政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 東南アジアの水面下で行われている事。 忍者ブログ
25 . April
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17 . July
さて。安保法案が可決されたそうで何よりでしたね。お喜び申し上げます。
そして、日本政府。安倍政権の方々。お疲れ様で御座いました
今回の決断が正しかった事は、そう遠くない未来において証明されるでしょう^^


それでは本日の話題で御座います。
前回の話題では、日本とアメリカの安全保障戦略が現状維持を基本としたもので。
万が一の場合以外では、軍事戦略は行わない。と言うのが両国の共通見解だ。
・・・みたいな事を書かせて頂きましたね。

うん。非常に賢明な判断であると思います。何一つ反論する事は御座いません^^
・・・そして、だからこそ米韓同盟が消滅する際には。
韓国を切り捨てるのは「仕方ない」と割り切るしかありません。
どんな後世の歴史家であろうと、この日本とアメリカの判断については。
やむにやまれぬ決断であった。と判断して下さるはずです。
それほどまでに、今の韓国には問題がありますからね。


と言うわけで。
いい加減に韓国話題はこれで切り上げると致しましょう。
・・・どのように今の韓国を判断したところで、何一つ安心出来る事はありませんが。
でも、このままだと韓国の話題を延々と続けてしまいますからね^^;
そう言うわけで、本日は東南アジアの話題で御座います。それでは参りましょう^^

まず最初に。これまた前回にも書いた事ですけれども。
既に日本もアメリカも、朝鮮半島よりも東南アジアを優先しているのが現状です。
・・・それが国益になる。と判断しているわけですね。
でまあ、確かに韓国と言う国家の意味と価値が小さくなっている事もそうなんですが。
もっと単純な話と致しまして。
今後数年以内に東南アジア諸国の経済力は確実に韓国を上回ります。
必然的に今以上に重要性も高まります。

従来では日米韓の三カ国がアジア地域におけるアメリカ陣営の中核でしたが。
これより先は韓国の代わりに東南アジア諸国が台頭する事は間違いありません。
アメリカのアジア戦略の重心も・・・まあ、日本は別格と致しましても^^;
東南アジアを中心に展開されるだろう。と思われます。

そのためにアメリカは東南アジア諸国に一つでも多くの親米国。
アメリカ陣営に所属する国家を増やそうと努力をしている真っ最中で。
つまり、アメリカ陣営全体の組織力向上を模索しているわけですね。
それで私達日本としても、このアメリカの動きに合わせまして。
東南アジアへの協力姿勢を鮮明にしております。
今回の安保法案についても、韓国よりも東南アジアを意識したものです。
・・・なので時間が経過すればするほどに、日米両国は韓国から手を引くわけです。

まあ、それはともかく。
このような流れの中で、最初に書きました安保法案の可決に意味と価値があるわけです。
つまるところ。
今後の東南アジアにおいて最も問題提起されるのは、誰が考えても安全保障です。
まあ、もちろん経済に関しても重要ではありますけれど。
ぶっちゃけ。
今の東南アジアの状況を考えると、何もしなくても経済は発展していきます^^;

それよりも重要な事は、経済が発展するにつれて。
東南アジア諸国の国力が拡大し、その重要性が増すにつれて。
どうやって国家を防衛して、独立した主権国家としての地位を守るのか。
それが重要になってくるわけです。
そして、その場合に当然ながら問題となるのが中国の脅威です。


んー。ただ東南アジア諸国の立場で考えますとね^^;
このままアメリカ陣営に入った方が良いのか。中国陣営に入った方が良いのか。
どっちが良いのか迷っている。と言うのが正直な本音でしょうけどね^^;
そんなわけだから、私達日本とアメリカとしては。
言わずもがな。中国陣営なんかよりも。アメリカ陣営に入った方が良いよ。
・・・と言う事を必死でアピールしているわけで御座います。


それで、なぜに東南アジアがこんな状況になっているのか?と言いますとね。
今の東南アジアは、まとめ役。リーダーが不在なんです。

・・・えーと。これは私の個人的な意見で申し訳無いんですけれども。
ちょっと前の東南アジアであればリーダーはいたんです。
ただ。
そのリーダーと言うがタイのタクシン元首相だったんですよねぇ。うん^^;
タクシンさんは、在任中に私達日本に対して次のような要請した事があるんです。

「中国による脅威が拡大し続けているので、東南アジアは非常に困っている。
アメリカとの関係が強い日本に、何とか中国を対処してくれないだろうか」

・・・と、日本に中国抑止のための要請をしてきていたんです。
あの時のタクシンさんの要請と言うのは、間違いなく東南アジアの総意だったはずです。
でも、当時の私達日本は動く事が出来ませんでした。
自民党政権でも末期に入りかけている最中で、この数年後には民主党の政権交代が起こる。
・・・と言う極めて政治的に不安定な時期だったからです。
うーん。後の祭りではありますけれど。
あの時に私達日本がアメリカと共に適切な対応をしていたとすれば。
今のような中国による南シナ界の横暴を事前に阻止する事が出来たのかもしれません。
・・・まあ、本当に今更の話ではありますけどね^^;


でまあ、皆々様も御存知のとおり。
それから間もなくタクシンさんは失脚してしまいます。
その後のタイ国内でもタクシン派と反タクシン派の真っ二つに分かれてしまって。
流血沙汰の物凄い政治闘争が発生して、東南アジア諸国に対する信用はガタ落ち。
結果的に東南アジアのリーダーとその国家の両方が一度に消滅してしまって、
今の東南アジア諸国は右往左往している状態になった。と言うわけなのです。

んー。このタイ国内の政治闘争の後ろには中国がいるんじゃないかなぁ。
みたいな。
そんな事を当時の私は何となく予想していたんですけれど。
最近になって現在のタイ政府。
軍事による暫定政権が中国との関係を密接にしているところを見ると・・・。
やはり反タクシン派の背後には中国が存在している。と考えるのが妥当なようです。
ええ。タイの軍部も反タクシン派ですからね。
タクシンさんも中国が失脚させた。先頃までの政治闘争も中国が煽っていた。と、
そのような可能性が非常に高くなってくるんじゃないか?と、私は考えています。


ちなみに。
参考程度に例題を出しますと、つい最近の出来事です。
http://www.sankei.com/world/news/150709/wor1507090012-n1.html

この産経さんの記事にもありますように。
タイ政府は約100名のウィグル族を中国に強制送還してしまったのです。
そんな事をしたら中国政府がどんな対応をするのか。
まず確実に人権侵害のような扱いをされる事は、世界中の誰もが予想していますので。
このタイ政府の対応にアメリカなどは物凄く批判しております。
・・・なので、それくらい今の軍部によるタイの暫定政権と言うのは。
そこまで露骨なくらい親密な関係を築こうとしているわけですね。


まっ。そんなこんながありまして^^;
東南アジアのリーダーが突如として不在となり、
ASEANをまとめる舵取り国だったタイ政府もこんな有様。
結果として、東南アジア諸国全体が右往左往して迷走している状況で。
この先の東南アジアがどうなるのか。誰にもわからず。
それゆえに、誰も東南アジアの具体的なビジョン。未来像がわからないわけです。

で。

そんな状況を利用して中国が何とか勢力を拡大しよう。と画策しているわけで。
負けてなるものか。と日米両国が押し返している。
・・・みたいな事が、今の東南アジアの水面下で行われているわけですね^^;


それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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