政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 今のヨーロッパは世界平和に対する責任を果たしていない。と私には思うんですよねぇ・・・。 忍者ブログ
20 . May
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05 . August
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います^^


まずアメリカがヨーロッパを優先する。と言う点についてですが。
私としてもね。幾分かは仕方ない部分もあるとは思うんです^^;
でも、それと同時に何事も限度があるだろう。とも思われてしまうんです。
と言うのも、ですねぇ。
現在のようにアメリカがあくまでもヨーロッパを優先する場合。
ヨーロッパ以外の国々がアメリカを見限る可能性が出てくる。とも思うんです。
なぜかと言うと、もうアメリカは世界の警察では無いからです。

それで日本がアメリカ以外に頼れる国があるのか。と言う点については。
んー。まあ、確かに難しいとは私も思いますけどね^^;
ですが、そうだとしても。
現在のような態度をアメリカが続けるのであれば、本気で別の可能性を考える必要はあります。
それくらいに私達日本が対ロ制裁に巻き込まれた事実は、重大だと私は考えているからです。


北朝鮮については・・・おっしゃるとおり。非常に危険だと思います。
でも、そもそも危険だと言うのならば。北朝鮮は前々から危険だったのです^^;
なので、北朝鮮が核兵器を資金源の一つとして売買する事については。
これは国際社会全体で封じ込める以外には無いと思います。
北朝鮮。金正恩も自分達の存続を望んでいる以上は、限度を超えた破滅的な事は実行しない。
もし実行するのであれば、その時こそ日米中ロ。四カ国が総力を挙げて北朝鮮を潰す。と、
これを前提に朝鮮半島戦略は進める以外には無いかなぁ。と言うのが私の個人的な意見です。


それで最後にロシアですね。
あの、ロシアの場合は国力云々の話では無くて。ひとえに世界平和に必要なんです。
仮にロシアを除外した上で世界平和を実現するとなったのならば。
それは、もう恐ろしい事になります^^;
それくらいにロシアが世界平和に貢献している点と言うのは大きいんです。
この点については安全保障の観点から私は断言致します。
ロシアの協力が無ければ、第三次世界大戦を回避する事は絶対に不可能です。
だからこそ、ロシアは本物の大国なんです。中国などの偽物とは雲泥の差があります。

・・・うん。こんな感じかな^^;



それで、前回からヨーロッパの話題に入っているわけですけれども。
うん。やっぱりね。
前回にも書きましたように、現在のヨーロッパは危機的です。
EUどころか。NATOすら存続出来るかどうか。不透明な状況にあります。

でまあ、その理由がNATOの中核を担うべき米英同盟。
イギリスが、ここ最近になって次々に失策を重ねている点にある、わけです。
えーと。ある一時期まではね。
イギリスの動きと言うのは、先の先まで見据えた物凄い高度なものでした。
うん。これは間違いないんです。
私自身も、イギリスこそが今後のヨーロッパを引っ張っていくのだろう。と、
そんな風にすら思っていたくらいですからね^^;

ところが、です。
現在のメイ首相になってから、不自然なほどにイギリスで失策が続いています。
このままであればイギリスは恐ろしい事態に突入していく事にもなりますし。
それは必然的な話として米英同盟の不安定化。ひいてはNATO全体の不安定化であり。
ヨーロッパ全体の不安定化にまで及ぶ可能性があるんですけれど・・・。
現在のヨーロッパには、このような危機感を持っている為政者はいないみたいです。


あの・・・これにつきましてはね。
ヨーロッパが難民を受け入れる。と主張した時から同じ事を私は指摘しているんですが。
ヨーロッパ全体の安全保障。ヨーロッパの平和を考えている人間が少な過ぎるんです。
・・・正直に言いましてバラバラである。と私には思われてなりません。
なので、その点についての話を本日の話題にしたいと思います。
それでは参りましょう^^


まず最初に確認ですが、ヨーロッパ全体の安全保障を考えるのならば。
当然の話としてNATOが出てくるかと思います。
これはアメリカを中心としたヨーロッパ諸国全体の安全保障体制であり。
ヨーロッパの平和と未来を守る中核である。と表現する事が出来ます。
そして、そのヨーロッパ諸国の中でも特にアメリカと密接な関係になっているのが。
他ならぬイギリス。あの大英帝国となるわけで御座います^^;


一応。参考までに書いておきますが、私達日本は迷わず軍備増強を実行しています。
アメリカが世界の警察では無くなった以上。その負担を同盟国が担う必要があるからです。
うん。当たり前ですね。
そうしなければ従来の安全保障体制を維持する事など絶対に出来ないからです。
この点につきましては、一切に議論の余地が無いかと思います。
・・・でも、この当たり前の事が今のイギリスでは成立していないんですよねぇ。

既に書きましたように昨今のイギリスは、次々と致命的な失策を続けております。
特に緊縮財政による軍備縮小の動きは正気の沙汰とは思えません。
よっぽど軍事。安全保障のド素人がテキトーに対応している。としか思えない。
その先にあるのが米英同盟。NATO。ヨーロッパ全体の不安定化。
ヨーロッパ全体の安全保障体制が消滅する事に、まったく気が付いていません。

そして、さらに悪い事に。
そんなイギリスをEUから離脱した裏切り者に制裁を加える。として、
ヨーロッパ各国がイギリスを袋叩きにしようとする現状がある。
つまり、イギリスを含めヨーロッパの誰もが危機的な現状を理解していないんです。
・・・これは相当に問題だと思います。


あの、ですねぇ。

本来であれば、ヨーロッパと言うのは全力で対外政策を実行するべき立場なんです。
それは具体的に言えば三つ。
一つ目がロシアとの関係改善。二つ目は中東地域の安全保障体制の確立。
三つ目がアフリカからの難民流入の阻止。
これらをヨーロッパ各国は全力で実行するべきはずなんです。

・・・にもかかわらず、何一つとして実行出来ていないわけです。
そりゃそうです^^;
だって、自分達の安全保障体制ですら満足に確立させていないんですからねぇ。
そりゃあね。ヨーロッパの外にまで目を向けろ。対応しろ。と言うのは。
どう考えても不可能な話で御座います。


それでね。

不可能だ。どうしても出来ない。と言うのならば別に良いんです。
この期に及んで未だにヨーロッパは結束出来ない。一致団結して対応出来ない。と、
そのようにヨーロッパの方々が主張するのならば、私も何も言いません。
ただし。
私達日本やアジア諸国は、このようなヨーロッパ諸国の無責任な現状について。
アメリカ政府。ドナルド・トランプ大統領には考えて頂く事になると思います。

特に私達日本としては極めて正当性のある主張。要求をする事になります。
何しろ私達日本が自国の負担を増やしてまで日米同盟を維持している。
従来どおりアジアの安全保障体制。平和と安定を維持しようとしている。と言うのに。
その日米同盟が対ロ制裁なるものに利用されているわけです。

なぜかアジア地域にヨーロッパの問題が持ち込まれた挙句。
私達日本が必死で守っているはずのアジアの平和が乱されているわけです。
この現状についてアメリカに詳細な説明を求めるのは、当然の話で御座います。
つまるところ。
そこまでしてヨーロッパの平和を守らなければならないのか?・・・です。


いや、もちろんヨーロッパの平和を守る事はよろしいのです^^;
ただし。
それを理由にアジアの平和が犠牲になる。となれば私には納得出来ません。
果たして。そこまでして対ロ制裁を継続する意味と価値とは一体何でしょうか?
どう考えても間違っているし、明らかに別の解決手段があるはずです。

このままだと冗談でも何でもなくて・・・ヨーロッパの問題に巻き込まれる形で。
日米同盟が破綻して、アジア地域の安全保障体制が崩壊する事になってしまいます。
およそ想像しうる最悪の形で、アメリカはアジア地域から追い出される事になります。
これも前回に書きましたが、世界の超大国と言う地位を失うには十分な理由です。

・・・アメリカは、そこまでして対ロ制裁に固執するつもりなんですか?

うーん。まあ、アメリカとしてはヨーロッパにも従来の安全保障体制。
NATOを中心とした安全保障体制を維持したい。と言う思惑があるのはわかります。
これを維持出来なければヨーロッパ全体が混乱した挙句。
その混乱を利用したロシアの影響力が拡大する事を恐れているのだろう。
この可能性を危惧しているがために、対ロ制裁をやめられない。・・・と、
そんなアメリカの事情については、私としても理解出来なくはありません。

ですが。
どれだけ対ロ制裁を実行して、アメリカがNATOを維持しようと努力したところで。
肝心のヨーロッパ諸国には、NATOを維持しようとする気配が無いわけです。
もしNATOを維持するのであればロシア。中東。アフリカには必ず対応するはずです。
この点についてヨーロッパは明らかに努力不足だ。と指摘する以外には無いと思います。
極端な事を言えば。
従来の安全保障体制なんて無くなっても構わない。と言う雰囲気すら感じます。
・・・それが無くなって困るのは自分達だと言うのに、です。

このようなヨーロッパ諸国の姿勢と言うのは。
日米同盟を必死で維持しようと努力を続けている私達日本から見ると。
非常に無責任かつ憤りを覚える状況である。と厳しく糾弾する以外にはありませんし。
そのような方々を守るための対ロ制裁に巻き込まれた挙句。
アジア地域の平和と安定が乱される事については、断じて容認出来ません。
改めて申し上げますが、このような理不尽極まる状況について。
私達日本をはじめ、アジア諸国はアメリカに詳細な説明を求める次第で御座います。


うん。これが妥当な感じだと思いますね。
ちょっと今のヨーロッパと言うのは、世界平和に対して無責任だと思います。
もし世界平和を考えているのならば、先に述べた三つ。
ロシアとの和解。中東の和平。アフリカの安定。
この三つを誰よりも率先して実行するべき立場が、ヨーロッパであるはずです。
ええ。そうですとも。
私達日本が中国や北朝鮮と対峙する事。アジアの平和と安定を守る事。
それと同じ程度の責任がヨーロッパにもあるはずです。


・・・とまあ、こんな感じでどうだったでしょうか。いやはや^^;

それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[4回]

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無題
 こんばんは。「ど」の字です。
 先の自分のコメントへの素早いレス、有り難うございます。
 今回も色々とコメントさせていただきます。

 ★

 自分は安全保障については一知半解なので、どうにもピンと来ないのですが。
>私達日本が対ロ制裁に巻き込まれた事実は、重大だと私は考えているからです。
 この部分が分かりませんので、どうか説明をいただけないでしょうか。
「ロシアが世界平和に貢献している」
「ロシアの協力が無ければ、第三次世界大戦を回避する事は絶対に不可能です」
 というのが、どうにも自分には納得できておりませんので……。
(露西亜は、本当に世界の安定化に貢献する気があるのでしょうか?火事場泥棒を目論んでいるだけのように見えるのですが?)

 正直、自分は
「米国はどんな世界情勢変化があっても離れられない日本に、韓国や露西亜などの問題を過分に押し付けており、日本はその負担を受け入れざるを得ない立場にある(米韓同盟の機能不全は、米国が韓国の我儘を許している事に原因がある)」
 と考えています。
 これを何とかしようとすると、日本はただ一国で安全保障を構築せねばならず、それは不可能に近いと思いますので……。

 ★

>現在のメイ首相になってから、不自然なほどにイギリスで失策が続いています。
 自分はキャメロン首相の時代にはもう致命的失策は続いていたと考えています。
(緊縮財政の問題点は、キャメロン首相の時代には表面化していました)
 いや、そもそもWW2以降のイギリスは戦略的にズタボロです。
(英国製造業に物理的な枷を嵌める狂気の法律…工場の面積規制…はWW2後の制定で、それが原因で製造業への新規設備投資が不可能になり、イギリスは製造業立国を放棄し金融にシフトしていきました)
 メイ首相の失策云々より、長年の失敗が表面化しているような気がしてなりません。

 ★

>日本は迷わず軍備増強を実行しています。
 何か全然そう見えないのですが。
 兵装軍備もさることながら、将兵の待遇の低さは大問題です。(この待遇問題は、海上保安庁・消防庁・警察等治安担当など安全保障に携わる部署全てに言える事ですが)

 本当に安倍政権で大丈夫なのでしょうか?
 その他の経済問題なども含めて、自分は非常に不安に思っています。
 かと言って、現在の日本どころか世界全体を俯瞰しても、安倍首相以上の政治家を見出すことが出来ない現状は、それ以上の不安要素なのですが。

 ★

 自分は、安倍政権の総合点数をつけるなら30点(及第点を60点とする。内訳は安全保障外交50点、経済内政10点)と思っています。
 日本の政治を委ねるにはどうにも不満ですが、現在の世界を見回しても安倍政権以外にまともな点数を付けられる政権は無く、答案に落書き描いて提出し教官を怒らせるような政権ばかりです(トランプ政権だけはまだ評価出来る時間が経っていないので保留)。
 正直、日本一国がどう足掻いても、世界秩序は失われて「戦国時代」が訪れるような気がしてなりません。
「ど」の字さん / 2017/08/05(Sat) / 編集
追記です。
 書き忘れていたことがありましたので、追加いたします。

 ★

 前回(平成29年8月4日)の文に
>欧米諸国中心の世界秩序が終わり、アジア中心の世界秩序が始まります。
 という言葉がありましたが。
 欧米による世界秩序が終わるだろうことは悲しくも当然であり仕方が無いとは考えていますが。
 果たして、アジア中心の世界秩序など構築し得るものなのでしょうか?
 日本は大国となりましたが、それでも日本を軸にアジアから世界秩序を構築するにはまるで力量不足の感があります。
 何処かの国と連合しようにも、米国は今まさに土壇場に追い込まれつつあり(将来的にはアジアどころか太平洋からも撤退しかねません)、インドや共産中国は秩序構築を背負うどころか国際的責任を感じる事すら無い三流国家です。
 日本を軸としての世界秩序を語るには、力量の不足もそうですが権威の欠如も重大な問題です。
(その他の先進国がキリスト教国家ばかりであるため、多神教国家である日本の権威は認められないと思われます。イスラム教を奉ずる中東各国についても同様でしょう。と言いますか、日本の権威を認める国など日本の他にあるのか?というレベルでの欠如です)

 ★

 後は、自分の文についての補填です。
(1)ウクライナ問題で追い詰められている露西亜について
 急所であるウクライナを奪われかけた露西亜は、かつてのハル・ノートを突き付けられた大日本帝国と同様に追い詰められており、これに対する反撃を理由にして国際社会から対露制裁を受ける事は全く理不尽であることは認めます。
 ですが、その損失をアジアを混乱させ日本から奪うことで取り戻そうとする露西亜の態度は、日本からしては全く認められない事なので、果たして日本は露西亜と友好関係が結ぶ事が出来るのか(相手の順法精神の無さから見て割に合うのか)という疑問があります。
 自分は、露西亜の精神性は中国や朝鮮と同様の低質な物であると思っていますので……。

(2)日本の軍備について
 自分は日本の兵装軍備の不足について論じましたが、かと言って現在の規模を超える軍備を整える事は日本国の経済成長力を著しく阻害するとも考えています。
 この問題は本当に難しいものです。
 今の日本が持つ世界有数の軍備でもなお日本を防衛出来ない世界情勢が最大の問題であり、安倍政権は非常に難しいテストが課せられたと言えます。しかしそれでも必要十分な策が打てていない事実はあり、安倍政権評に下駄を履かせるわけにはいかないと思っています
 今の日本に最も必要な物は、いざという時の防衛と治安維持を遂行する事が出来るようにする法律の整備と、治安維持力の拡充であると思っています(対中韓の政策を遂行しようとすると、日本国内でテロが多発する事になるでしょうから)。
 繰り返し書きますが、治安・安全保障に携わる者への待遇改善は重要です。
「ど」の字さん / 2017/08/05(Sat) / 編集
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