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26 . April
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06 . December
さてさて。前回は、アメリカは東欧地域に対する影響力よりも。
EUの消滅に伴うユーロの排除を選ぶ。・・・と言う話でしたね。

うん。まあ、そうなるんじゃないかなぁ。と私は思います。
トランプさんは、既にアメリカの利益を優先すると宣言しておりますし。
そうなりますと、世界経済でのドル基軸体制を強化する方を選ぶはずです。
・・・難民問題で瓦解寸前のEUを助けるよりは、
多国間で流通する共通通貨を排除した方が、アメリカの利益になりますから。


さて。それでは本日の話題です。
本日は、難民問題における各種メディアの報道について。
以前にチラッとだけ。
一種のプロパガンダのような性質がある。・・・なんて書きましたでしょう?
それを話題にしたいと思います。それでは参りましょう^^

それでは、まず最初にこちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/161205/wor1612050057-n1.html

こちらは産経さんの記事になるのですけれども。
ヨーロッパにおけるポピュリズム。大衆迎合主義の台頭について書かれております。
えーと・・・まあ、そうですねぇ^^;
確かに最近のヨーロッパでは、極端な意見が台頭しやすい状況ではあるんです。

このブログでも以前から書いておりますように。
社会情勢の不安定化。人々に不安と恐怖が蔓延した状況では。
早期の状況打開を求める世論によって、非常に極端な意見が台頭しやすくなります。
つまるところ。
現在のヨーロッパでは、それほどまでに社会情勢が不安定化し。
人々が不安と恐怖に脅えている・・・わけですね。


それで、ですねぇ。
このようなヨーロッパの情勢が不安定化する根本的な原因と言うのは。
この場所でも延々と書き続けてきましたが・・・やはり難民問題にあるのであって。
さらに指摘するのならば。
その難民問題が一向に解決する兆しが見えず、逆に深刻化している現状がある。
・・・と言う点にあるわけです。

このような状況を直視して、具体的な打開策を打ち出さない限りは。
決してヨーロッパ情勢が安定する事は無く、ひいては極端な意見の台頭。
ポピュリズムなどの主張が拡大していく事も避けられない・・・わけです^^;


うん。まあ、現在のヨーロッパを論じると大体こんな感じになるんですが・・・。
本日の本題は、今回に取り上げました産経さんの記事にもありますように。
各種メディアが報道している『ポピュリズム』なる主張について、です。

・・・いや、これは別に産経さんだけに限った話では無くて^^;
欧米諸国のメディア。その報道機関の大多数に同じ事が指摘出来るんですが。
『ポピュリズム』『大衆迎合』の解釈を間違えているんです。


そもそもの話としてポピュリズム。大衆迎合主義による政治と言うのは。
私は個人的に以下のような定義で考えています。

「国益を度外視して国民の人気取りを行う政治」

・・・です。
それで、今回に取り上げた産経さんの記事を額面通りに受け取るのであれば。
既存の政治勢力。または従来の秩序に対する批判と否定。
EUと言う組織。難民と言う存在に対する批判と否定が大衆迎合である。・・・と、
そのような事になるみたいなんですけれども。
当たり前の話ですが、必ずしも既存の政治勢力。従来の秩序を批判。否定する事。
まして難民の受け入れを批判。否定する事が、
ポピュリズム。大衆迎合に直結する主義主張である・・・とは限らない。

はっきり言ってしまえば。
EUに残留する事。難民を受け入れる事が正義であり、それに反対する事が悪だ。
・・・などと言うような主張は、明らかに極論であり暴論です。
そのような主張と言うのは、あまりにもレベルが低過ぎると私は思うのです。

重要な事は、その国家の国益に対してプラスであるか。マイナスであるのか。
この一点こそ常に中心とする事こそが、政治の議論であるべきです。
EUに残留する事。難民を受け入れる事が、本当に国益にとってプラスとなるのか。
それを議論せずしてEUの是非。難民の是非を論じるのは、間違いです。


でね。

現在の状況を冷静に考えてみた場合。
現在のEUの方針。その中でも難民の受け入れに対する方針と言うのは。
これは、明らかに間違っています。

世界中のどこの誰であっても、常識的に考えて。
難民を受け入れるにも限度がありますし、限度を超えて難民を受け入れてしまえば。
その国家は破綻して、その国民は新しい難民となって世界中を逃げ回る事になります。
このような悲惨極まる未来を回避するためにも。
今のヨーロッパ各国。EU各国が最も実行しなければならない事は、

「どこまで難民を受け入れるのか。どこまでを限度と判断するのか。
どうやって難民を適切に対処するのか。あるいは、どのように帰還させるのか」

それを決める事です。
この点を今のヨーロッパ各国。EU各国は何一つ議論せず、まったく決めていません。
何も決めずに、ただダラダラと惰性的に難民を受け入れ続けているのが現状です。
そして、このような無責任な状態こそが、ヨーロッパ全体の不安定化。
社会情勢の不安定化に直結している事実を直視して、誠実に受け止めた場合。

何も決められず、一方的に負担ばかりを押し付けるEUから離脱する事。
また、膨大な負担となり国家。国民を破滅させる難民の受け入れを即時停止する事。
・・・と言うのは、非常に常識的な判断であり。主張である。と考えるべきです。


改めて申し上げます。
この主張の、どこがポピュリズムで、どこが大衆迎合なのでしょうか?
自分の国家と国民と国益を守る事こそが、世界中の全ての政治家の責務です。
にもかかわらず。
自分の国家も国民も国益も犠牲してまでEUに残る必要性。
難民を受け入れる必要性が、どこにあると言うのですか?

国益を犠牲にしてまで他の何かを優先するような政治家は国賊。売国奴であり。
さもその主張が正しいかのように訴える事と言うのは。
私は、それこそがポピュリズム。大衆迎合である。と思われてなりません。


そんなわけで。
しっかりとした議論をしないままにEUに残る事。
何の計画性も無く難民を受け入れる事こそが絶対的に正しい。と言う主張こそが。
本来はポピュリズム。大衆迎合として激烈に批判されるべき事なのであって。
それを批判するどころか。逆に肯定するかのような。
欧米諸国におけるメディアの報道と言うのは、明らかなミスリードであり。
一種のプロパガンダのような性質を持っている。と結論付けるのが妥当です。

・・・産経さんは、おそらく欧米諸国の報道を額面通りに受け入れたんでしょう。
そのために、このような報道内容になってしまったと思われます。



と言うわけで、どんだけ控えめに見てもね^^;
今のヨーロッパでは間違っている事を正しい。正しい事を間違っている。と、
そのように支離滅裂でムチャクチャな主張が飛び交っているわけです。
このような現状を冷静に判断すれば、EUが崩壊しない。と考える方が難しいんです。

・・・とは言っても今更ね^^;
この話で大騒ぎするつもりは、私にはありません。もう十分に配慮しましたから。
今までの話は、現在のヨーロッパ情勢を改めて説明しただけであって。
それ以上でもそれ以下でもありません。
今頃になって、なんで教えてくれなかったんだ。なんてバカな事は言わないで下さいね?


それで、ですねぇ。
今回に私が注目しているのは、今しがた書いたメディアの報道。
どう考えてもミスリードであり、プロパガンダ以外の何物でもないんですけれど。
これを考えて仕掛けた人って・・・本当に頭が良い人だと思います。

いやぁ~。これは私としても脱帽です^^;
なんやかんやで十年近く私も政治を見ているわけですが、その中でもダントツです。
これほど鮮やかに難民問題一つで、ものの見事にEUを崩壊させてしまうとは。
ダントツに一番頭が良い人です。
もうズバ抜けて頭が良い人だと思います。本当に・・・すげぇの一言です^^;


・・・うん。ドイツ政府。メルケル首相が難民を受け入れる。と、
そのように発表した直後から。それこそ相当に初期の段階からではありますが。
私は、難民など受け入れるべきではない。と警告を発しておりましたし。
無論。私などよりも、もっと優秀な方々が同じように警告していたんですけれど。
その警告が、メディアのミスリードによりを完全完璧に封じ込められた挙句。
それに煽られた人権派。人道主義者のリベラル勢力によって、徹底的に叩き潰されました。
情けない話ですが・・・私などでは手も足も出なかったです^^;

うん。それくらいに見事なお手並みでした。

私は陰謀論などは、あまり好きでは無いんですけれども。
今回の難民問題に関連したEU崩壊については、本当に見事の一言でした。
何と言うか・・・もう呆れるくらいに。悪魔のように狡猾な人だと思います。

私の狭い見識では、あまり信頼出来ないかもしれませんが^^;
それでも私が知りうる中でも最強の黒幕だと思います。
権謀術数の手練手管としては、あのジョージ・ソロスさんすら上回るでしょう。
うーん。一体どこの誰なんでしょうねぇ?
・・・まあ、私なんぞが考えてわかる話じゃないんですけどねぇ。ナハハハ^^;



それでまあ、最後に蛇足ながら日本への影響について、ですけれど。
皮肉な話かもしれませんが、この難民問題に対するプロパガンダと言うのは。
私達日本にとって・・・と言うか。
ヨーロッパ以外の全ての国家にはプラスに影響すると思います。

まあ、簡単に言ってしまうと反動が出てくるわけですね。
今後の国際社会では、難民の受け入れを拒否する事が国家国防の手段。
国家と国民。ひいては国益を守るための正当な手段として認められて。
安全保障における一個の手段として、確立されるだろうからです。
ですので、これで少なくとも。
ヨーロッパと同じように難民によって滅びる国家は無くなるでしょうし。
膨大な難民を受け入れて、とてつもない負担を背負う。と言う事もありません。
流入してきた難民を片っ端から強制送還しても、どこからも文句は言われません。
世界中の国家が、自分の国民。国益を守る事で手一杯になるからです。


・・・ええ。そうなんですからね?
無計画な難民の受け入れによるEUの崩壊と言う特大の犠牲によって。
難民を受け入れて助けるべきだ。と言う人道主義的な主張は、
無分別かつ無責任だ。と言う論理で排除されるからです。

無計画に。限界以上に難民を受け入れたばっかりに。
自分の祖国を滅ぼし、自分の家族を新しい難民にしてしまった。
そんな哀れな人々を見れば、どんな人道主義者であろうとも。
もう安易に難民を受け入れるべきだ。との主張は出来ないはずです。

つまり、自分達の主張が極めて無責任な主張。単なる幻想。妄想の類である事。
難民を助けようとして、新しい難民を増やしただけ。
無駄に新しい犠牲者を増やしただけだった。と言う現実を嫌でも直視する事。
自分達が間違っていた。と言う真実と直面する事になるからです。
・・・まあ、夢の終わり。現実の始まり。と言う奴ですね。


一応言っておきますと政治とは、どこまでも現実を追求する分野になります。
現実を無視して無意味な理想。妄想じみた自分勝手な思惑に走った時点で、
その人に政治を語る資格は無いんです。
なので、よっぽどの恥知らずなバカ以外は、リベラル勢力の誰もが沈黙するはずです。

自分達こそが絶対に正しい。と信じ込んで無駄に熱くなっている正義バカには、
何を言っても聞く耳を持ってはもらえなかった、わけなんですよねぇ。
・・・まったくもって残念な事で御座います。

まっ。これについても、良くある話。なんですけれどね。いやはや。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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