまいました。
なので、前回に書いたウィグルの一件でも、この新幹線の一件でも。
ちょっと今のタイ政府ってどうなのかな?・・・と私個人は思ってしまいますね。
うん。まっ。そんなこんなで。
こんな感じで東南アジア諸国は日米両国と中国を天秤にかけていたりするんです。


それで、私達日本やアメリカとしては親米。親日の国家を増やして。
アメリカ陣営を拡大させたいけれども。
でも、そうかと言って譲歩し過ぎるのも・・・どうよコレ?^^;
さて。どうしましょう。と言うのが、今現在の日米両国の状況だったりするんですが。

ただね。
これからの近い将来と言うか。もう間もなくの話ですが^^;
こんな感じだった東南アジアの状況で変わります。
なぜかと言うと、中国が態度を変えるからです。
・・・この話は次回にしましょう。あんまり長くなってもダメですよねぇ^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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