政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 韓国で中朝両国が激突する理由について、の話です。 忍者ブログ
19 . April
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28 . January
さてさて。前回は韓国を切り捨てた場合。
その場合における日米両国のアジア戦略の話でした。

んー。やっぱりね。
前回にも書きましたように、韓国を切り捨てた場合の最も特筆するべき事は。
韓国及び朝鮮半島における軍事戦略を考慮する必要が無くなる。・・・と。
そのような点が一番大きいんじゃないかなぁ。と私は考えております。

また、それによる軍事的な負担軽減とロシアからの好意的な協力と言うのは。
なかなかに魅力的な利点でもあります^^
しかしながら、最大の利点は何かと言いますと。
韓国を守りながら戦う。と言う極めて困難な義務から解放される事です^^;
・・・いや、本当にコレが一番大きな利点かもしれませんよねぇ。
それくらいには韓国って、日米両国にとって本当に足手まといだったからです。


まっ。その話は今は置いておくと致しましょう^^;
今更ながら韓国のリスクを指摘したところで大した意味はありません。
それよりも今後の話を優先した方がよろしいでしょう。
そんなわけで、前回では日米両国に関する話題が中心でしたので。
今回は中朝両国。中国と北朝鮮に関する話題を取り上げたいと思います。
それでは参りましょう^^

まずは最初に確認で御座います。
このブログでも既に書きましたように、日米両国が手を引いた後の韓国。
その韓国では中国と北朝鮮の二つの陣営が残る事になります。
一般的に親中派。従北派と呼ばれる韓国の国内勢力で御座います。

それでまあ、この二つの勢力が各々の事情と思惑によって。
韓国国内において韓国の主導権をめぐり激突するだろう。・・・と、
そのような事を私は指摘してきたわけです。
それで、その具体的な話と致しまして、なぜに中国と北朝鮮が激突するのか?
この点に関する話を進めていきたいと思います。


でまあ、日米が去った後の韓国において中朝両国が対立する。と言う話ですが。
まっ。一般的に。普通に考えましてみてもね^^;
今の中朝両国が仲良く協力して韓国を統治する。・・・って、
そんなの無理じゃん。と言うのが妥当な見解だろうと思います。うん^^;

それで実際問題としても、無理な話だったりするんです。
今しがた書きましたように中国には中国の。北朝鮮には北朝鮮の。
それぞれの事情と思惑があるがゆえに、双方の対立と言うのは不可避なんです。


まず簡単な方から。北朝鮮の事情と思惑を説明しますとね。
至極単純な話として、朝鮮半島の統一こそが北朝鮮。金正恩の悲願です。
それゆえに韓国の主導権を掌握する事につきましては。、
何が何でも北朝鮮。金正恩の立場として絶対に譲歩の出来ない話です。

「北朝鮮こそが朝鮮半島唯一にして正当なる朝鮮民族国家である。
よって韓国に関する主導権。大部分の権利を渡せ」

・・・と、必ずや中国に要求するはずです。
うん。まあ、どこの誰が考えても同じ結論になるだろうと思います^^;


これに対しての中国です。
中国の事情と思惑としては、今以上に北朝鮮が強くなったら困るんです^^;
そんな事になれば今以上に北朝鮮が中国に従おうとしなくなるからです。
うん。そうですね。
これも以前に書いた事ですが、今の中朝関係は明らかに従来のものとは違います。
明確な上下関係が消滅して、北朝鮮は独自の意志で行動しています。
この状況を悪化させないためにも、中国は北朝鮮に制限を加えたいわけです。
そして、そう考えた場合。
北朝鮮の主導による朝鮮半島の統一は、絶対に認められないわけです。

いくら経済崩壊が目前の韓国であるとは言いましても。
これを北朝鮮が統一と言う名目で併合すれば、その国力は倍以上に大きくなる。
そうなれば、もう中国は北朝鮮に影響力を行使する事すら出来なくなります。
ええ。それこそ中朝関係は対等である。と北朝鮮。金正恩は宣言するでしょうし。
今後は北朝鮮の思惑で中国が動く。なんて事も十分にあり得るわけです。

「中国の思惑に従わない核保有国」

そうなる事は、さすがの中国も阻止したいわけです^^;
であればこそ、なおさらに中国も韓国から手を引く事は出来ません。
おそらく中国としては朝鮮半島の連邦制。
北朝鮮と韓国。この二つの国家を存続させるように動こうとするはずです。
うん。北朝鮮に譲歩しつつも、中国の影響力は確保する。と言うところでしょうか。
・・・ですが、そんな都合の良い話が簡単に通るはずもないわけです。

このように中国と北朝鮮。それぞれの事情と思惑が対立した挙句に。
親中派と従北派の両陣営が韓国国内で激突し、壮絶な殺し合いになる事は。
これは、避けられないだろうかなぁ。と言うのが私の個人的な予想です。


とまあ、ここまでが基本的な話となります^^
ここからの話が少し発展させた形になるかと思います。

で。

今までの話だけであれば、そこまで対立する事は無いんじゃないか。と、
結局のところ。北朝鮮は中国に隷属している部分が多いわけだし。
その点を考えれば、話し合いによって落としどころを見つけるんじゃないか。と、
そう考えられた方々もいるかと思います。

うん。そうですね^^;
ここまでの話であれば、私としても中朝両国の激突が不可避だ。と、
そのように断言する事は控えるところで御座います。
と言うわけで、別の事情がここに影響してくるわけなのです。
でまあ、その別の事情こそが私達日本とアメリカで御座います^^;


中国が抱えている問題と言うのは朝鮮半島だけではありません。
東シナ海。南シナ海。カシミールなどの多方面に領土問題を抱えており。
しかもその全てにおいて情勢が悪化している状況にあります。
・・・まっ。隣接する大多数の国家が中国と友好的ではありませんからね。
中国の外交関係はガタガタのズタボロである。と表現してもよろしいでしょう。

その中でも最大にして最強の敵は、私達日本です^^;
アメリカとの同盟関係にして、アジア最強の安全保障。
『日米同盟』を中核とする日本の安全保障体制は、中国における最大の脅威です。
ぶっちゃけ。
マトモに戦ったら一撃で中国は消滅する。と言うくらいの実力差があります^^;


それで、なんとなく。お察し頂けた方々もいるかと思うんですけれども。
既に申し上げましたように、日韓合意の破棄と言う韓国の裏切りによって。
日本とアメリカが韓国。ひいては朝鮮半島から手を引くわけです。
北朝鮮と戦う理由が無くなって、完全に朝鮮半島の問題から解放されます。

あの、核兵器が日本やアメリカに向けられるかもしれない。
・・・と言う理由で北朝鮮との戦争を考慮する方々もいるんですけれどね。
でも、それが理由で戦争が起こるんだったら、とっくの昔に第二次朝鮮戦争が発生して。
北朝鮮と言う存在は世界地図から消滅しているはずなんです。
つまり、日米両国にとって核保有が即時戦争に直結する理由にはならないんです。

ですので、今後の日米両国としては話し合い。
あるいは、経済制裁などの圧力によって問題解決を目指す事になるはずです。
まっ。上手くやれば核問題と拉致問題の解決と共に。
少なくとも二、三十年は確実に平和を維持する事が出来るはずです^^
・・・韓国を助けよう。なんて事をしなければ、と言う条件付きですけどね。


ともかく。
日本とアメリカは朝鮮半島から手を引くわけであり。
日米同盟の標的としての北朝鮮についても、基本的には除外されるわけです。
その結果として・・・残るのは中国だけです。

改めて確認しますが、日米両国はロシアと和解。関係改善を目指しています。
次に韓国を切り捨てました。それにより北朝鮮と戦う理由も無くなりました。
これによりアジア最強の安全保障体制。
『日米同盟』は、ただ中国だけを敵として見定める事になるわけで御座います。


いやまあ、今だから言いますけどね^^;
韓国。大韓民国と言う国家と国民と言うのは、どう考えてもマイナスです。
どこを見てもプラスと言うものが存在しないんです。
だからこそ、アメリカ陣営に韓国がある事。それだけでアメリカ陣営のマイナス。
日米両国にとっての物凄い損失になっていたわけです。

よろしいですか?
足手まといの韓国が、全力で足を引っ張っていればこそ。
日米両国の実力は半減し、日米同盟の力も半減する以外になかったわけです。
でも、それが無くなってしまえば日米両国が本当の実力。
アジア最強の安全保障たる日米同盟が真の実力を発揮するのは当然の話です。
そして、そんな本当の実力。真の実力が中国だけに注がれるわけです。

・・・本気の日本とアメリカは、マジで洒落にならないくらいに強いですからね?


えーと。もう一つ付け加える話を致しますとね。
今の今に至るまで、さんざん日本とアメリカの足を引っ張ってきた問題児。
韓国と言うアジア最大の問題児が、今度は中国の足を引っ張るわけです。
ええ。そうですとも^^;
これでもか。とばかりに韓国は中国の足を引っ張りますからね?
北朝鮮。従北派から助けてくれ。と何度となく韓国は泣きついてきます。

そして、それを中国が断る事が出来ないわけです。
もし万が一にも断ったら、北朝鮮により朝鮮半島が統一されてしまうからです。
だから、どれだけ面倒でも韓国を見捨てる事は出来ない。助けなければならない。
それこそ想像を絶するくらいに面倒な事になります。


ちなみに・・・この点について詳しい説明は必要ありませんね?
いや、だってさ^^;
今まで私達日本とアメリカが、どれだけ頭を抱えて苦労してきたのか。
韓国によって、どれほどまでに足を引っ張られてきたのか。
それを世界中の誰よりも近くで見てきたのが、中国であるはずなんですからねぇ。
日米両国の苦労を、そっくりそのまま中国が引き受ける事になるんです。

いやいや、まったくもって因果応報と言うもので御座います。



とまあ、このように。
本気になった日米両国。真の実力を発揮する日米同盟に直面する事と。
韓国。親中派勢力が全力で中国の足を引っ張り続ける事。
このような二点を考慮して中朝関係。今後の韓国での対立を考えますと、
必ずしも北朝鮮より中国が優位である・・・とは限らないだろうと思います。

うん。まあ、妥当なところなんじゃないかな^^;
一応の確認をしておきますが東シナ海。尖閣諸島は日米同盟の適応範囲内です。
今の中国は、そこに手を出しているわけであり。
これはつまり日米同盟を敵に回している。と言う状態に他ならないわけです。


んー。もう一つオマケです^^;

蛇足ながら、もしも北朝鮮が朝鮮半島を統一した場合。
その場合の話をしておきますと、ですねぇ。
非常に。極めて高い確率で北朝鮮。金正恩は中国を裏切ります。
・・・少なくとも、今までのような主従関係を全力で変化させようとするはずです。

うん。私が金正恩の立場ならば、迷わず日米に対して関係改善を模索します。
核問題と拉致問題を手土産にすれば、そう難しい話ではありませんからね。
中国は落ち目であり、それに対する日米は本気です。
であれば、どちらが勝ち馬であるのか。そんな事は一目瞭然だからですし。
そもそも本気の日米両国。日米同盟と敵対するなど自殺行為ですからね。


それに何よりも・・・中国の方々は、お忘れではありませんね?
かつて中国は北朝鮮の張成沢を利用して、金正恩を失脚させようとしました。
だとすれば、北朝鮮。金正恩が中国を裏切るのに何の迷いがあると言うのです?

まっ。そんなこんなの事情や思惑がありますので。
どう考えても中国と北朝鮮が対立する事は、避けられないでしょうねぇ。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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