政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 グローバルスタンダードを打ち倒すのは日本の美徳であり、武士道です。 忍者ブログ
24 . July
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25 . May
月影さん。不知火さん。コメントありがとう御座います^^

月影さん。
そうでしたか。論争は控えた方が良かったのでしたか。
だとしたら、さぞや私の文面には不愉快に感じられる事が多々ありましたでしょう。
私も気が付かなくて、大変申し訳ありませんでした。

しかし、なるほど。そうだったのでしたか^^
月影さんは、あくまでも中国から朝鮮半島を判断する立場でしたか。
うん。ようやく私も月影さんの考えが理解出来た・・・のかもしれません^^;

それで、月影さんは中国の権力闘争。勢力間の均衡状態が維持されるがゆえに。
朝鮮半島の変化は起きない。当然ながら朝鮮半島の統一などありえない。との立場ですが。
あくまでも私個人の立場と致しましては。
中国の状況がどんなものであったとしても、朝鮮半島の変化は不可避だ。との立場なんです。
と言うのも、全ての原因は韓国が崩壊する事にある。と考えているからです。


私としては、もう韓国は色々な意味で完全完璧に限界の状況にある。との立場です。
韓国経済が破綻する事もそうですけれど、それ以上に韓国国民が限界です。
これから無制限に悪化していく状況に韓国国民は耐えられない。と私は思うんです。
だから、必ず極端な思想が韓国国内で台頭するはずです。
以前に書いた事ですが、共産主義に民族主義が組み込まれた凄まじく歪な思想が蔓延して。
韓国の全てがひっくり返ってしまうはずです。


えーと。論争をする気はない。とおっしゃられたので、私としても質問し難いんですが。
月影さんは、このように狂気の如く錯乱するだろう韓国国民を止められると思いますか?

私には・・・どうしても無理だろうなぁ。と思えてしまうんですよねぇ。
中国だろうと止められないだろうし。
当然ながら日本もロシアも止められず。アメリカだって止める事は出来ないと思います。
だから、韓国国民の錯乱した民意による朝鮮半島の統一は、ありえるのではないか。と、
そのように思えてしまうので御座います。

・・・今しがた気が付きましたけど、明智小五郎じゃなくて毛利小五郎でしたか。
完全に見間違えておりました。失礼致しました^^;



不知火さん。
んー。新渡戸稲造の武士道かぁ。実は私も一冊持っているんですけど。
まだ全部を読んでいないんですよねぇ。ナハハハ^^;
うん。私も改めて読み直してみようと思います^^

それでね。
あの、何かガッカリしているのかもしれませんけど。そんな事は無いんですからね?^^;
こんな事を私が言っても大した意味も価値も無いかもしれませんけど。
貴方は相当に優秀な人である。と私は率直に思っております。
少なくとも、私よりも遥かに優秀です^^
私の場合は無駄に長く。惰性的に続けている。と言うだけの話ですからねぇ^^;

でまあ、民主党政権の話なんですが、これは別に意地悪で話をしないのではなくて^^;
私なんぞの口から聞くよりも、不知火さん自身で調べた方が良いだろう。と思ったからです。
偏った私の意見を中途半端に聞いてしまうよりも、そっちの方が絶対に良いはずですし。
それは後々に必ず不知火さんにとってのプラスになるはずです^^
天網恢恢疎にして漏らさず。
うん。まさしく現代のインターネットそのものを表現していると思いますね^^

いやまあ、これも単なる私自身の体験談なんです^^;
民主党政権になる直前くらいに。これまた直感的だったりするんですが・・・。
日本の歴史を学んでいたんです。それも戦前。戦中。戦後に関する歴史です。
その歴史の知識が・・・まあ、色々と役に立つ事があったわけです^^;



それで、です。
本日は、少しばかりグローバルスタンダードについての話をしたいと思います。
と言うのも、不知火さんが指摘して、懸念している問題の原因。
それがグローバルスタンダードである。と私は考えているからです。
まっ。最近は幾分か変わりつつありますが数年前までの日本。と言うか世界全体の風潮として。
グローバルスタンダードこそが万能の方法である。と言わんばかりの状況だったんです^^;
その結果が今日の問題を生み出してしまった。と言う事で間違いないだろうと思います。


それでまあ、最初に断言しておきますとね。
このグローバルスタンダードは決して万能の方法ではありません。
グローバリズムには明確な欠点があります。それこそナショナリズムと同じくらいには。

このブログでも以前に何度も・・・しつこいくらいに話題にした話なんですけどね^^;
これら二つは右翼と左翼の関係に置き換える事が可能です。
ナショナリズムが右翼であり、グローバリズムが左翼なわけですね^^
この右翼と左翼は対立関係にあるものですが、どちらかが正しい。と言う事ではありません。
どちらも共に一長一短。
それゆえに両者は対立関係であると同時に。相互に補完しあう関係でもあるんです。


まあ、ここで私が何を言いたいのか?と言いますとね^^;
昨今のグローバルスタンダードと言うのは、万能の方法として扱われてしまった時点で。
不足部分を補完するべきナショナリズムを徹底的に排除してしまった。と言う事です。
対立関係であっても補完関係にあるはずの右翼と左翼。
その片方が完全に否定され排除された場合。
当然ながら、その思想は非常に極端かつ恐ろしく歪なものになります。
よって、昨今のグローバルスタンダードとは。
本来のグローバリズムの論理。本質とは明らかに異なるものであり。
最初から破綻する事が半ば確定した論理だった。と私は個人的に解釈しております。

さて。そうだとすれば・・・。
そんな極端に偏り過ぎたグローバルスタンダードの正体とは何でしょう?

一応の理念としては、世界全体を区別なく経済活動を行う事によって。
世界全体を発展させて、全ての人々を豊かにしていきましょう。と言う事になります。
無論。これは建前です。
もしこれが真実であるのならば、不知火さんが悩む事も無かったでしょう^^;
現実的には、不知火さんが指摘し懸念した事がそのまま実行されるのが実情です。

つまりは、国家間を飛び越える多国籍の大企業が経済活動の大部分を支配し。
世界中の人々が一部の高度な人材と大多数の安価な労働力に区別されて。
その上で恐ろしく容赦の無い利益追求が行われている。・・・わけで御座います。



さて。ここで一つ気が付きませんでしょうか?
極端に偏り過ぎたグローバルスタンダード。
それは、かつての帝国主義による植民地政策そのものである。・・・・わけです。

人間を人間として扱わない。単なる便利な道具として扱う。
その上で弱者から徹底的な搾取を実行する。
これらを実行する大義名分。綺麗なお題目が、つまりはグローバルスタンダードだった。
・・・と言うだけの話です。
いやぁ~。私は経済が苦手なので、理解するまでに時間がかかりましたけれどね^^;

移民や難民を安価な労働力として扱う。
他国の高度な人材は多額の報酬で引き抜く。
国家が破綻したとしても、それは個人や企業とは関係ない。

・・・こんな事を続けていたら、世界の全てが破滅するに決まっております^^;
ええ。誰であろうと少し考えればわかる事のはずですが、
そんなムチャクチャな事が行われていたのが、一昔前までの現実だったわけです。
それで、これらを是正して人間が人間として扱われる世界を取り戻すために。
その動きの一つとして、現在の世界はナショナリズムが台頭しつつあるわけです。


私も右派。保守派だからと言って左派。リベラルを敵視しているわけじゃありません。
だから、グローバリズムを完全に否定するつもりはありません。
でも、だからと言って、ナショナリズムが完全に否定される。となれば見逃せません。
そんなの絶対に間違っていますもん^^;

右にも左にも偏り過ぎない形で物事を進めていく事こそが望ましいのです^^



・・・うーん。まあ、もっと簡単に言ってしまいますとね^^;

移民や難民を安価な労働力として扱う。と言う根性が私は気に入らないのです。
外国人だから。日本人よりも立場が弱いから。
だから、日本人よりも劣る労働条件。労働環境でも文句は言えないだろう。
みたいな。
そんな下劣な発想を平気で主張するような。そんな根性の腐った連中が私は許せない。

生まれ育った場所を離れ、見知らぬ場所で見知らぬ人々と生活する。と言うのは。
それだけで物凄く大変な事であるはずです。
その事実に目を向ければ、日本人以外の労働者を日本で活用する事は。
日本人の労働者よりもコストがかかる。と言う結論に至って然るべきなのです。

この事実に目を向けようとしないのは、人間を道具として扱っている証拠です。
これがわからない企業家。投資家。財界人などは自らが二流。三流である。と、
大声で宣言しているようなものであり、侮蔑されて当然である。と私は思います。


また、高度な人材についても、他国から引き抜いてくるのではなくて。
自国民を手厚く教育して、高度な人材に育てる事こそが道理であるはずです。
・・・安易に他の誰かに頼ろうとする事も、私は気に入らないのです。
自分達の事は自分達で何とかするのが、当たり前で御座います。

それに何よりも。
他国から高度な人材を多額の報酬で引き抜いてくる。と言う事は、
とっくの昔に世界の超大国。アメリカ合衆国が実行している事です^^;
それと同じ事を後から実行したところで、アメリカに勝てるわけが無いんです。
どう考えても最初から負ける勝負をしようとしている。と考える以外にはありません。


皆々様。どうか今一度思い出して下さいませ。
日本が経済大国になったのは、他国から安価な労働力を確保出来たからでしょうか?
他国から人材を引き抜いてきたからでしょうか?
もしもそうだとしたら、私達日本は今の韓国と同様に手詰まりとなっていたはずです。
決して世界の経済大国になる事など出来ませんでした。

うん。この点について私は明確に断言します。
日本国家は、日本国民の努力によって経済大国になったのです。
この事実を忘れてしまうなど、あまりにも愚かで悲しい事だと私は思います。

どれほどの苦難に直面しようとも、人間の努力によって乗り越える事が出来るのだ。と。
その事実は既に先人達が。過去の日本人達が証明してくれています。
ならば、今を生きる日本人である私達もまた、それを信じて努力を続け。
未来を生きる日本人達の模範となる事を目指すべきなのではないでしょうか?

そして、これは日本のみならず。全世界でも共有する事が出来る論理であり。
一つの理想なのではないか。と私は考えているわけで御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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無題
なんだか、意思の疎通がうまくいってない様でしたので。
意思の疎通がうまくいかない原因は発信者(私)に有るので気にしないで下さい。
投稿を簡素に努めたのが原因だと思います。
申し訳有りませんでした。

>中国の状況がどんなものであったとしても、朝鮮半島の変化は不可避だ。
>全ての原因は韓国が崩壊する事にある。
なるほど、私はあくまで韓国の崩壊は無いと言う【前提】での結論でしたから。(文面には書いていませんでしたが)

仰る通り、このままだと、韓国(ムン大統領)は現体制を崩壊させ、
【共産主義に民族主義が組み込まれた凄まじく歪な思想】の体制に移行する可能性が非常に高いです。

ただ、共産主義国になったとしても、直ぐには半島統一とはいかないでしょう。

問題は【国として維持出来るかどうか】ですね。
維持出来なければ、北朝鮮に呑み込まれる可能性が出てきます。
維持出来れば、北朝鮮に呑込まれる事は無いと思います。
ムン大統領は【韓国主導による統一】を望んでいますから。

あ、一応念の為。
さらさらさんは、ムン大統領主導による【共産主義に民族主義が組み込まれた凄まじく歪な思想】への体制の移行では無く、
民衆の先走った【共産主義に民族主義が組み込まれた凄まじく歪な思想】による韓国の混乱が起きて、国として維持出来なくなる、
つまり【無政府状態】に成ると言う事でしょうか。
【軍による鎮圧】が無ければ、有り得ると思います。
民衆が狂気に走っているのなら、統治者が非情な判断を下さないとは思えないのです。(ムンならやりそうです)
「韓国国民の錯乱した民意による朝鮮半島の統一」これは北朝鮮主導の統一を受け容れると言う意味ですよね。
上記の状態【無政府状態】でなら、有り得る可能性の一つだと思います。

月影
月影さん / 2017/05/26(Fri) / 編集
無題
お返事有難うございます。
何と申しますか、叱咤激励して頂いたようで恐縮です。別にがっかりなどはしていません。
私はどこにでもいる若者の一人、頭でっかちの半人前に過ぎませんが、これからの時代は日本の為に私たちの世代が踏ん張らないと、と生意気にも考えております。
民主党政権時代のあれこれについては、自分で改めて調べてみることにします。

グローバリゼーション、即ち国際化は、科学技術の進歩により不可避の一大潮流であり、今もその流れは基本的に変わっていませんね。
日本では幕末から現代までずっと受け入れてきた変化です。色々と外交的戦略的失敗はあったとしても、それは後世の人間だから言える事でありますし。ご先祖様たちは知恵を絞って取捨選択しながら割と上手に順応してきたと思います。

昨今グローバル化への認識が変わってきたのは、特に先進国の一般国民において顕著な傾向です。
グローバリズム、多文化主義というものの正体は…さらさらさんが仰る通り、形を変えた植民地政策、多国籍企業による経済支配です。
一部の富裕層、特権階級による富の独占と超格差社会、他文化への寛容という名目の下に圧迫される自国文化、他民族を受け入れた事による社会の不安定化とテロの恐怖、などなど。
こんな状況にはもうウンザリだ!という国民の本音と反発が、アメリカのトランプ現象やイギリスのEU離脱に現れたのだと思います。

日本にも移民政策に積極的な政治家が多い以上、他人事では済まされないのですが。
私は移民政策に否定的な立場ですので。さらさらさんが仰るように、単純労働も自国の国民がやるべきですし、高度人材育成の為に国民の教育に予算を多く割くべきだと思います。
日本の場合は他にも機械化、オートメーション化、AI(人工知能)の活用などが最近特に注目されていますね。
グローバル化と多極化で混沌とした国際情勢に対応出来るかどうか、日本は明治維新と敗戦以来の極めて重要な歴史的転換期を迎えようとしているのかもしれません。
不知火さん / 2017/05/26(Fri) / 編集
無題
※ただの個人的かつ妄想的な一意見としてご笑覧頂ければ幸いです。

グローバリゼーション、グローバル化という現象は、人間の種族的限界もしくは認識的限界を無視して急速に進み過ぎたのではないか、と思えてなりません。
現実的な国民国家という枠組みによる安全保障と、多国籍化した経済活動による国境の自由化との間に横たわる矛盾も大きな問題です。
しかしここでは、人間の認識上のグローバル化に対する反発について考えたいと思います。

一部のグローバリストが地球市民を自称したとしても、ほとんどの(普通の)人間の意識はそこまで広大にも寛容にもなり得ないと思うのです。
個々の人間が認識し許容し適応できる物理的範囲は、地球規模よりはるかに小さな限定的領域にとどまります。その上、人間という生物は環境への適応に長けるという性質を持つため、帰属する民族・宗教・文化・社会・血族・言語・歴史・土地などに依存する傾向があります。

グローバリゼーションが進んだ現実世界と、個々人が大切にしたいと願う認識世界との間に必然的に生じる乖離こそ、諸々の問題の発生源という気がいたします。
とりわけ宗教意識や民族意識の強い、つまり認識世界に依存している人間にとって、グローバル化は外部からの深刻な攻撃、精神的侵略だと捉えられてしまうのです。

日本では幕末期の尊王攘夷運動が典型例です。この時は薩長が皇室の存在を利用した方向転換に成功し、流血を伴いながらも亡国は免れました。天皇陛下と皇室の持つ歴史的宗教的権威の重要性は、この一例だけでもよく分かります。皇室制度が続く限り、どれほどの変容を経ようとも日本という国の一貫性は担保される訳ですから。

現代のイスラム原理主義過激派によるジハード・テロも、彼らの宗教的危機感から理解出来ます。手段の方は断じて正当化されませんが。
イスラム教はその教義からして宗教改革を拒んでいますから、行き着く先は全世界のイスラム化もしくは宗教戦争(宗派同士の対立と異教との紛争)しかありません。
宗教過激派がテロリズムに利用されやすいのは、宗教というものが認識世界に依存する人間を選別し、洗脳し、攻撃手段として利用するノウハウに昔から精通している為ですね。

グローバル化が引き起こしたこの種の人間の葛藤に、どう対処していくべきでしょうか。
一つ目に、限定的領域への回帰。
さらさらさんも仰った通り、ナショナリズムや保護主義の復興、教育や福祉の重視です。歴史は繰り返すと言いますが、ヒトは行きつ戻りつしながら少しずつ先に進むものなのでしょう。
二つ目に、技術革新による認識領域の拡大。
人間という種に限界があるならば、より進化して拡張した現実に適応すれば良いというわけです。
これは脳と情報端末の一体化や、バイオテクノロジー(生物工学)、遺伝子工学や再生医療の発展、宇宙開発等により、遠い未来には実現すると思います。
SFチックな話になりますが、自動翻訳による言語境界の自由化、脳内チップによる高度情報化社会、AIの活用により人間だけが出来る職業の減少、人工子宮による性差の縮小、遺伝子デザインによる人種意識の希薄化、などですね。
不知火さん / 2017/05/27(Sat) / 編集
無題
不知火さんへ

明治維新に置ける尊王攘夷運動に付いてですが、
「薩長が皇室の存在を利用した方向転換に成功」と有りますが、
薩長の主張した尊王攘夷は成してません。
明治維新後の政府は、政府の政策を上奏して天皇の宣下を貰うと言う手続きは有りますが、
天皇を神輿に担いでいるだけで、江戸幕府となんら変わりは有りません。
また、開国政策は江戸幕府の方針そのままです。

明治維新の意義は【戦争に依る国内の疲弊を回避した】事と【身分制度の廃止による実力主義】です。
若干の戦争は起こりましたが、国が疲弊するには至りませんでした。
低い身分で高い能力の人々は身分制度が有る限り能力を発揮出来ません。
この弊害が有ると欧米諸国に太刀打ち出来なかったと思います。

この二点を危惧重視した方々が明治維新をうまく誘導したのだと思います。
誰々が、どのようにして、の謎は私には分かりません。
偶々、要所要所で偶然が重なった結果かも知れませんが…
某小説では、某氏が信じ難い手段で誘導したと成っていますが…

本筋に関係の無いチャチャを入れて申し訳有りませんでした。 月影
月影さん / 2017/05/27(Sat) / 編集
無題
月影さんへ

短くまとめたためにおかしな内容の文章になっていました、すみません。
仰る通り、尊王攘夷運動の主役だった薩長は下関戦争や薩英戦争の敗北などを経て開国派に変わって行きました。攘夷という主張は達成出来ていません。
鎖国政策からの方向転換は幕府の方が先ですから、どちらにせよ開国の流れは変わらなかったでしょう。
人材登用の自由化や国力兵力の温存は確かに明治維新の成果です。大政奉還や無血開城など、幕府側の抵抗が最低限に留まった事も大きかったですね。
幕藩体制が制度疲労と組織的腐敗を克服出来ず、開国という激変に耐えるだけの権力を保持し続けることが出来なかった、とも言えるでしょうか。

幕末期から明治維新までの日本の政治運動は非常に興味深いもので、幕末好きが多いのも納得の圧倒的濃度です。
個人的には強制的なグローバル化に対する反発(攘夷)と受容(開国)という点で注目しています。
薩長がイギリスの、幕府側がフランスの、軍事的支援を受けていたという側面もありましたから。薩長は外国の技術力と天皇の権威を利用した政治・軍事クーデターに成功したのだとも言えますね。

天皇陛下の権威…錦の御旗というものの持つ有用性と危険性は、幕末期から明治維新までの政治に明確化して見える、というのは少し言い過ぎかもしれませんが。
開国による経済的混乱、疫病の流行、小規模とはいえ士族による内乱など、数々の国難を耐え切り、何とか近代国家への道筋をつけられたのは日本にとって非常に大きな成果だったでしょう。
もちろん当時の人々の努力の賜物ですが、皇室の存在も新政府の正当化や国家観の形成に大きく影響した点は否定出来ないと思います。
不知火さん / 2017/05/27(Sat) / 編集
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