政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 しっかりと責任が果たされてきた結果として、今現在の日本があると私は思います。 忍者ブログ
20 . May
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

17 . June
健康さん。コメントありがとう御座います^^


それで、質問に答える前にね。一つ最初に言うべき事が御座います。
と言いますのもね^^;
私はバリバリの右派。保守だったりするわけですけれど。
天皇陛下と御皇室に関しては、口にするのも畏れ多い。と思っている人間であり。
ある意味で、物凄く偏った立場にいる人間が私だったりします^^;
そんなわけで。
もしかしたら健康さんが期待する答えを述べる事は無いかもしれない。・・・と、
その事だけは最初に謝っておきます。ごめんなさいね^^;


でまあ、健康さんの疑問につきましては。
あくまでも私個人の率直な意見と言うか。感想を述べさせて頂きますとね。
今一度。改めて基本的な部分から再確認していく事が必要だろうなぁ。と思うんです。

と言いますのもね^^;
天皇陛下が国家の象徴である事。韓国が異常である事。
この二つの理由だけで本来ならば十分であるだろう。と思いますし。
これ以上のちゃんとした理由を探す事と言うのは難しい。とも私は思うからです^^;
ですが、もし健康さんはこれ以上の理由を求めているのだとしたらね。
残るは歴史的な背景の部分しか無いと思います。

・・・いやまあ、歴史についてはさ。
これは健康さん御自身が納得するまで調べられた方が一番良いだろうなぁ。と、
そのように思うわけなんですけれど。
わざわざ私に質問して頂けましたので、一応ながら私なりの見解を述べますとね^^;


おそらく健康さん自身が質問したいのは最後の部分。
emperorの立場にあるのに、なぜ戦争責任が無いのか。
軍部の暴走と言うが本当に暴走なのか。・・・と言う点が本題だと思います。
これに対する私の個人的な見解。結論としては。
先の大戦は他の誰でもない。当時の日本国民が望んだ事だったから、です。

・・・いやまあ、もちろんね^^;
この私の結論に対しては様々に強い異論。反論がある事だと思います。
でも、私個人としても先の大戦の歴史を勉強して。
勉強して私なりに出した結論が、コレになるわけなんです。
決して思い付きの意見ではありません。それだけは、どうか御理解下さいませ。


それで、です。

なるほど。健康さんがおっしゃるようにね。確かに先の昭和天皇の立場であるのならば。
問答無用で軍部を止める事も、戦争を止める事も出来たかもしれません。
でも、それは同時に昭和天皇の意思だけで全てを右にも左にも動かす事であり。
これ以上ないくらいの独裁的な支配体制が確立されてしまう。と言う事でもある。
昭和天皇は、それを物凄く怖れていたんです。

それを証明する歴史的な事実の一つとしては「張作霖爆殺事件」と言うのがあります。
うん・・・改めて見ると何と言う名前の事件だ。と私もビックリしますけどね^^;
この事件の際。
当時の昭和天皇は政府。当時の田中義一首相から報告を受けていたんです。
その第一報にて。

「今回の事件は軍部の関与が考えられます」

とまあ、このように当時の総理大臣だった田中義一首相から報告を受けまして、
昭和天皇は厳格な調査を命じています。昭和天皇は軍部の関与を強く疑っていたんです。
ところが次の報告で報告内容が一変するんです。

「調査した結果。軍部の関与は認められませんでした」

この報告を聞いた昭和天皇は大激怒します。
実は、この時の昭和天皇は田中義一首相以外からの報告も受けており。
どう考えても軍部が関与した事は間違いない。と言う報告を受けていたんです。
田中義一首相は元々が軍人だったため、何とか関与していない事にして欲しい。と、
軍部に泣きつかれて嘘の報告をしてしまったわけですね。

でも、これが完全にバレてしまったわけです^^;
昭和天皇は本気で怒り、田中義一首相を厳しく叱責してしまうんです。
今現在もそうですが、この当時もまた例外では無く天皇陛下の権威は絶対的です。
嘘の報告をした時点で批判されて当然。叱責されて当然。
弁護の余地が無いくらいに悪いのは田中義一首相その人になるんですけど。
叱責された事で自分の不徳を深く恥じて、当時の内閣が総辞職してしまうんです。


うん。これです。
この事件が、この後もずーっと昭和天皇を苦しめる事になってしまったんです。
ちなみに田中義一内閣は1927年で、普通選挙は1925年ですので。
今ほどではないにしても、民意によって構成された内閣だ。と表現出来ます。
であればこそね。
自分の意思一つ。自分の感情一つだけで総理大臣を辞職させてしまった。
日本国民の民意によって構成された内閣を潰してしまった。
この出来事で昭和天皇は自分の意見を言わない事。国民の決定に従う事。
すなわち内閣の決定に従う事を自分自身に強く戒めてしまったんです。


健康さんはemperorであれば軍部の暴走を止められたんじゃないか。と、
そのように疑問を持たれているようですけれど。
当時の昭和天皇は絶大過ぎる自分の権力を自分自身で制限していたんです。
日本国民の民意によって日本国家の未来が築かれる事を誰よりも望んでいたから、です。
これをまんまと利用したのが軍部であり、それを煽ったのがメディアであり。
それでお祭り騒ぎのバカ騒ぎのまま戦争に突入したのが、当時の日本国民なんです。



そして、終戦後。
全てが終わった後に昭和天皇はGHQの総司令官マッカーサーと会見した。
これは有名な話なので健康さんも御存知かもしれませんね^^;
その会見にて昭和天皇は次のように述べられたのです。

「今や私の国民は着るものなく、住む家も無く、食べるものも無い状態です。
このような国民を救う事が出来るのは閣下以外にはおられません。
もしも閣下が私の国民を助けて下さるのならば、私はどのような目にあっても構いません」

昭和天皇は死刑すらも受け入れる覚悟でマッカーサーに直談判したんです。
これを聞いたマッカーサーは驚愕しました。
どうせ命乞いにでも来たんだろう。と考えてソファーにふんぞり返り。
昭和天皇を直立不動で立たせたままの会見だったんですけれど。
この発言を聞いた瞬間に大慌てで立ち上がり、昭和天皇をソファーに座らせて。
秘書官にコーヒーを持ってくるように伝えて、改めて会見が再開されたんです。
その結果としてマッカーサーは日本国民を助ける事を約束した。
昭和天皇が変える際には、わざわざマッカーサーが車まで見送る事までして、です。



・・・ちょっとした裏話として。
実はマッカーサーと言うのは、アメリカ議会からとんでもない命令を受けていました。
それは日本国民に敗戦を印象付けるために。一千万を餓死させろ。と、
まさにムチャクチャな命令が出ていたんです。・・・本当に私もビックリしました^^;
それでまあ、悪い事は重なるものでね。
この時の日本は記録的な大凶作で食料が圧倒的に不足した状態だったのであり。
アメリカ議会の思惑によって本当に大量の餓死者が出るところだったんです。
ですが、この時の会見を受けたマッカーサーは逆に一千万人分多くの食料を要請し。
ありあまるほどの食料で日本国民を救う事になったんです。

後にマッカーサーは朝鮮戦争での責任を問われて更迭されるんですけれど。
本当は、この時の命令を無視するどころか。完全に正反対の事をした点を糾弾されて。
それで更迭された。との噂があったりします^^;

ともかく。
昭和天皇と言うのは絶大過ぎる権力を自ら厳しく律していたがために。
自分が肯定していない事。否定していた事まで責任を取るハメになったんです。
最終的な決断は自分がした。全ての責任は自分にあるとして、です。
そして、そのために自分の命まで投げ出そうとしていた。
その覚悟が、結果として敗戦後の更なる悲劇を見事に食い止めたのです。



でまあ、私はさ。
学も才も何にも無い一般人の貧乏人で、単なるチンピラ風情です^^;
今しがた列挙した話についても不正確な部分が多々ある事でしょう。
しかしながら、日本国家。日本国民のためを思えばこそ。
当時の昭和天皇が何も出来なかった。何も出来ない事を自分自身に求めた事は。
これは間違いない事実だろうなぁ。と私は思いますし。
昭和天皇に戦争責任が無いどころか。自分一人で全ての責任を背負う覚悟でいた事。
実際に昭和天皇は出来る限りの責任を果たしていた事も、事実だろうと私は思います。

だから・・・責任を果たしていない。などと言う主張についてはね。
それは何も知らない第三者の意見ではないかなぁ。と私は思うんです。
昭和天皇はもちろん。上皇陛下も、今の天皇陛下もまた全ての責任を背負っている。
背負った上で、その大きな責任を粛々と果されている。
その恩恵は日本国民は無論の事。ある意味で世界中が受けているとしても過言じゃない。

確固たる過去があってこそ今の現在が存在するんです。
現在の日本が現在の日本国民だけで成立している。などと言う論理は傲慢極まるもの。
あまりにも視野と思考が狭すぎると思います。
しっかりと責任は果たされている。果たされた結果として今の日本があるんです。



さらに言いましょう。
敗戦後のズタボロの状態から日本は立ち上がった。
日本国民の誰もが必死に働き、努力し、今現在の経済大国を作り上げた。
そんな私達日本は過保護なほどに。これ以上ないくらいに他国を支援をした。
特に中国や韓国に至っては異常なほどの支援を続けてきた。
これは決して当たり前の事などではありません。

戦争の後に支援を受ける。と言う事はどこにでもある話かもしれませんが。
それでも私達日本ほど支援した国家は、世界中のどこにも存在しない。
そして、その支援の背景。根柢には天皇陛下の存在があった事は疑いようがありません。

つまり、中国も韓国も天皇陛下の恩恵を受けている。と言う事であり。
そこまでの事をされていながらも、なおも謝罪を要求するなど言語道断。
それも嘘八百で屁理屈同然。デタラメ同然の主張での謝罪要求となれば論外。
厚顔無恥にもほどがあるだろうなぁ。と思います。

これを侮辱行為と言わないのだとしたら。
日本語の中から侮辱と言う言葉が消滅するんじゃないか?・・・とも私は思います。



とまあ、こんな感じでどうだったでしょうか?^^;

最初に書いたように私は偏った立場の人間ですので公正な意見。
客観的な意見と言うわけではないかもしれませんけれど。
過去に起こった出来事。その事実。真実から考えた上でね。
韓国側の主張。ムンヒサン議長の主張は極めて侮辱的であり。
私達日本人としては、到底受け入れる事が出来ない主張であるだろうなぁ。と、
そのように私は考えている次第で御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[10回]

PR
無題
こんにちは。
コメント返し毎回ありがとうございます。
私はきっと天皇という位が一体なんなのかを
正確に捉えていないのだと思います。
自分だけ分かっていないんじゃないだろうかとも
思っていました。
しかし、記事を読んだことによって
簡単に捉えられるものではないことが分かって
少しスッキリしました。
健康さん / 2019/06/18(Tue) / 編集
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]