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02 . May
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07 . June
うーん・・・今更で申し訳ないんですけど。
何か重大な事を見落としているような気がしてきました。・・・なんでしょう?


イスラエルの問題は解決しない。絶対に。・・・これが出来るなら誰も苦労はしませんから。
だから、それを考慮した上での中東地域の平和が従来の安全保障体制だった。
でも、今のアメリカは疲弊していて、それが維持出来なくなりつつある。
となれば必然的にイスラエルの問題が再燃する可能性が出てくる。
イスラエルは独自の手段として頼りにならないアメリカ以外の味方を探そうとする。
・・・その時点でヨーロッパは確実に巻き込まれる。

そこで問題になるのはヨーロッパに存在する多数の移民と難民の存在。
彼らはイスラエルに傾倒するヨーロッパ諸国の動きに反発するでしょう。
ヨーロッパを舞台にしてユダヤ教とイスラム教との対立が発生する可能性は十分にありえる。
しかし、困った事にヨーロッパの誰もが危険性を自覚していないし。何も準備をしていない。
その証拠にヨーロッパはウクライナの問題に不用意に介入した挙句。
今現在はロシアと無益な対立をしている真っ最中だから。
いざと言う時には、即座にロシアと和解出来る準備がされている。・・・とも思えない。

結果的に今のヨーロッパはイスラエルとロシアの両方の問題を抱える事になっている。
・・・今すぐにウクライナから手を引いて中東情勢。イスラエルの問題に集中する以外には。
ヨーロッパの平和を守る手段は他には無いだろう。


うん。どうでしょう?
かなり長い時間。そこそこ私も真面目に考えておりますので、
それほどまでに的外れじゃないだろう。とは思うんですけれど。
でも、やっぱり何か見落としているような・・・そんな気が致します。
・・・まあ、わからない事を考えても仕方ありません。
今はやれるところまでやると致しましょう。本日は前回の続きで御座います^^

前回ではイスラエルがヨーロッパを巻き込もうとするユダヤ教徒と。
移民や難民によるイスラム教徒の対立が発生する可能性がある。
・・・みたいな事を書かせて頂きました。

うーん。ちょっと抽象的で具体性に欠ける内容でしたよねぇ。ごめんなさい^^;
そんなわけで、もう少し話を続けますと。
明確な発生原因と言うものがあるんです。それは「宗教的熱狂」です。


今しがた書きましたように、中東情勢における従来の平和。安全保障体制と言うのは。
イスラエルの問題を棚上げ。保留とする事を前提として成立したものでした。
しかし、疲弊したアメリカでは従来どおりに維持出来るかわからない。
結果的に従来の安全保障体制は半ば破綻した状態にあって。
中東情勢は不安定化してしまっているわけです。
・・・うん。ここまでについては間違いないだろう。と私は思います。


でね。

ここで、もし仮に。
従来の安全保障体制が完全完璧に破綻してしまった場合にどうなるのか?・・・です。
当然ながらイスラエルの問題は棚上げされませんし、保留もされません。
まず間違いなくイスラエルの問題が再燃する事になるわけであって・・・。
同時に。それこそが同時に新しい安全保障体制でもあるわけなんです。

今の中東情勢において最も迅速で確実な安全保障体制と言うのは。
つまるところ。「反イスラエル同盟」です。
侵略者の排除と聖地奪還。
これらを大義名分とした宗教的熱狂でイスラム勢力の全てを一致団結するのが、
一番手っ取り早い方法であり、最も単純明快な安全保障体制で御座います。
・・・誰が何をしようとも、ほぼ確実にそうなるでしょうね。
それが多くのイスラム教徒にとっての悲願であるからです。


でまあ、この宗教的熱狂と言うのは中東地域だけに終わりません。
世界中のイスラム教徒に対して、問答無用で拡大する事になります。
・・・無論。ヨーロッパの移民や難民にも拡大するでしょうし。
そんな状況下でヨーロッパ諸国がイスラエルの味方などしてしまったら。
確実にヨーロッパ各地において反対運動が発生する事は避けられません。
中東地域の混乱はヨーロッパにも波及する。と考えるのが妥当で御座います。


うん。これです。
前回の話には、この部分の話が不足しておりましたね。大変に失礼致しました^^;

それで、ですねぇ。
逆に考えますと、この可能性を防ぐためだけに。
従来の安全保障体制。アメリカ陣営を中心とした中東地域の安全保障体制があったわけで。
まあ、あの・・・本当に苦肉の策だったと思いますね。

でも、この苦肉の策もアメリカの疲弊。弱体化によって維持出来なくなっています。
早急に。一刻も早く新しい安全保障体制を中東地域に構築する必要性があります。
ええ。反イスラエル同盟などと言う安全保障体制が確立してしまう前に。
その前の段階で。新しい安全保障体制を確立させ中東地域に平和を取り戻す必要があります。
うん。それが出来なくては、ユダヤ教徒とイスラム教徒による最終戦争が勃発するからです。
そんなわけなので。
何としてでも。最優先で対応する事が求められるわけですが・・・。


ご存知のとおり。今の欧米諸国。ヨーロッパ各国は中東地域の問題とは別の問題。
東欧。ウクライナの問題を理由としたロシアとの対立を実行している最中です。


これについては、失礼ながら断言させて頂きますが・・・自殺行為だと私は思います。
今のヨーロッパの状況を考えれば、形振り構わず中東情勢の安定化。
イスラエルの問題が再燃するのを全力で阻止しなければならないはずなのに。
ウクライナに不用意に介入した挙句。
ロシアと対立する。などと言う無分別極まりない事を実行しておられます。

はっきり言いまして、正気の沙汰とは思えません。
むしろロシアとは中東情勢の安定化のためにも協力を求めるべき相手であるはずです。
その相手に対して無分別に喧嘩を売って、無益な争いを延々と無駄に続けている。
その間にも刻一刻と中東情勢が不安定化し、イスラエルの問題が再燃しようとしているのに。
ヨーロッパの危機が目の前にまで迫ってきていると言うのに。・・・です。


繰り返しになりますが、ヨーロッパの安全保障体制と言うのはガタガタです。
誰もがみんな自国の事しか考えておらず。
ヨーロッパ全体については誰一人として満足に考えている為政者が存在しませんし。
当然ながら中東の混乱がヨーロッパにまで飛び火するなど微塵も考えていないような。
無責任な楽観主義者ばっかりです。
・・・そんなにヨーロッパを火の海としたいのですか?


あの・・・そろそろヨーロッパの方々も真面目に。真剣に考えた方が良いと思います。
一度。宗教的な熱狂が起こってしまえば、それはもう誰にも止められないからです。
そうなってからでは全てが遅いんです。
これを防ぐためにも欧米諸国。特にヨーロッパは中東問題こそ最優先で対応するべきです。
本当に。ロシアと対立している場合じゃないんですよ?
そんな事よりも他に優先しなければならない事がある事を、いい加減に自覚するべきです。

うん・・・まあ、そうですね。
一つの可能性でしかない。と切り捨てられたら、それまでの話なんですけれど。
私がヨーロッパの立場だとすれば、絶対に無視しないんだけれどなぁ。うん。


それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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