政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 中東情勢とヨーロッパ情勢の関係性。 忍者ブログ
19 . April
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06 . June
さてさて。前回の話は、そんなこんなの中東情勢だったわけですけれども。
大体は正解だろうと思います。・・・たぶん。ですけどね^^;
と言うわけで、中東情勢の話を一段落と致しまして。
本日は中東情勢とヨーロッパ情勢の関係性についてを話題にさせて頂きましょう。


・・・いや、あのですねぇ。こう言ってはアレですけれど。
欧米諸国。特に欧州。ヨーロッパ各国は中東問題を軽く考え過ぎております。
うん。まるで他人事です。

違うんですよ?全然他人事じゃないんですよ?
むしろヨーロッパ全体の死活問題に直結する大問題なんですからね?
・・・本当に。今のヨーロッパの方々ってホントに危機感が足りないと思います。
これは、あくまでも私個人の意見ではありますけれど。
今の世界情勢のおいて最も国際的な地位が下落するのはヨーロッパだろうなぁ。と、
そのように考えているくらいで御座います。
本日はその話を書かせて頂きます。それでは参りましょう^^


まず最初に確認としまして。
根本的な中東情勢の元凶と言うのはイスラエルです。
イスラエル以上に大きな問題など中東地域には存在しませんからね。

でまあ、そのイスラエルは今までアメリカに助けてもらってきたんですけど。
アメリカがイラク戦争などで疲弊したために。
今までのように満足にイスラエルを助ける事が出来なくなった。
とまあ、そんな感じが既に書いた話なわけですが・・・。


さて。このような状況に対して。
果たしてイスラエルはどのように考えるのか?・・・と言うのが問題なんです。
アメリカが疲弊している事は事実です。
どれだけ文句を言ったとしても、無い袖は振れません。
世界の超大国とは言っても、何でも出来る神様ではないからです。

そもそもの話として、イラク戦争と言う無駄な戦争を行った挙句に。
アメリカが疲弊する事を他人事だ。と半ば放置していたイスラエルにも問題はあります。
今日の。今の状況を予測出来なかったのは単純にイスラエルの落ち度です。
しかし、だからと言って・・・イスラエルに譲歩しろ。態度を改めろ。と、
そのように言えないのが、この問題の難しいところです^^;
今更そんな事を指摘したところでイスラエルが納得するわけが無いんです。

アメリカが頼りにならない。となれば、他の誰かを頼ろうとするに決まっております。
さて。それはどこの誰になるのか?
当然ながらヨーロッパ諸国に白羽の矢が立てられる事は確実です。


自分達の周囲にある中東諸国が、万が一にも一斉に襲い掛かってくる状況。
そんな孤立無援の恐るべき状況を回避するためには、一つでも多くの味方が必要です。
今までは世界の超大国でカバーしていた事が出来ないとなれば、
イスラエルはヨーロッパでカバーしようとするはずです。
ヨーロッパ諸国のあっちゃこっちゃに画策して味方になってもらおうとするはずです。
うん。この時点で、まず間違いなくヨーロッパ諸国は巻き込まるでしょう。

イスラエルにいるユダヤ人の方々。
特に白人のユダヤ人の方々と言うのは、元々ヨーロッパにいた方々です。
ですので、ヨーロッパにはたくさんのユダヤ人の方々。同胞となる方々がいるわけで。
ヨーロッパの主要各国の政府中枢に対して何かを働きかける。
画策するなんて簡単に出来てしまえるんです。
・・・ええ。そりゃあアメリカ議会で現役の大統領を批判出来るんですからね。
ぶっちゃけ。何でも出来ます^^;

仮にヨーロッパがどんな状況であろうとも。
ヨーロッパ各国の軍隊を十字軍だとばかりにイスラエルに結集させる。みたいな。
そんなムチャクチャな事もイスラエルは鼻歌まじりに実行する事が可能なんです。
ただ。
ここまでの話だったら、そこまで大変でもなかったんです^^;
この場合におきましては極端な話。
イスラエルさえ守る事が出来れば良いわけですから、そこから軍隊を動かさなければ良い。
また、ヨーロッパ各国。欧米各国が共同で軍隊を出すわけですから負担も分散されます。
と言うわけで、そこまで常識外れのムチャクチャな話。と言うわけでも無いんです。
・・・うん。ここまでならば。


問題はここからで御座います。

現在の状況を考えますと、これだけで話は終わりません。絶対に。
と言うのも、一昔前のヨーロッパと今のヨーロッパでは明確に異なる点があるからです。
今のヨーロッパと言うのは労働力不足を解消するために。
大規模な移民政策を実行しております。
また、昨今のアフリカや中東情勢の不安定化のために流入する難民問題などが御座います。
この移民と難民の存在が、これから先のヨーロッパにとって致命的になる可能性があります。

この移民と難民の中には・・・言うまでも無い事ですけれども。
非常にたくさんのイスラム教徒が存在するはずです。
そんな彼らがヨーロッパに存在している状況で、ヨーロッパ諸国が揃いも揃って。
イスラエルの味方をしたら、果たしてどうなるでしょう?
なかなかに高い確率で反対運動が起こる可能性が御座います。



いや、さすがに私もね^^;
移民や難民の全てがテロリストになる。・・・などとは言いません。
そこまでの極論を持ち出すつもりはありませんけれど。
でも、露骨にイスラエルにばかり味方をするような事があったとしたら、
イスラム教徒による集団デモくらいの事が起こったとしても不思議ではありません。
うん。まあ、私が何が言いたいのか?と言いますと。
既にヨーロッパにはユダヤ教徒とイスラム教徒の対立。と言う土台が出来ているって事です。

もちろん。現状であれば力の関係は明白なので、ユダヤ教徒が勝つに決まっていますけど。
でも、その状態がこれから先も同じであるかどうかは・・・わかりません。
今のヨーロッパ。及びその周辺状況を考えた場合。
ヨーロッパにおける移民も、難民も。爆発的に増加する傾向にあると言う事実があります。
低所得者だろうが。社会的弱者だろうが何だろうが。「数」もまた一つの力です。
そんな状況が続いて、今よりもっと状況が悪化したとしたら・・・。
ユダヤ教徒とイスラム教徒がヨーロッパを舞台にして、
真正面から激突する・・・なんて可能性も十分にありえるだろう。と私は考えております。

ヨーロッパの情勢が今の中東地域の情勢と同じ程度にまで。
不安定化するような事になったとしても、まったくもって私は不思議に思いません。


・・・あの、ですねぇ。

うーん。本当にヨーロッパの方々って危機感が足りなさ過ぎるんじゃないかなぁ?
私がヨーロッパの立場だとすれば。
難民の受け入れに関しては物凄く厳しく制限しているところです。
その理由はとっても簡単。
中東地域の混乱に巻き込まれたくないからです。

難民を受け入れる。と言うだけでも大変だと言うのに。
さらにイスラエルの問題。ユダヤ教徒とイスラム教徒の対立まで持ち込まれたら。
正直な話。泣くしかありませんToT
今現在のギリシャの問題などとは比較にならないほどの、恐るべき大問題になります。
今の中東情勢と同じくらいまでヨーロッパの情勢が混乱してしまいます。


あの・・・難民を受け入れる事。その行為自体は立派だと思います。
しかし、それは対症療法なんです。それだけでは何の解決にもなりません。
根本的に解決するためには、やはり中東情勢の混乱を何とかする必要があります。
そして、そのためには中東地域の安全保障体制を確立させる必要がある。


そろそろ本格的に。中東情勢の解決に向けて考えないと・・・。
少なくともヨーロッパ全体の安全保障について考えないと、手遅れになります。
・・・ロシアと対立している場合じゃないと思うんだけどなぁ。うん。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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